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フリーランスが増えすぎって本当?成功する方法や増えすぎた理由を解説

近年、テレワークや在宅ワークなど働き方が多様化しているなか、「フリーランス」という働き方も注目を集めています。

フリーランスはここ数年で増加しており、最近は会社員からフリーランスへと働き方を変える人も多いようです。

最近は「フリーランスが増えすぎている」という話を耳にすることも少なくありません。

これからフリーランスになろうか迷っている方は、フリーランスが増えすぎていると聞くと「やっていけるのかな…」と不安になってしまいますよね。

この記事では、フリーランスが増えすぎている理由フリーランスが増えてきているなかで稼ぐコツを紹介していきます。

これからフリーランスを目指す方は、フリーランスで稼ぐコツをしっかり押さえてライバルに負けないようにしていきましょう!

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目次

フリーランスが増えているが、増えすぎとは言い難い

結論、フリーランスが増えすぎているわけではありません。たしかに、フリーランスの人口自体は増えています。

大手クラウドソーシングサイトのLancersが実施した「フリーランス実態調査」によると、2021年のフリーランス人口は1,670万人に上り、2018年と比較すると500万人以上増加していることがわかっています。

しかし、フリーランスや外部人材に業務を委託したいと考える企業が増えているのも事実です。

下記は、従業員数の増減をまとめたデータですが、業務委託契約従事者が増加している企業が42.5%にも上ることがうかがえます。

また、「終身雇用が難しくなる」「ジョブ型を導入する企業が増えている」などの理由から、今後は新卒採用よりも業務委託を活用するほうが活発になると考える企業が半数以上にもおよびます。

「新卒採用」より業務委託活用のほうが活発になると考える企業の割合

回答割合
非常にそう思う18.1%
ややそう思う39.5%
あまりそう思わない28.8%
まったくそう思わない7.4%
わからない6.2%
出典:みらいワークス総合研究所「2022年|『企業の業務委託利用』に関する実態調査

業務委託人材が必要になる理由

回答割合
プロフェッショナル人材の育成の難易度が上がっているため52.1%
新規事業の必要性があるため37.5%
内部での事業・経営変革が難しいため37.2%
ジョブ型の業務が増えたため26.5%
マネジメント人材が空洞化しているため21.4%
正社員雇用を限定的にするため13.4%
業務委託のほうが成果に対するコミットメントが高いため13.4%
その他0.9%
出典:みらいワークス総合研究所「2022年|『企業の業務委託利用』に関する実態調査

以上のようにフリーランスは増えすぎているものの、社会のフリーランスに対する需要も増えてきているため心配しすぎる必要はありません。

フリーランスが増えすぎている6つの理由

なぜここまでフリーランスが増えてきているのでしょうか?

その理由として、6つの理由が挙げられます。それぞれの背景を詳しく説明していきますね。

働き方の多様化が認められてきたから

厚生労働省は、少子高齢化に伴う人口の減少や育児・介護の両立といった課題を解決するため、2018年に「働き方改革関連法」を制定しました。

働き方改革関連法では、「長時間労働の是正」「多様で柔軟な働き方の実現」「雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保」などを推進しています。

これによりテレワークやフレックス制など、柔軟な働き方が認められるようになってきました。

出社にこだわらない働き方が見直されたことで、フリーランスへの注目度も上がったのではないかといわれています。

副業を解禁する企業が増えてきているから

働き方の多様化は副業の解禁にも影響を与えました。

本人のスキルアップだけでなく、ノウハウの持ち帰りによる事業成長も見込めると前向きに考える企業では、率先して取り入れられているようです。

現に日本経済団体連合会が副業を認めている企業を調査したところ、2019年に46%だった割合が2022年には66.7%になっていることがわかっています。

副業を通して、フリーランスに近しい働き方を体験し独立するイメージを持ちやすくなくなっていることがフリーランスが増えている要因のひとつにあると考えられます。

参考:日本経済団体連合会

働く人の価値観が変化してきたから

「仕事とプライベートを両立させたい」
「場所や時間にとらわれない自由な働き方がしたい」

このように、働く人の価値観が変化してフリーランスになりたいと考える人が増えたことも、要因のひとつです。

昔は仕事が第一優先といった価値観を持つ人が多かったですが、最近はワークライフバランスの充実に重きを置く人が増えてきているのです。

フリーランス向けのサービスが充実してきたから

フリーランスが増えてきている背景として、フリーランス向けのサービスが充実してきたことも挙げられます。

例えばフリーランスが仕事を探すときに便利な「クラウドソーシングサイト」や、仕事をしやすいように作られた「コワーキングスペース」などです。

その他にもフリーランス向けの交流会やイベントの開催、面倒な確定申告を代行してくれるサービスなども増えてきています。

このようなサービスが充実してフリーランスになるハードルが下がっていることも、フリーランス増加の要因といえます。

IT人材の不足でフリーランス案件が増えているから

少子高齢化によって労働人口が減少し、今後はさらにIT人材の不足が深刻化するといわれています。

経済産業省の調査でも、2019年時点で約17万人、2030年には最大79万人不足することがわかっています。

そのため、企業がITに関する仕事を一部外注するケースも増え、それと同時にクラウドソーシングサイトなどでフリーランスの人材を募集する企業も増えているのです。

IT系の需要が伸びていると知った人がフリーランスに挑戦するようになった結果、その数が増加しているといえますね。

参考:経済産業省「IT人材育成の状況等について」

リモートワークが普及しているから

フリーランスが増えた理由の1つに、リモートワークの普及もあります。

リモートワークが普及したことで、時間や場所に縛られずに働ける環境が整い、個人がオフィスに出社する必要性が薄れました。

リモートワークの普及は、フリーランスとして働くことのハードルを下げ、多くの人が新しい働き方に挑戦するきっかけとなりました。結果として、フリーランスが増えています。

フリーランスで働くことのメリット

フリーランスになる人がこれだけ増えてきているということは、それなりのメリットがあるはずです。

一体どのようなメリットがあるのでしょうか?1つずつ説明していきますね。

努力次第で収入が上がる

企業に属している会社員の場合は給料が決まっており、大幅に収入が上がることはほとんどありません。

しかしフリーランスの場合は、努力次第で大幅な収入アップを目指せるのです。なぜならフリーランスは、成果報酬だからです。

報酬に上限はなく、仕事をすればするだけ報酬がもらえます。また、高単価の案件を受注すればさらなる収入アップを目指せます。自分の努力次第で収入アップを目指せるのは、大きなメリットといえますね。

働き方が自由

会社員の場合は、定時や就業時間が決まっています。

一方、フリーランスの場合、クライアントとの契約内容を満たしていれば自由な働き方ができるのです。

例えば仕事をする場所や仕事の開始時間、終了時間も全て自由。

家事や育児をしながら自宅で仕事をするのもよし、お気に入りカフェでコーヒーを飲みながら仕事をするのもよし。

昼間は子供との時間を過ごしたいから朝と夜に仕事をすることも、朝は苦手だから昼間から仕事をはじめることもできます。

自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるのは非常に魅力的ですね。

人間関係の悩みが減る

会社員の場合、上司や先輩、同僚や後輩など、さまざまな人間関係に悩まされることも多いと思います。

しかし、フリーランスの場合は、最低限のコミュニケーションをとっていれば深い人間関係を築く必要もないため、人間関係の悩みが減るというメリットがあります。

万が一人間関係の悩みが出てきても、契約が終われば関わりはなくなり問題が解決します。

自分のやりたい仕事ができる

会社員として働く場合、自分の希望しない部署に配属させられたり、雑用作業を任されたりと思うように働けないことも少なくありません。

一方、フリーランスは自分のやりたい仕事ができます。

自分の好きな職種で働けますし、取る案件も自分で決められるのです。

もちろん、ときには事務や経理といった業務をしなければいけないときもあります。

しかし、それらの作業をするのは月に数回。自分の仕事を邪魔するようなものではありません。

本当に自分のやりたいことで収入を得られるので、とても楽しいですよ。

フリーランスはやめとけ!?個人事業主として働くデメリット

フリーランスで働くメリットはとても多いのですが、もちろんその分デメリットもあります。

そのデメリットが原因で「フリーランスはやめとけ」と言われることもしばしば。

フリーランスになってから後悔しないように、前もってデメリットを把握しておきましょう。

収入が安定しない

フリーランスは収入が上がりやすい反面、不安定でもあります。

その原因は次の3つ。

収入が不安定になる原因
  • クライアントの都合で仕事量が左右される
  • いきなり契約の終了したり、クライアントが倒産したりする
  • 病気や怪我で働けなくなると収入がなくなる

フリーランスは、企業から仕事から案件を受け、その対価として報酬を得る業務委託契約を結ぶことがほとんど。

仕事量はクライアント次第になりがちです。

クライアントの経営状態が悪くなっていきなり契約の終了を告げられる、そもそもクライアントが倒産して仕事がなくなるといったケースもあります。

さらに、休んでしまうと収入がゼロになるのもフリーランスの収入が不安定な原因。前月と10万円以上収入が違うなんてこともザラにあります。

社会保険が整備されていない

会社員だと当たり前にある社会保険がフリーランスにはほとんどありません。

雇用保険、失業保険がないのはもちろんのこと、労災保険がない場合も多いので仕事が原因で病気になったり、怪我をしたりしても補償金がでません。(一部のフリーランスには労災保険があります。)

また、会社員と比べると老後の準備がしにくいのも大きなデメリット。

会社員ならもらえる平均2000万円の退職金もありませんし、年金も月5.6万円しかもらえない国民年金に加入しなければいけません。(会社員の場合は月14.4万円)

このようにフリーランスは社会的な補償をほとんど受けられない働き方なのです。

フリーランスの社会保険についてより詳しく知りたい方はこちらがおすすめです!

関連記事はこちら!

孤独感を感じやすい

フリーランスは人間関係の悩みが減る反面、1人で仕事をすることが多いので孤独を感じやすい働き方です。

特にIT系のフリーランスは家で黙々と作業することが多く、1日中誰とも話さないなんてこともあります。

また、全てのことが自己責任であり、なかなか人に頼れない、相談できないというのも孤独を感じる原因になっています。

実際に株式会社Lboseの調査ではフリーランスの2人に1人が孤独を感じていることがわかっています。

生活に対する不安と孤独感によって精神疾患になる人も珍しくありません。

参考:株式会社Lbose

社会的な信用が低い

フリーランスは収入が不安定なので、社会的な信用がガクッと落ちます。

会社員なら当たり前に通っていた「クレジットカード」「ローン」「賃貸物件」の審査が急に通らなくなるのです。

また、なかにはフリーランスであるという理由だけで、パートナーの親に結婚を認めてもらえなかったというケースも。

実際、アデコ株式会社の調査でもフリーランスのうち39.4%が「社会的信用が乏しいこと」に苦労しているのがわかっています。

参考:アデコ株式会社

スキルが伸びにくい

フリーランスは新しいことにどんどん挑戦できて、スキルアップしていけるというイメージを持っている方もいるかもしれませんが実はそうではありません。

むしろ逆でフリーランスはスキルが伸びにくい働き方です。

フリーランスはどれだけ案件を取れるか、質の高い仕事ができるかが生活に直結します。

そのため、どうしても既に持っているスキルでできる仕事を選びがちになり、失敗するリスクのある案件に挑戦できないのです。

また、スキルアップのための勉強が全て自己負担なのも原因。

生活を考えるとどうしても自己投資をできなくなってしまうのです。

収入が同じでも手取り額が会社員より低い

フリーランスは会社員と同じ金額の収入を得たとしても、手取り額が低くなります。

フリーランスは会社員が受ける社会保険料の事業主負担分がないため、健康保険や年金の全額を自分で負担する必要があるからです。

また、経費を差し引けるとはいえ、税務処理の複雑さや節税対策の知識不足が手取額の減少につながることもあります。

例えば、下記の条件に当てはまる年収1,000万円の会社員とフリーランスの手取額を比較してみましょう。

  • 20〜40歳未満
  • 配偶者・扶養家族なし
  • ボーナスなし
  • ひとり親控除や寡婦控除適用なし
  • 障害者控除適用なし
  • 生命保険控除を受けていない
  • iDeCoの掛け金なし

それぞれの税金や社会保険料の支払額と手取額を比較すると、下表のようになります。

 会社員フリーランス
国民健康保険・健康保険498,000円870,000円
国民年金・雇用保険60,000円198,240円
所得税832,100円1,158,200円
住民税639,800円790,100円
厚生年金713,700円なし
手取り収入7,256,400円6,983,460円

個人事業主シミュレーション / 税金・保険料シミュレーションを活用して算出

会社員とフリーランスでは手取り年収が30万円ほど異なるのがわかりますね。

フリーランスは、社会保険料の負担や税務処理の複雑さが収入に影響を及ぼし、結果として手取り額が減少するというデメリットがあります。

下記の記事では、フリーランスの手取りをシミュレーションしています。

興味がある方はあわせてご覧ください。

フリーランスに向いていない人の特徴

どのような仕事や働き方にも向き不向きがあり、フリーランスも同じです。

下記のような特徴を持つ人は、フリーランスには向いていません。

  • 素直でない人
  • 事務作業が苦手な人
  • タイムマネジメントが苦手な人
  • 即戦力になれるスキルや資格がない人
  • 心配性な人

本章では、それぞれの特徴がフリーランスに向いていない理由について詳しく解説します。

フリーランスに不向きな人の特徴を知っておくことで、自身がフリーランスとして成功できるのか判断するための指標となり、後悔するリスクを軽減できるでしょう。 

素直でない人

素直でない人は、フリーランスに不向きです。

フリーランスは、クライアントからのフィードバックを受け入れて改善する姿勢が求められます。

素直さがないと、クライアントに反発してしまい自己中心的な人物であると評価されて信頼を失うことにもつながりかねません。

最悪の場合は、案件を継続してもらえなくなる可能性もあります。

素直でない人はクライアントとの関係において不利になり、フリーランスとして継続していくことが難しくなります。 

事務作業が苦手な人

事務作業が苦手な人もフリーランスに向いていません。

どのような職種のフリーランスであっても、下記のような事務作業は避けられないからです。

  • 請求書の発行
  • 経費の管理
  • 税務処理

請求書の発行や経費の管理を怠ってしまうと、税務処理の際に不備が発覚して、罰則や追加納税のリスクを抱えることになります。

フリーランスは事務作業も業務の一つであり、事務作業もスムーズにこなせるスキルが必要です。

経理作業はfreeeや弥生会計などの会計ツールを活用することで手間や負担を軽減することが可能です。

筆者も会計ツールを活用していますが、便利で使いやすいのでおすすめします。

このように代行業者への外注やツールの活用によって、事務作業を楽にすることは十分可能です。 

タイムマネジメントが苦手な人

フリーランスとして成功するためには、タイムマネジメントスキルは不可欠です。

タイムマネジメントができないと、締め切りに遅れたり、複数の案件が重なって対応できなくなったりして、クライアントからの信頼を失う可能性があります。

最悪の場合、案件を打ち切られてしまう恐れがあるため十分注意しなくてはなりません。

納期が近い業務から優先的に取りかかる、カレンダーアプリなどを活用して業務の納期を把握するなどの工夫をすることが大切です。

タイムマネジメントができないと、クライアントからの信頼を獲得できず、安定した収入やキャリアの構築が遠のきます。 

即戦力になれるスキルや資格がない人

企業やクライアントの即戦力になれるスキルや資格がない人も、フリーランスに向いていません。

フリーランスは自身のスキルを商品として提供するため、クライアントが求める結果を迅速かつ確実に出す能力が求められているからです。

下記は、フリーランスITエンジニアを採用する際に企業が重視するポイントを調査した結果をまとめたものです。

企業が内定を出す際に最も重視しているポイント

重視しているポイント回答者の割合
スキル41.0%
自身の強みや弱み17.9%
人柄10.3%
前職での実績10.3%
今後のキャリアプラン5.1%
希望する働き方5.1%
経験年数2.6%
志望動機2.6%
転職・退職理由2.6%
入社企業でやりたいこと2.6%
出典:レバテック フリーランス「ITエンジニアのオンライン採用、重視するのは『スキル』と『コミュニケーション』

41.0%もの企業が応募者の「スキル」を重視しており、他のポイントよりも圧倒的に重視されていることがわかりますね。

これはITエンジニアのケースですが、他の職種でも同じです。

特別なスキルや資格がないと、他のフリーランスとの競争に勝つのは難しく、単価の低い仕事や短期的な案件ばかりになってしまい収入が不安定になってしまいます。 

心配性な人

心配性な人もフリーランスには向いていません。

心配性な人は、過度な不安が行動を妨げる要因となり、安定した活動を続けることが難しくなります。

フリーランスは収入が不安定で、常に営業活動や自己管理をする必要があります。

下記のような心配ばかりしていると、行動が慎重になりすぎてしまい、結果として新しい挑戦を避けたり、継続的にフリーランスとして働き続けることが難しくなったりするでしょう。

「仕事がなくなるのではないか?」

「クライアントに評価されないのではないか?」

「一年後の自分はどうなっているのだろうか?」

フリーランスとして成功するためには、柔軟な対応力と適度なリスクを取る勇気が必要です。

心配性な人は、過度な不安が行動を妨げる要因となり、安定した活動を続けることが難しくなります。

筆者も心配性で、物事をネガティブに考えてしまう傾向がありますが、下記のような意識や工夫をすることで不安が払拭されました。

  • 先のことはあまり考えず、目の前の案件に全力で取り組む
  • クライアントに冷たくされてもあまり気にしないようにする
  • ミスや失敗をしても過度に自分を責めない
  • 他の人と比較しない
  • 「どうにかなる」と実際に口に出して自分を落ち着かせる
  • 仕事に打ち込んだりプライベートを忙しくしたりして、不安になる暇をなくす

ぜひ参考にしてみてください。 

後悔しないためにフリーランスになる前にやるべきこと

フリーランスになる前に、下記のことをやっておくことで後悔するリスクを軽減できます。

  • 事業計画を立てる
  • お金を貯める
  • 副業として小さく始める
  • 人脈を築く
  • お金や法律について学ぶ
  • 税務署に必要書類を提出する

筆者の経験談も交えながら、これらのやるべきことについて詳しく解説します。 

事業計画を立てる

フリーランスになる前には、簡易的なもので構わないので事業計画を立てましょう。

事前に事業計画を立てておくことで、フリーランスになる前にやるべきことや開業資金の目安がイメージしやすくなります。

下記を参考にしながら、計画を立ててみてください。

  • 仕事内容
  • アプローチする顧客
  • 目指す収入額
  • 必要な経費や生活費の目安
  • 単価の設定
  • 案件の獲得方法
  • 他のフリーランスとの差別化ポイント

自分の働き方をコントロールして持続可能なキャリアを築くために、事業計画を立ててください。 

お金を貯める

フリーランスになる前には、お金を貯めておくことをおすすめします。

「フリーランスはやめとけ!?個人事業主として働くデメリット」でも説明しましたが、フリーランスは収入が不安定です。

特に、駆け出しの頃は月収が数万円程度のこともあるため、半年から1年間分の生活資金を貯めておくことが望ましいです。

お金があると精神的な余裕が生まれます。 

副業として小さく始める

まずは、副業として小さく始めることをおすすめします。

いきなりフリーランスとして独立するのはリスクが高いです。

副業として小さく始めて失敗のリスクを抑えながらコツコツと実績と経験を積み、フリーランスの道を少しずつ開拓していきましょう。

正社員として働きながら副業をする場合、会社の就業規則に違反していないか事前に確認することを忘れないでください。

副業が認められていないにも関わらず副業をおこなっていることが会社に発覚した場合、懲戒処分になることもあります。

副業規則についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

人脈を築く

フリーランスになる前に人脈を築くことをおすすめします。

理由は、下記の2つです。

  • 孤独やストレスを感じにくくなる
  • 仕事の獲得につながる

「フリーランスはやめとけ!?個人事業主として働くデメリット」でも説明しましたが、フリーランスは孤独を感じやすいです。

孤独によって引き起こされるストレスは心身に多大な影響を及ぼすため、軽視できません。

人脈を築けばいつでも悩みや相談を打ち明けられるので、孤独やストレスを感じにくくなります。

GoogleやYahoo!JAPANなどで「【職種名】 オンラインサロン」といったキーワードで検索してみましょう。

あなたと同じ職種で活躍するフリーランスの方とつながりを持てます。

また、人脈を築くことで仕事が獲得しやすくなります。

下表を見ると、フリーランスの多くが過去・現在の取引先」や「人脈を通じて仕事を獲得していることがわかりますね。

最も収入が得られる仕事の獲得経路

獲得経路割合
過去・現在の取引先32.7%
人脈27.9%
エージェントサービスの利用13.4%
自分自身の広告宣伝活動12.3%
求人広告5.8%
クラウドソーシング5.2%
シェアリングエコノミーサービス0.6%
その他0.6%
出典:プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会「フリーランス白書2024

孤独や疎外感を感じにくくなり、仕事が獲得しやすくなることから、フリーランスとして成功するためには「人脈」の形成が必要です。 

お金や法律について学ぶ

フリーランスとして成功するためには、お金や法律について学ぶことが不可欠です。

お金や法律についての知識がないと、必要以上に税金を支払ってしまったり、クライアントの違法行為に巻き込まれたりする可能性があるからです。

筆者は、下記のようなYouTube番組を視聴しながらお金や法律について勉強しています。

お金や法律について自ら学んで、フリーランスとして働く自分を守りましょう。 

税務署に必要書類を提出する

フリーランスになる前に、税務署に下記の書類を提出することも忘れてはいけません。

  • 開業届
  • 青色申告承認申請書
  • 所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書
  • 青色専従者給与に関する届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書

※事業内容によって提出すべき書類が少し異なります。税務署に行って直接確認しましょう。

必要な書類を税務署に提出しておかないと、税務処理で不利を被ったり、ペナルティを受けたりする可能性があるからです。

例えば、「開業届」を提出しないと、税務署が収入を把握できず脱税と見なされるリスクがあります。

また、青色申告承認申請書を期限内に提出しない場合、控除額が増えず無駄な税金を支払うことになります。

フリーランスとしてスムーズに事業を始めて節税効果を最大限に発揮するためには、フリーランスになる前に税務署に必要書類を提出することが不可欠です。

下記の記事では、青色申告のメリットややり方について詳しく解説しているので、興味がある方はあわせてお読みください。

フリーランスが増えすぎるなかで稼ぐ9つのコツ

フリーランスが増えすぎているなか、案件を獲得して稼げるフリーランスになるためにはどうしたらよいのでしょうか?

最後に稼げるフリーランスになるための5つのコツを紹介します。

これからフリーランスになろうと思っている方は、ぜひこのコツを押さえておいてくださいね。

スキルアップしてライバルと差別化する

フリーランスが増えすぎているなか、ライバルと差別化できるかどうかはとても重要。

ライバルと差別化するには、スキルアップして自分だけの強みを伸ばしていくのが効果的です。

また、スキルアップすることはライバルと差別化できるだけでなく、高単価案件を獲得することにもつながります。

フリーランスになってからも専門分野の知識やスキルを高めるなど、自分の能力を常に高めていきましょう。

稼げるジャンルを選ぶ

やはり誰でもできる業務は単価が安く、スキル習得が難しいものほど高単価になりやすいです。

そのため稼げるフリーランスを目指したい方は、どのようなジャンルを選ぶかが重要なポイントになります。

そこで注目すべきは、特に高単価案件が豊富であるIT系の職種す。

身につけなければいけない知識やスキルはデザインスキルやプログラミング言語などと少し難易度が高くなりますが、種類によっては独学で学べるものもあります。

「一人で勉強するのは苦手」「短期間で効率よく学びたい」という方は、専門スクールに通ってスキルを身につけるのもひとつの方法です。

IT系の知識とスキルが身に付ければ会社員としてもフリーランスとしても働きやすいため、これからフリーランスになる方はぜひ検討してみてくださいね。

営業力を身につける

フリーランスの案件獲得に欠かせない営業力

待っているだけでは、仕事が舞い降りてくるなんてことはありません。

フリーランスのなかには、営業職出身の人やリーダー経験がある人など魅力的な人材もたくさんいます。

多くの人材の中から自分を選んでもらうには、スキルや経験だけでなく自分をアピールできる営業力も重要になってくるのです。

営業といってもその方法はさまざま。

例えばクラウドソーシングを活用するなら、魅力的な提案をしたり、プロフィールやポートフォリオを充実させたりすることが大切です。

また、SNSでスキルや実績を発信することも営業のひとつです。

フリーランスで成功するためには、クライアントが仕事を依頼したいと思うような「営業力」を身につけることが重要になってきます。

クライアントからの信頼を得る

フリーランスの場合、クライアントとの信頼関係が非常に大切です。

クライアントから信頼を得ていると継続して仕事を依頼してくれたり、別のクライアントを紹介してくれたりするケースもあります。

逆にクライアントと信頼関係がなかったら、仕事をもらえなくなったりしてしまうので要注意。

クライアントから信頼を得るために納期を守ることはもちろん、クライアントとは誠意を持ってやりとりしましょう。

自己管理を徹底する

フリーランスになるには自己管理能力が大切です。

スケジュール管理はもちろん、体調面の管理やお金の管理も自分1人でおこなわなければいけません。

例えば、自己管理ができていないと作業が遅れて納期に間に合わないといった状況になる可能性もあります。

そうなるとクライアントからの信頼を失ってしまいますよね。

また、自由な働き方ができるのはよいことですが、逆にいえば就業時間が決まっていないので働こうと思えばいつまでも働けてしまいます。

例えば夜遅くまで仕事したりすると、次の日寝不足になってしまったり体調を崩してしまいます。

そうなると仕事どころではありません。

誰からも管理されない立場となると生活リズムがくずれてしまいがちですが、効率よく稼いでいくためにも自己管理は徹底しましょうね!

エージェントに登録する

稼げるフリーランスになりたい方は、エージェントに登録しましょう。

エージェントは、フリーランス向けの案件を数多く抱えており、希望やスキルに合った仕事を紹介してくれます。

特に、駆け出しの頃はクライアントとの直接交渉に不慣れなことが多いですが、エージェントに仲介してもらうことでスムーズに取引が可能になります。

また、高単価案件を紹介してもらえる可能性もあり、効率的に収入を増やすことが可能です。

エージェントに登録することは、仕事の幅を広げて収入を安定させることにつながります。

下記の記事では、フリーランスにおすすめのエージェントを紹介しています。

興味がある方は、ぜひお読みください。

魅力的なポートフォリオを作成する

高収入のフリーランスを目指すのであれば、魅力的なポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオは、自分の価値をクライアントに伝える重要なツールです。

魅力的なポートフォリオがあれば、自分の強みや経験を効果的にアピールでき、仕事の受注率が高まります。

魅力的なポートフォリオを作成して、フリーランスとして成功するチャンスをつかみましょう。 

SNSなどを通じて自ら情報発信する

稼げるフリーランスになるためには、SNSを通じて自分のスキルや実績を積極的に発信することが効果的です。

SNSを通じて、新たな仕事の依頼やコラボレーションの機会を得られることもあります。 

例えば、下記のフリーランスWEBデザイナーの方は、Instagramに自身の作品を投稿し、作品を気に入ったクライアントから問い合わせを受けて案件を獲得しました。

SNSなどを使って自らの実績やスキルを情報発信することは、フリーランスとしての認知度を高めるのに有効です。

徐々に高単価の案件にチャレンジする

フリーランスとして成功するためには、徐々に高単価の案件にチャレンジすることが大切です。

低単価の案件ばかり受注していると、労力に対して収入が伸び悩み、時間的にも経済的にも余裕がなくなってしまいます。

また、高単価案件はクライアントが高度な専門性や成果を求めることが多く、高単価案件にチャレンジすることで、自ずと自己成長にもつながります。

スキルが不足していたり、未経験のフリーランスであったりする場合は、低単価の案件を通じて実績を作ることが必要ですが、慣れてきたら徐々に高単価の案件にチャレンジし、時間効率と収入をともにアップさせましょう。

まとめ:フリーランスが増えすぎても稼ぐことは十分可能!

この記事では、フリーランスが増えすぎている理由やフリーランスが増えすぎているなかで稼ぐコツを紹介しました。

現在もなおフリーランスの人口は増加傾向にありますが、今後もますます注目されるのは間違いないといわれています。

フリーランスが増えてきているなかで稼いでいくためには、スキルアップをしてライバルと差をつけたり、クライアントからの信頼を得て高単価案件を獲得していったりなどの工夫や努力が必要です。

これからフリーランスを目指していく方は、この記事を参考にして稼げるフリーランスになっていってくださいね。

この記事があなたのお役に立てたらとてもうれしいです。

働きながらも家族と少しでも長くいたい
バタバタと準備をして職場に行く毎日から抜け出したい

このような想いから、在宅で働きたいと思っている人は多いと思います。なかでもパソコン1つでしっかり稼げ、これから需要が伸び続けるWEBデザイナーに興味がある方は多く、もしかしたらあなたもそうかもしれません。

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