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フリーランスWEBデザイナーの年収は?会社員との収入を徹底比較

フリーランスWEBデザイナーの年収は423万!年収UPのコツは?
この記事でわかること
  • フリーランスデザイナーの平均年収
  • 会社員とフリーランスの年収の違い
  • デザイナーが単価を上げる方法

フリーランスのWEBデザイナーは、自由で働きやすいと憧れられる反面、「稼げないから、フリーランスのWEBデザイナーはやめとけ」「WEBデザイナーの年収は低いよ」と言われることもあります。

確かに、2022年5月に日本デザインでおこなった調査では、フリーランスWEBデザイナーの平均年収は423万)という結果が出ました。

とはいえ、年収には個人差があり、年収200万を切っているフリーランスWEBデザイナーもいれば、年収1000万以上稼いでいるフリーランスWEBデザイナーもいます。

今回の記事では、

  • フリーランスWEBデザイナーの年収事情
  • 会社員とフリーランスの年収の違い
  • 単価をUPさせて年収を上げるコツ

をお伝えしていきます。

WEBデザインに興味がある方はもちろん、WEBデザイナーとして独立を考えている方はぜひ参考にしてくださると嬉しいです!

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目次

フリーランスWEBデザイナーの年収は423万!

一般的に、フリーランスWEBデザイナーの平均年収は300~400万と言われています。

ただ実は、この記事を書くにあたってフリーランスWEBデザイナーの平均年収について改めて調べてみたところ、これといった調査結果は見つかりませんでした。

「フリーランスの平均年収」と「WEBデザイナーの平均年収」の調査結果はあるので、その2つの調査を元に算出したのだと思われます。

そこで今回、日本デザインではフリーランスWEBデザイナー103名におこなったアンケートを元に、フリーランスの年収事情をまとめてみました。

フリーランスWEBデザイナーの45%が年収360万未満

こちらは、フリーランスWEBデザイナー103名を対象に【月収】を聞いた結果です。

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月10日〜同年5月22日
有効回答:フリーランス、個人事業主のWebデザイナー103名

45%が月収30万(=年収360万)未満であることがわかります。

また、上記データを元におよその平均年収を出したところ、423万という結果になりました。

(※20万未満は18万、100万以上は100万、それ以外は中央値を元に計算しています。そのため、実際の平均年収は423万より高い可能性が考えられます。)

また、スキルや稼働時間などによっても大きく変わるためフリーランスWEBデザイナーの収入は個人差が大きく、一概には言えません。

月に5〜10万円しか稼げない人もいれば、100万円稼ぐ人もいます。

毎月安定した収入が担保されている会社勤めのWEBデザイナーと違い、フリーランスWEBデザイナーはスキルや経験値が低い間は稼げないため、平均年収は低めに出てしまうとも言われています。

ただし、スキルや経験値が高くなれば、会社勤めに比べても収入はかなり高くなります。

全体の約10%が年収1000万を超えている

先ほどのデータで注目すべきなのは、年収1000万を超えているフリーランスWEBデザイナーが全体のおよそ10%もいるところです。

フリーランスWEBデザイナーは、経験を積んでスキルをつければ年収1000万越えも難しくないのです。

ここでは、フリーランスWEBデザイナーのレベルごとの収入についてご紹介します。

レベル➀ 駆け出し:5~10万円

スキルや経験値が低い駆け出しの頃は、バナー1つ500〜3000円くらいの低単価な案件が多く、いきなり稼ぐのは難しいです。

収入は、月5〜10万くらいの方が多いです。

レベル② 一人前:20万円~100万円

ある程度経験が増えてスキルが高くなると、月20万円ほど稼げるようになります。

ランディングページ1本30万、50万といった高単価な案件ができるようになると、フリーランスは一気に収入アップできます。

フリーランスは収入が上がるスピードが速いのも魅力の1つ。なかには、半年〜1年で月収100万円を達成する人もいます。

なお、当ブログを運営している日本デザインスクールは、フリーランスWEBデザイナーに興味がある方向けに無料のオンラインセミナーを開催しています。

セミナーではWEBデザイナーのリアルな収入事情、デザイン業界のリアルな裏側先輩デザイナーの失敗事例をお伝えしています。

参加者の中にはWEBデザインの勉強に挫折してしまった方も多く、「勉強を始める前に知りたかった」という感想が多いので、WEBデザインの勉強する前にぜひご参加くださいね。(※無理な営業などは一切ございません。)

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会社員WEBデザイナーとの年収比較

「フリーランスになるのと会社勤めをするのではどちらのほうがより稼ぐことができるのだろう?」と、気になっている人も多いと思います。

そこでつづいては、フリーランスWEBデザイナーと会社員WEBデザイナーの年収を比較していきます。

WEBデザイナーとしてフリーランスになるのか、会社勤めをするのか悩んでいるという人はぜひ参考にしてくださいね。

平均収入についての比較

日本デザインの調査から導き出したフリーランスの平均年収(※)と、厚生労働省が発表している会社員の平均年収を比べると、次のようになります。

フリーランスWEBデザイナー会社員WEBデザイナー
額面約423万円約480万円
手取り約325万円約376万円

フリーランスWEBデザイナーの中には、まだ駆け出しで思うように収入を得られていない人もいるので、平均年収は低く出る傾向があります。実際に年収分布で比較すると次のようになります。

年収比較

フリーランス会社員
年収250万円未満30.6%8.6%
年収250万円~300万円未満23.4%38.5%
年収300万円~400万円未満13.7%25.3%
年収400万円~500万円未満11.3%25.3%
年収500万円~600万円未満15.3%14.9%
年収600万円~700万円未満4.0%3.7%
年収700万円~800万円未満4.0%3.4%
年収800万円~900万円未満3.2%1.1%
年収900万円~1,000万円未満2.4%1.1%
年収1,000万円~1,500万円未満0.8%0%

会社員WEBデザイナーは、年収250万円~600万円程度であれば全体的に安定した収入を得ることができていることが分かります。

フリーランスは年収250万円未満の割合も多いものの、年収600万円以上稼いでいる人は会社員より多いです。

このことからも、フリーランスの方が頑張り次第では高収入を目指せる確率は高いと言えます。

参考1:クリエイターワークス研究所「《クリエイターの仕事満足度調査②》【雇用形態別/年代別】2022年イマドキのWeb/グラフィック系クリエイターの平均年収はどれくらい?」

参考2:【早見表付】年収200万円~1億円の手取り|計算式と簡易計算方法も解説

参考3:個人事業主の税金や手取りをパッと計算シミュレーション

年収1000万円についての比較

次に、フリーランスWEBデザイナーと会社員WEBデザイナー、双方で年収1,000万円以上稼いでいる人はどの程度いるのかを比較して見ていきましょう。

<年収1,000万円比較>

フリーランス会社員
11.6%1.1%

年収1,000万円以上稼いでいる人の割合は、圧倒的にフリーランスWEBデザイナーのほうが多いです。

会社員は毎月安定した収入が見込める分、年収1,000万など高収入プレイヤーになるのはとても険しい道のりになります。

WEBデザイナーとして大きく稼ぎたいという方には、フリーランスWEBデザイナーはとてもおすすめです。

参考:フリーランス協会「フリーランス白書」

フリーランスWEBデザイナーの案件単価と収入ごとの案件数

つづいては、フリーランスWEBデザイナーが受ける案件の種類と単価、収入ごとの案件数をまとめてご紹介します。

WEBデザイナー=サイト制作というイメージを持っている人も多いかと思いますが、WEBデザイナーの仕事は多岐にわたるのです。

WEBデザイナーの案件例
  • バナー制作
  • LP(ランディングページ)制作
  • WEBサイト制作

上記3つの案件が多いので、今回はこれらの案件単価や収入について詳しく解説していきます。

案件ごとの単価相場

まずは、案件ごとの単価相場と単価アップのコツをご紹介します。

案件別単価相場

案件単価相場単価アップのポイント
バナー制作・バナーデザイン:5,000円~50,000円
・バナーリサイズ:5,000円~20,000円
・画像だけでなくGIFなど動きのあるバナー制作をする
・継続案件を狙う
LP(ランディングページ)制作・PC対応:50,000円~200,000円
・レスポンシブ対応:50,000円~500,000円
・テンプレを使わないLP制作を行う
WEBサイト制作・トップページのみ:50,000円~130,000円
・下層ページのみ:20,000円~50,000円
・WEBサイト一式:400,000円~1,500,000円
・レスポンシブデザインができるようになる
・企業ページやECサイトなど一式制作できるようになる

バナー制作よりも、LPやWEBサイト制作の方が作業が複雑になる分、単価も高くなります。

LPやWEBサイトは、レスポンシブデザインが制作できるほうが単価も需要も大きくなるので、スキルは身につけておくといいでしょう。

レスポンシブデザインとは…PCだけでなくスマホやタブレットなど、あらゆる画面サイズで見やすくなるよう制作されているWEBデザインのこと

案件の本数と具体的な収入例

つづいては、どのくらい案件を受ければどの程度の収入が見込めるのか、現役のWEBデザイナーとして稼いでいる方の実例をもとに詳しく解説していきます。

藤澤さんの例

藤澤さんは未経験からWEBデザインを学び、会社員を辞めフリーランスのWEBデザイナーに転職されています。

現在は月100万円の収入を達成しており、その内訳例は次の通りです。

月収100万円を達成したときの案件
  • LP3件
  • ホームページ2件
  • バナー・YouTubeサムネイル数件

藤澤さんへのインタビューを見たい方は、こちらの動画をぜひみてくださいね。

飯倉さんの例

同じく未経験からWEBデザイナーになった飯倉さんの案件例は次の通りです。

3ヶ月で70万円稼いだ飯倉さんの案件数
  • バナー13件でおよそ4~5万円
  • LP4件でおよそ30万円

LPが4本で30万円なので、1本あたり7〜8万円で受注していることがわかります。飯倉さんはWEBデザイナーとして活動を始めて数ヶ月。

年数を重ねていけば、1本あたりの単価はさらに高くなっていきます。

飯倉さんの詳しい年収事情はこちらの動画をチェックしてみてください。

フリーランスWEBデザイナーの働き方の種類と年収

フリーランスWEBデザイナーの働きかたは、大きく2通りあります。

フリーランスWEBデザイナーの働き方
  • 在宅型
  • 常駐型

フリーランス=家で働くというイメージがある人も多いと思いますが、実はそれだけではないのです。

働きかたによって収入も変わってくるので、それぞれの働きかたの特徴と年収についてより詳しく解説していきます。

働く場所も時間も選ばない「在宅型」

<在宅型の働き方の特徴>

働く場所自由
働く時間自由
契約方法・案件ごとに契約
・時給制で契約
収入案件により異なる
おすすめの人・時間も場所も自由に働きたい人
・子育ての合間や副業で働きたい人

自宅など好きな場所で働くことができる在宅型は、フリーランスの働き方として一般的にイメージされているのではないでしょうか。

自宅はもちろん、インターネット環境が整っている場所であればどこで仕事をしてもOK。

基本的に案件制なので、納期さえ守れば働く場所だけでなく、働く時間も自分の自由に決めることができます。

  • 子育ての合間に働く
  • 1日8時間・週5日ガッツリ働く
  • 副業として働く

など、仕事量も自分で調整できるので年収にも幅がありますが、「フリーランスWEBデザイナーの年収は?」で解説したように高収入を目指すことも可能です。

期間やプロジェクトごとに参画する「常駐型」

<常駐型の働き方の特徴>

働く場所企業により定められた場所
働く時間企業の就業時間による
契約方法・定められた期間で契約
・プロジェクト単位で契約
収入在宅型より高単価なケースが多い
おすすめの人・時間も場所も自由に働きたい人
・子育ての合間や副業で働きたい人

常駐型とは、定められた期間や、プロジェクト単位で企業に常駐する働き方です。

常駐型の場合、週3~4日程度は企業に出社し、決まった労働時間で働かなければいけません。

しかし作業費だけでなく常駐費も加えられ得ているので、時給や単価がクラウドソーシングサイト等で募集されているものより高額な傾向にあります。

ですがその分、在宅型で受けられる案件よりも高度なスキルが求められることも多いため、駆け出しフリーランスWEBデザイナーの方は応募前に要項をよく確認してください。

できる限り年収を下げずにフリーランスWEBデザイナーになる方法

フリーランスWBEデザイナーになると決めた人も、そうでない人も、現状からできるだけ年収を下げたくないと考えるのは当然のことですよね。

そこでつづいては、できる限り年収を下げずにフリーランスWEBデザイナーになる方法をご紹介します。

年収を下げずフリーランスWEBデザイナーになる方法
  • STEP1:WEBデザインスクールに通う
  • STEP2:副業か制作会社就職で実務経験を積む

現状から年収を下げないこと、そして今より高収入を得られるようになるためにも上記2つのステップはとても大切です。

具体的にどんなことを行っていくべきなのか、詳しく解説していきますね。

STEP1:WEBデザインスクールに通う

稼げるフリーランスWEBデザイナーへの一歩目はWEBデザインスクールに通うことです。

WEBデザインを学ぶ方法は、大きく分けてスクールと独学の2つがあります。

独学は費用が抑えられる、自分のペースで学べるなどのメリットもありますが、知識のない状態で1から自力で学んでいくため、必要のないものを学んでしまったり1か月で終わる勉強に半年かけてしまったりと、遠回りしてしまう可能性が高いのです。

一方でスクールであれば、WEBデザイナーになるために必要な知識のみが学べ、短期間でスキルを身につけることができます。

また、スクールで作った作品をポートフォリオに載せられるので、卒業後すぐに案件を獲得することが可能になりますよ。

しかし、スクールのなかでも短期間でなかったり、卒業後すぐに働けるほどのスキルが身につかなかったりするところもあるので、以下の点に気を付けてスクール選びをしましょう。

  • 講師が現役WEBデザイナーか
  • 受講期間はどれくらいか
  • 実践的なカリキュラムか(ツールの使い方だけでなくデザインを実際にできるか)

▽WEBデザインスクールについて知りたい人はこちら

STEP2:副業か制作会社就職で実務経験を積む

スクールでWEBデザインを学んだら、副業か制作会社に就職し、実務経験を積みましょう。

スクール卒業後にいきなりフリーランスになるのが不可能なわけではありませんが、最初に実績を積んでおかないと、なかなかお給料が安定しません。

実績を作る段階では、数をこなすことが大切です。

そのため、本業の収入を得ながら副業として経験を積む方が、経済面でも精神面でも安定しますよ。

また、制作会社に就職すれば、現場で使われているテクニックが学べ、わからないことがあればすぐに先輩や上司に聞けるのもよい点です。

実績を作れたら、フリーランスとして独立しましょう。

高収入フリーランスWEBデザイナーになる4つのコツ

つづいては、高収入フリーランスWEBデザイナーになるための4つのコツをご紹介します。

4つのコツ
  • 高いスキルを身につけ磨き続ける
  • 高単価の制作物を作れるようになる
  • 上手くいっている人の真似をする
  • +αのスキルを身につける

それぞれどんなことを行っていけばいいのか、詳しく解説していきます。

高いスキルを身につけ磨き続ける

高収入フリーランスWEBデザイナーになるためには、高いスキルを身につけることは絶対条件です。

WEBデザイナーの需要拡大に伴い、WEBデザイナーも増加しています。

しかし、デザイン力の高いWEBデザイナーはほんの一握り。高いデザインスキルを持ったWEBデザイナーが不足しているのです。

そのため、デザイン力を磨くことに集中し、高レベルなデザインを制作できるようになることで、高単価案件を継続して得ることができます。

「案件ごとの単価相場」で触れた通り、WEBデザイナーの案件の中ではバナー制作が一番低単価とされていますが、デザイン力の高いWEBデザイナーであればバナー1枚2万円で受注している人もいるのです。

また、高いスキルを身につけて終わりではなく常にスキルを磨き続けることも大切。

WEBデザイン業界も日々進化しているので、取り残されないように常に最新の高いスキルになるようアンテナを張っておきましょう。

高単価の制作物を作れるようになる

高収入フリーランスWEBデザイナーを目指すためには、高単価の案件を獲得できるようにならなければいけません。

「案件ごとの単価相場」でも解説した通り、バナー制作よりもLPやWEBサイト制作のほうが案件単価は高くなります。

その分作業時間もかかりますが、できるだけ高単価の案件を迅速かつ良質に納品できるようになることを目指してください。

先述した「高いスキルを身につけ磨き続ける」で触れたような高いスキルを身につけておくと、高単価の案件も取りやすくなります。

上手くいっている人の真似をする

現在既に高収入を得ているフリーランスWEBデザイナーの真似をするのもおすすめです。

真似といっても、作品を真似てはいけません。

  • どのように仕事を獲得していったのか
  • 気を付けていることは何か
  • 案件の単価設定はどうしているのか

など、高収入を目指すための工夫を学び、自分の活動にも活かしていきましょう。

「案件の本数と具体的な収入例」でご紹介したお二人の動画も、収入目安だけでなくどんな風にフリーランスWEBデザイナーとして活動していけばいいのかとても参考になります。

高収入フリーランスWEBデザイナーを目指したい人は、是非チェックしてください。

+αのスキルを身につける

高収入フリーランスWEBデザイナーを目指すのであれば、+αのスキルを身につけることも大切です。

WEBデザイナーとして高いスキルを持っている人は数多くいるため、その中で自分の存在を認知し案件を依頼したいと思ってもらえるようなアピールが必要になります。

実績を重ねたりポートフォリオを制作することはもちろん、今までの経験やWEBデザイナーとは直接関係しないような知識・スキルなど、意外なものもアピールポイントになることがあるのです。

  • SEOを学びSEOに強いWEBサイト制作ができる
  • 美容関係に従事していた経験を活かし美容系WEBデザインが得意
  • WEBマーケティング知識があるためサイト制作+マーケティング戦略も可能

など、自分の価値をアピールできるようになるための+αがあると、高収入フリーランスWEBデザイナーを目指しやすくなります。

フリーランスWEBデザイナーが案件を獲得する方法4選

つづいては、フリーランスWEBデザイナーが案件を獲得する方法を4つご紹介します。

案件獲得方法
  1. クラウドソーシングサイトを利用する
  2. SNSや自分のサイトで営業する
  3. 知り合いに紹介してもらう
  4. 交流会で人脈を広げ案件を獲得する

フリーランスは会社員とは違い、自分で仕事を獲得していかなければいけません。

「フリーランスWEBデザイナーになりたいけど案件の獲得方法が分からない」と不安に感じている人は、ぜひ参考にしてください。

クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングとは、WEBデザインを依頼したい発注者と、案件を受注したいWEBデザイナーのマッチングサービスのこと。

クラウドワークスやランサーズ、ココナラが有名です。

クラウドソーシングサイト上には、幅広い分野の案件が、数多く募集されています。

初心者が応募できる案件も掲載されているので、ある程度経験を積んだ方はもちろん、これからスタートされる方でも比較的案件が獲得しやすいですよ。

人脈がなくてもネットを通してお客さんと知り合うことができるので、仕事を獲得するツテがないという方や、対面でのコミュニケーションが苦手という方にもおすすめです。

ただ、なかには地雷案件と呼ばれる悪質な案件もあるので、気をつけてくださいね。

SNSや自分のサイトで営業する

近年ビジネスでも広く活用されているSNS。

WEBデザイナーも、SNSを活用するのはとても有効です。

WEBデザインについて発信したり、自分の作品を投稿したりしていると、そこからお仕事の依頼に結びつくことも少なくありません。

WEBデザインを勉強している段階から発信するのがおすすめですよ。

「レベルが高くない作品を載せたくない…」という方もいると思いますが、作品の多さやレベルアップの過程が見えるほうが応援・信頼され、「この人にお願いしたい」と思ってもらえるのです。

知り合いに紹介してもらう

知り合いに紹介してもらうのも1つの手です。

身近にIT系やWEB系の仕事をしている知り合いがいれば、積極的に声をかけてみましょう。

知り合いであれば、あまり気負わずにできて、相手も要望を伝えやすいですよね。

駆け出しの頃はスキルを高めることが大事なので、相場よりも安く引き受けるのがポイント

「早く稼げるようになりたい」と稼げる案件を獲得しようとする人も多いですが、最初の頃は稼ぐよりも、数をこなして経験を積む方が優先なのです。

普段から積極的に勉強会などに参加して人間関係を築いておくと、自分の知識も増えるうえに、人脈ができてチャンスが広がりますよ。

交流会で人脈を広げ案件を獲得する

フリーランスWEBデザイナーとして案件を多く獲得したい場合は、交流会には積極的に参加しましょう。

WEBデザイナースクールに入校している場合、スクール主催の交流会もあることがあるので情報は常にチェックしておきましょう。

交流会では、様々な業種の人たちと文字通り交流することができます。

その場で案件獲得に繋がらなくとも、自分の存在をアピールしておけば後々仕事の依頼がくることもあります。

そのため、交流会では名刺やポートフォリオなど、アピールできる材料を揃えていくことをおすすめします。

【Q&A】フリーランスWEBデザイナーについて良くある質問

最後は、フリーランスWEBデザイナーについて良くある質問にQ&A形式でお答えしていきます。

  • フリーランスのWEBデザイナーになりたいけど不安も大きい
  • 自分でもフリーランスのWEBデザイナーになれるのか?

と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

案件に関して不安や疑問点があるときには、契約前に必ずクライアントに確認してくださいね。

Q.WEBデザイナーは将来性があるの?

A.はい。WEBデザイナーは将来性がある職業です。

WEBデザイナー含め、WEB関連の仕事は将来性が見込める職業といえます。

インターネットは既に私たちの生活に欠かせない存在であり、これからも私たちの身近にあることは間違いありません。

企業でも個人でもWEBサイトを持っているのは当たり前の時代になってきているので、WEBデザイナーの需要は現在も多くあるのです。

とはいえ、WEBデザイナーを目指す人が増えているだけでなくAI参入など新しい要素も増えています。

今後も長く活躍できるWEBデザイナーを目指す場合は常に新しく、高いスキルを学び続けることも忘れないでくださいね。

Q.未経験からでもフリーランスWEBデザイナーになれる?

A.はい。未経験からでもフリーランスWEBデザイナーになることは可能です。

「案件の本数と具体的な収入例」でご紹介したお二人も、未経験からフリーランスWEBデザイナーになり、今では高収入を獲得されているのでぜひ動画もチェックしてくださいね。

独学でもWEBデザインは学ぶこともできますが、より効率よく・最短でフリーランスWEBデザイナーデビューをしたい方はスクールへの入校を検討することをおすすめします。

Q.フリーランスWEBデザイナーは辞めとけって言われる理由は?

A.収入が安定しないこと・常に学び続けなければいけないことが大きな理由です。

WEBデザイナーだけでなく、フリーランスとして働く場合は自分で案件を獲得しなければなりません。

会社勤めでは仕事が自動的に降りてくるのでそれをこなすことでお給料がもらえますが、フリーランスは自分で案件獲得をしなければ収入は0。

特に最初は低単価案件を受けて実績を積んでいかなければならないので、労働時間に対する収入が割に合わず、「フリーランスWEBデザイナーは稼げないから辞めとけ」と言われるのです。

また、常に新しく高度なスキル・知識を学び続けなければいけないというのも大変だと感じる要因でしょう。

ですが、フリーランスWEBデザイナーは「フリーランスWEBデザイナーの年収は?」で解説した通り会社員以上に稼ぐことも可能な職業です。

常に学び続けていかなければいけないのはどの職業でも同じですが、

  • WEBデザインが好きだ
  • 高収入を目指したい

という人はそこまで苦にならず楽しく学んでいけるはずです。

在宅型フリーランスの場合は一人で作業することがメインなので孤独を感じることもあるかもしれませんが、スクールへ入校していれば仲間と共に切磋琢磨しあえる関係を築けますよ。

まとめ

フリーランスWEBデザイナーの平均年収は423万です。

会社員フリーランスの平均年収450万と比べると少しだけ低いですし、全体の45%は年収360万以下というあまり高くない結果でした。

ですが、およそ10%が年収1000万を超えているというのもまた事実です。

フリーランスWEBデザイナーとして稼いでいくために大切なのは、まずはしっかりスキルを身につけること。

そして、焦らず丁寧に目の前の案件をこなしていけば年収1000万も難しくありません。

会社勤めでは上限が50〜60万円ほどなので、高収入を目指したい方はフリーランスWEBデザイナーがおすすめです。

ご紹介した単価を上げるポイントや、フリーランスとして稼ぐコツを参考にして、稼げるフリーランスWEBデザイナーを目指しましょう!

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当メディアを運営している日本デザインスクールは、これまで14364人WEBデザイナーの仕事についてお伝えする無料セミナーを開催してきました。

その中で気づいたのが、WEBデザイナーへの誤解がある方が多いということ。中には一度勉強に失敗してからセミナーに来て「先に知りたかった」という方もいらっしゃいます。

そのような方が増えないために、特に多かった15の誤解を1つの資料にまとめました。勉強を始めてから後悔しないよう、ぜひ受け取ってください。

※非常に人気の資料であり、今後有料化する可能性もあるのでお早めに手に取ってくださいね。

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