「週5日も働けない」
「家庭や自分の時間を優先したい」
「体力的にも精神的にも限界を感じている」
「でも、週5日働けないと収入が減ってしまうのではないか」
このような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。かつての私も、同じような悩みを抱えていたひとりです。
「子育てをしながら週5は働けない」と感じた私は、働き方を見直した結果、フリーランスWEBライターとして新しいキャリアを築くことができました。
「週5日働くのが当たり前」という時代は終わりを迎え、働き方は多様化しています。働き方改革が叫ばれる昨今、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる時代になってきているのです。
本記事では、私自身の体験談を交えながら、週5日働けない方でも、安定した収入を得ながら自分らしく働くための具体的な方法をご紹介します。
また、未経験から始められるおすすめのWEB系職種や、フリーランスとしての成功事例も取り上げていきますので、「自分のペースで働きながら生活できる程度の収入を得たい」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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週5で8時間働けないは甘えではない!きついと感じている人は多い
「週5で働くのがきつい」と感じることは、決して甘えではありません。さまざまな理由によって、週5勤務が現実的でない場合も多いです。
実際に総務省のデータによると、非正規雇用で働く人の約6割は「家庭の事情」や「健康状態」を理由にフルタイム以外の働き方を選んでいます。このことからも、「週5日働けない人」が一定数いるのは、社会全体の実態として珍しいことではないのです。
また、週5勤務が難しい状況は、自分だけの問題ではなく、社会や働き方の仕組みそのものが影響している場合もあります。そのため、自分を責める必要はなく、まずは「自分に合った働き方」を模索することが大切です。
在宅WEBライターとして働く私の体験談
私自身も、2人の子どもを育てながら週5で働くことは難しいと感じていました。
夫の仕事が忙しく、出張や飲み会が多い中、子どもたちの体調不良や習い事への送迎などを考えると、週5日働くのは現実的ではなかったのです。しかし、「働くことを諦めたくない」という思いから、在宅ワークができるWEBライターの仕事を始めました。
最初は、家事や育児の合間に少しずつ仕事を進める程度でしたが、徐々に仕事量を増やし、今ではフリーランスとして活動しています。
子どもの成長や家庭の状況に合わせて、週3~4日を目安に働くことで、無理なく家事育児と両立できています。もちろん、収入面で不安を感じることもありますが、ワークライフバランスを重視したい方には、このような働き方もひとつの選択肢だと思います。
週5で8時間も働けない主な理由と働き方の選択肢
先述したように、さまざまな理由から週5勤務が難しいと感じる人は多くいます。私自身も、2児の母として家事や育児を優先しながら働く道を選びました。ここからは、週5で働けない主な理由を具体的に見ていきましょう。
- 体力的に厳しい(体力がない、疲れやすい)
- 病気や障害がある(精神的な不調がある、持病がある、病気の治療中)
- 家庭の事情がある(育児、介護)
- 自分の時間がほしい(プライベートの時間がない、ストレス発散ができない)
それぞれの状況に合った働き方の選択肢についてもご紹介しますので、自分に合った働き方を見つけるヒントにしてみてください。
体力的に厳しい
体力的な問題で、週5日働けない人は少なくありません。特に以下のような仕事でフルタイム勤務の場合、肉体的にも精神的にも大きな負担になることがあります。
- 通勤時間が長い
- 残業や出張が多い
- 肉体労働
無理をして働き続けると、健康状態が悪化し、さらに仕事に支障をきたしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
今の働き方が自分の体力に合っていないと感じたら、次のような解決策を検討してみましょう。
- 1日の勤務時間を短くする(時短勤務制)
- フレックスタイム制度を利用する
- テレワークを希望する(在宅勤務)
- 雇用形態を変える(正社員→パートなど)
- 無理なく働ける業種へ転職する
病気や障害がある
病気や障害によって、週5日のフルタイム勤務が困難な人もいます。
障害者向け就職情報サイト「MyMylink(マイマイリンク)」の調査によると、障害を持つ方は「業務が自分に合わない」「不調時に配慮してもらえない」「障害に対する理解がない」といった理由から、週5フルタイムの働きづらさを感じていることが明らかになっています。
他にも、慢性的な疾患で通院が必要な場合、定期的に休みを取らなければならず、週5日勤務ができないこともあるでしょう。また、精神的なことが原因で心身に不調を感じている人も少なくありません。
こうした課題に直面する中で、体調を悪化させずに仕事を続けていくためには、適切な働き方を見つけることが大切です。
- 自分に合った(ストレスの少ない)仕事を選ぶ
- 健康状態に配慮した勤務条件が整っている会社を選ぶ
- リモートワークやフレックスタイム制が活用できるところで働く
- 社会保障制度を利用しながら、体調が落ち着くまで休職する
家庭の事情がある
私のように、家庭の事情があってフルタイムで働けない人も少なくありません。 育児や介護など、家庭に時間を割く必要がある状況では、週5日も働くのは現実的に考えて難しいです。
我が家は、夫が多忙で家庭のサポートが十分に得られない中、2人の子どもを育てながら働く必要がありました。 特にコロナ禍においては、急な学級閉鎖や子どもの体調不良など、当日に予定変更を余儀なくされることも多かったです。
私の場合、在宅でフレキシブルに働けるWEBライターの仕事をしていたため、そのような状況でも家庭と仕事を両立できていましたが、出社が必須な仕事であれば退職も視野にいれていたと思います。
- 「育児休業」や「介護休業」を利用して勤務時間を短くする
- 1日の勤務時間を短くする(時短勤務制)
- テレワークを希望する(在宅勤務)
- 雇用形態を変える(正社員→パートなど)
自分の時間がほしい
仕事は生活の基盤ですが、人生の全てではありません。趣味に打ち込んだり、自己成長のための時間を大切にしたいと考える人も増えています。
日本社会では長らく「仕事が第一」という価値観が根強くありましたが、近年は働き方改革が進み、多様な働き方が認められるようになってきました。
「趣味に時間を費やしたい」「スキルアップしたい」「家族との時間を大切にしたい」など、人それぞれが大切にしたいことは異なります。
週5日のフルタイム勤務にこだわることなく、自分の価値観に合った働き方を選ぶことが、より豊かな人生を送るための第一歩と言えるでしょう。
- 残業や休日出勤が少ない仕事を選ぶ
- 通勤時間を短くしたり、テレワーク制度を利用して自分の時間を作る
- フリーランスとして独立する
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【比較表付き】週5で8時間も働けないと感じる人におすすめの働き方5選
週5勤務はあくまでひとつの働き方であり、他にもさまざまな働き方の選択肢があります。
ここからは、「週5で働けない」と感じている方におすすめの、週5以外の代表的な勤務形態をご紹介します。
フルタイム以外の勤務形態5選
働き方 | 自由度 | 社会的な保障 | 安定収入 | 在宅ワーク |
---|---|---|---|---|
週休3日制の正社員 | △ | ◎ | ◎ | 〇 職種による |
パート | 〇 | 〇 | 〇 働き方による | 〇 職種による |
契約社員 | △ | 〇 | △ 契約更新されない可能性がある | 〇 職種による |
派遣社員 | △ | 〇 | △ 契約更新されない可能性がある | 〇 職種による |
フリーランス | ◎ | △ | △ 自分で仕事を見つけなければならない | ◎ |
週5日のフルタイム勤務にこだわる必要はありません。幅広い働き方の選択肢を比較検討し、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方を見つけることが大切です。
まずは、それぞれの働き方のメリット・デメリットを比較し、自分にとって何が大切なのかを明確にしてみましょう。
週休3日制の正社員
週休3日制の正社員は、安定した雇用形態を維持しながらも、プライベートの時間を確保できる働き方です。近年、多様な働き方が求められる中で導入する企業が増えています。
この制度では、給与や勤務時間に対する考え方や規定が企業ごとに異なります。
- 週の労働時間がフルタイム勤務と同等で、1日の労働時間を長くする
- 給与や労働時間を調整しながら休みを増やす
例えば、ある企業では1日の勤務時間を10時間に延長し、週4日の労働でフルタイムの給与を維持しています。一方で、給与を8割程度に調整する代わりに週3日休みを設ける企業もあります。
週休3日制正社員として働く場合のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット |
休みが増えるため、プライベートの時間が確保しやすい 正社員として安定した収入や福利厚生が得られる キャリアを維持できる |
デメリット |
給与が週5日勤務に比べて少なくなる可能性がある 1日の勤務時間が長くなることが多い 制度を導入している企業がまだ限られている |
こんな人におすすめ |
ワークライフバランスを重視したい人 フルタイムで働くのは難しいけれど、安定した収入や福利厚生は確保したい人 |
パート・アルバイト
パートは、勤務日数や時間を柔軟に調整できるため、家庭の事情や体力的な負担に合わせた働き方が可能です。
勤務体制は職場によってさまざまですが、「週2~3日」「1日3~4時間」などの短時間勤務が認められていることも多く、自分の希望が通りやすい働き方と言えます。
パートとして働く場合のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット |
勤務時間や日数を柔軟に調整できる 家庭やプライベートと両立しやすい 未経験からでも比較的気軽に始められる |
デメリット |
社員と比べると、収入や福利厚生が少ない 扶養に関するさまざまな壁があり、超えると手取りが減る可能性も スキルアップやキャリア形成の機会が限られる |
こんな人におすすめ |
家事育児・介護と両立して働きたい人 希望シフトで働きたい人 配偶者の扶養範囲内で働きたい人 |
契約社員
契約社員は、企業と一定期間の雇用契約を結んで働く形態です。一般的に、1年単位で契約を更新することが多いですが、期間は企業によって異なります。
雇用期間だけでなく、勤務時間や業務内容も契約によって定められているため、残業や必要以上の業務を引き受ける心配はありません。しかし、契約更新されないリスクが高く、安定感に欠ける面もあります。
契約社員として働く場合のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット |
残業がない 正社員登用の可能性がある さまざまな企業で働く経験を積める |
デメリット |
長期的な雇用の保証がない 昇進や昇給が期待しにくい 正社員に比べて福利厚生が少ない |
こんな人におすすめ |
短期的に集中して働きたい人 決められた仕事のみをこなしたい人 さまざまな企業で実績やスキルを身につけたい人 |
派遣社員
派遣社員は、派遣会社と契約を結び、派遣先の企業で働く形態です。
派遣には「無期雇用派遣」と「有期雇用派遣」があり、それぞれ働き方や雇用の安定性が異なります。
無期雇用派遣 | 派遣会社と無期限の雇用契約を結ぶ形態で、安定した収入を得やすい。派遣先が変わっても雇用は継続されます。 |
有期雇用派遣 | 一定期間だけ派遣先で働く形態で、契約終了後は別の派遣先を探す必要があります。 |
派遣社員として働く場合のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット |
希望する条件に合った仕事が見つけやすい 派遣会社からサポートを受けられる さまざまな企業で働く経験を積める |
デメリット |
長期的な雇用の保証がない 仕事内容や待遇が派遣先によって異なる 派遣元と派遣先の間に挟まれ、働きづらさを感じる場合がある |
こんな人におすすめ |
期間を定めて働きたい人 自分の都合に合わせて働きたい人 さまざまな企業で実績やスキルを身につけたい人 |
フリーランス
フリーランスは、企業に属さず個人で仕事を受ける働き方です。今回ご紹介した中では最も自由度が高い働き方と言えます。
私もフリーランスとして独立し、現在はWEBライターとして活動しています。この働き方では、働く時間や場所を自分で決められる自由がありますが、安定した収入を得るためにはスキルや実績が必要です。
しかし、働き方次第では、週5日働けなくても正社員以上の収入を得られる可能性があります。
メリット |
働く場所や時間を自由に選べる 自分のスキルを活かせる 家庭やプライベートとの両立がしやすい |
デメリット |
収入が不安定になることがある 社会保険や税金の手続きを自分で行う必要がある 自己管理能力が求められる |
こんな人におすすめ |
フレキシブルな働き方をしたい人 自己管理能力が高い人 スキルを活かして稼ぎたい人 |
週5で8時間も働けないと感じる人が仕事選びで注目すべき4つのポイント
「週5では働けないけど、ある程度の収入はほしい」「週5で働かなくてもできる仕事はある?」と感じている方は少なくないでしょう。
そこで重要なのが、自分のライフスタイルに合った仕事を選ぶことです。
ここからは、私自身の経験をもとに、「週5で働けない」と感じる人が仕事選びで注目すべき4つのポイントを解説します。
- 柔軟な働き方ができる
- 自分に合っている
- 時給換算した時に単価が高い
- スキル次第で収入アップが狙える
無理なく働けて収入も得られる方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
①柔軟な働き方ができる
まず注目すべきは、時間や場所に縛られない「柔軟な働き方」が可能かどうかです。
特に、家庭の事情や自身の体調によって予定が変わることがある場合、決まった時間や場所に拘束される仕事では、心身共に無理が生じる可能性があります。
私の場合も、子どもがよく熱を出す体質のため、体調不良で急遽仕事を中断せざるを得ないことが多々ありました。そんな時でも、在宅で働けるWEBライターという仕事を選んでいたおかげで、柔軟に対応することができたと感じています。
- 在宅勤務やフレックスタイム制を導入している仕事
- タスクごとに納期が決められている仕事(WEBデザイナー、WEBライターなど)
- シフトの融通が利くパートタイム
②自分に合っている
自分のライフスタイルや性格、価値観に合った仕事を選ぶことも、重要なポイントです。
いくら収入が良くても、苦痛を感じる仕事では長続きしません。特に、自分が得意なことや興味を持てる分野の仕事を選ぶと、やりがいや満足感を得やすくなります。
私は、元々文章を書くのが得意だったことや、自分のペースで進められる業務内容に魅力を感じたため、WEBライターの仕事を選びました。
最初はスキルもなく不安でしたが、未経験OKの案件を通して実績を積むことで、徐々に自信をつけることができました。
- 趣味や得意分野を活かせる仕事
- スキルや過去の経験を活かせる仕事
- 自分の性格に合う働き方
- 自分の大切にしている価値観と合致する仕事
③時給換算した時に単価が高い
時給換算した時の単価が高い仕事を選ぶことで、少ない労働時間でも高収入を得ることができます。
特に、限られた時間で効率よく稼ぎたい場合には、以下の例のように1日数時間の作業でより高収入を得られる仕事が理想です。
①パート勤務の場合
時給1,000円×1日5時間×週3日勤務=約60,000円/1ヶ月
②フリーランスの場合
単価1,000円の仕事を30分でこなす×1日5時間×週3日勤務=約12,000円/1ヶ月
私も最初は時給500円程度の仕事から始めましたが、スキルを磨いていくことで、現在は時給換算2500円以上の案件を受注できるようになりました。
高単価の仕事を選ぶためには、初めから高い報酬を狙うのではなく、着実にスキルを積み重ねることが大切です。
また、フリーランスや副業など、自分のスキルを活かして案件単価で仕事をする場合には、単価交渉をすることで収入アップに繋がるケースもあります。
- 専門性が高い仕事
- 成果報酬型の仕事(コンサルタント、アフィリエイトなど)
- 高単価案件が多い仕事(WEBデザイナー、WEBエンジニアなど)
④スキル次第で収入アップが狙える
市場価値の高いスキルを習得することで、より高単価な案件やポジションを狙うことが可能です。特に、IT系など需要が高い分野のスキルを持っていると、収入アップのチャンスが広がります。
私自身も、WEBライターになったばかりの頃は簡単な記事作成から始めましたが、SEO対策やSNSマーケティングなど、さまざまなスキルを身につけることで、高単価案件を受注できるようになりました。
- スキルを活かせる専門職(WEBデザイナー、WEBエンジニアなど)
- スキルアップが収入に直結する仕事(WEBライター、WEBマーケターなど)
- 資格取得ができる仕事(ファイナンシャルプランナー、介護福祉士など)
【未経験OK】週5で働けないと感じている人におすすめの仕事5選
「週5フルタイムで働けない方には、WEB業界の仕事がおすすめ」とお伝えしましたが、一口にWEB業界といってもさまざまな分野があります。
ここからは、WEB業界の仕事の中でも特に柔軟な働き方ができる仕事を5種類ご紹介します。
週5で働けない方でも始めやすく、比較的短期間で収入に繋げやすい仕事に焦点を当てて解説していきますので、ぜひ自分に合った仕事選びの参考にしてみてくださいね。
WEBデザイナー
WEBデザイナーは、WEB上にあるデザインを作成する仕事です。企業のホームページやECサイトのデザインはもちろん、バナー広告やLP(ランディングページ)のデザインなども行います。
クライアントの要望に応えるだけでなく、ユーザー目線で使いやすいデザインであることが求められます。
WEBデザイナーになるのに特別な資格や学歴は必要ありませんが、専門的なスキルの習得が必要です。近年は、通学不要のオンラインスクールや独学のためのWEBコンテンツが充実してきており、短期間で必要なスキルを習得できます。
WEBデザイナーは、週5フルタイムで働けなくても、フリーランスや副業で高収入が期待できる仕事です。
週5働けない人におすすめの理由 |
・在宅ワークが主流で、柔軟な働き方が可能 ・納期さえ守れば、働く時間帯が自由 ・ポートフォリオを作成し、実績を積み上げれば、高単価な案件を獲得できる ・常に新しいデザインが求められるため、飽きずに仕事に取り組める |
WEBデザイナーに向いている人の特徴 |
・デザインに興味がある人 ・細かい作業を正確に行える人 ・流行やトレンドに敏感な人 ・自分のペースで仕事をしたい人 ・将来的にフリーランスとして独立したい人 |
平均年収・単価相場 |
【平均年収:300万~600万円】 ▼単価相場 ・バナー制作:5,000円~2万円 ・サムネイル:1,500円~5,000円 ・ランディングページ(LP):5万円~50万円 ・WEBサイト制作:2万円~150万円 ※クライアントや携わるデザインの規模によっても異なる |
必要な資格・スキル |
・デザインの基礎知識 ・デザインツールの操作方法(Photoshop、illustrator) ・コーディングの基礎知識(HTML/CSS) |
WEBライター
WEBライターは、WEB上に掲載する記事やブログの文章を執筆する仕事です。
ある程度の文章力があれば未経験からでも始めやすく、今回紹介するWEB系の職種の中では最も参入しやすい分野と言えるでしょう。
ただし、最初は低単価の案件から始めることになるため、軌道に乗るまでは「思っていたよりも稼げない」と感じることもあるかもしれません。
1文字単位もしくは1記事単位で単価が決められていることが多く、より高単価の案件を受注するためには、SEO(Googleなどの検索エンジンでWEB記事を上位表示させるための技法)の知識が必要不可欠です。
私自身、ほぼ独学でWEBライターの仕事を始めましたが、実践を通してスキルと経験を積んでいきました。
週5働けない人におすすめの理由 |
・在宅ワークが主流で、柔軟な働き方が可能 ・納期さえ守れば、働く時間帯が自由 ・初期費用がほとんどかからず、気軽に始められる ・未経験OKの案件も多く、経験を積みながら成長できる |
WEBライターに向いている人の特徴 |
・文章を書くのが得意、または好きな人 ・日常的にWEB記事を読む人 ・得意なジャンルがある人 ・自分のペースで仕事をしたい人 |
平均年収・単価相場 |
【平均年収:100万~400万円】 ▼単価相場 ・文字数単価:0.5円~10円/1文字 ・記事単価:1,000円~5万円/1記事 ※クライアントや担当する記事の専門性によっても異なる |
必要な資格・スキル |
・読みやすい文章を書くスキル ・文章構成力 ・情報収集能力 ・タイピングスキル ・SEOやマーケティングの知識(あれば高単価案件を狙える) |
ブロガー/アフィリエイター
ブロガーやアフィリエイターは、自分のブログやWEBサイトを運営し、広告収入を得る仕事です。自分の興味のあることや得意なことをテーマにブログ記事を作成し、読者を増やします。
ブログやWEBサイトに広告を掲載することで収益を得るほか、アフィリエイトと呼ばれる手法で、他社の商品やサービスを紹介し、成約に応じて報酬を得ることもできます。
ただし、ブログやアフィリエイトは開始後すぐに収益に結び付くわけではなく、安定して稼げるようになるまでに1年以上かかるケースも珍しくありません。
成功すれば高収入が期待できますが、なかには年収10万円に満たない人も多く、挫折しやすい点がデメリットと言えます。この仕事で成功するためには、コツコツとブログを更新し続ける根気強さが必要です。
週5働けない人におすすめの理由 |
・好きな時間に作業でき、完全に自分のペースで進められる ・好きなテーマで情報発信できるため、ストレスなく続けやすい ・納期や就業規則等がない |
ブロガー/アフィリエイターに向いている人の特徴 |
・文章を書くのが得意、または好きな人 ・自分の意見やアイデアを発信するのが好きな人 ・コツコツと継続することが苦にならない人 ・基本的なWEB運営やマーケティングに興味がある人 ・何にも縛られず、完全に自分のペースで収入を得たい人 |
平均年収・単価相場 |
【平均年収10万~500万円】 ※中には1,000万円以上稼ぐ人もいる 紹介した商品購入に対する報酬制(月数千円~数十万円程度) ※アクセス数やアフィリエイトの報酬額によっても異なる |
必要な資格・スキル |
・根気強さ ・情報収集スキル ・セールスライティングスキル ・マーケティングスキル ・SEOの知識 |
WEBエンジニア
WEBエンジニアは、WEBサイトの設計や開発を行う仕事です。
プログラミングスキルを活かして、クライアントの要望に応じた機能やデザインを実装します。ユーザーが快適にWEBサイトを利用できるように、裏側の仕組みを構築することがWEBエンジニアの主な業務です。
近年のIT化に伴い、WEBエンジニアの需要は年々高まっています。フリーランス案件も多いため、スキルさえ身につれば、週5働けなくても安定した収入を得られるでしょう。
週5働けない人におすすめの理由 |
・リモートワークが主流のため、在宅での作業がしやすい ・案件単価が高く、働く日数が少なくても高収入が期待できる ・フリーランス案件が多く、自由な働き方が可能 |
WEBエンジニアに向いている人の特徴 |
・プログラミングに興味があり、論理的な思考が得意な人 ・新しい技術を学ぶことに抵抗がない人 ・問題解決能力が高い人 ・長時間のパソコン作業が苦にならない人 ・黙々と作業ができる人 |
平均年収・単価相場 |
【平均年収400万~800万円】 ▼単価相場 ・システムエンジニア(SE):50万~200万円/1案件 ・プログラマー:9万~70万円/1案件 ・プロジェクトマネージャー:80万~130万円/1案件 ※経験やスキル、使用できるプログラミング言語によって大きく変動 |
必要な資格・スキル |
・プログラミングスキル ・論理的思考力 ・問題解決力 ・ハードウェアやネットワークに関する知識 |
WEBマーケター
WEBマーケターは、WEB広告やSNS、検索エンジンなどを活用して商品やサービスを効果的に宣伝する仕事です。
データ分析をもとにマーケティング施策を立案・実行し、売上や集客につなげます。多岐にわたるスキルが求められますが、その分やりがいも大きい職種です。
週5フルタイムで働くことが難しい方でも、フリーランスであれば案件ごとに自分のペースでスケジュールを調整しやすく、ライフワークバランスが実現できます。
週5働けない人におすすめの理由 |
・フリーランス案件が多く、在宅で完結できる仕事が主流 ・案件ごとに働けるため、自分のペースでスケジュールを調整しやすい ・スキルアップすることで、少ない日数で高収入が期待できる |
WEBマーケターに向いている人の特徴 |
・マーケティングに興味がある人 ・数字やデータを分析するのが得意な人 ・論理的思考ができ、問題解決に前向きに取り組める人 ・トレンドや市場動向に敏感で、新しいことにチャレンジできる人 |
平均年収・単価相場 |
【平均年収400万~800万円】 ▼単価相場 ・SNSの戦略立案と施策:5万〜50万円/月額 ・SNSの運用代行:5万〜10万円/月額 ・WEBサイトのSEO対策:5万〜50万円/月額 ・WEBサイト制作およびSEO対策の実施:50万~200万円/月額 ・コンバージョン最適化:10万円~/月額 ※コンサル業務や広告運用規模によって変動 |
必要な資格・スキル |
・SEOの知識 ・情報収集スキル ・WEB解析ツールの活用スキル(Google Analyticsなど) ・デジタル広告の運用スキル(Google広告、SNS広告など) ・コンテンツマーケティングの知識 ・コミュニケーション能力 |
未経験から週5で働かなくてもよい仕事に転職する3つの方法
WEB業界で働きたいと思っても、未経験でスキルがない場合、何から始めればいいのかわからない方も多いでしょう。
ここからは、未経験からでもWEB系の仕事にチャレンジできる具体的な方法を3つご紹介します。
- 独学
- オンラインスクール
- 実践
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選んで取り組むことが大切です。
独学|コストをかけずにスキルの習得が可能
未経験からWEB系職種を目指す方法として、最も手軽に始められるのが独学です。
書籍や無料のオンライン講座、YouTubeなどを活用し、自分のペースで学習できます。
私も、独学からWEBライターになったひとりです。家事や育児の合間を利用して他のWEBライターが書いたブログを読んだり、書籍で文章力を学び、WEBライティングのルールを身につけていきました。
目指す職種によりますが、WEB系の職種は独学でスキルを身につけている人も多いです。
独学のメリット |
費用を抑えられる 隙間時間を活用して、自分のペースで勉強できる カリキュラムがないので、学習の自由度が高い |
独学のデメリット |
モチベーションの維持が難しく、挫折しやすい 体系的な知識が身につきにくい 間違った学習方法をしてしまう可能性がある 質問できる相手がいない |
独学に向いている人 |
なるべく費用を抑えて学びたい人 自分のペースで学習したい人 自らコツコツと学べる人 |
オンラインスクール|最短かつ効率的にスキルが習得できる
短期間で効率的にスキルを身につけたい方には、オンラインスクールがおすすめです。
WEB系の仕事を検討している場合、ほとんどの職種のスキルはオンラインスクールで習得できます。
オンラインスクールは、プロの講師から体系的に学ぶことができ、短期間でスキルアップを目指せます。独学よりも早く成果が出やすいのが特徴です。
費用はかかりますが、独学では挫折してしまう可能性が高い場合には、オンラインスクールを活用するのもひとつの方法です。費用対効果を意識した上で、しっかり検討してみましょう。
オンラインスクールのメリット |
専門的なカリキュラムに沿って効率よく学べる プロの講師から指導を受けられる 分からないことをその場で質問できる 就職やフリーランスのサポートが充実しているスクールも多い |
オンラインスクールのデメリット |
コースによっては高額な費用がかかる カリキュラムが決められているため、自分のペースで学習しにくい 受講期間に定めがあり、忙しい人にとっては負担になる場合もある |
オンラインスクールに向いている人 |
1人で学ぶのが苦手、または不安な人 短期間でスキルを習得したい人 費用と時間にある程度の余裕がある人 就職や案件のサポートを受けたい人 |
実践|収入を得ながら現場に必要なスキルを身につける
「学びながら稼ぐ」を実現する方法として、実際の仕事を受注することも有効です。
実際に私も、軽く独学をした後はほぼ実践でスキルを磨いていきました。最初の頃は「未経験者可」といった案件を中心に受注することで、確実に実績を積むことができます。
私自身、WEBライターとして駆け出しの頃は時給換算すると500円に満たない案件もありましたが、今では実践を通じて得た経験がスキルアップに直結したと実感しています。
その結果、現在は高単価の案件を安定して受注できるようになりました。
実践のメリット |
即戦力としてのスキルが身につく 実際に収入を得られるため、学習モチベーションが高まる クライアントからのフィードバックを受けて成長できる ポートフォリオを作成できる |
実践のデメリット |
最初は低単価の案件が中心になる 未経験者可の案件は競争率が激しい 最初は修正されることが多い |
実践に向いている人 |
実践を通して学びたい人・向上心がある人・収入を得ながらスキルアップしたい人・フリーランスや副業を視野に入れている人 |
未経験からフリーランスとして成功している人の事例|週5以外の働き方
これまで読み進めていただいた方の中には、「週5日は働けないけど、何か始めたい」「自分のペースで無理なく働きたい」と仕事に対して意欲的な方も多いのではないでしょうか。
体調や家庭の事情によりフルタイム勤務が難しい場合、別の働き方を選択することが重要です。
ここからは、未経験からフリーランスとして成功を収めた2人の事例をご紹介します。
それぞれが抱えていた課題やフリーランスを選んだ理由、成功までのプロセスをまとめましたので、ご自身のキャリアパスの参考にしてみてくださいね。
仕事で倒れたことをきっかけにフリーランスWEBデザイナーになった事例
1人目は、WEBデザインとマーケティングのスキルを掛け合わせ、フリーランスとして月収428万円を稼ぐ齋藤圭さんの事例をご紹介します。
齋藤圭さんのインタビューの全文はこちらからご確認いただけます
齋藤さんは以前、週5フルタイムの正社員として働いていましたが、残業200時間などのブラックな部分があり、過労で3回も倒れてしまったそうです。
「このままではいけない」と一念発起し、オンラインスクールでWEBデザイン、独学でマーケティングを学び、WEB制作とマーケティング支援のパッケージ商品を販売することに。その後、わずか10ヶ月で月収428万円を達成し、現在は複数の事業を展開しています。
齋藤さんが週5以外の働き方を選んだ理由 |
・健康上の理由(激務のため、過労で3回も倒れた) ・仕事と家庭のバランスを保つため ・家族との時間を大切にするため |
齋藤さんの成功の秘訣 |
・オンラインサロンで交流することで、情報交換だけでなく信頼関係を築いた ・WEBデザインにマーケティングスキルを組み合わせることで、自分の市場価値を高めた ・上手くいかない理由を突き詰め、常に成長し続けることを意識した |
今では、子育てに参加できるようになっただけでなく、2週間に1回ペースで大好きなディズニーランドへ行けるようになり、さまざまな場所への家族旅行も満喫しているそうです。
齋藤さんは、フリーランスになることで、働き詰めの生活から抜け出し、自分のペースで働ける環境を手に入れただけでなく、正社員時代以上の収入を得られるようになりました。
シングルマザーになったことをきっかけにWEBデザイナーになった事例
2人目は、シングルマザーになったことをきっかけに、子育てと両立しながら在宅で働けるWEBデザイナーになった藤田裕子さんの事例をご紹介します。
藤田裕子さんのインタビューの全文はこちらからご確認いただけます
藤田さんは、第2子を出産したタイミングでシングルマザーになったため、週5フルタイムでは働けず、「子どものためにも家で仕事ができるようになりたい」と思い、WEBデザインスクールの受講を決意したそうです。
スクールの受講費はかかりましたが、「仕事を始めたら回収しよう」と目標を設定し、SNSや交流会を中心に仕事を受注していきました。
そして、勉強を始めてからわずか4.5ヶ月で月収30万円を達成し、現在は副業としてWEBデザインを行う傍ら「リモート勤務ができて副業OK」のデザイン会社への就職を考えているそうです。
藤田さんが週5以外の働き方を選んだ理由 |
・子育てと仕事を両立するため ・在宅でライフスタイルに合わせた働き方をするため |
藤田さんの成功の秘訣 |
・短期間で集中的に学習し、スキルを身につけた ・SNSや交流会で積極的に自分のスキルをアピールし、仕事に繋げた ・「初期投資分を仕事で回収したい」とモチベーションに変えて努力を続けた |
藤田さんは「パートで10万円を稼ごうと思ったら、拘束時間も長いので、デザインを学んでよかった」と語っています。
私や藤田さんのように子育て中のママは、週5フルタイムでは働けないケースがほとんどです。リモートワークや働く時間を自由に設定できる仕事が見つかれば、子育てと両立しながらでも無理なく働くことができますね。
【まとめ】今は週5働けなくても稼げる時代です
本記事では、「週5働けない」と感じる方に向けて、働き方の選択肢や稼ぐための具体的な方法をご紹介しました。
近年は、「テレワーク」や「リモートワーク」といった言葉が一般的になり、自分のライフスタイルに合わせた働き方の選択肢が増えてきています。
家庭の事情や体力的な理由、自分の時間を確保したいといった理由で週5勤務が難しい人でも、柔軟な働き方を選ぶことでライフワークバランスを実現できる時代なのです。最後に、本記事の内容をおさらいしておきましょう。【結論】週5働けない人にはリモートワークができるWEB業界の仕事がおすすめ
- WEBデザイナー
- WEBライター
- ブロガー/アフィリエイター
- WEBエンジニア
- WEBマーケター
- 資格が不要で、未経験からでも始めやすい
- スキルを磨くことで、高い収入を得られる可能性を秘めている
- フリーランスという働き方を選べば、自分のペースで働けるだけでなく、家庭や趣味と両立しながらキャリアを築ける
実際、私を含め、本記事の最後で取り上げた2名の事例のように、週5以外の働き方を選択して成功している人も増えています。
週5で働けないことは決して甘えではありません。むしろ、そのように感じた時は、自分に合った働き方を見つけるチャンスです。
現代は、多様な働き方が認められる時代。あなたもこの記事を参考に、新しい働き方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。