新卒でIT企業に入りネットワークエンジニアとして働いていたさいとぅーさんこと齊藤巧さんですが、家族が使っていたIllustratorを見た瞬間、デザインの世界に強く惹かれました。「ポスターってこう作るんだ…」という小さな衝撃が、学び始めるきっかけに。
独学で続ける中で、自分のデザインを客観的に見てもらいたい気持ちが大きくなり、スクールを探し始めて、デザスクに出会います。
今回は、デザスク入門編94期生の齊藤巧さんにインタビューしました。
- 家族が使っていたIllustratorを見たことがきっかけでデザインに興味を持ち、独学をスタート
- 自分のデザインが客観的にどう評価されるか気になり、スクールに通う決意をする
- 大坪社長と久保校長の対談動画を見て「ここなら大丈夫」と思い、デザスク入学を即決
- 課題を進めるうちにデザインの質が上がっていく実感があり、最後の課題は特に楽しかった
- 添削会ではプロの指摘が大きな学びに。大坪賞受賞で努力が報われたと感じた
- 「45日間は何かを犠牲にしてでも集中する覚悟があれば大丈夫」とメッセージ
デザインを学ぼうと思ったきっかけ
ー今日は、入門編94期のさいとぅーさんに来ていただきました。よろしくお願いします。まずは、45日間本当にお疲れ様でした!
ありがとうございます。
ーはじめに、デザインを学ぼうと思ったきっかけについてお伺いしてもいいですか?
最初は新卒でIT企業に入り、ネットワークエンジニアをしていました。社会人2年目の頃に、家族がIllustratorを使っていたんですよね。それを横で見ていて、自分も触ってみたときに「ポスターやチラシってこう作るんだ」と衝撃を受けました。
そこからいろいろと触り始め、うまく作れないと思って勉強し始めて、本屋に行って本を買ったりいろいろ調べたりしたのがきっかけです。
ーじゃあ、最初は独学というか、ご自身で学ばれていたのですか?
そうですね。
デザスクと出会ったきっかけ
ーそこから、どうやってデザスクに出会ったのですか?
かれこれ2年くらいですかね。でも趣味程度でやっていて、そんなガッツリという感じではなく。休んでいる時期もあったので。
自分が作っているデザインが他の人からどう評価されるのか気になり始め、うまくできていると思っても人から見たら全然できていないかもしれないと思って、スクールに一度通わなきゃと思いました。スクールに通うと決めてから、デザスクに決めたという感じです。
ーじゃあ、結構比較検討した上でうちを選んでくださったのですか?
見たのは金額くらいで、そこまで比較はしてないです。大坪社長のYouTubeを見て、話を聞く中で「ここにしよう」と決めました。他のスクールを選んだら後々心残りがあるかもしれないと思ったんです。それで、受けるとしたらデザスクだと決めました。
ー大坪の何が刺さりましたか?
特にこれといったキーワードがあったわけではないのですが、大坪社長と久保校長の対談動画で会話のやり取りを聞く中で、信頼が生まれたというか…。そんな感じですね。
ー「ここなら大丈夫だ」と動画を観て思ってくださったという感じでしょうか?
はい、そうですね。
ーありがとうございます。
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受講にあたっての迷い
ーちなみに、受講を決めるにあたって、迷いはありましたか?
ほとんど迷ってないです。決めたのが7月半ばで、申し込んだのもそのあたり。7月下旬には上司に「お金を振り込んだので、スクールに通うことにしました。辞めます」と伝えたんです。
8月は仕事して、9月は有給を全部当てる予定を立てて、上司にも伝えました。動き出してからは、わりと早かったです。
ー上司の方、驚きませんでしたか?
急にというより、「ついにその時が来たか」という感じでした。というのも、在職中にもそういう空気を醸し出していたんですよね。
PowerPointで資料作成するときも営業の方に首を突っ込んでデザインに口を出していたので、驚きというかついに来たという感じだったと思います。
ーじゃあ、もうバレていたんですね?じわじわと(笑)。
はい、バレていたと思います。
ーありがとうございます。
45日受講して率直な感想
ー次に、さいとぅーさんの45日の率直な感想を教えてください。
いやぁ、もうあっという間でしたね。ついこないだのことのように思うんですけど、本当に忙しかった時期でした。子育てしながらとか本業をやりながらされてる方は想像つかないぐらい忙しかったんですけど、あっという間で、すごい忙しかった45日間でしたね。
ーお疲れ様でした。一番大変だったことは何でしたか?
大変だったのは、やっぱりレッスン最後の課題ですね。最後の課題は、受講し始めた頃から時間的に間に合いそうにないなと薄々感じていて、だから前倒しでひたすらやるしかないと思っていて、そこが一番大変でした。スケジュール的にもパンパンという感じでしたね。
ーそこを調整しつつ、みたいな。
そうですね。
ー反対に、楽しかった部分はどんなところでしたか?
楽しかったのは、やっぱりそれも最後の課題ですかね。最後の課題をやっていて、自分のイメージするデザインがどんどんできていったんです。
最初の頃は色々苦戦したり迷ったりしていたんですけど、最後の課題になると序盤と比べてスムーズにデザインが完成できている実感が湧いて、そこは楽しかったですね。
ー本当に制作ができていく感じというか。
まさにそんな感じです。
ーありがとうございます。
添削会について
ーさいとぅーさん、添削会はいかがでしたか?
添削会は、プロの方に見てもらうことで自分で気づけないところや、無意識に迷っていたところを全て見抜かれてご指摘いただけたので、本当に色々勉強になることがたくさんあって良かったと思います。
ーありがとうございます。ちなみに斎藤さんは、何回か今話題に出ているように大坪賞も獲得されていましたけど、ベストオブはもともと狙っていたんですか?
狙ってたんですけど、ベストオブ発表会の時に1位2位に入れなくてすごく悔しかったんです。久保賞か大坪賞のどちらかに入りたいと思っていたんですが、それでも久保賞には入れなくて…。一応佳作には入ったんですけど、そこで半ば諦めていました。
でも、大坪賞で最後に名前が上がったとき、嬉しかったり安心したりして45日の努力が報われたなという感じがしました。
ーいやぁ、本当に上手でした!
受講を迷っている方へのメッセージ
ー最後に、この講座に参加しようか迷ってる慎重型の方たちに向けて、一言メッセージをお願いします。
慎重型の方に参考になるかわからないですが、いろいろ犠牲にすることも必要なんじゃないかなと思います。
私の場合は仕事を辞めたり10年続けていたアプリのゲームをやめたりしたほか、友人からの飲みの誘いもずらしてもらったり断ったりしてきました。
もし迷っている方がいらっしゃれば、この45日間は何もかも犠牲にして1点に集中する覚悟が決まれば、うまくいくと思うので多分大丈夫だと思います。
ーその勇気はなかなか出ない方は、どうしたらよいと思いますか?
私の場合、ネットワークエンジニアが前職で、そこから未経験の職種であるWEBデザイナーへの転職を考えていたので、ここで頑張れなかったら人生の中で一番のターニングポイントを逃すと思っていました。
なので、ここで頑張れなかったらいつ頑張れるんだという気持ちでやっていたので、その気持ちを持てれば勇気はすぐに湧いてくると思います。
ー人生を変えるってそういうことですもんね。
そうですね。
ーありがとうございます。日本デザインではよく大坪族と久保族って言うんですけど、さいとぅーさんは自分に厳しいところが大坪族らしいなと感じました。インタビューは、これで終了となります。今回は、入門編94期の齊藤巧さんに来ていただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。










