✔️ WEBデザイナーのやりがい
✔️ WEBデザイナーの厳しさ
✔️ WEBデザイナーに向いている人
今や、多くの人が憧れる仕事のひとつとなったWEBデザイナー。
(私も、スターバックスでMacを開いて、デザインをしてみたいなと思ったことがあります笑)
カフェでお仕事、旅行先でノマドワーク、子育てをしながら在宅ワークなどなど、ついその「働き方」に注目されがちですが、デザイナーとしてのお仕事にはどんなやりがいがあるのでしょうか?
今回は、日本デザインに携わってくれているデザイナーさんに、実際にデザイナーとして働く上で感じたやりがいを聞いてきました。
「WEBデザイナーの仕事、ちょっと気になってたんだよね」
「デザイナーさんのリアルな声が知りたい!」
という方はぜひご覧ください!
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WEBデザイナーのやりがいランキングTOP5
WEBデザイナーは、さまざまな場面でやりがいが感じられる仕事です。
今回は、日本デザイン所属の現役WEBデザイナーに「WEBデザインをやっていてやりがいを感じる瞬間」をヒアリングし、ランキングをつけました。
人によってやりがいを感じる瞬間はさまざまですが、参考までにぜひ読んでみてください。
第1位:お客さんから「ありがとうございます」と言われた時
やりがいを感じる瞬間として最も多かったのが、お客さんから感謝されること。
デザイナーになる前に就いていたお仕事では、仕事をやって当たり前、やらなかったら上司やクライアントに怒られるのが当然という職場も多かったようです。
ですが、デザイナーなら、デザインを納品するタイミングでお客さんからメールやチャットで(時には直接)感謝してもらえることが多いです。
また、作ったWEBサイトやLP(ランディングページ)によって売り上げが大きく上がったときにも改めて感謝されることが多いようです。
第2位:デザインを褒められた時
WEBデザインにやりがいを感じる瞬間として、次に多かったのが、作ったデザインを褒めてもらえたときでした。
お客さんや会社の先輩から褒めてもらえるのはもちろん、家族や友達に作ったデザインを見せたときに「〇〇さん、こんなの作れるの!?すごい!」と言ってもらえるタイミングも多いようです。
WEBデザイナーは、他の仕事と比べて褒められる機会も多いので、「褒めてもらえるとモチベーションが上がる!」という方はピッタリの職業ですね。
第3位:クライアントの売上に貢献できた時
クライアントの売上に貢献できた時も、
WEBデザインは、お客さんの目に直接触れる部分。ボタンのサイズや色など、ちょっとした違いでクリックされる回数が変わり、売り上げが何倍も変わってくるお仕事。
デザイナーの仕事は納品して終わりではなく、その後の数値までついつい気になってしまうのです。
クライアントの売上に貢献できたときに、「デザインやっててよかった!」と感じるWEBデザイナーが多いようですね。
第4位:継続案件がもらえた時や単価が上がった時
これは主に、フリーランスのデザイナーさんや副業でデザインをしている方に多いようです。
企業に所属せずフリーで働いている場合は、自分で仕事を取りに行かなければなりません。
多くの方がクラウドソーシングという、マッチングサービスを通じて案件を取っているのですが、最初のうちは単価が低いうえ、1つ目の案件で終わってしまうことが多いのです。
そんな中でも諦めず、1つ1つの案件を丁寧にこなしていけば、単価が上がったり「〇〇さんにまたお願いします」と言ってもらえることがあります。
どんな職種でも「またお願いします」と言ってもらえるのは嬉しいですよね。
デザイナーは特に、「またお願いします」と言ってもらえる機会が多い職業です。
第5位:WEBサイトやLPが完成した時(公開された時)
デザインの仕事は、意外と地味な作業が大半です。
じっとパソコンに向き合って、ひとつひとつのパーツを作っていきます。
もちろんその作業も楽しいそうですが、全体が完成し、無事に公開されたときに感じるやりがいは、それはそれは大きいそうです。
初めて作ったWEBサイトが公開されたときには、嬉しくてニヤニヤしながらずっとそのサイトを見ていたというデザイナーさんもいました。
その他のやりがい
上位5つには入りませんでしたが、他にはこんなやりがいを教えてくれました。
子供に、ママのお仕事かっこいい!と言われたときです。いつも家で仕事をしているせいか、娘も大きくなったらWEBデザイナーになると言っています。
自分の作品が世に出るのは、やりがいに感じます。デザインには全く詳しくない両親ですが、私の作ったデザインはこまめにチェックしてくれているようです。
成果が目に見えてわかることです。以前はコールセンターで働いていたのですが、ただ電話を受けるだけで自分の成果はよくわかりませんでした。WEBデザイナーなら作った作品が残るので、自分がこの1日何をしたかが目に見えてわかって嬉しいです。
WEBデザイナーの楽しさについては、日本デザインスクール代表の久保さんが語ってくれた記事があるのでぜひお読みください!
そもそもWEBデザイナーって何を作る仕事?
WEBデザイナーは文字通り、WEB上のデザインをする仕事です。
かつてはホームページ(WEBサイト)を作るのがメインのお仕事でしたが、最近は作る作品の幅も広くなってきています。
ここからは簡単に、WEBデザイナーが作る作品の種類をご紹介しますね。
ホームページ(WEBサイト)
ホームページ制作は、まだまだWEBデザイナーの王道。
WEBデザイナーはこのようなホームページを制作しています。
ランディングページ(LP)
ランディングページとは元はユーザーが着地(land)するページとして使われていました。
そこから転じて、現在は広告をクリックした先のページ、つまりは売りたい商品やサービスについてまとめたページを指します。
バナー
バナー広告は、WEBサイトやSNSに載っている四角形の広告のことです。
ホームページやランディングページに比べて、初心者でも作りやすいので駆け出しのデザイナーさんが作ることも多いです。
インスタ投稿
インスタの投稿を作成するのも、WEBデザイナーのお仕事です。
日本デザインスクールのインスタも、卒業生が実際に案件として作ってくれています。
こちらの画像の投稿はこちらから確認いただけます。
>>【保存版・総集編】オシャレな色の組み合わせカラー別16選
(ぜひフォローもよろしくお願いします^^)
Youtubeサムネイル
サムネイルは、バナーと同様に初心者でも作りやすいです。
動画編集者がそのままサムネイルを作ることもありますが、再生回数にこだわっているYouTuberはサムネイルをプロのWEBデザイナーに頼むことが多いですよ。
ブログのアイキャッチ画像
ブログ記事のアイキャッチ画像を作るのもWEBデザイナーのお仕事です。
最近はCanvaを使えば誰でも簡単にアイキャッチを作れるようになりましたが、やはりプロのWEBデザイナーが作った作品はクオリティが違います。
LINEのリッチメニュー
企業の公式LINEを開くと、このようなページ(ボタン)が出てくることがあります。
これはリッチメニューというのですが、このリッチメニューのデザインも基本的にデザイナーがおこないます。
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やりがいだけじゃない…知っておきたいWEBデザイナーの“厳しさ”
WEBデザイナーの仕事、いつもやりがいを感じられる楽しいことばかりではありません。
ときには、「大変だなあ」「しんどいなあ」と感じる場面もあります。
ここでは、WEBデザイナーとして働く際の厳しさについて説明しますね。
就職する会社によっては残業が多くなる
WEBデザイナーは、「残業が当たり前」といわれることもある職業です。
クリエイティブな仕事でありながら、スケジュールに間に合うようにデザインを仕上げることも求められるからです。
とはいえ、実際の労働時間は会社によって差があります。
dodaの調査によると、WEBデザイナーの平均残業時間は月21.4時間。
全ての職種の平均残業時間が月20.8時間であることからも、WEBデザイナー全員が長時間労働をしているわけではないようです。
一般的には小規模なWEB制作会社のほうが、大手の制作会社に比べて残業が増える傾向があるようです。
予算やスケジュールが厳しい案件を、少ない人数でかけもちしているケースが多いためです。
参考:doda
常に勉強し続けなければいけない
WEB業界は変化の激しい世界です。
それにあわせるようにして、WEBデザインのトレンドや技術も目まぐるしく変わっていきます。
流行に乗り遅れないようにするために、WEBデザイナーは常にトレンドに敏感でなければなりません。
また、最近は誰でも無料でWEBサイトをつくれるようなサービスも増えてきており、「高い費用を払ってまでデザイナーにつくってもらう必要はないのでは」と思われることも増えてきました。
安価なサービスに負けることなくWEBデザイナーとしての存在価値を示すには、スキルを磨き続ける必要があります。
デザイナーはアーティストではない
WEBデザイナーは、デザインのセンスさえあれば成り立つようなものではありません。
あくまでクライアントの要望に応え、目的にそったデザインが求められるためです。
アーティストのように自分の思うままにデザインしても、クライアントを満足させることはできません。
ときにはセンスの光るアイデアを盛り込むことも必要ですが、常に目的に応じたデザインが前提となります。
WEBデザイナーの魅力
ここまでは、WEBデザイナーという仕事の楽しさと厳しさについて紹介してきました。
WEBデザイナーになることを真剣に考えている人は、自分のキャリアにどのようなプラスがあるのかについても気になるところでしょう。
ここからは、職業としてのWEBデザイナーにはどんな魅力があるのかについて説明していきます。
実績を積むことで次の仕事につながる
WEBデザイナーは、実績が増えるほど信頼してもらえる仕事です。
はじめのうちは制作会社に所属して、着実に実務経験を積んでいくのをおすすめします。
いくつかの案件をこなしてスキルと経験を身につければ、職場や雇用形態を選べるようになってきます。
さらに多くの制作に加わって10〜20個ほどの実績ができれば、より重要なポジションを任されるようになってくるでしょう。
それにともない、キャリアの選択肢も増えてきます。
自分で仕事がとれるくらいにまで実力がついたら、フリーランスとして独立して高収入を得ることも夢ではないでしょう。
キャリアの選択肢が増える
実力と実績しだいでキャリアや働き方を選びやすくなる点は、WEBデザイナーの魅力のひとつです。
フリーランスになる以外では、WEBディレクターやWEBプロデューサーとして仕事の幅を広げられます。
また、UI/UXやビジュアルデザインのスキルを磨き、デザイナーとしての専門性を突き詰めていくのもよいでしょう。
あるいは、仕事量をおさえて子どもと過ごす時間を増やしたり、テレワークを活用して家庭との両立をはかりながら仕事を続けたりといった柔軟な働き方も可能です!
WEBデザイン以外のスキルを身につけられる
WEBサイト制作は、さまざまな職種によって成り立っています。
例えば、WEBサイトに掲載するコンテンツを用意するには、コピーライティングや写真・動画の撮影技術などが必要です。
また、コミュニケーションのスキルは、クライアントから要望をヒアリングしたり、デザインを提案したりするうちに鍛えられていくものです。
また、実践で経験を積む以外にも、自分自身でライティングやカメラに関する本やスクールでも学ぶことができます。
WEBサイトの運用まで任せられている案件には、マーケティングのスキルを身につけるチャンスもあります。
設定した数値を達成できるように計測・改善を繰り返していく過程を、実際の運用業務を通して経験できるためです。これは、WEBディレクターやWEBプロデューサーへのキャリアアップを考えている人にとって、特に価値のある経験になるでしょう。
このようにWEB制作を通して、さまざまな仕事に携わり、スキルを身につけるチャンスが多くあるのが、WEBデザイナーの魅力のひとつです。
場所や時間を選ばずに仕事できる
WEBデザイナーは、スキルとインターネット環境があればできる仕事です。
そのため、場所や時間にとらわれずに、多様な働き方ができます。
正社員でもリモートワークや在宅勤務などの勤務形態を導入している制作会社は少なくありません。
また、地方や海外への移住をきっかけに、フリーランスのWEBデザイナーになるという選択肢もあります。実力さえあれば、独立してからも仕事を続けることは十分に可能なのです。
実際、株式会社日本デザインがフリーランスWEBデザイナー「フリーランスWEBデザイナーになって満足しているポイント」を聞いたところ、78.8%の人が「働く場所が自由」、66.7%の人が「時間を効率的に使うことができる」と答えています。
WEBデザイナーに向いている人
やりがいや魅力の多いWEBデザイナーという職業ですが、どのような人が向いているのでしょうか。
まずはパソコンに向かって黙々と作業ができる人は、WEBデザイナーの仕事に向いているといえます。
また、WEBデザイナーは最新の情報や技術を学び続ける必要があるため、トレンドに敏感でいられるかどうかも重要です。
本を読んだり、スクールやコミュニティに参加したりして新しいものを取り入れていくのが苦にならない人も、WEBデザイナーに向いているといえるでしょう。
ただ、マーケティングのためのデザインを突き詰める人もいれば、黙々とデザインだけをするのではなく、クライアントとの話し合いを通してデザインを追求したり自分でディレクションしたりするのが好きな人もいます。
さまざまな働き方ができるのと同様に、WEBデザイナーは仕事のスタイルも選択できるので、自分に合ったスタイルを模索するのもよいでしょう。
▼現役WEBデザイナーが向いている特徴をお話ししている動画はこちら
WEBデザイナーに求められるスキル
WEBデザイナーに求められるスキルは、仕事の幅が広がるにつれて増えていきます。
その中でもっとも基本であり、最初に覚える必要があるのはIllustratorやPhotoshopといったデザイン用ソフトの使い方です。
これらの操作スキルはWEBデザインはもちろん、イラスト制作や写真の編集などにも必須なので、実際の仕事でずっと使い続けることになります。
多くのWEBデザイナーが次に習得するのは、優れたデザインのための知識でしょう。
これらは職業訓練校やWEBデザインスクールで学べます。
その先は、思い描くキャリアパスや働き方によって必要なスキルが変わってきます。
HTML、CS、JavaScriptなどのプログラミング技術を身につけたり、コミュニケーションやマネジメントのスキルを磨いたりと、自分が興味をもったスキルを徐々に身につけていきましょう。
WEBデザイナーになるのにコーディングスキルは必須ではありません。
コーディングをしたい人は学べばよいのですが、デザインで稼いでいきたい方はわざわざコーディングをしなくても大丈夫ですよ。
▼コーディングがいらない理由を詳しくお話しした動画がこちら
まとめ:WEBデザイナーはやりがいの多い仕事です
今回は、WEBデザイナーの「やりがい」についてご紹介しました。
WEBデザイナーのやりがいとして多く挙げられたのは
でした。
WEBデザイナーは、「ノマド」「在宅ワーク」など自由な働き方に注目されがちですが、仕事自体もやりがいに溢れています。
「今の仕事にやりがいを感じられないんだよね…」
「WEBデザイナーって楽しくやりがいを持って働いているイメージで羨ましい」
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