最近は、フリーランスの働き方が注目されています。
会社に依存せず働きたい、家族との時間をたくさん持ちたい、自分の好きな場所で好きな時間に仕事をしたいなど、フリーランスになる理由は様々です。
もちろん、自分次第で収入が上限なく上がるからという理由でフリーランスにチャレンジする人も少なくありません。
確かに、フリーランスになれば実力次第で年収を2倍にも3倍にも増やすことができます。
実際に、日本デザインスクールの卒業生にも、フリーランスになったことで年収が会社員時代の3倍になった方や、フリーランスデビューわずか数ヶ月で年収1000万を達成した人もいます。
自由に働きながら年収1000万稼げるなんて、まさに夢のようですよね。
しかし、
「フリーランスで年収1000万ってほんとうに可能なの?」
「フリーランスって手取りだとかなり低いんじゃないの?」
などの不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、年収1000万を超えているフリーランスはどのくらいいるのか、フリーランスのリアルな年収事情から、気になるフリーランスの「手取り」のハナシ、年収1000万を目指すコツまでたっぷりとお伝えしていきます。
年収1000万に少しでも興味がある方は読んで損のない内容になっているので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
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フリーランスで1,000万を超えているのは8.8%
フリーランス白書2022によると、フリーランスで年収1,000万以上を得ている割合は、全体のわずか8.8%です。
令和3年分国税庁の民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収は441万円といわれています。
フリーランスでも400万〜600万未満が17.5%、0〜400万未満が51.2%と半数以上を占めますので、1,000万円以上の収入を得ることは簡単ではありません。
参考:フリーランス白書2022
参考:令和3年分 民間給与実態統計調査|国税庁
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フリーランスで年収1,000万を超える5つのコツ
年収が1,000万を超えるのは簡単ではありませんが、1,000万を超える人もいることは事実です
実際に、1,000万を超えている人はどのようなことをしているのでしょうか?
ここでは、フリーランスで1,000万を超えるための5つのコツをお伝えします。
得意なことを見つけて伸ばす
フリーランスで1,000万を目指すために、自分の好きなことや興味のある案件に挑戦してみてください。
そこから、より多くの案件に挑戦したり、仕事の分野を広げることもオススメです。
未体験のジャンルであれば、挑戦することで自分が得意なことがわかるかもしれません。
スキルアップとキャリアアップにつながり、フリーランスとしての存在価値を高めることにもつながります。
得意なことが見つかれば、それを伸ばしていくことで、専門性を高めることにもつながります。
専門性が高まれば、案件獲得時に継続案件につながりやすいです。
幅広い分野に対応できる、専門性があるフリーランスは、クライアントにとっても魅力的なので依頼したくなりますね。
さらに、対応力や仕事のスピード、提案力があれば手放したくなくなるはずです。
高単価が狙えるIT系のスキルを身につける
仕事にはさまざまな職種があり、それぞれの市場で収入の相場はだいたい決まっています。
誰でもできる業務は単価が安く、専門スキルが必要なものほど高単価になりやすいです。
そこで注目すべきは、IT系の職種です
WEB上のページ構築を図るためのデザインスキルやプログラミング言語、動画編集スキルなどを身につけると、単価が上がりやすいです。
これらは、一度身につければ長く使えるので、自分の興味のあるものから始めてみても良いでしょう。
独学で学べるものもありますが、習得難易度は高いので、スキルによっては長期間学習しなければいけなくなります。
「早くスキルを身につけたい」「効率よく学びたい」「挫折しやすいので1人では無理」という人は、専門スクールを受講することもおすすめです。
営業スキルも磨き、案件を獲得する
年収1,000万は、ある程度稼げるようになったけど、もっと上を目指したい!と思う人の目標になると思います。
月収が100万になれば達成は十分可能です。
今、20〜40代のフリーランスは、自分の価値を高めて、少しでも高単価な案件を獲得しようと動いています。
デジタルスキルのプログラミングやWEBデザインなどを「リスキリング(学び直し)」しています。
スキル磨きと並行して、高単価案件獲得のための営業スキルを磨きましょう。
売り込みの力をつけるのではなく、相手の困りごとを聞き出すヒアリング力を高めるとよいです。
しかし、どうしても営業が苦手という人がいます。
そんな方は、案件獲得にエージェント型求人サイトを活用するのがよいでしょう。
エージェント型求人サイトは、運営会社がエージェント(代理人)となって発注者と受注者の仲介を積極的におこないます。
報酬はクラウドソーシング案件よりも高額になりますし、エージェントは発注者と継続的な取引がある場合が多く、サイト上で閲覧できる案件以外に非公開案件もあります。
そのため、スキルと実績、実務経験が豊富な方向けの求人サイトです。
こちらの記事でおすすめのエージェントサイトをご紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
時給を意識して仕事をする
1,000万を目指すのに、仕事の量を増やして取り組むだけでは、自分の体力と時間を消耗してしまいます。
時間を確保したいからと、睡眠時間を削ってしまいがちですが、それでは体を壊してしまいます。
初めのうちは行動量の方が大きいかもしれませんが、徐々に少ない作業時間で高単価の案件に移行していきましょう。
健康的に1,000万を目指すには、仕事量を増やすのではなく、時給を上げて労働時間を減らすことを意識しましょう。
そうすれば、月に働く時間が少なくてすみますし、空いた時間を活用して、新規事業にも取り組めて、収入アップとそのためのスキルアップも可能です。
案件獲得の際に、どのくらいの作業時間で終えることができるか、時給換算するといくらになるかを考えると作業効率やスキルアップでの時短など、自分の必要なことが見つけられます。
ディレクションスキルを身につける
「ディレクション」とは、企画立案から制作・編集にわたって全体の指揮や指示、進行管理をおこなう仕事です。
現在では、「WEBディレクション」が注目を集めています。
WEBサイトを、売り上げ・集客につなげるための、企画・デザイン・製作などを円滑に進める役割をもち、「WEBディレクター」と呼ばれています。
責任者として、企画・提案、制作指揮・進行管理、見積もり・予算管理、運用・更新の全てを取り仕切るので、責任範囲が広く、様々なスキルを身につける必要があります。
そして、ディレクターに求められるのは、
- 常に全体を把握して、スケジュールやタスクを滞りなく進めるための「管理能力」
- チームメンバーやクライアントなどと密な連携・連絡・調整を図るための「コミュニケーション能力」
- トラブルを未然に防いだり、トラブル発生の際の「問題提起・問題解決力」
です。
ディレクションスキルを身につけることは、スキルのかけ合わせでもあるので、これができるようになるとかなりの高収入がねらえます。
フリーランスで年収1,000万だと手取りはいくら?
フリーランスで1,000万稼ぐと、大金を手に入れられると感じるかもしれません。
たしかに、会社員とくらべると年収の倍以上になりますが、これには必ず税金がかかります。
フリーランスでは、会社員よりも税率の高いものもあります。
それでは、実際の手取りはいくらになるのでしょうか?
年収1,000万の手取りはおよそ700万円
年収1,000万にかかる税金や保険料は、所得税・住民税・国民健康保険・国民年金です。
その他に、特定の職種(物品販売業、不動産貸付業など)には個人事業税がかかります。
それらを合計すると、約300万円ほどが差し引かれます。
月の手取りは約58万ほどになります。
月の手取りを多くしたい場合はプラスで収入を上げる必要があります。
しかし、年収1,000万円を超えた場合、翌々年には消費税が加算されるので注意してくださいね。
売り上げが1,000万を超えたら法人化がおすすめ
フリーランスには、売上によって法人化するタイミングがあります。
それは1,000万を超えたときです。
所得税は、1,000万までは個人事業主の方が税率は低く、1,000万以上は法人の方が低くなります。
また、1,000万を超えると課税事業者となり消費税を支払わなければなりません。
法人化することで、個人事業主時代の消費税は、2年間は免除されます。
ただし、2023年10月から始まるインボイス制度では、1,000万を超えなくても消費税を払えるようになるため、注意が必要です。
フリーランスでも年収1,000万が狙えるお仕事5選
フリーランスが収入1,000万を目指すのにオススメの職種は、IT系です。
これらは専門的なスキルを必要とするため、高単価が狙えます。
そして、今や必需品となったインターネットの世界において、仕事の案件数も豊富です。
具体的にどのような職種があるのか、ここでは5つのお仕事を紹介していきます。
フリーランスWEBデザイナー
今や、WEBデザイナーは人気の職業です。
本業・副業の働き方ができて、専門性のあるスキルで高単価の案件を獲得しやすいです。
フリーランスなら、在宅でもカフェでもどこでも仕事をすることができます。
今の自分の仕事と比べて、魅力を感じてキャリアチェンジを考える人も増えています。
会社勤めでは、年収1,000万を目指すのは難しいですが、フリーランスなら、1,000万を目指すことが十分に可能です。
年収1,000万を達成させる一つの例として、こちらの記事を参考にしてみてください。
(実際に、日本デザインスクールを卒業して年収1200万円を達成した方の記事です。)
フリーランスエンジニア
エンジニアは、主にプログラミングを行うプログラマーやアプリやソフトなどのシステム開発者を指します。
WEB上の、システムやデータベース・ネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャーなどが挙げられます。
いわゆる「技術者」なので、専門性が高く、それに見合う年収で、年収1,000万のフリーランスエンジニアも多いです。
フリーランスで、下請けのプログラマーやテスターでは年収1,000万は狙えません。
高い年収を得るためには、専門スキルを磨いてプロジェクトのメインで仕事をできるようになることが必要です。
フリーランスWEBマーケター
WEBマーケターの主な仕事は、WEBを活用してのマーケティング戦略を考える・実行することです。
主な職種は、
- SEOマーケター(Googleの検索エンジンで狙ったキーワードで上位表示させる)
- 広告プランナー(リスティングやSNS広告の運用)
- SNSマーケター(SNSアカウントの運用)
になります。
必要なスキルは、企画力、マネジメント力、データ分析力です。
フリーランスWEBマーケターは、通常の仕事以外に、自分のスキルを活かして、自身のサービスを立ち上げるなどでも稼ぐことが可能です。
フリーランスWEBライター
WEBライターは、誰でも取り組みやすい職種ですが、副業にしやすいということもあり、単価の幅も広く、低単価で止まってしまう人、高単価で高い収入を得る人がいます。
この差は、適切な単価交渉ができるかどうかということが重要になります。
しっかりと実績をつくって、適切なタイミングでコミュニケーションをとることが大切です。
色々なジャンルの記事が書けることで、たくさんの案件獲得が可能になりますが、専門性のあるライターは一つのジャンルで高単価がねらえます。
また、継続案件につながりやすく、常に必要とされる存在にもなれます。
フリーランスSNS運用代行
SNS運用とは、TwitterやInstagramなどのSNSアカウントを運用して収入を得ることです。
フォロワーが多ければ企業からPR案件を獲得できます。
案件の報酬単価で得られる収入は変わりますが、フォロワー数が多いほど収入が増えます。
SNS運用代行は、それらを代行する仕事です。
主に、アカウントのフォロワー数増加をサポートする、投稿の制作・代行、数値検証、企画・戦略立案などです。
フォロワー数を維持・増加し続けるスキルが必要となりますが、実績があれば、クライアントの依頼が増えて、月の収入が増加します。
インフルエンサーや法人など高単価案件を獲得できれば、継続性も見込めて安定した収入につながるので、年収1,000万稼ぐことは可能です。
まとめ
フリーランスで1,000万を超える年収の人は、全体の8.8%と少ないことがわかりました。
実際にフリーランスで年収1,000万を超えるコツとして、
- 得意なことを見つけて伸ばす
- 高単価が狙えるIT系のスキルを身につける
- 営業スキルも磨き、案件を獲得する
- 時給を意識して仕事をする
- ディレクションスキルを身につける
の5つをお伝えしましたね。
IT系での仕事はこれからますます盛んになりますし、高単価案件が多くあります。
スキルを磨いて、時給を意識して仕事に取り組むことや、お伝えしたコツを実践していけば、道も開けるはずです。
フリーランスで、みなさんが頑張って年収1,000万を稼いだとして、手取りはおよそ700万円になります。
手取りを増やしたいのであれば、月収を増やせばよいのですが、年収1,000万円を超えると翌々年には消費税がかかりますのでご注意ください。
売り上げが1,000万を超えたら税金関係で個人と法人の税率が逆転するので法人化をおすすめします。
実際に、フリーランスでも年収1,000万が狙えるお仕事として、WEBデザイナーやエンジニア、ライター、SNS運用代行などがあります。
どれもIT系のWEB上での仕事になりますが、これらはいつでも誰でもなることができます。その中で、スキルを磨いて専門性を高め、クライアントからオファーを受けやすい存在になりましょう。
いきなり1,000万円は難しいですが、WEB上での仕事には高単価が狙いやすく、スキルと営業力を磨いていけば、到達することは可能です。
それに、今の時代はSNSを活用した広告運用もできます。
たくさんの可能性がある中で、自分の得意分野を見つけてそれを伸ばして、ぜひ年収1,000万に挑戦してみてくださいね。
質問や感想があればご記入ください