「プログラミング」という言葉を聞くと、数式がたくさん並んでいる光景が思い浮かび、「なんだか難しそう。」とか、「数学が得意な人でないとできないのでは?」と思ったりしませんか?
「興味はあるけど、数学が苦手なので自分にはできない。」と思っている人もいると思います。
この記事では、プログラミングと数学の関係や、プログラミングに必要な能力などについて解説します。
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数学はプログラミングに必要か?

プログラミングは、理系の人や数学が得意な人がやるものというイメージがありますが、実際は一部の分野を除けば、プログラミングに数学の知識は必要ありません。
WEBアプリケーションや企業のホームページ、ECサイトなど、一般的なプログラミングでは、足し算・引き算・掛け算・割り算ができるくらいの知識があれば対応できます。
そのため、文系の人でもプログラミングをすることは可能です。
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数学の知識が求められる分野
もちろん、数学の知識が求められる分野もあります。
高度な計算や膨大な量のデータを処理をするプログラミングなどは、数学が必要になります。
人工知能(AI)
人間は普段、物を認識する、言葉を理解する、先のことを推測する、状況を判断するなど、頭を使ってさまざまなことを行なっています。
人工知能(AI)とは、このように人間がやっていることをコンピューターに行わせる技術のことです。
自動で動く車や掃除機、ロボット開発、顔認証などの画像認識などにも人工知能が使われています。
このような高度な技術が求められるプログラミングには、微分積分、線形代数、確率統計などの数学の知識が必要です。
統計処理
企業にとって、顧客のニーズや世の中の傾向を捉えるマーケティングは必要不可欠です。
近年では、ビッグデータが活用されるようになってきたため、処理するデータの量は膨大になり、種類も多く複雑になっています。
このように大量で複雑なデータを処理するプログラミングには、確率分布や標準偏差など、統計学の知識が必要になってきます。
ゲームプログラミング
最近のゲームは、一見、実写と見間違えるようなきれいな映像のものが増え、動きもますますリアルになっています。
このリアルな動きを出すために、数学の知識が必要になります。
3Dのゲームプログラミングには、線形代数学の知識が求められるので、ゲームの開発をやりたい人は、三角関数やベクトル、行列など、基本的なことは学んでおいた方が良いでしょう。
プログラミングに必要な数学以外の能力

プログラミングには、数学以外にも必要な能力があります。
クライアントの要望に合ったプログラムを完成させるためには、下記のような能力が求められます。
論理的思考
プログラミングには、論理的思考がとても重要です。
いかに効率よく、最短で結果が出せるプログラムを作れるかを考える必要があるからです。
プログラミングの目的に合った手順、バグなどの不具合の予想と対応策、少ない作業で最速で処理できる方法などを考えるには、物事を順序立てて考える力と、その理由や根拠を説明できる力が求められます。
コミュニケーション能力
プログラミングの仕事は、プロジェクトチームを組んで行うことも多いため、コミュニケーションはとても大切です。
作業自体は一人でやることが多いかもしれませんが、他のチームメンバーの進捗状況の把握や変更事項の確認など、一緒に仕事をする上で情報共有は必須です。
また、クライアントとの打ち合わせなどで、直接お客様と接する機会もあるので、コミュニケーションがスムーズに取れるということは非常に役に立ちます。
英語力
プログラミングのコードは英語で書きます。
「function」「from」「import」「script」「if」など、英単語は頻繁に使用します。
そのため、基本的な英単語は知っていた方が、コードを理解しやすいでしょう。
長文を読んだり、ネイティブスピーカーのような会話力は必要ありませんが、中学校で学んだ基本的なレベルの英語力はあった方が、プログラミングを覚えやすいです。
まとめ
プログラミングには数学が必須と思っていた方も、必要ない分野もあることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
そして、数学以外に、論理的思考やコミュニケーション能力、英語力などもとても重要です。
数学が苦手でも、文系出身者でも、プログラミングはできます。
あなたがプログラミングを学ぶ一歩を踏み出せることを応援しております。