「WEBデザイナーに興味はあるけれど、自分に向いているか分からない」
「未経験からでも目指せるって聞くけど、実際のところはどうなんだろう?」
このような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際にWEBデザイナーとして活躍している人の中には、デザイン未経験から転身した方も多くいます。重要なのは、適性を知り、自分に合った働き方や学び方を見つけることです。
そこで本記事では、「WEBデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴」をはじめとした以下のような内容について、詳しく解説していきます。
- WEBデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴
- 自分に向いているかを判断する適性診断
- WEBデザイナーに必要なスキルや仕事内容
- 未経験から転職を成功させたリアルな体験談
「WEBデザイナーに興味はあるけど、自分に向いているの?」と不安に思っている方は、ぜひ最後までお読みください。
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WEBデザイナーに向いている人の6つの特徴

まずは、どのような人がWEBデザイナーに向いているのか見てみましょう。適性を知ることで、「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを防ぎ、スムーズなキャリア形成につながります。
WEBデザイナーに向いている人の代表的な特徴は、以下の6つです。
- デザインやものづくりが好き
- 長時間のパソコン作業が苦にならない
- 新しいことを積極的に取り入れられる
- 柔軟な働き方をしたい
- コミュニケーション能力が高い
- 作業を効率化するのが好きな
ひとつずつ詳しく解説していきますので、自分に当てはまるかチェックしながら読んでみてくださいね。
※なお、向いている人の特徴を解説するうえで、出てくる当社の調査とは、「【現役281名に調査】WEBデザイナーの適性調査。学習前と学習後の認識の変化も判明!81.1%がセンスより重要と答えたのは?」のことです。
向いている人の特徴1:新しいことを積極的に取り入れられる
新しい技術に興味を持ち、学ぶことを楽しめる知的好奇心旺盛な人は、WEBデザイナーとして長く活躍できます。
WEB業界は変化のスピードが速く、トレンドのデザインや新しいツール、さらにはAIを活用したツールなどが次々と登場しています。WEBデザイナーとして活躍し続けるためには、新しい情報や技術を常にアップデートする姿勢が必要です。
昔ながらのやり方に固執せず、新しいことに柔軟に対応できる人は、WEBデザイナーとして常に成長していけるでしょう。
当社がおこなった調査でも、現役WEBデザイナーの59.8%が「流行やトレンドの変化に敏感な人」がWEBデザイナーに向いていると回答しています。
向いている人の特徴2:デザインやものづくりが好きな
デザインやものづくりが好きな人は、WEBデザイナーに向いています。
WEBデザイナーの仕事は、ただ美しいデザインを作るだけではなく、クライアントのブランドイメージに合った配色やレイアウトを考えるなど、クリエイティブな要素が満載です。
また、デザインの正解はひとつではないため、自分のアイデアや創造性を発揮できる分野でもあります。
「何かを形にすることが好き」「自分の作ったもので誰かが喜んでくれるのが嬉しい」という気持ちがある人は、WEBデザイナーとしての適性が高いでしょう。
当社の調査でも、現役WEBデザイナーの37.4%が、WEBデザイナーに向いている人の特徴として、「小さい頃からクリエイティブなことが好きな人」と回答しています。
向いている人の特徴3:長時間のパソコン作業が苦にならない
WEBデザイナーの仕事の大半が、パソコン作業です。そのため、長時間のパソコン作業に抵抗がない人は、WEBデザイナーに向いていると言えます。
デザインツールの操作やコーディング作業、資料の確認や修正対応など、集中力を要する細かい作業が続くため、パソコンに慣れていないとストレスを感じてしまうかもしれません。
特に納期が迫っている時などは、高い集中力を維持したまま長時間パソコンに向かい続ける必要もあります。
地道な作業が多い仕事なので、「パソコン作業が得意」「長時間座って作業するのが苦にならない」というタイプの人は、WEBデザイナーの業務内容にスムーズに適応できる可能性が高いです。
向いている人の特徴4:柔軟な働き方をしたい
WEBデザイナーは、「自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働きたい」と考えている人にも向いている職業です。
WEBデザインは、基本的にパソコンがあればどこでも作業ができるため、時間や場所に縛られない自由な働き方ができます。
実際、会社員をしながら在宅副業をしたり、子育てや介護と両立しながら働く人も多く、フルリモート・時短勤務・副業など、働き方の選択肢が幅広いのも特徴です。
ライフスタイルが変化しても働き続けられるため、出産や育児を理由にキャリアを諦めたくない人や、プライベートな時間を大切にしながら働きたいといった人には向いていると言えます。
向いている人の特徴5:コミュニケーション能力が高い
WEBデザイナーは、クライアントやチームメンバーなど、多くの人と関わりながら仕事を進めます。そのため、コミュニケーション能力が高い人もWEBデザイナーに向いています。
クライアントが本当に求めているデザインを形にするためには、要望を正確にヒアリングする力(質問力)や、意図を汲み取る力が不可欠です。また、自分のデザインの意図を分かりやすく説明したり、フィードバックを的確に受け止め、デザインに反映させたりする場面も多くあります。
さらに、サイトを利用するユーザーの視点に立ち、「どうすれば使いやすいか」「どんな情報が欲しいか」などを考える共感力も、より良いデザインを作る上で重要になります。「人の話をしっかり聞ける」「相手の立場になって考えられる」という人は、WEBデザイナーとして活躍できるでしょう。
向いている人の特徴6:作業を効率化するのが好きな
納期を守り、質の高い成果物を生み出すためには、効率的に作業を進める能力もWEBデザイナーに求められます。
多くの場合、WEBデザイナーは複数のプロジェクトを同時に担当したり、限られた時間の中でデザインからコーディングまで幅広い作業を行ったりします。そのため、タスクの優先順位をつけ、計画的に作業を進める時間管理能力が重要になります。
また、より効率的に作業を進めるために、ツールのショートカットを活用したり、作業手順を工夫したりすることも大切です。「段取り良く物事を進めるのが得意」「時間を意識して行動できる」という人は、WEBデザイナーの仕事でその能力を活かすことができるでしょう。
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WEBデザイナーに向いていない人の3つの特徴

次に、どのような人がWEBデザイナーに向いていないのか見てみましょう。
どんな仕事にも向き・不向きはあるものです。WEBデザイナーも例外ではなく、仕事の特性上「自分には向いていない」と感じやすいタイプも存在します。
WEBデザイナーに向いていない人の代表的な特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。
- 地道な作業が苦手な人
- こだわりが強すぎて人の意見を聞けない人
- 成長意欲がない人
当てはまるからといって諦める必要はありませんが、あらかじめ理解しておくことで、働き方やスキルの身につけ方を考えるヒントになりますよ。
向いていない人の特徴1:地道な作業が苦手な人
細かい作業が苦手な人もWEBデザイナーには向いていません。
先ほどもお話ししましたが、WEBデザイナーの仕事は細かい作業の繰り返しです。
1つ1つ丁寧に進めていく必要がありますし、たった1mmの違いで全体の印象がガラッと変わってしまいます。
細かい作業で大雑把な人だと良い作品も作りづらいですし、作業をしていても苦痛に感じることが多いです。
向いていない人の特徴2:こだわりが強すぎて人の意見を聞けない
こだわりを持って仕事をするのは大切です。細部までこだわるからこそ、クオリティの高いデザインになります。しかし、そのこだわりが、人の意見を無視するレベルまでいくと以下のような弊害が生まれます。
- 独りよがりなデザインになる
- デザインが上達しにくい
WEBデザイナーはお客さんの課題を解決するのが仕事です。
オンリーワンの作品を作ることや、自分が表現したいことにこだわりすぎてお客さんの意見に柔軟に対応できないと、満足してもらえない作品が出来上がってしまいます。
また、人のアドバイスを聞かない人は、素直に聞いて改善する人に比べて成長のスピードが遅くなりがちです。
向いていない人の特徴3:成長意欲がない
常に新しい技術やトレンドを学び続ける意欲がない人は、WEBデザイナーとして長期的に活躍するのが難しくなる可能性が高いです。
先述したように、WEB業界の進化は非常に速く、時代の流行やトレンドのデザイン、WEBを取り巻く環境(AIの普及やSEOのルール)は常に変化し続けています。
「今あるスキルだけでやっていきたい」と思っていると、あっという間に時代遅れになってしまい、WEBデザイナーとしての市場価値を保つことが難しくなってしまうかもしれません。
新しい情報や技術を自ら積極的に学び、「知らないことを知りたい」「もっとできるようになりたい」という向上心を持ち続けられない人は、WEBデザイナーのキャリアを継続していくことに苦労するでしょう。

WEBデザイナーに向いているかどうかの適性診断をチェック

WEBデザイナーに向いているかどうかを確認したい方は、簡単にできる適性診断テストを試してみましょう。
以下の診断は、日本デザインスクールが現役WEBデザイナー281名を対象にしたアンケート結果をベースに作成し、実際の現場で求められる適性も反映した8項目にまとめました。
あくまで簡易診断ではありますが、これからWEBデザインを学ぼうか迷っている方や、自分に向いているか確かめたい方はぜひ試してみてください。
以下の項目で、自分に「当てはまる」と感じるものをチェックしてみましょう。
- 地道にコツコツと作業するのが好き
- 細かいところにまでこだわるタイプだ
- 流行やトレンドの変化に敏感な方だ
- 人のために働くのが好きで、相手目線で考えられる
- 子どもの頃から絵を描いたり、何かを作るのが好きだった
- スケジュール管理や自己管理は得意
- 長時間、パソコンの画面を見ていても苦にならない
- フィードバックを前向きに受け入れ、改善に活かすことができる
半分以上当てはまったら、WEBデザイナーとしての適性が高いかもしれません。「もっと詳しく診断したい」という方は、以下のような無料診断サイトも活用してみてください。
診断結果はあくまで目安です。適性は後から身につくスキルや経験で変わることもあるため、「向いていない」と出たからといって諦める必要はありません。
本当に自分に向いているかどうかを判断する一番の方法は、実践してみることです。実践を通して感じる「楽しい」「もっと知りたい」といった気持ちこそが、適性を見極める上では最適な手掛かりと言えます。
診断は「やってみたい」という気持ちを後押ししてくれるツールとして、上手に活用しましょう。

WEBデザイナーのキャリアパス

Webデザイナーとしてキャリアを進めていく上で、以下の5つの専門分野へのキャリアパスが考えられます。それぞれの役割と具体的な業務を理解することで、自分に合ったキャリアを選ぶことができるでしょう。
UIデザイナー
ユーザーインターフェース(UI)の設計とデザインを専門とする職種です。優れた操作性と視覚的な美しさの両立が求められます。Webデザインの基礎スキルを活かしやすく、論理的思考とユーザー目線での発想力が重要です。
- アプリやWebサービスのボタン、アイコン、メニューなどのデザイン
- 画面遷移やナビゲーションの設計
- デザインガイドラインの作成とアップデート
- プロトタイプの作成とユーザビリティテスト
UXデザイナー
ユーザー体験(UX)の設計・改善を担当します。デザインスキルに加え、ユーザー調査、データ分析、マーケティングの知識が必要です。
- ユーザーインタビューの実施と分析
- ユーザージャーニーマップの作成
- サイト内の導線設計
- アクセス解析とユーザー行動の調査
- 改善施策の立案と効果測定
Webディレクター
プロジェクト全体のマネジメントを行う立場です。デザインスキルを基礎としながら、進行管理、予算管理、チームマネジメントなどの実務経験が求められます。
- クライアントとの要件定義
- プロジェクトスケジュールの作成と管理
- デザイナー・エンジニアとの橋渡し
- 制作進行状況の管理と報告
- 品質チェックと納品物の管理
アートディレクター
デザインチームの指揮・監督を行い、クリエイティブ面での品質管理を担当します。高度なデザインスキルに加え、チームマネジメントとスケジュール管理の能力が必要です。
- デザインコンセプトの策定
- ビジュアル方向性の決定と指示
- デザイナーへのフィードバックとディレクション
- クリエイティブ品質の管理
- 新しいデザイントレンドの研究と導入
Webプロデューサー
プロジェクトの統括責任者として、企画立案から予算管理まで幅広い業務を担当します。ビジネス視点とプロジェクトマネジメントスキルが不可欠です。
- プロジェクトの予算策定と管理
- 事業戦略の立案
- 各部門との調整と意思決定
- リスク管理と課題解決
- クライアントとの折衝と提案
これらのキャリアパスは、Webデザイナーとしての基礎スキルを土台としながら、それぞれの専門性を高めていく方向性となります。具体的な業務内容を理解した上で、自身の適性や興味に合わせて、計画的にスキルアップを図ることが大切です。
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まとめ

本記事では、「WEBデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴」を中心に、適性の見極め方や転職に役立つ情報まで幅広くご紹介しました。
本記事でお伝えした、向いている人の特徴は以下の通りです。
- 新しいことを積極的に取り入れられる
- デザインやものづくりが好き
- 長時間のパソコン作業が苦にならない
- 柔軟な働き方をしたい
- コミュニケーション能力が高い
- 作業を効率化するのが好き
こちらに多く当てはまるのであれば、WEBデザイナーに向いているということです。ぜひそういった方は、WEBデザイナーを目指してみてくださいね。
WEBデザイナーのなり方については、以下の記事で詳しくお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。
