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Adobeから画像生成AIが!「Firefly」でできる12のことを紹介

こんにちは、久保です!

いきなりですが、あなたは「Firefly」と呼ばれるツールを知っていますか?

「Firefly」はPhotoshopやIllustratorを出しているAdobeが3月に発表した画像生成AIです。

しかも、「Firefly」で作ったAI画像は商用利用ができるらしく、今世界から注目されているんだとか!

今回はそんな大注目の「Firefly」でできる12のことを後輩のけんぼーに教えてもらいました。

ところどころ現役WEBデザイナーとして「本当にWEBデザインに役立つのか?」「どんなときに使えそうか?」をお伝えしているので、その点も踏まえて読んでみてくださいね。

この内容を「動画で見たい!」という方は、下の動画をクリックしてご覧ください。

目次

「Firefly」でできる12のこと

では、早速「Firefly」でできることをお伝えしていきます!(けんぼーが。笑)

Text to image(テキストから画像を作る)

けんぼー

まず1つ目の機能は「Text to image」です。「テキストから画像へ」という意味ですね。

下の画像を見てもらえるとわかると思うんですけど、この機能は作成したいイラストのイメージを入力するだけでイラストが簡単に作れるというものですね。

STEP
テキストで指示を出す
STEP
テキストからイラストが作成される
STEP
画像に変更も可能
久保なつ美

え、どういうこと?たとえば「女性」っていう言葉を入れるだけってこと?これ写真を参考にしてんじゃないの?

けんぼー

してないです。

久保なつ美

え!

けんぼー

文字入れて、右上に出ているアート風ってやつをクリックしてるだけです。どんなイラストなのかも選べるんですよね。

久保なつ美

本当の人じゃないってこと?

けんぼー

はい。

久保なつ美

あ、それはすごいね。いそうだもん。

Extend image(画像を拡張する)

けんぼー

2個目は「画像の拡張」ですね。画像の拡張等を自由自在にできます。

久保なつ美

どういうこと?

けんぼー

こう(↓)になるってことですね。

STEP
変更したいもとの画像をおく
STEP
どんなふうに拡張したいかを選ぶ
STEP
拡張した画像が出てくる

(変更になる画像)

久保なつ美

えー!変わった!

けんぼー

Photoshopにもこの機能はあるんですけど、精度はFireflyのほうが優秀ですね。

久保なつ美

めちゃくちゃすごいじゃん!

え、これはじゃあさ、実際には存在しない人が存在しない空間にいるってこと?

けんぼー

はい、そうです。AIが勝手に背景を考えて作ってくれます。

久保なつ美

すご。素材で「もうちょっと横あればいいのにな〜」ってときがあるから、そのときにめっちゃ使えそう。

Inpainting(画像の一部を変更する)

けんぼー

3つ目は「Inpainting」ですね。例えば、次の画像に映っている男性の服を選択して、テキストで「レッドジャケット」と入力すると赤いジャケットに早変わりします。

STEP
画像で変更したいと思う部分を選択
STEP
テキストでどう変更するか指示を出す
STEP
指示通りの画像が出てくる
久保なつ美

すご!

え、これ自分たちの写真でもできるの?

けんぼー

どうなんですかね。もしかしたら可能かもしれません。ちょっとやってみないとわからないですけど。

久保なつ美

撮った写真でもできるなら、WEBデザインをするときもすごく使えそう!

Smart Portrait(表情を変更する)

けんぼー

次は「Smart Portrait」です。これめちゃくちゃくすごい機能で、目の開き具合や笑顔の感じとかをスライダーで調整することができるんですよ。

STEP
変更したい画像を入れる
STEP
スライダー(赤枠)を動かす
STEP
表情が変わる
久保なつ美

え〜!それさ、けんぼーにピッタリなんじゃない?

よく笑ってないって言われてるし(笑)

けんぼー

そうですね(笑)

ただ、実在の人物でできるかは今のところわかってないですね。

久保なつ美

あ、そうなんだ。WEBデザイナーからしたら実在の人物でできるかめっちゃ重要だね。

架空の人物だけでもすごいけど、実在の人物もいけるならもっと便利だと思う。

けんぼー

確かに。それを検証する動画も作りましょう。

Depth to image(背景のテイストを変える)

けんぼー

次は「Depth to image」です。

検索したら「画像までの深さ」っていうちょっと意味のわからない訳が出てきたんですけど、簡単にいうと背景を自由自在に変えられる機能ですね。

久保なつ美

ん?

けんぼー

例えば部屋の写真をアップロードして、「どういう家にしたいか」を文字で入力するとFireflyが提案してくれるんです。

STEP
変更したい画像を入れる
STEP
テキストで指示を出す
STEP
変更を提案してくれる
久保なつ美

なるほど。レイアウトはそのままでテイストを変えるってことね。

けんぼー

そうです。こちらがレイアウトを提供して、こういう家を作りたいって言ったらテイストだけ変えてくれるんです。Zoomの背景とかに使えますね。

久保なつ美

あ〜、確かに。オシャレになるね。

3D to image(3Dから画像を作る)

けんぼー

これはちょっと使いづらいんですけど、右側から3Dの図形を選んで自由に写真を作る機能です。例えば3D図形を選んだあとに「おかしのお城」って入力すると次のようになります。

STEP
使いたい3D模型を選ぶ
STEP
テキストで指示を出す
STEP
指示に沿った画像ができる
久保なつ美

え、このケーキのやつめっちゃ可愛いじゃん!

けんぼー

そうですね。今のところどんな使い道があるかはわからないんですけど、何かはできそうですよね。

Text to template(テキストからテンプレートを作る)

けんぼー

次は「Text to template」です。テンプレートを自動生成できる機能で、「6歳の誕生日」と入力すれば誕生日に使えるテンプレートを作ってもらえます。

STEP
テーマをテキストで伝える
STEP
使いたい画像を入れる
STEP
自動でテンプレートができる
久保なつ美

これちょっとやばくない!WEBデザイナーを脅かしてきてる!

けんぼー

脅かしてきますね。

久保なつ美

ね!まあ、でもまだ若干海外っぽいか、デザインが。

けんぼー

そうですね。今まででいえばCanvaのテンプレートみたいな感じですね。

久保なつ美

あ、そうか。そう考えればまだ大丈夫か。まあ、簡単なデザインだけだね。

けんぼー

仕事がAIに奪われないかかなり怯えてるな…(笑)

Conversational editing(会話で画像を編集する)

けんぼー

「Conversational editing」は簡単にいうと会話型の編集機能で、チャットをしながら画像を作れます。

久保なつ美

へ〜。

けんぼー

例えば「サンタのコスプレをした犬を描いて」っていったらそのイラストができますし、イメージと違う場合は、そこから変更もできます。

STEP
素材を用意する
STEP
チャットで指示を出す
STEP
指示に沿った画像が生成できる
久保なつ美

あ〜!これはすごいね!

なかなか探しても出てこない素材とかをゼロから作れるってことだよね。

けんぼー

そうですね。デザインするときに使えそうです。

Text to vector(テキストからベクター画像を作る)

けんぼー

これは画像をベクター化するものです。作ってもらった画像の1個1個が素材になるって感じですね。

STEP
テキストで指示を出す
STEP
指示に沿った画像が作られるので1つを選ぶ
STEP
選んだ画像がピックアップされて出てくる
1つ1つの画像(この画像だと気球)を自由に動かすことができます
久保なつ美

え、これは使いやすいね!これ、すごいわ!

けんぼー

このベクター画像はめちゃくちゃ使えると思います、素材として。

今まで画像はあるけどベクターじゃなかったので、欲しい素材だけ抜き取れなかったんですが、これならそれができるんです。

久保なつ美

いや、本当そう。

デザインするなかで欲しい素材がなかなか見つからなくて困ることあるんだけど、これ使えば簡単に作れそう。

これはデザインの幅広がるね!ステキ!!

Combine photos(2つの画像を組み合わせる)

けんぼー

10個目は「Combine photos」で「写真を組み合わせる」って意味ですね。

機能はその名の通りで2枚の画像を組み合わせていい感じ画像を作れるというものです。

STEP
画像を2つ選んで赤枠のところに入れる
STEP
2つの画像が組み合わさった画像ができる
久保なつ美

なるほどね〜。ポスターとか簡単にできそうだよね。

けんぼー

そうですよね。実際どうなのかはわからないですけど、「イラストレーターさんとか合成を仕事にしている人とか大丈夫なのかな?」って思っちゃうクオリティですよね。

久保なつ美

確かに。ダイナミックな景色とか作れるってことだもんね。正式にリリースされたらいろいろ作ってみたいな〜。

Color-conditioned image generation(好きな色味の画像を作る)

久保なつ美

「カラー、、コンディショナル、、イメージ、、ジェネレーション、、」ってなんですか?

けんぼー

参考画像と文章を入れると、参考画像から色を抽出してそれに合う画像を生成してくれるという機能ですね。

STEP
色味の参考になる画像を入れる(赤枠)
STEP
テキストで作りたい画像の指示を出す
STEP
参考の色をもとに指示に沿った画像ができる
久保なつ美

あ〜なるほど。

「こういうイメージの作品作りたいな〜」と思ったときに、そのイメージにあった背景を作れるってことね。

けんぼー

そういうことになります。

久保なつ美

それはすごいねぇ〜。デザイナー次第でかなり活かせそう!

Upscaling(画質を変えずに画像を大きくする)

久保なつ美

Upscaling!どういう意味だろう?

けんぼー

画像を大きくできるってことですね。しかも滑らかに。

STEP
サイズを変えたい画像を用意する
STEP
何倍にするか指示を出す
STEP
画質をそのままに画像を拡大できる
久保なつ美

何これ!やばくない?

けんぼー

そうなんです。もとの画像が400ピクセル×400ピクセルだったとしても、この機能を使えば2400ピクセル×2400ピクセルまで大きくできます。

久保なつ美

小さい画像しかなかった場合でも、使いたいサイズまで大きくできるってことだよね。それめっちゃよくない?

けんぼー

本当にすごいですねよ。

久保なつ美

すごいじゃん。これみんなに教えてあげたいね。

まとめ

今回は3月にAdobeから発表された「Firefly」という画像生成AIでできることをけんぼーと一緒に紹介してきました。

できること12個をまとめると次のようになります!

  1. Text to image(テキストから画像を作る)
  2. Extend image(画像を拡張する)
  3. Inpainting(画像の一部を変更する)
  4. Smart Portrait(表情を変更する)
  5. Depth to image(背景のテイストを変える)
  6. 3D to image(3Dから画像を作る)
  7. Text to template(テキストからテンプレートを作る)
  8. Conversational editing(会話で画像を編集する)
  9. Text to vector(テキストからベクター画像を作る)
  10. Combine photos(2つの画像を組み合わせる)
  11. Color-conditioned image generation(好きな色味の画像を作る)
  12. Upscaling(画質を変えずに画像を大きくする)

WEBデザインに使えそうな機能がたくさんありました。

特に素材を自由に作れる機能は、現場でも役立ちそうです!

Adobeのコンプリートプランに入っていれば、無料で使えるそうなので、ぜひ正式リリースされたときには使ってみてくださいね。

また、今回はAdobe側が用意したデモンストレーションの映像しか見れませんでしたが、しばらくすれば実際に使えるようになるので、そのときには今回よりも詳しくFireflyを解説していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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