「この働き方を続けていて大丈夫なのかな」
「自分のペースを大切しながら働けないかな」
このような不安から、WEB系フリーランスという働き方に興味を持つ人が増えてきました。
近年のリモートワークの拡大により、パソコン1台で働ける選択肢が定着し、自分の力で収入をつくる生き方が注目されています。
とはいえ、WEB系フリーランスといっても具体的な職種や必要なスキル、実際どれくらい稼げるのかなど、気になる点は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、WEB系フリーランスの基本から、向いている人の特徴、案件獲得の方法まで、未経験の人にもわかりやすく解説します。
- WEB系フリーランスって何をする人?
- WEB系フリーランスの単価と年収
- WEB系フリーランスの仕事6選
- WEB系フリーランスに向いている人の4つの特徴
- WEB系フリーランスで案件を獲得する5つの方法
- WEB系フリーランスとして活躍している事例
実際にWEB系フリーランスとして働く私の体験談も交えて紹介するので、これから挑戦したい人はぜひ参考にしてみてください。
WEB系フリーランスって何をする人?
WEB系フリーランスとは、WEB業界の仕事を請け負って活躍する自由業・フリーランサーのことです。
企業や個人からインターネット経由で業務を受注し、自分のスキルを活かして成果物を納品します。
近年、企業のオンライン化が急速に進み、WEBサイトやSNS、動画、デジタル広告など、WEBに関わるコンテンツは年々増加しています。
商品紹介、集客、ブランディングなど、あらゆるビジネスがWEBを中心に行われるようになったことで、専門スキルを持つ人材の需要は一気に高まりました。
その結果、「必要なときに必要な業務だけ外部に依頼したい」といった企業が増え、WEB系フリーランスに仕事を依頼するケースが以前よりも拡大しています。
WEB系フリーランスとして働くメリットは以下になります。
- パソコン1台で仕事ができる
- 会社に属さないため、働く時間や場所の制約が少ない
- 体調不良や急用のときも自由に休める
- 仕事を選べるため、できないことは断れる
- 上下関係や人間関係でのストレスが軽減される
私自身もWEB系フリーランスとして活動していますが、主に自宅で作業しながら、得意分野に集中して仕事をしています。
苦手なことに時間を割かず、得意なことでスキルを磨いて報酬アップにつなげているため、仕事をしていて「楽しい」と感じることが多いです。
WEB系フリーランスは非常に自由度が高く、働き方を変えたい人を中心に幅広い層から支持を得ています。
WEB系フリーランスの単価と年収
WEB系フリーランスの単価や年収は、担当する業務内容やスキルレベル、実績によって大きく変わります。
WEBデザイナーを例にあげると、経験年数が1年未満では年収は250万円~350万円ですが、10年を経過すると600万円以上と高収入です。
エンジニアにおいても、経験年数が5年を超えると月額平均単価は67万になるというデータがあります。
サラリーマン全体の平均月収(推計)は、38.1万円なので、WEB系フリーランスは会社員よりも高収入を狙いやすい働き方であることがわかります。
また、フリーランス全体と会社員の平均年収の割合も比較してみました。
| 平均年収 | フリーランス | 会社員 |
|---|---|---|
| 400万円未満 | 45.4% | 50.7% |
| 400万円~600万円未満 | 19.9% | 26.2% |
| 600万円~800万円未満 | 11.6% | 12.0% |
| 800万円~1,000万円未満 | 10.0% | 5.5% |
| 1,000万円以上 | 11.8% | 5.5% |
| 平均年収 | フリーランス | 会社員 |
|---|---|---|
| 400万円未満 | 45.4% | 50.7% |
| 400万円~600万円未満 | 19.9% | 26.2% |
| 600万円~800万円未満 | 11.6% | 12.0% |
| 800万円~1,000万円未満 | 10.0% | 5.5% |
| 1,000万円以上 | 11.8% | 5.5% |
全体的に、どの年収帯においても会社員よりもフリーランスの方が高年収が実現していることがわかります。
もちろん、フリーランスは安定した固定収入が保証されているわけではなく、案件数や単価の変動、契約期間などによって収入が左右されます。
上位を狙うためには、高スキルかつ高単価案件の獲得が必要で、経験を積み重ね続ける姿勢が必要不可欠です。
フリーランスは努力次第で収入の上限が広がる働き方であり、経験と実績の積み重ねがそのまま年収に反映されるのが大きな特徴と言えるでしょう。
出典:【2025年最新版】Webデザイナーの年収を徹底解説|正社員・フリーランス別の収入実態(学びチョイス)
出典:フリーランスエンジニアの平均年収はいくら?言語・職種・経験年数別に紹介(レバテックフリーランス)
出典:フリーランスの平均年収|どの業種が稼げるまで徹底比較(株式会社日本デザイン)
出典:日本の平均年収は?中央値や年齢別・男女別・職種別の平均年収も徹底解説!(三菱UFJ銀行)
WEB系フリーランスの仕事6選
それでは、ここからはWEB系フリーランスの仕事を具体的に見ていきましょう。
さまざまな職種がありますが、今回は代表的な以下の6つの仕事をご紹介します。
- WEBデザイナー
- WEBライター
- WEBマーケター
- WEBディレクター
- エンジニア
- 動画クリエイター
どの仕事も「WEBを活用して成果を出す」という点は共通していますが、求められるスキルや作業内容は大きく異なります。
自分に合った職種かどうか確認しながら、WEB系フリーランスのキャリアを具体的に想像してみましょう。
仕事1:WEBデザイナー
WEB系フリーランスで、もっとも代表的と言っても過言ではないのが、WEBデザイナーです。
ホームページ、LP、SNS用画像など、オンライン上で使用されるさまざまなデザインを制作し、ユーザーを惹きつける「見た目」と「使いやすさ」を形にしていきます。
WEBデザイナーは、ものづくりが好きな人や相手の意図をくみ取って形にすることが得意な人に向いている仕事です。
「センスが必要なイメージがある」と不安に感じる人もいますが、デザイン原則の理解やツール操作ができれば、未経験からでも十分に活躍できます。
実際に、私は完全未経験からオンラインスクールで学び、今はWEBデザイナーとして活動しています。
仕事をしてみて感じるのは、「デザインで人の役に立てる喜び」と「努力がそのまま成果につながる楽しさ」です。
未経験からでもスキルを習得しやすく、経験を積むほど仕事の幅が広がる、それがWEBデザイナーという職業の大きな魅力です。
| 仕事内容 | ・Webサイト、LPのデザイン制作 ・バナー、広告画像の作成 ・UI/UXに基づくレイアウト設計 ・既存サイトのデザイン改善 |
| 必要なスキル | ・デザインツールの操作(Photoshop、Illustrator、Figmaなど) ・Webデザインの基礎知識(レイアウト・配色・タイポグラフィなど) ・HTML/CSSの基礎理解 ・UI/UXの基礎知識 ・提案力、コミュニケーション力 |
| 初期費用(税込) | 【デザインツール】 ・Photoshop、Illustrator:月額3,280円〜 ・Figma:基本は無料、有料の場合は月額450円〜 |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価】 ・バナー:3,000〜8,000円/1枚 ・LP、サイトデザイン:5〜50万円 【年収の目安】 300〜400万円 |
| メリット | ・案件の種類が豊富で需要が豊富 ・人にワクワクや感動を与えられる ・手に職をつけて、キャリアチェンジもしやすい ・実績が増えるほど単価が上がる |
| 向いている人 | ・デザインやものづくりが好き ・細かい作業が得意 ・相手の意図をくみ取れる ・トレンドや流行に敏感 |
| 将来性・キャリアパス | ・UI/UXデザイナー ・フロントエンドエンジニア ・デザイン事務所の立ち上げ ・クリエイティブディレクター |
| 仕事内容 | ・Webサイト、LPのデザイン制作 ・バナー、広告画像の作成 ・UI/UXに基づくレイアウト設計 ・既存サイトのデザイン改善 |
| 必要なスキル | ・デザインツールの操作(Photoshop、Illustrator、Figmaなど) ・Webデザインの基礎知識(レイアウト・配色・タイポグラフィなど) ・HTML/CSSの基礎理解 ・UI/UXの基礎知識 ・提案力、コミュニケーション力 |
| 初期費用(税込) | 【デザインツール】 ・Photoshop、Illustrator:月額3,280円〜 ・Figma:基本は無料、有料の場合は月額450円〜 |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価】 ・バナー:3,000〜8,000円/1枚 ・LP、サイトデザイン:5〜50万円 【年収の目安】 300〜400万円 |
| メリット | ・案件の種類が豊富で需要が豊富 ・人にワクワクや感動を与えられる ・手に職をつけて、キャリアチェンジもしやすい ・実績が増えるほど単価が上がる |
| 向いている人 | ・デザインやものづくりが好き ・細かい作業が得意 ・相手の意図をくみ取れる ・トレンドや流行に敏感 |
| 将来性・キャリアパス | ・UI/UXデザイナー ・フロントエンドエンジニア ・デザイン事務所の立ち上げ ・クリエイティブディレクター |
仕事2:WEBライター
WEBライターとは、インターネット上に公開される文章を専門に書く仕事です。
ただ文章を書くのではなく、読者の悩みを理解し、必要な情報を正しく届け、読みやすさを重視して書く力が求められます。
さらに、WEB特有の仕事であるため、SEO(検索エンジン最適化)の知識も重要です。
キーワードを適切に盛り込み、読者の検索意図に沿って記事を書くことで、上位に表示されやすいコンテンツを作れます。
私は、文章を書くのが好きな気持ちと、パソコン1台で取り組める手軽さに惹かれて、WEBライターとして活動を始めました。
慣れない分野の執筆に苦労することもありますが、WEBライターは未経験からでも着実にステップアップできる仕事と言えます。
| 仕事内容 | ・ブログ、コラム記事の執筆 ・SEOを意識した記事構成 ・リサーチ ・企業サイトの文章作成(サービス紹介・採用ページなど) ・SNS文章、広告コピーの作成 ・インタビュー記事の制作 ・メディアの編集、校正 |
| 必要なスキル | ・文章力、リサーチ力 ・SEOの基礎知識 ・タイピングなどの基本的なPC操作 ・コミュニケーション力 ・(必要に応じて)写真撮影技術 |
| 初期費用(税込) | 0円 ※Googleドキュメント、Notionなど基本無料 ※取材用の録音アプリは有料の場合あり |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価の目安】 ・SEO記事:0.5〜3円/1文字 ・取材、インタビュー記事:15,000〜50,000円/1本 ・セールスライティング:3〜10万円/1件 【年収の目安】 400万円前後 |
| メリット | ・初期費用がほぼゼロで始められる ・未経験から挑戦しやすい ・執筆ジャンルを広げるほど単価が上がる ・文章力は一生使えるスキル |
| 向いている人 | ・文章を書くのが好き ・情報整理や発信が得意 ・コツコツ作業が苦にならない ・論理的に物事を整理できる |
| 将来性・キャリアパス | ・SEOディレクター ・編集者・メディア運営 ・コンテンツマーケター ・書籍販売 |
| 仕事内容 | ・ブログ、コラム記事の執筆 ・SEOを意識した記事構成 ・リサーチ ・企業サイトの文章作成(サービス紹介・採用ページなど) ・SNS文章、広告コピーの作成 ・インタビュー記事の制作 ・メディアの編集、校正 |
| 必要なスキル | ・文章力、リサーチ力 ・SEOの基礎知識 ・タイピングなどの基本的なPC操作 ・コミュニケーション力 ・(必要に応じて)写真撮影技術 |
| 初期費用(税込) | 0円 ※Googleドキュメント、Notionなど基本無料 ※取材用の録音アプリは有料の場合あり |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価の目安】 ・SEO記事:0.5〜3円/1文字 ・取材、インタビュー記事:15,000〜50,000円/1本 ・セールスライティング:3〜10万円/1件 【年収の目安】 400万円前後 |
| メリット | ・初期費用がほぼゼロで始められる ・未経験から挑戦しやすい ・執筆ジャンルを広げるほど単価が上がる ・文章力は一生使えるスキル |
| 向いている人 | ・文章を書くのが好き ・情報整理や発信が得意 ・コツコツ作業が苦にならない ・論理的に物事を整理できる |
| 将来性・キャリアパス | ・SEOディレクター ・編集者・メディア運営 ・コンテンツマーケター ・書籍販売 |
仕事3:WEBマーケター
WEBマーケターとは、インターネットを活用したマーケティング活動全般を担当する仕事です。
ブランドやサイトを多くの顧客に見てもらい、最終的には利益につなげることを目的としています。
具体的には、アクセス解析や広告運用、コンテンツ企画などを通してユーザーの行動をデータ分析し、最適な施策を立案・実行します。
そのため、数字に基づいた判断力やユーザー心理を理解する力が必要です。
ただし、検索エンジンのアップデートや競合状況によって成果が左右されるため、常に最新情報を追い続ける姿勢が必要不可欠です。
分析が好き、コツコツ改善できる、仮説検証が得意など、PDCAサイクルを回すことに楽しみを見出せる人は取り組みやすいでしょう。
WEBマーケターは、数字で明確な結果が見える仕事であり、スキルを磨くほど案件の幅や単価が増えやすいのも大きな魅力です。
| 仕事内容 | ・Web広告運用 ・SNSマーケティング ・アクセス解析 ・コンテンツ企画 ・改善 ・メールマーケティング |
| 必要なスキル | ・デジタルマーケティング全般の知識 ・アクセス解析ツール(Google Analyticsなど) ・広告運用スキル ・企画力、分析力 |
| 初期費用(税込) | ・ドメイン ・サーバー ・分析ツール(有料の場合) |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価の目安】 月額単価:20〜30万 【年収の目安】 240〜360万円 |
| メリット | ・データで成果が見える ・幅広い業界で活躍可能 ・低コストで取り組める |
| 向いている人 | ・数字やデータを扱うのが好き ・分析力 ・論理的思考力がある ・トレンドに敏感 ・継続的な作業が苦にならない |
| 将来性・キャリアパス | ・マーケティングスペシャリスト ・マーケティングコンサルタント ・起業 ・自社ブランド運営 |
| 仕事内容 | ・Web広告運用 ・SNSマーケティング ・アクセス解析 ・コンテンツ企画 ・改善 ・メールマーケティング |
| 必要なスキル | ・デジタルマーケティング全般の知識 ・アクセス解析ツール(Google Analyticsなど) ・広告運用スキル ・企画力、分析力 |
| 初期費用(税込) | ・ドメイン ・サーバー ・分析ツール(有料の場合) |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価の目安】 月額単価:20〜30万 【年収の目安】 240〜360万円 |
| メリット | ・データで成果が見える ・幅広い業界で活躍可能 ・低コストで取り組める |
| 向いている人 | ・数字やデータを扱うのが好き ・分析力 ・論理的思考力がある ・トレンドに敏感 ・継続的な作業が苦にならない |
| 将来性・キャリアパス | ・マーケティングスペシャリスト ・マーケティングコンサルタント ・起業 ・自社ブランド運営 |
仕事4:WEBディレクター
WEBディレクターは、WEBサイトやWEBサービスの制作・運用プロジェクトを成功に導くために管理する仕事です。
クライアントの要望を整理し、デザイナーやエンジニアなど制作チームと連携しながら、プロジェクトの進行や品質管理を行います。
特に、クリエイティブやプログラミングなど専門的なスキルを持つメンバーとコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを円滑に進める能力が求められます。
また、デザインの実務経験があると成果物の品質チェックや改善提案に役立つため、WEBデザイナーから転身する人も珍しくありません。
WEBディレクターは、自身のスキルを適切に活かし、プロジェクト全体を円滑に進める中心人物として、責任感が試されるやりがいのある仕事です。
様々な知識を持っておく必要があるため、WEB系フリーランスの中では高額な報酬を得られる仕事と言えます。
| 仕事内容 | ・クライアントとの要件整理 ・スケジュール作成 ・進捗管理 ・制作チームの調整 ・品質チェック、改善提案 |
| 必要なスキル | ・プロジェクト管理能力 ・コミュニケーション力 ・WEB制作の基礎知識(デザイン・コーディング・SEOなど) ・課題解決力 ・トレンドキャッチアップ力 |
| 初期費用(税込) | 0円 |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価の目安】 月額単価:50~80万円程度 【年収の目安】 600万~960万円 |
| メリット | ・チームをまとめる力が身につく ・プレゼン能力に磨きがかかる ・幅広いスキルを身につけられる ・キャリアパスが多彩 |
| 向いている人 | ・コミュニケーション力がある ・人をまとめるのが得意 ・責任感がある ・課題解決に意欲的 |
| 将来性・キャリアパス | ・プロジェクトマネージャー ・WEB制作会社の立ち上げ |
| 仕事内容 | ・クライアントとの要件整理 ・スケジュール作成 ・進捗管理 ・制作チームの調整 ・品質チェック、改善提案 |
| 必要なスキル | ・プロジェクト管理能力 ・コミュニケーション力 ・WEB制作の基礎知識(デザイン・コーディング・SEOなど) ・課題解決力 ・トレンドキャッチアップ力 |
| 初期費用(税込) | 0円 |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価の目安】 月額単価:50~80万円程度 【年収の目安】 600万~960万円 |
| メリット | ・チームをまとめる力が身につく ・プレゼン能力に磨きがかかる ・幅広いスキルを身につけられる ・キャリアパスが多彩 |
| 向いている人 | ・コミュニケーション力がある ・人をまとめるのが得意 ・責任感がある ・課題解決に意欲的 |
| 将来性・キャリアパス | ・プロジェクトマネージャー ・WEB制作会社の立ち上げ |
仕事5:エンジニア
エンジニアは、WEBサイトやWEBサービスの開発・運用を担当する技術職です。
フロントエンド(ユーザーが触れる部分)やバックエンド(サーバー側の処理)など、専門分野に応じて役割が分かれます。
フリーランスのエンジニアは、使えるプログラミング言語やスキルによって月単価が大きく変わります。
高度な言語を習得していたり、複数の言語を扱えたりすると、高単価での契約が可能なため、少しずつ言語を習得していくとよいでしょう。
経験や職種によって年収も大きく変動しますが、WEB系フリーランスの中でも比較的高収入が狙える仕事です。
IT化は今後も急速に進むため、エンジニアとしてスキルを身につければ、案件需要が途切れることはほとんどありません。
未経験から独学でスキルを習得するのは難しいため、オンラインスクールやプログラミングスクールを活用するのがおすすめです。
| 仕事内容 | ・WEBサイトやアプリの設計 ・開発 ・WEBサイトやアプリの設計、開発、運用 ・フロントエンドやバックエンドの開発 ・データベース設計、管理 ・サーバーやクラウド環境の構築、運用 ・システムの保守・セキュリティ対策 |
| 必要なスキル | ・プログラミング言語の知識(HTML/CSS、PHPなど) ・フレームワークやライブラリの理解 ・データベースの基本知識 ・Gitなどのバージョン管理ツールの操作 ・論理的思考力 ・問題解決能力 |
| 初期費用(税込) | ソフトウェア、サーバー代 |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価(プログラミング言語別)】 ・JavaScript:60万〜70万円/月 ・PHP、Python:70万〜80万円/月 【年収の目安】 480万~800万円 |
| メリット | ・高い需要と安定性 ・技術力を武器に、案件の幅や報酬が増やせる ・スキルがグローバルで通用する ・成果が数字や機能として可視化されやすい |
| 向いている人 | ・論理的思考が得意 ・集中力がある ・新しい技術に興味がある ・細部までこだわれる |
| 将来性・キャリアパス | ・システムアーキテクト ・CTO(最高技術責任者) ・自社サービス開発や起業 |
| 仕事内容 | ・WEBサイトやアプリの設計 ・開発 ・WEBサイトやアプリの設計、開発、運用 ・フロントエンドやバックエンドの開発 ・データベース設計、管理 ・サーバーやクラウド環境の構築、運用 ・システムの保守・セキュリティ対策 |
| 必要なスキル | ・プログラミング言語の知識(HTML/CSS、PHPなど) ・フレームワークやライブラリの理解 ・データベースの基本知識 ・Gitなどのバージョン管理ツールの操作 ・論理的思考力 ・問題解決能力 |
| 初期費用(税込) | ソフトウェア、サーバー代 |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価(プログラミング言語別)】 ・JavaScript:60万〜70万円/月 ・PHP、Python:70万〜80万円/月 【年収の目安】 480万~800万円 |
| メリット | ・高い需要と安定性 ・技術力を武器に、案件の幅や報酬が増やせる ・スキルがグローバルで通用する ・成果が数字や機能として可視化されやすい |
| 向いている人 | ・論理的思考が得意 ・集中力がある ・新しい技術に興味がある ・細部までこだわれる |
| 将来性・キャリアパス | ・システムアーキテクト ・CTO(最高技術責任者) ・自社サービス開発や起業 |
仕事6:動画クリエイター
動画クリエイターは、YouTubeやSNS、広告用動画など、さまざまなオンラインコンテンツ向けに動画を制作する仕事です。
企画から撮影、編集、演出、音楽や効果音の挿入まで、動画完成までの一連の工程を担当します。
動画クリエイターの魅力は、映像を通じて人の感情に訴え、完成した作品が多くの人に届く喜びを感じられる点です。
経験を積むほど企業案件や高単価プロモーション動画を任される機会が増え、収入アップにもつながります。
もちろん、初期費用はある程度必要ですが、動画市場は年々拡大しており、一度スキルを身につければ長期的に活かせる価値あるスキルです。
近年では、SNSや動画プラットフォームを重視する企業が増えているため、時代に合ったトレンドを取り入れれば、フリーランスとして安定した収入を得ることも可能でしょう。
| 仕事内容 | ・広告向けの動画制作 ・企画、撮影、編集 ・アニメーション制作 ・音楽・効果音挿入など、一連の制作作業を担当 |
| 必要なスキル | ・映像編集ソフトの操作(Premiere Pro、After Effectsなど) ・企画力、構成力、演出力 ・SNSやトレンド理解 ・基本的なマーケティング理解 |
| 初期費用(税込) | 【動画編集ツール】 ・Premiere Pro、After Effects:月額3,280円〜 ・Final Cut Pro:月額700円〜(買い切りもあり) 【撮影機材】 ・カメラ ・マイク ・照明など |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価】 ・SNS向けショート動画:3,000〜10,000/1本 ・企業プロモーション動画:10万円前後/1本 【年収の目安】 360万〜600万 |
| メリット | ・映像が作品や記録として残る ・自分の感性やアイディアを活かせる ・SNSや動画市場の需要が豊富 ・社会に影響を与えられる |
| 向いている人 | ・動画作りが好き ・企画力や表現力を活かしたい ・試行錯誤しながら学習できる ・トレンドやSNSに敏感 |
| 将来性・キャリアパス | ・個人での動画制作事業立ち上げ ・YouTubeやSNSチャンネル運営 ・モーショングラフィックスや3Dアニメーションへの拡大 |
| 仕事内容 | ・広告向けの動画制作 ・企画、撮影、編集 ・アニメーション制作 ・音楽・効果音挿入など、一連の制作作業を担当 |
| 必要なスキル | ・映像編集ソフトの操作(Premiere Pro、After Effectsなど) ・企画力、構成力、演出力 ・SNSやトレンド理解 ・基本的なマーケティング理解 |
| 初期費用(税込) | 【動画編集ツール】 ・Premiere Pro、After Effects:月額3,280円〜 ・Final Cut Pro:月額700円〜(買い切りもあり) 【撮影機材】 ・カメラ ・マイク ・照明など |
| 平均単価・平均年収 | 【案件単価】 ・SNS向けショート動画:3,000〜10,000/1本 ・企業プロモーション動画:10万円前後/1本 【年収の目安】 360万〜600万 |
| メリット | ・映像が作品や記録として残る ・自分の感性やアイディアを活かせる ・SNSや動画市場の需要が豊富 ・社会に影響を与えられる |
| 向いている人 | ・動画作りが好き ・企画力や表現力を活かしたい ・試行錯誤しながら学習できる ・トレンドやSNSに敏感 |
| 将来性・キャリアパス | ・個人での動画制作事業立ち上げ ・YouTubeやSNSチャンネル運営 ・モーショングラフィックスや3Dアニメーションへの拡大 |
WEB系フリーランスに向いている人の4つの特徴
WEB系フリーランスとして働くには、スキルだけでなく、考え方や働き方も大切です。
ここでは、特にWEB系フリーランスに向いている人の4つの特徴をご紹介します。
- 自己管理ができる
- コミュニケーションが得意
- 営業・マーケティング力がある
- 継続的なスキルアップができる
それぞれの特徴を詳しく確認して、適性を見極めていきましょう。
特徴1:自己管理ができる
WEB系フリーランスは勤務時間や働く場所を自分で決められる自由さが魅力です。
その反面、納期やタスクを自分で管理する責任も伴うため、自己管理が苦手だとフリーランスは難しいでしょう。
フリーランスにとって最も大切なのは、納期を守ることです。
私自身も、タスクやスケジュール管理には非常に気を遣っており、Notionなどのツールを活用して、遅れが生じないように徹底しています。
信頼は一瞬で失われ、契約終了につながってしまうことを常に意識し、自己管理を徹底しながら仕事を進めることが大切です。
特徴2:コミュニケーションが得意
フリーランスはクライアントやチームメンバーとのやり取りが非常に重要です。
円滑にコミュニケーションが取れる人は、案件をスムーズに進めやすくなります。
クライアントのニーズを正確に理解し、自分のアイデアをわかりやすく伝える能力は、プロジェクトを成功させる上で欠かせないスキルです。
私自身も、テキストでの報告や連絡はこまめに行い、誤解や抜け漏れが起きないよう常に注意しています。
また、クライアントとの関係性を深めるために、オンラインミーティングでは日常会話から始めたり、笑顔や相槌を心がけたり、自分なりのコミュニケーションを大切にしています。
特徴3:営業・マーケティング力がある
フリーランスとして安定して働くためには、スキルを身につけるだけでなく、営業・マーケティング力も必要です。
自分で案件を獲得しなければならないため、自分の強みや実績をアピールできる人ほど仕事を得やすくなります。
SNSやポートフォリオで魅力を発信する力も、継続的に案件を得るうえで大きな武器になります。
私自身も、自分の強みを言語化したり、相手に伝える練習を重ねたりすることで、クライアントに自分を理解してもらえるように工夫しています。
自分のスキルやサービスを「どう見せるか」を意識できることがポイントです。
特徴4:継続的なスキルアップができる
フリーランスとして長く活躍するには、常にスキルをアップデートし続ける姿勢が欠かせません。
WEB業界は技術やトレンドの変化が速く、新しいツールや手法が次々と登場するため、学び続ける力がそのまま自分の市場価値につながります。
私自身も、新しい知識に出会うとワクワクして、成長のきっかけになることに大きな喜びを感じています。
学習意欲が高く、自ら積極的にスキルをアップデートできる人、そして自己投資を惜しまない人は、フリーランスとして成功しやすいでしょう。
未経験からWEB系フリーランスになるための4STEP
続いて、未経験からWEB系フリーランスになるためのステップを確認しておきましょう。
具体的なステップは以下のとおりです。
- WEB系のスキルを身につける
- ポートフォリオを作成する
- 副業からはじめて実績を積む
- 稼げるようになったら独立する
この4つのステップを踏みながら、安定して稼げるフリーランスを目指していきましょう。
STEP1:WEB系のスキルを身につける
まずは、WEB系フリーランスとして仕事をするためのスキルを身につけましょう。
未経験からWEB系フリーランスになるのは、決して楽な道ではありません。
しかし、スキルという土台をしっかり築いておくことで、のちに大きく花開く働き方が実現できます。
スキル習得の方法は大きく分けて独学とスクールの2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 独学 | ・学習コストを抑えられる ・書籍 / YouTube / Udemyなどで学べる ・学びたい内容を自分で決められる ・自分で調べて解決するスキルが身につく | ・モチベーションが維持しにくい ・必要な知識 ・スキルの見分けが難しい ・疑問を聞ける人がいないため、学習に時間がかかる ・営業方法を自分で調べなければならない |
| スクール | ・実務に必要な知識 ・スキルを効率よく習得できる ・最短で成果を出しやすい ・講師への質問で疑問点をすぐに解決できる ・案件獲得方法や営業の仕方を教えてもらえる | ・学習コストが独学より高額になる ・カリキュラムを自由に決められない ・主体性や課題解決力が身につきにくい ・自分に合っていないスクールだと成果につながりにくい |
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 独学 | ・学習コストを抑えられる ・書籍 / YouTube / Udemyなどで学べる ・学びたい内容を自分で決められる ・自分で調べて解決するスキルが身につく | ・モチベーションが維持しにくい ・必要な知識 ・スキルの見分けが難しい ・疑問を聞ける人がいないため、学習に時間がかかる ・営業方法を自分で調べなければならない |
| スクール | ・実務に必要な知識 ・スキルを効率よく習得できる ・最短で成果を出しやすい ・講師への質問で疑問点をすぐに解決できる ・案件獲得方法や営業の仕方を教えてもらえる | ・学習コストが独学より高額になる ・カリキュラムを自由に決められない ・主体性や課題解決力が身につきにくい ・自分に合っていないスクールだと成果につながりにくい |
私は独学に自信がなかったので、オンラインスクールで効率よくスキル習得する方法を選びました。
一緒に頑張る仲間や、親身にフォローしてくれる講師の存在のおかげで、諦めることなく学習を続けられました。
今ではWEBデザイナーとWEBライターとして、好きな時間に活動して前職よりも収入を得ています。
学習費用はかかりましたが、結果的にWEB系フリーランスとして仕事ができているので、私のように独学に自信がない人にはおすすめの方法です。
STEP2:ポートフォリオを作成する
スキルを習得したら、次はポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとは過去の実績を掲載したもので、クライアントがあなたに仕事を依頼するかどうか判断する重要な材料です。
履歴書や職務経歴書とともに、ポートフォリオの提出を求められるケースは少なくありません。
クライアントとしても、委託先の選定で失敗しないために、事前に書類を通して「安心して任せられる人物か」を確認したいからです。
ポートフォリオに記載すると効果的な情報は以下の通りです。
- 自己紹介・経歴
- 保有スキルや習得している知識
- 制作物のURLや実績一覧
- 業務範囲・対応できること
- 連絡先やSNSアカウント
未経験の場合は、架空の案件(バナー・WEBサイト・記事など)を掲載するだけでも十分です。
また、ポートフォリオは一度作って終わりではありません。
スキルが増えたり実績が増えたりするたびに更新し、常にブラッシュアップしておきましょう。
STEP3:副業からはじめて実績を積む
いよいよ案件に挑戦する段階です。
フリーランスとしていきなり独立するのは不安が大きいため、はじめは副業から取り組み、仕事の流れやクライアントとのやり取りを掴むことをおすすめします。
まずは、低単価でも確実にこなせる案件から始めましょう。
私自身も、WEBデザイナーはバナー1枚500円、WEBライターは一文字0.5円からスタートしました。
金額は小さいですが、納期や品質を守ることに重点を置き、実績を積む大切な機会と捉えました。
また、着実に実績を積むことでポートフォリオも充実し、次の案件につながりやすくなります。
副業からスタートすることでリスクを抑えつつ、フリーランスとして必要なスキルを実践で身につけていきましょう。
STEP4:稼げるようになったら独立する
副業で実績を積み、稼げるようになったら、独立を検討するタイミングです。
独立の目安としては、以下の条件を満たせるかどうかを参考にしましょう。
- 健康上、問題がない
- 家族が独立に理解を示している
- 職場で引き継ぎが済んでいる
- 案件を獲得できる安定したルートがある
- 半年から一年程の生活費が工面できる
独立すると、仕事の自由度は大きく広がりますが、経理や税務、営業なども自分で管理する必要があります。
そのため、独立後に慌てないように、事前に必要な準備や計画を整えておくことが重要です。
独立は「稼げる実感」が得られたタイミングで考え始めるのが理想です。
副業で実績と収入を確認した上で、自分の準備状況や生活基盤を見極めて、安心して独立への一歩を踏み出しましょう。
WEB系フリーランスで案件を獲得する5つの方法
ここからは、WEB系フリーランスとしてどのように案件を獲得すればよいかを、5つの方法に分けて紹介します。
- フリーランスエージェントに登録する
- クラウドソーシングを利用する
- WEB制作会社に営業する
- SNSで集客する
- 知人から紹介してもらう
これらの方法に共通して言えるのは「行動することで成果につながる」という点です。
人によって取り組みやすさは異なるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
方法1:フリーランスエージェントに登録する
フリーランスエージェントとは、企業とフリーランスをつなぎ、あなたに合った案件を紹介してくれるサービスです。
条件や希望を伝えるだけでマッチする案件を提案してもらえるため、営業にかける時間を大幅に減らせます。
有料サービスであることが多いものの、その分「営業の手間を省ける」「浮いた時間をスキルアップに回せる」といったメリットがあります。
エージェント経由で継続的に仕事を受けていくことで、実績やスキルが蓄積され、人脈形成にもつながります。
営業が苦手な人や、早く経験を積みたい人に特に向いている方法です。
フリーランスエージェントが気になる人は、こちらの記事を参考にしてください。

方法2:クラウドソーシングを利用する
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングは、初心者でも挑戦しやすい案件が多く、副業や実績作りに向いています。
単価は低めの傾向ですが、まずは小さな仕事を確実にこなすことで評価が上がり、次第により良い案件につなげやすくなります。
クラウドソーシングサイトには多数の仕事情報が掲載されており、自分に合った案件に応募し、採用されると仕事を受注できます。
手数料などの中間マージンはかかりますが、応募のハードルは低く、経験を積む場所として活用しておくとよいでしょう。
私自身も、最初は低単価案件からスタートし、納期や品質を守ることを意識してクライアントワークの経験を積みました。
実績や信頼を積み重ねていくことで、案件に応募する側から、クライアントに直接依頼される側へとステップアップすることも可能です。
クラウドソーシングサイトが気になる人は、こちらの記事をチェックしてみてください。

方法3:WEB制作会社に営業する
案件獲得の方法として、WEB制作会社に直接営業する方法も覚えておくとよいでしょう。
WEB制作会社は外部パートナーとして業務委託先を探していることが多く、長期的な継続案件につながる可能性があります。
メールやポートフォリオを活用してアプローチすることで、自分のスキルを必要としている会社とつながり、安定した受注ルートを作ることが可能です。
営業メールを送る際には、単に自己紹介やスキルを並べるだけでなく、相手のニーズを意識して「自分がどのように役立てるか」を具体的に示すことが大切です。
顔が見えないやり取りだからこそ、対面以上に丁寧で分かりやすい表現を心がけましょう。
ハードルが低い方法とは言えませんが、そのWEB制作会社に魅力を感じるなら、思い切って挑戦してみてください。
方法4:SNSで集客する
SNSは、自分のスキルや制作物を発信して仕事につなげられる強力なツールです。
InstagramやX、YouTubeなどで作品やノウハウを投稿することで、フォロワーとの信頼関係を築きつつ、自身のブランディングにもつながります。
Xはビジネス利用が多く、人材募集の投稿も頻繁に見られます。
私自身も、ハッシュタグ検索で見つけた案件に応募して仕事を受けた経験があります。
また、Instagramは作品を直感的に見せられるため、WEBデザイナーや動画クリエイターなどのポートフォリオとして役立ちます。
SNSのそれぞれの特徴を把握し、作品だけでなく制作過程や仕事への姿勢も発信すると、「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらいやすくなります。
継続的に情報を発信することで信頼を積み上げ、SNS経由での案件獲得のチャンスを広げましょう。
方法5:知人から紹介してもらう
フリーランスの案件獲得において、人脈は非常に頼りになる手段です。
「フリーランス白書2025」によると、フリーランスの仕事獲得先の第1位は人脈(知人の紹介を含む)で、全体の72.8%を占めています。
知人・友人の紹介は、最初から信頼されている状態でスタートできるため、受注につながりやすいという大きなメリットがあるからです。
紹介を受けるには、まず「自分がどんなことができるのか」という強みを明確にしておきましょう。
名刺を持ち歩き、機会があれば渡すのも効果的です。
私も過去に、友人からフライヤー制作の依頼を受け、そこからラベル制作など別案件につながった経験があります。
ご縁をつないでくれた友人のためにもしっかり仕事をしようという気持ちになり、モチベーションアップにつながりました。
人脈を大切にし、丁寧に関係を築くことが、フリーランスとして安定して案件を獲得する大きな力になります。
出典:フリーランス白書2025(フリーランス協会)
WEB系フリーランスとして活躍している事例
ここからは、WEB系フリーランスとして活躍している3つの事例を詳しくご紹介します。
- 未経験から1年で月収100万円を達成した事例
- 無職スキルなしから副業で月30万円を達成してフリーランスになった事例
- クラウドソーシングを利用して3ヶ月で70万稼いだ事例
実際のストーリーを通じて、WEB系フリーランスとして働くヒントや具体的な取り組み方を参考にしてみましょう。
事例1:未経験から1年で月収100万円を達成した事例
まずご紹介するのは、デザスク入門編83期生の大阪在住・まみさん(仮名)です。
以前は英会話スクールで英語の講師をしながら、運営やマネージャー業務も担当していましたが、ブラック企業のような働き方で、終電で帰る日々が続いていました。
「自分には何のスキルもない」と感じ、いろいろ模索していたところ、WEBデザインに出会いました。
まみさんが最初の案件獲得に選んだのは、クラウドソーシングサイトのココナラでした。
- 出品前にココナラの分析をした
- 魅力的に見えるポートフォリオの順番を研究した
- バナー1枚1,500円、複数枚で安くなる売り方をした
- 実績が増えた頃、1,000円ずつ値上げした
最終的には1枚1万円となり、プラチナランクを獲得しました。
多いときは25万〜30万円ぐらいの収入になり、依頼が途切れませんでしたが、まみさんは9ヶ月でココナラからの卒業を決めてしまいます。
「何かを変えないとこれ以上のスキルアップは難しい」と感じたからでした。
自分を見つめ直した結果、現在はLP制作を中心に活動されています。
1本15万〜20万円ほどで、レスポンシブ対応にするとプラス2〜3万円だそうです。
スキルアップと収入アップを実現されたまみさんの案件獲得は、ほとんどが紹介とリピーターからの依頼だけだそうです。
- 「何されてるんですか?」と聞かれるまで言わない
- 自然な流れでポートフォリオを見せる
- 褒める、うなずく、笑顔を意識する
- 安心してもらえるように、ファッションや表情に気を遣う
現在、まみさんは、フリーランス1年目で月収100万円を達成され、口コミのおかげで、現在もいろんな人が紹介してくれるそうです。
まみさんは、「やめないこと」が一番強いと仰っています。
継続は力なりを体現され、現在も楽しみながら仕事に取り組んでいます。

事例2:無職スキルなしから副業で月30万円を達成してフリーランスになった事例
続いてご紹介するのは、真田美穂さんです。
無職の状態からWEBデザインを学び始め、現在では副業で月に30万円稼いでいる経歴の持ち主です。
真田さんは元々、職業訓練校に通っていましたが、さらなるスキルアップを目指してデザスクを受講し始めました。
スキルアップの過程で、真田さんは「デザインの勉強がとても楽しかった」と仰っています。
初案件を受注してからも、コツコツと努力を積み重ねて、収入アップにつなげていきました。
- 相手に不安を感じさせない
- リテイクをポジティブに捉える
- 感情的にならない
- クライアントのせいにしない
- 相手は変えられないので、自分を変えていく
「時間短縮して早めに誰よりもイケてるデザイナーになった方が絶対いい」と思ったその気持ちで、これまで頑張ってきた真田さん。
「また頼みたい」という嬉しい言葉をいただけたり、異業種交流会で知り合った方からも仕事を紹介してもらえたりなど、つながりを大切にしていたそうです。
- 精神的に成長できた
- 朝が来るのが苦痛じゃなくなった
- 走り続けるために頑張る日々が楽しい
- クライアントさんに喜んでもらえることが嬉しい
- 手に職をつけられたので、お金持ちになるのも夢ではないと思えた
真田さんは、フリーランスになってやらなければいけないことも増えたと仰っています。
それでもコツコツと努力を続けてきた彼女は、成長できる環境を楽しみながら、現在もやる気に満ちあふれた日々を過ごしています。

事例3:クラウドソーシングを利用して3ヶ月で70万稼いだ事例
最後にご紹介するのが、不動産営業から起業を経て、WEBデザインの世界に飛び込んだ飯倉智幸さんです。
飯倉さんは、起業家と話すなかでWEBデザインの需要を実感し、スキルを身につければ仕事の幅が広がると考え、デザスクの受講を決めました。
デザインは未経験でパソコンも苦手でしたが、まずはココナラで経験を積み、実績を作りながらスキルを広げる道を選びました。
- 積極的に自分を売り込んだ
- 初月に2,000〜3,000円ほどのバナー案件を13件受注し、月4〜5万円を達成
- 単価を上げながらLP制作も受注し、3ヶ月で月70万円を達成
最初は本当に稼げるのかどうか不安でしたが、実績が増えるにつれて、ゲーム感覚で楽しみながら取り組めるようになったそうです。
決してすべて順風満帆に歩んできたわけではなく、コミュニケーションのズレで最初から作り直した苦い経験もあります。
それでも諦めず努力を続けた結果、プラチナランクにまで到達されました。
高評価を得るためには、以下のことを心がけていたそうです。
- すぐに返信する
- 相手が考えていることを先回りして伝える
- リピーターを増やすためスピードと品質を徹底
- 必ず納期を守り、信頼を獲得する
完全未経験から3ヶ月で70万を達成した飯倉さんは、今後、マーケティングや広告などにも強いデザイナーを目指すそうです。
未経験からでもプロのデザイナーになれたという自信が、新たな道へ進む大きな活力となっています。

まとめ|未経験からでも理想の働き方を掴みにいこう
未経験からWEB系フリーランスを目指すのは、不安や迷いがあるでしょう。
でも、自分の未来を変えられるのは自分しかいません。
諦めずに粘り強く取り組むこと。
少しずつでも着実に歩みを進めること。
その積み重ねが、自分の道を切り開いてくれます。
私はWEB系フリーランスになってよかったことはたくさんありますが、時間に余裕を持てるようになったことに特に感謝しています。
また、努力次第でどんどん収入アップを狙えるのも、WEB系フリーランスの素晴らしい点であり、面白いところではないでしょうか。
最後に、この記事の大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- WEBデザイナー
- WEBライター
- WEBマーケター
- WEBディレクター
- エンジニア
- 動画クリエイター
- 自己管理ができる
- コミュニケーションが得意
- 営業・マーケティング力がある
- 継続的なスキルアップができる
- WEB系のスキルを身につける
- ポートフォリオを作成する
- 副業からはじめて実績を積む
- 稼げるようになったら独立する
- フリーランスエージェントに登録する
- クラウドソーシングを利用する
- WEB制作会社に営業する
- SNSで集客する
- 知人から紹介してもらう
自分の可能性を信じて、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。













