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WEBデザイナーの求人で未経験OKは怪しい?疑うべき理由と見極めのポイント

WEBデザイナーの求人で未経験OKは怪しい?疑うべき理由と見極めのポイント

WEBデザイナーの求人情報で未経験OKなものをみかけますが、以下のような疑問をもつこともあるでしょう。

「本当に未経験でもOKなの?」
「未経験OKなWEBデザイナーの求人って怪しそう…」
「怪しい求人の見極め方を知りたい」

WEBデザイナーは昨今注目されている人気のある職種なため、未経験OKの謳い文句に飛びつきたくなる気持ちもわかります。

しかし一方で、怪しいと言われる求人がまぎれているのも事実です。

そこで本記事では、未経験OKなWEBデザイナーの求人が怪しい理由と見極めのポイントなどを解説します。

本記事の内容
  • WEBデザイナーの求人で未経験OKは怪しいと疑うべき3つの理由
  • WEBデザインの未経験求人に応募したが怪しいと感じ辞退人の事例
  • 未経験OKの会社でWEBデザイナーとして働く4つのリスク
  • WEBデザイナーの怪しい求人を見極めるポイント5選
  • WEBデザイナーの求人で未経験OKな怪しい求人に騙されないで転職するステップ
  • 未経験からWEBデザイナーに転職した方の事例

実際に未経験の求人に応募し怪しいと感じたため辞退した人や、転職に成功をした事例も交えて紹介するので、怪しい未経験OKな求人に引っかからないための参考にしてください。

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目次

WEBデザイナーの求人で未経験OKは怪しいと疑うべき3つの理由

WEBデザイナーの求人で未経験OKと記載があるものは怪しいと疑いましょう。

理由を以下のとおり3つ紹介します。

WEBデザイナーの求人で未経験OKは怪しい
  • 実務未経験という意味でありスキルは必要な場合が多いから
  • 未経験の人材を育てるのはかなり大変だから
  • 正社員より業務委託のほうが安上がりな場合があるから

それぞれの具体的な理由を詳しく紹介します。

これから未経験OKな求人に応募する際の参考にしてください。

理由1:実務未経験という意味でありスキルは必要な場合が多いから

未経験OKで募集している求人のなかには、実務は未経験でスキルは必要という意味のものが多くあります(もちろん全ての求人がそうとは限りません)。

以下に、WEBデザイン業界の未経験と、一般的な未経験の意味の違いをまとめました。

未経験

スキルや知識の有無実務経験
WEBデザイン業界の未経験×
一般的な未経験××
スキルや知識の有無実務経験
WEBデザイン業界の未経験×
一般的な未経験××

表のとおり、WEBデザイン業界の未経験とは、実務経験はなくてもスキルや知識はもってることが前提の場合があります。

一方で、一般的な未経験とはスキルや知識、実務経験もないことをさす場合が多いです。

つまり、実務未経験かつ、スキルや知識も不要な求人は怪しい可能性があります。

万が一そのような求人に応募し採用された場合は、のちほど紹介する4つのリスクを被る場合があります。

例えば、デザインとは関係のない仕事を任されることや、給料が新卒なみに低いことなどです。

求人情報をよく確認し、実務未経験かつスキルも知識も不要か見てみましょう。

理由2:未経験の人材を育てるのはかなり大変だから

未経験の人材を育てるのは時間と労力がかかるため、本当に人を育てるつもりがあるか疑う必要があります。

研修ありとなっている場合でも、蓋を開けてみたら新卒で採用する新人研修のような手厚いものではない場合があります。

先輩について実務を経験しながら学ぶなど、考えていた研修とギャップがあるかもしれません。

未経験者を本気で育てる企業は、研修制度やメンター制度など育成の仕組みを用意しています。

未経験OKで求人を出す企業は、人材育成のリソースが不十分な場合も多々あり、研修内容や制度を事前に確認すると安心です。

それだけ未経験の人材を育てるのは大変なため、未経験OKな求人は怪しい可能性があると心得ておきましょう。

理由3:正社員より業務委託のほうが安上がりな場合があるから

正社員より業務委託のほうが安上がりな場合があるため、未経験OKなWEBデザイナーの求人には怪しいものがまぎれています。

業務委託ですでにスキルがあるフリーランスをマッチングサイトで探すほうが、企業にとってコストパフォーマンスがいいのです。

企業にとって、採用コストをかけてあえて未経験の求人を出すメリットは少ないです。

わざわざ未経験者を採用する理由は、のちほど紹介するようにWEBデザインとは関係のない仕事を任される可能性があります。

未経験から学べる環境を期待して入社しても、実際には単純作業やスキルを必要としない業務で消耗していてはもったいないです。

わざわざ未経験者を雇う理由をよく確認してから応募しましょう。

WEBデザインの未経験求人に応募したが怪しいと感じ辞退人の事例

ここで、WEBデザイナー未経験の求人に応募し採用選考を進めている途中、怪しいと感じて辞退した人の事例を紹介します。

未経験から日本デザインスクールで学び、工場勤務からWEBデザイナーへの転職に成功したせーやさんです。

実はせーやさん、1度目の転職先の求人が怪しいものだったので、入社前に辞退した経験があります。

転職先の求人では、実務も未経験かつ、スキルと知識もなくてOKと謳われていました。

採用が進み、いざ入社する直前に怪しいと感じた理由は下記のとおりです。

怪しいと感じ入社を辞退したポイント
  • 採用後にWEBデザインの教材データだけ渡された
  • 質問ができない環境で自力での学習を求められた
  • 入社後の配属予定先がコールセンターだった
  • コールセンターで働く間の独学を指示された

自分がイメージする内容とは異なっていたため、入社前に辞退を決意したせーやさん。

最終的にスキルと知識をスクールで身につけ、再度転職活動に挑戦したところ、7社中4社から内定を獲得できました。

現在は、未経験OKな求人で採用された1社でWEBデザイナーとして活躍しています。

▼未経験OKな怪しい求人に引っかかってしまった経験をもとに、スキルと知識を得て転職に成功した「せーやさん」の事例

未経験OKの会社でWEBデザイナーとして働く4つのリスク

未経験OKの会社でWEBデザイナーとして働く4つのリスクをみていきましょう。

未経験OKの会社でWEBデザイナーとして働く4つのリスク
  1. デザインと無関係の仕事が担当になる可能性がある
  2. 激務になる可能性がある
  3. 給料が低い可能性がある
  4. 在宅ワークができない可能性がある

万が一未経験OKな怪しい求人を出している会社に入社した場合、自分が思っていたのと違うリスクが発生します。

実際に怪しい求人に採用された人の声も交えながら詳しく解説するので、ぜひ応募する際の参考にしてください。

リスク1:デザインと無関係の仕事が担当になる可能性がある

未経験OKな会社でWEBデザイナーとして働く場合、デザインと無関係の仕事が担当になるリスクがあります。

入社後すぐに即戦力になれない未経験者には、まずはコールセンターや事務作業など、WEBデザインとは無関係の仕事を任せながら、週に数回もしくは土日の研修や教材を使って独学で習得させる企業が存在します。

研修と称して、なぜかコールセンターにいった事例もあるようです。

人材を育てる余裕がないベンチャー企業や社員数が少ない職場ほど、上記のようになりがちです。

WEBデザインのスキルや知識は一朝一夕で習得できるほど簡単ではないため、簡易的な研修だけではWEBデザイナーとして活躍するのは難しいでしょう。

結果的にあまり技術や知識も身につかないまま現場に出され、デザイナーとしてのキャリアアップもしにくい状況になる可能性があります。

未経験OKな会社でWEBデザイナーとして働くなら、入社後にWEBデザインに携われるか確認すると安心です。

リスク2:激務になる可能性がある

WEBデザイナー未経験OKな会社に就職した場合、激務になってしまう可能性もあります。

未経験で入社した人は、WEBデザインを習得しながら業務に慣れる必要があるため、最初のうちは忙しくなる可能性が高いです。

経験がある人でも、会社のルールや業務のやり方は企業ごとに大きく異なるため、慣れるまでは時間外労働や休日出勤の必要もあるでしょう。

以下のように未経験でWEBデザイナーに転職した人が大変すぎて短期離職したという声もあります。

https://twitter.com/komugi_____a/status/1952206549377769811

特に最初の数ヵ月は、業務時間外での対応も増えることが予想されるため、1日のほとんどを仕事に充てる必要があります。

慣れてくれば時間外労働も減っていくことが一般的なため、通常の残業時間を面接時に聞いておくことも安心につながります。

WEBデザイナー未経験OKな会社に就職した最初の数ヵ月は、激務になる可能性もあると心得ておきましょう。

リスク3:給料が低い可能性がある

3つ目のリスクは、給料が低い可能性があることです。

未経験で入社した人は、即戦力としての活躍が難しいという理由から、最初の給与水準が低めに設定されているケースがあります。

次のように、未経験でWEBデザイナーに転職した人で、残業代や休日出勤のことを訴える声もありました。

転職は一般的に、前職のキャリアを加味して給与水準が設定されることが多いですが、未経験のWEBデザイナーならば新卒採用と同じ扱いをする企業も存在します。

給与水準が低いとモチベーションの低下にもつながる可能性があるため、給与が上がるタイミングや入社時の条件をよく確認するのがおすすめです。

リスク4:在宅ワークができない可能性がある

在宅ワークができることに魅力を感じてWEBデザイナーの求人に応募しても、未経験スタートで働くと、しばらく出社する義務が発生するケースがあります。

転職直後は先輩に同行して実務を学ぶことや、すぐに対面で質問できる環境のほうが効率よく業務やWEBデザインの知識を習得できるため、出社を求められる可能性が高いです。

一方で、経験を積んでいれば在宅ワークの希望が通りやすいことも事実のようです。

業務に慣れてWEBデザインのスキルや知識が身についたら、在宅ワークが可能か確認すると安心です。

在宅ワークができる時期や条件なども面接時に確認しておきましょう。

WEBデザイナーの怪しい求人を見極めるポイント5選

WEBデザイナーの怪しい求人を見極める5つのポイントは以下のとおりです。

WEBデザイナーの怪しい求人を見極める5つのポイント
  1. 企業の口コミを多角的に調べる
  2. ポートフォリオの提出義務の有無
  3. 求人票の業務内容と勤務地をよく見る
  4. 企業情報で会社の規模や従業員数を見る
  5. 求人票の怪しいワードに注意する

上記5つのポイントをおさえ、怪しい求人に騙されない視点をもちましょう。

それぞれ見極めるポイントを詳しく見ていきます。

ポイント1:企業の口コミを多角的に調べる

WEBデザイナーの怪しい求人を見極めるなら、企業の口コミを多角的に調べておきましょう。

1〜2種類の媒体だけではなく、実際に働いている人の口コミや、転職エージェントなど第三者視点の情報をバランスよくさまざまな角度から見ておくことが大切です。

口コミは主観的な情報も含まれるため、多角的に調べることで精度が高くなります。

以下は、企業の口コミを調べられる媒体です。

企業の口コミを調べられる媒体
  • 転職口コミサイト(例:OpenWork、ライトハウス)
  • 掲示板やQ&Aサイト(例:Yahoo!知恵袋、5ちゃんねる)
  • SNS(X、Instagram、Threadsなど)
  • LinkedInの社員プロフィール
  • Googleマップのクチコミ
  • YouTubeの体験談
  • noteやはてなブログの体験記事
  • Wantedlyのフィードや募集要項
  • 就活生向けの掲示板(例:みん就)
  • 転職エージェント
  • OB・OG訪問サービス(例:ビズリーチ・キャンパス)
  • 同業種の知人

上記の媒体では、よい口コミと悪い口コミの両方を参考にしてください。

自分にとっては悪い口コミでも、特に気にならなければメリットとして受け取れます。

多角的な視点で地道に口コミを調べ、自分の価値観とあいそうな職場を探してください。

ポイント2:求人票の業務内容と勤務地をよく見る

求人票の業務内容と勤務地をよく見ると、怪しい求人を見極めやすいです。

仕事内容が不明確な場合や、デザイン業務に付随する業務と書かれている場合は注意しましょう。以下の文言が書かれている場合は特に注意です。

業務内容と勤務地の怪しい文言
  • WEBデザイナー兼◯◯
  • クライアント先に出向く場合もあり
  • デザインに付随するその他の業務

例えば、WEBデザイナーと記載されていても、実際には営業職やコールセンターでの電話対応が主業務だった例もあります。また、勤務地が派遣先などで転々とする表現になっている求人も不安要素のひとつです。

仕事内容と勤務地の整合性が取れているか、詳細が明確に記載されているかのチェックにより、怪しい求人を避けられます。

ポイント3:ポートフォリオの提出義務を確認する

ポートフォリオの提出義務があるか確認するのも、怪しい求人を見極める方法のひとつです。

ポートフォリオはWEBデザイナーにとって履歴書のような存在で、採用選考の際にスキルや知識を確認するものです。

企業が求めるWEBデザイン未経験者とは、実務経験はなくてもWEBデザインのスキルや知識はあることを前提とする場合がほとんどです。

WEBデザインのスキルや知識は、ポートフォリオで判断されます。

つまり、ポートフォリオの提出義務がない求人は、応募者のWEBデザインスキルや知識を重視していないとわかります。

ある求人ではWEBデザイナーの採用で未経験歓迎と書かれていたにもかかわらず、実際には事務作業ばかり任されるケースもありました。

ポートフォリオの提出義務の有無は、怪しい求人を判断するポイントです。

応募前に必ず提出要件を確認し、不安がある場合は企業に問い合わせや口コミを調べてみましょう。

ポイント4:企業情報で会社の規模や従業員数を見る

怪しい求人を見極めるには、企業情報で会社の規模や従業員数を見ておきましょう。

会社の規模や従業員数を見れば、ある程度の企業体力がわかります。

人数が極端に少ない場合や、設立年数が浅すぎる職場は、企業体力に乏しく未経験者を育てる余裕がない可能性が高いです。

企業体力が乏しい会社では実務指導が十分におこなわれず、結果的にWEBデザインとは関係のない雑務や業務ばかりになってしまうリスクがあります。

また、予算が十分にかけられない場合、プロジェクトが急にクローズされることも想定しておかなくてはなりません。

プロジェクトがクローズされてしまうと、雇用そのものの継続も難しいです。

一方、企業体力がある職場では業務の指導へのリソースも十分に確保されていることが多く、未経験者の受け入れ体制も整っています。

企業情報は以下の媒体で調べられます。

企業情報を調べられる媒体
  • 企業の採用ページ
  • IR情報
  • 会社四季報
  • 転職サイト
  • 転職エージェント
  • 同業種の知人

長期的に安定して働けるか見極めるために、上記の媒体を活用して事前によく調べておきましょう。

ポイント5:怪しいワードが出てきていないか確認する

WEBデザイナーの怪しい求人を見極めるには、求人票の文言に怪しいワードがないかを確認しましょう。

あいまいで都合のよい言葉が使われている求人は、実際の仕事内容や待遇にギャップがあるためです。

例えば以下のような文言には注意が必要です。

求人票の怪しいワード

研修付き・営業や別業種の研修に参加させられる場合がある
・小規模な会社では手厚く研修をする余力がない
ポテンシャル重視・WEBデザイン業界はスキル重視
・スキルがない状態で採用されると、低賃金や雑務を任される可能性がある
得意な分野で輝ける本人の希望が反映されにくい環境であることが多い
どんな人でも活躍できる教育体制が不十分なまま現場に出されることが考えられる
研修付き・営業や別業種の研修に参加させられる場合がある
・小規模な会社では手厚く研修をする余力がない
ポテンシャル重視・WEBデザイン業界はスキル重視
・スキルがない状態で採用されると、低賃金や雑務を任される可能性がある
得意な分野で輝ける本人の希望が反映されにくい環境であることが多い
どんな人でも活躍できる教育体制が不十分なまま現場に出されることが考えられる

上記のワードを見かけた場合は、求人内容の信頼性を一度立ち止まって見直しましょう。

WEBデザイナーの怪しい求人に騙されないで転職するステップ

WEBデザイナーの怪しい求人に騙されないで転職する3つの手順をお伝えします。

怪しい求人に騙されない転職手順
  1. 必要な知識やスキルを身につける
  2. 作品を作りポートフォリオを整える
  3. 実務経験を積みスキルをあげていく

怪しい求人に騙されずに転職するなら、自分にWEBデザインの力と実績を身につけておくのがベストです。

それぞれの手順ごとに具体的なやり方を解説するので、これからWEBデザイナーを目指している未経験者の方はぜひ、参考にしてください。

ステップ1:必要な知識やスキルを身につける

怪しい求人に騙されないで転職する手順のひとつ目は、必要な知識やスキルを身につけることです。

WEBデザイナー未経験OKの求人であっても、基本的なスキルや知識は求められています。

WEBデザインの知識とスキルがまったくない状態で応募した場合、選ばれない可能性が高く、採用された場合でも想定外の業務を任されるリスクもあります。下記の知識とスキルは、最低限身につけて転職活動に挑みましょう。

WEBデザイナーに必要な基本的な知識とスキル
  • デザインの基礎知識
  • Photoshopなどデザインツールの操作スキル
  • HTML/CSSなどコーディングの基礎

WEBデザインの知識とスキルを身につけて、未経験OKな求人に騙されないようにしておきましょう。

ステップ2:作品を作りポートフォリオを整える

作品を作りポートフォリオを整えることで、WEBデザイナーの怪しい求人に騙されないで転職しやすくなります。

ポートフォリオを整えることで、自分のスキルを客観的に証明できるからです。スキルを正当に評価する企業から声がかかりやすくなり、自分にあわない仕事を避けやすくなります。

一方でポートフォリオがないと、企業から本気で相手にされないことや、スキルを問わない代わりに過酷な労働や営業を課すようなブラック求人にあたってしまうリスクがあります。

ポートフォリオに入れる項目は以下のとおりです。

ポートフォリオに入れる項目
  • プロフィール
  • ターゲット企業にあわせた作品
  • 作品の解説(ターゲットやこだわったポイント)
  • 作品ごとの使用ツール
  • 作品ごとの制作期間

ポートフォリオは就職・転職のパスポートであり、怪しい企業を見極めるフィルターになります。怪しい求人に騙されないために、作品を作りポートフォリオを整えておきましょう。

ステップ3:案件を獲得し実務経験を積み上げていく

ポートフォリオを整えたら、実際に案件に応募し獲得しながら実務経験を積み上げていきましょう。

怪しい案件に騙されないようにするには、自分の実力をつけていくのがおすすめです。

スキルや知識があれば、条件に惑わされることなく案件を選べる立場になれます。

最初に獲得する案件も慎重に見極めましょう。

実務経験が積めそうな案件を獲得し、実力を徐々に伸ばしていくと次の案件やステップアップにもつながりやすいです。

まずはクラウドソーシングなどのサイトを活用し、できそうな案件かつ実務経験が積めそうなものに複数応募するのが現実的です。

実力がつけば未経験OKの求人以外にも挑戦しやすくなります。

実務経験を少しずつ積み上げ実力をつけていき、自分が納得できる環境を作っていきましょう。

未経験からWEBデザイナーに転職した方の事例

未経験からWEBデザイナーに転職できた方の事例を3パターン紹介します。

WEBデザイナーに転職成功の事例
  • 工場勤務からWEBデザイナーへ転職した事例
  • 転職して企業のディレクション担当になった事例
  • 半年でフリーランスと派遣のインハウスWEBデザイナーになった事例

スクールで学びWEBデザイナーへ転職した3名の貴重な体験談をシェアしていきます。

それぞれの3名が苦労したことや転職活動で工夫したことを紹介します。ぜひ参考にしてください。

事例1:工場勤務からWEBデザイナーへ転職した事例

元工場勤務から一念発起し、ポートフォリオ強化と企業選定を通じてWEBデザイナーへの転職を成功した「せーや」さんの事例を紹介します。

せーやさんは、スクールでの学習修了後2ヵ月の転職活動中に体調不良も経験しましたが、面接で作品の質を評価され、短期間で複数の企業から内定の獲得に成功。

転職理由は在宅勤務や家族との時間が取れなかったためであり、コロナ禍で在宅ワークを望むようになったためです。

実務経験の証明になる作品を早期に用意し、応募先を明確にする対策が功を奏した事例です。

工場勤務からWEBデザイナーへ転職したせーやさんの事例

転職活動の期間
約2ヵ月
転職で苦労したこと
・ポートフォリオが少ないなかで面接準備をしたこと
・調不良を乗り越える必要があったこと
転職活動で工夫した点
・少ない作品数で質にこだわってポートフォリオを作成したこと
・未経験OKとデザイン重視の企業に絞って応募したこと
転職活動の期間
約2ヵ月
転職で苦労したこと
・ポートフォリオが少ないなかで面接準備をしたこと
・調不良を乗り越える必要があったこと
転職活動で工夫した点
・少ない作品数で質にこだわってポートフォリオを作成したこと
・未経験OKとデザイン重視の企業に絞って応募したこと

工場勤務からWEBデザイナーへの転職に成功したせーやさんの事例

事例2:転職して企業のディレクション担当になった事例

ふたり目の事例は、スクールを卒業後すぐに企業からの内定を獲得し、最終的にはディレクション担当になった「みなちゃん」です。

約1ヵ月と短期間の転職活動ながら、ポートフォリオや面接準備などの綿密な工夫により複数社の内定を獲得しています。

元々勤めていた企業では事務職と、少しだけWEBデザインに関わる仕事をしていたそうです。

しかし、WEBデザインの知識に自信がなかったためスクールでの受講を決意し、本格的にWEBデザイナーになりたい気持ちが強まったため転職に踏み切りました。

内定をもらった先では最終的にディレクション業務を任され、転職に成功した事例です。

転職後ディレクション担当になった人の事例

転職活動の期間
約1ヵ月
転職で苦労したこと
入社後にデザイン中級編の学習を同時並行したこと
転職活動で工夫した点
・面接前に求人企業を詳しく調べた
・企業ごとに求める人物像を分析し、面接での話し方やポートフォリオを調整した
・職務経歴書には過去の経験を幅広く記載した
転職活動の期間
約1ヵ月
転職で苦労したこと
入社後にデザイン中級編の学習を同時並行したこと
転職活動で工夫した点
・面接前に求人企業を詳しく調べた
・企業ごとに求める人物像を分析し、面接での話し方やポートフォリオを調整した
・職務経歴書には過去の経験を幅広く記載した

転職先でディレクション担当になった「みなちゃん」の事例

事例3:半年でフリーランスと派遣のインハウスWEBデザイナーになった事例

最後の事例は、フリーランスと会社員WEBデザイナーへの転身に成功した「おりちゃん」です。

将来的にフリーランスのみでの活動を視野に入れて、派遣社員のインハウスWEBデザイナーの二刀流で月収40万円ほど得ています。

WEBデザイナーを目指したきっかけは、転勤族の夫にあわせた働き方ができる点に興味を持ったことです。

不安定になりがちなフリーランスと派遣の安定性を両取りし、子育てと両立しやすい就労条件を交渉し、自分にあった働き方を実現した理想的な事例になります。

半年でフリーランスと派遣のインハウスWEBデザイナーになった人の事例

転職活動の期間
約半年
転職で苦労したこと
・業務内容が記載と異なる求人票に当たった
・フリーランスと両立するために条件のすり合わせに苦労した
・就労条件の交渉
転職活動で工夫した点
・企業にあわせた作品をポートフォリオに掲載した
・短期間で集中してスキルを習得した熱意をアピールした
転職活動の期間
約半年
転職で苦労したこと
・業務内容が記載と異なる求人票に当たった
・フリーランスと両立するために条件のすり合わせに苦労した
・就労条件の交渉
転職活動で工夫した点
・企業にあわせた作品をポートフォリオに掲載した
・短期間で集中してスキルを習得した熱意をアピールした

フリーランスと派遣の二刀流で自分にあった働き方を実現した「おりちゃん」の事例

まとめ

WEBデザイナー未経験OKの求人のなかで、怪しいと疑うべき理由は以下の3つです。

WEBデザイナー未経験OKの求人が怪しい理由
  1. 実務未経験という意味でありスキルは必要な場合が多いから
  2. 未経験の人材を育てるのはかなり大変だから
  3. 正社員より業務委託のほうが安上がりな場合があるから

怪しい求人を見極めるポイントや、騙されずに転職する方法も解説しました。

怪しい求人を見極めるポイント
  1. 企業の口コミを多角的に調べる
  2. ポートフォリオの提出義務の有無
  3. 求人票の業務内容と勤務地をよく見る
  4. 企業情報で会社の規模や従業員数を見る
  5. 求人票の怪しいワードに注意する
騙されずに転職する3ステップ
  1. 必要な知識やスキルを身につける
  2. 作品を作りポートフォリオを整える
  3. 案件を獲得し実務経験を積み上げていく

実際に未経験OKの求人に応募し怪しいと感じ、入社を辞退した人の事例と、しっかりとスキルを身につけて成功した3人の実例を参考に、怪しい求人を見極めながら転職活動を進めてください。

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