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WEBデザイン自動生成AIおすすめツール|選ぶポイントも紹介

WEBデザイン自動生成AIおすすめツール|選ぶポイントも紹介

「WEBデザインはAIを使って制作できる?」
「自動生成AIツールでデザインするときに注意するべきことはある?」

近年、AIは目覚ましい発展を続け、多彩なツールが誕生しています。

WEBデザインに携わる方の中には、上記のように自動生成AIツールに関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

AIツールを活用してデザインを制作することは可能で、上手に利用すればデザイナーの負担を減らしながら質の高い作品も作れますが、同時に知っておくべき注意点も存在します。

そこで本記事では、以下の内容について解説します。

  • WEBデザインで活用するAIツールを選ぶ3つのポイント
  • 機能別におすすめの自動生成AIツール
  • WEBデザインにおいてAIを利用するメリット・デメリット

これからデザイン制作においてAIの活用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

また、生成AIツールは日々アップデートされており、情報が更新される可能性があるため、利用の際には必ず「利用規約」を確認しましょう。

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目次

WEBデザイン自動生成AIツールを選ぶ3つのポイント

WEBデザイン制作において、利用したい自動生成AIツールを選ぶときは、以下3つのポイントを押さえましょう。

  • 使いたい目的に合っているか
  • 無料ツールか、有料なら予算内か
  • 商用利用が可能か

ポイント1:使いたい目的に合っているか

ひと口に「AIツール」と言ってもその種類は多岐にわたるため、「自分がどの工程でAIを活用したいのか」を明確にし、使いたい目的に合っているものを選びましょう。

たとえば、AIツールは画像を生成したいのか、デザイン全体を一括で生成したいのかなどによって、適しているものが異なります。

後述でも機能別におすすめのAIツールを具体的に紹介しますが、主にAIツールの得意な機能は以下に分けられます。

得意な機能代表的なAIツール
汎用系AIツール・ChatGPT
・Gemini
画像の自動生成・Adobe Firefly
・Midjourney
・Stable Diffusion
動画の自動生成・Runway
・Veo 3
・Renderforest
WEBサイトの自動生成・Figma
・Galileo AI
・Wix Studio
・Google Stitch
・v0
ロゴやバナーの自動生成・パッケージデザインAI
・Microsoft Designer
・Canva
・DesignEvo
スクロールできます
得意な機能代表的なAIツール
汎用系AIツール・ChatGPT
・Gemini
画像の自動生成・Adobe Firefly
・Midjourney
・Stable Diffusion
動画の自動生成・Runway
・Veo 3
・Renderforest
WEBサイトの自動生成・Figma
・Galileo AI
・Wix Studio
・Google Stitch
・v0
ロゴやバナーの自動生成・パッケージデザインAI
・Microsoft Designer
・Canva
・DesignEvo

利用目的に合っていないAIツールを選んでしまうと、かえって手間が増える可能性もあり、費用や時間を余計に消費してしまうかもしれません。

目的に合ったツールを選ぶことで、そのAIを最大限に有効活用でき、作業効率を高められるでしょう。

ここで紹介したAIツールの特徴や料金形態は、次の章で解説します。

ポイント2:無料ツールか有料なら予算内か

各AIツールには、無料で使えるものから月額課金など有料で使えるものがあるため、使いたいツールの料金プランを確認しましょう。

無料・有料ツールには、それぞれ以下のような特徴があります。

  • 無料ツール:気軽に利用できるが、回数や使える機能が制限される場合もある
  • 有料ツール:回数や機能に制限なく使えるが、ツールによって費用が大きく異なる

初心者がはじめてAIツールを試すなら、無料プランがあるものを選ぶのがおすすめです。

まずは無料ツールから使い始めて機能や回数制限を確認し、物足りなさやより高精度な出力が必要だと感じたら、有料プランに移行するといった方法を検討すると、失敗が少なく済みます。

予算に合わせて、無理なく導入できるツールを選びましょう。

ポイント3:商用利用が可能か

AIツールを使って仕事でWEBデザインをする場合は、そのツールが「商用利用を許可しているか」を必ず確認しましょう。

商用利用の可否はツールによって異なりますが、無料プランでは商用利用が制限されているケースや、デザインの著作権がユーザーに帰属しない場合もあります。

とくに、クライアントワークや企業サイトの制作に利用する場合、ライセンス違反がトラブルにつながる恐れがあることを覚えておきましょう。

ツールの公式サイトや利用規約に目を通し、商用利用が可能と明記されているかを必ずチェックすることが大切です。

【機能別】おすすめWEBデザイン自動生成AIツール

自動生成AIツールによって得意な機能は異なるため、以下よりWEBデザイン制作に活用できるおすすめのツールを機能別に紹介します。

大きく5つの機能に分けて、それぞれに代表的なAIツールをピックアップしました。

また、商用利用の可否についてはツールによって異なるだけでなく、随時情報が更新される場合があります。

利用前には、必ず最新情報を確認しましょう。

AI機能:マルチに使える汎用的な機能

テキストや画像、表の作成などさまざまな機能のバランスがよく、マルチに使える汎用的なAIツールとして以下の2つを紹介します。

主な用途対応工程操作のしやすさ料金商用利用特徴
ChatGPTテキスト生成・アイデア出し
・ワイヤー提案
・コード生成
◎日本語対応・無料
・有料
〇プラン問わず利用可会話形式で相談できる
Geminiテキスト生成・アイデア出し◎日本語対応・無料
・有料
△権利を利用者に譲渡するとは書かれていないGoogleサービスと連携できる
スクロールできます
主な用途対応工程操作のしやすさ料金商用利用特徴
ChatGPTテキスト生成・アイデア出し
・ワイヤー提案
・コード生成
◎日本語対応・無料
・有料
〇プラン問わず利用可会話形式で相談できる
Geminiテキスト生成・アイデア出し◎日本語対応・無料
・有料
△権利を利用者に譲渡するとは書かれていないGoogleサービスと連携できる

汎用AIツール1:ChatGPT

WEBデザインで利用できる工程・デザインコンセプトのアイデア出し
・配色の提案
・WEBサイト構成案の提案
・HTMLやCSSのコード生成
操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金・無料
・有料:月額20ドル~
商用利用の可否〇:プラン問わず利用可能
おすすめの人・AIツール初心者
・対話形式で利用したい人
スクロールできます
WEBデザインで利用できる工程・デザインコンセプトのアイデア出し
・配色の提案
・WEBサイト構成案の提案
・HTMLやCSSのコード生成
操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金・無料
・有料:月額20ドル~
商用利用の可否〇:プラン問わず利用可能
おすすめの人・AIツール初心者
・対話形式で利用したい人

ChatGPTはOpenAIが開発し、近年は仕事やプライベート問わず多くの利用者がいるAIツールです。

基本機能は無料プランでも十分に利用できますが、有料プランはより精度が高くスピーディーに回答を返します。

WEBサイトに用意したいコンテンツやレイアウト、配色などの案を出したり、ページ内のテキストを作成したりといった指示も可能です。

チャット形式で対話しながらアイデアを返してくれるため、AIツールを使い慣れていない人や「何がわからないのかがわからない」といった人にも使いやすくおすすめです。

汎用AIツール2:Gemini

WEBデザインで利用できる工程・デザインコンセプトのアイデア出し
・配色の提案
・WEBサイト構成案の提案
・HTMLやCSSのコード生成
操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金・無料
・有料:月額2,900円
商用利用の可否△:「所有権を主張することはありません」とされているものの、権利をすべて利用者に譲渡する旨は明言されていない
おすすめの人・Googleアカウントを持っている
・情報を深く調べたい人
スクロールできます
WEBデザインで利用できる工程・デザインコンセプトのアイデア出し
・配色の提案
・WEBサイト構成案の提案
・HTMLやCSSのコード生成
操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金・無料
・有料:月額2,900円
商用利用の可否△:「所有権を主張することはありません」とされているものの、権利をすべて利用者に譲渡する旨は明言されていない
おすすめの人・Googleアカウントを持っている
・情報を深く調べたい人

Geminiは検索エンジンであるGoogleが開発した、リサーチに強いAIツールです。

ChatGPTと同様に対話型で回答を返し、操作が直感的でわかりやすいのも特徴です。

有料プランでは処理速度が速くなり、より複雑なデータの分析やコーディングができる上、ほかのGoogleツールと連携して利用できる大容量のストレージが付属します。

デザインコンセプトのアイデア出しやペルソナ設定からコンテンツ作成、HTMLやCSSを用いたコーディング、さらにはSEO対策など、WEBサイト制作の上流から下流までさまざまな場面で活用できます。

AI機能:画像の自動生成

指示を出すことで画像を自動生成してくれるAIツールを、3つ紹介します。

操作のしやすさ料金商用利用特徴
Adobe Firefly◎日本語対応・無料
・有料
〇原則利用OKだが、ベータ版機能で利用不可の場合もあるAdobe製品との連携がスムーズ
Midjourney△日本語非対応・有料〇条件によって利用不可の場合があるシンプル操作でイラストを出力できる
Stable Diffusion◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能画像に入れたくない指示もできる
スクロールできます
操作のしやすさ料金商用利用特徴
Adobe Firefly◎日本語対応・無料
・有料
〇原則利用OKだが、ベータ版機能で利用不可の場合もあるAdobe製品との連携がスムーズ
Midjourney△日本語非対応・有料〇条件によって利用不可の場合があるシンプル操作でイラストを出力できる
Stable Diffusion◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能画像に入れたくない指示もできる

画像生成ツール1:Adobe Firefly

操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金有料:月1,580円~
商用利用の可否〇:原則利用可能だが、ベータ版の機能で利用不可の場合もある
おすすめの人・日本語対応のツールを使いたい
・ほかのAdobe製品を利用している
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金有料:月1,580円~
商用利用の可否〇:原則利用可能だが、ベータ版の機能で利用不可の場合もある
おすすめの人・日本語対応のツールを使いたい
・ほかのAdobe製品を利用している

Adobe社が提供するAdobe Fireflyは、検索窓に出力したいイメージのテキストを入力するだけで、画像や写真を生成できるツールです。

無料プランでは月に25件まで画像生成が行うことができ、Betaラベルのないものは商用での利用も可能です。

生成するデータはAdobe Stockなどのライセンス済みのコンテンツから収集されているため、著作権にも安心して利用できます。

画像生成ツール2:Midjourney

操作のしやすさ△:日本語には非対応
料金有料:月額10ドル~
商用利用の可否〇:原則利用可能だが、「年間収益が百万ドルを超える企業またはその従業員の場合は「Pro」か「Mega」プランへの加入が必要など条件がある
おすすめの人・背景などに使うようなイラストを生成したい
・シンプルな操作で利用したい
スクロールできます
操作のしやすさ△:日本語には非対応
料金有料:月額10ドル~
商用利用の可否〇:原則利用可能だが、「年間収益が百万ドルを超える企業またはその従業員の場合は「Pro」か「Mega」プランへの加入が必要など条件がある
おすすめの人・背景などに使うようなイラストを生成したい
・シンプルな操作で利用したい

Midjourneyは、Adobe Fireflyと同様にテキストを入力して画像を生成するAIツールです。

2025年6月時点では日本語に対応していませんが、シンプルな操作で画像を出力できるため、英語への苦手意識があっても問題なく使えるでしょう。

原則、有料プランのみで利用できるため、公式サイトで出力された画像を見ながらテイストや雰囲気を確認することがおすすめです。

画像生成ツール3:Stable Diffusion

操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金・無料
・有料:月額7ドル~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・無料で試してみたい
・画像に入れたいものと入れたくないものが明確にある
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語に対応
料金・無料
・有料:月額7ドル~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・無料で試してみたい
・画像に入れたいものと入れたくないものが明確にある

Stable Diffusionは、ユーザーが入力するテキストや、アップロードした画像をもとにイラストや画像を生成するAIツールです。

生成したいイメージだけでなく、画像に表示したくないイメージもテキストで指示できます。

無料プランも提供しており、1日あたり画像生成を10回まで行えるため、どのような指示でどういった画像が生成されるか確認してから有料プランに移行することも可能です。

AI機能:動画の自動生成

AIツールには、画像だけでなく動画を自動生成する機能に特化したものもあります。以下3種類のツールを紹介します。

操作のしやすさ料金商用利用特徴
Runway△日本語非対応・無料
・有料
〇利用可能カメラワークを細かく設定できる
Veo 3〇日本語には非対応・有料△権利を利用者に譲渡するとは明言されていない動画の品質の高さに定評がある
Renderforest◎日本語対応・無料
・有料
〇プランによって商用利用が可能テンプレートから選んで生成できる
スクロールできます
操作のしやすさ料金商用利用特徴
Runway△日本語非対応・無料
・有料
〇利用可能カメラワークを細かく設定できる
Veo 3〇日本語には非対応・有料△権利を利用者に譲渡するとは明言されていない動画の品質の高さに定評がある
Renderforest◎日本語対応・無料
・有料
〇プランによって商用利用が可能テンプレートから選んで生成できる

動画生成ツール1:Runway

操作のしやすさ△:日本語に非対応
料金・無料
・有料:月額12ドル~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・無料版から気軽に動画の自動生成を試したい人
・カメラワークを細かく設定したい人
スクロールできます
操作のしやすさ△:日本語に非対応
料金・無料
・有料:月額12ドル~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・無料版から気軽に動画の自動生成を試したい人
・カメラワークを細かく設定したい人

Runwayは、テキスト入力や手持ちの画像をもとに、動画を自動で生成するAIツールです。

アップロードした画像をなぞるだけで、その部分にだけ動きを加えられる機能もあり、直感的に操作しながらより幅広い表現ができるようになります。

また、カメラワークを細かく指定できるのが特徴の1つで、水平や垂直移動だけでなく、ボケ感の調整やカメラの移動経路などの設定も可能です。

AIに任せたい部分と、自分で編集したい部分のバランスを取りながら動画を制作したい人にもおすすめです。

動画生成ツール2:Veo 3

操作のしやすさ〇:日本語非対応だが直感的に使える
料金・有料:月額2,900円~
商用利用の可否△:「所有権を主張することはありません」とされているものの、権利をすべて利用者に譲渡する旨は明言されていない
おすすめの人・最新の動画生成AIを使いたい人
・クオリティ重視で音声も同時に出力したい人
スクロールできます
操作のしやすさ〇:日本語非対応だが直感的に使える
料金・有料:月額2,900円~
商用利用の可否△:「所有権を主張することはありません」とされているものの、権利をすべて利用者に譲渡する旨は明言されていない
おすすめの人・最新の動画生成AIを使いたい人
・クオリティ重視で音声も同時に出力したい人

Veo 3は、Googleが2025年5月に発表した次世代の動画生成AIツールです。

これまで以上にリアリティのある、自然な動きを実現した動画に加え、以前のバージョンにはなかった「音声の生成」も同時にできるのが特徴です。

利用するには「Google AI Pro」以上のサブスクリプションへの加入が必須となり、制限なしですべての機能を利用するには月額36,400円がかかります。

他のツールに比べると割高感はありますが、高品質な動画生成を行いたい人におすすめのツールです。

動画生成ツール3:Renderforest

操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額2,239円~
商用利用の可否〇:「Pro」プランおよび「Business」プランで商用利用が可能
おすすめの人・テンプレートを使いたい人
・SNS用の動画も制作したい人
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額2,239円~
商用利用の可否〇:「Pro」プランおよび「Business」プランで商用利用が可能
おすすめの人・テンプレートを使いたい人
・SNS用の動画も制作したい人

Renderforestは、豊富にあるテンプレートから目的に合ったものを選ぶだけで、簡単に動画を生成できるAIツールです。

ポップなテイストが多いほか、SNS動画としてスマホ画面サイズのテンプレートもあり、仕事から個人利用まで使いやすいのが特徴です。

無料プランでは、3分までの動画を生成できます。商用利用ができるのは「Pro」プラン以上で、月額3,699円~で動画のほかにもWEBサイトやロゴ作成も行うことができます。

AI機能:WEBサイトの自動生成

AIツールの中には、WEBサイトのデザインを一括で出力できるなど、WEBサイト制作において力を発揮するものもあります。具体的な機能も含めて、以下の4つを紹介します。

主な用途操作のしやすさ料金商用利用特徴
Figma・デザインの生成
・ワイヤーフレームの作成
・テキストの生成
・レイアウト変更
◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能複数人での共同編集ができる
Google Stitch・デザインの生成
・デザインの編集
・コードの生成
△日本語非対応・無料△すべての権利を利用者に譲渡するとは明言されていない他ツールとの連携が得意
Wix Studio・デザインの生成
・デザインの変更
・レイアウトの変更
・テキストや画像などコンテンツの更新
◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能レベルに合わせたプランを選べる
v0・デザインの生成
・デザインの編集
・コード生成、編集
△日本語非対応・無料
・有料
〇利用可能デザインとコードが同時に生成できる
スクロールできます
主な用途操作のしやすさ料金商用利用特徴
Figma・デザインの生成
・ワイヤーフレームの作成
・テキストの生成
・レイアウト変更
◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能複数人での共同編集ができる
Google Stitch・デザインの生成
・デザインの編集
・コードの生成
△日本語非対応・無料△すべての権利を利用者に譲渡するとは明言されていない他ツールとの連携が得意
Wix Studio・デザインの生成
・デザインの変更
・レイアウトの変更
・テキストや画像などコンテンツの更新
◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能レベルに合わせたプランを選べる
v0・デザインの生成
・デザインの編集
・コード生成、編集
△日本語非対応・無料
・有料
〇利用可能デザインとコードが同時に生成できる

WEBサイト生成ツール1:Figma

WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・ワイヤーフレームの作成
・テキストの生成
・レイアウト変更
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額450円~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・複数人で作業したい人
・日常的にFigmaを使っている人
WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・ワイヤーフレームの作成
・テキストの生成
・レイアウト変更
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額450円~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・複数人で作業したい人
・日常的にFigmaを使っている人

Figmaは、2022年から日本語版がリリースされ、近年人気が高まっているデザインツールです。

ブラウザ上で利用するFigmaは、複数人と「共同編集」が可能で、チームでプロジェクトを進める際の活用に適しています。

従来のデザインツールとしての活用から、AIの搭載によって、WEBサイトデザインにおけるアイデア出しから実装まで行えるようになりました。

シンプルながら幅広い機能を利用でき、作業効率を高めながらWEBサイトを制作できるでしょう。

WEBサイト生成ツール2:Google Stitch

WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・デザインの編集
・コードの生成
操作のしやすさ△:日本語非対応
料金・無料
商用利用の可否△:権利をすべて利用者に譲渡する旨は明言されていない
おすすめの人・最新のAIツールを利用したい人
・ほかのツールと連携したい人
スクロールできます
WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・デザインの編集
・コードの生成
操作のしやすさ△:日本語非対応
料金・無料
商用利用の可否△:権利をすべて利用者に譲渡する旨は明言されていない
おすすめの人・最新のAIツールを利用したい人
・ほかのツールと連携したい人

Google Stitchは、Googleが開発した自動生成AIツールです。2025年に発表され、6月現時点ではベータ版の利用が可能になっています。

AIによって数分でWEBサイトのデザインを生成できるほか、デザインの変更やコードの出力なども可能です。

ベータ版は無料で利用できますが、今後のアップデートや正式なリリースによって有料プランが出てくる可能性もあります。

英語対応のみではありますが、ベータ版で機能に触れておき、使用感を確かめるのもおすすめです。

WEBサイト生成ツール3:Wix Studio

WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・デザインの変更
・レイアウトの変更
・テキストや画像などコンテンツの更新
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額1,400円~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・会話形式でデザイン生成を行いたい人
・Wixツールを利用している人
スクロールできます
WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・デザインの変更
・レイアウトの変更
・テキストや画像などコンテンツの更新
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額1,400円~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・会話形式でデザイン生成を行いたい人
・Wixツールを利用している人

Wix Studioは、従来のWixをベースにしており、会話形式で指示を出しながらWEBデザインの出力ができるAIツールです。

ノーコードでアニメーションを作れたり、AIが自動でレスポンシブデザインに対応したりと、動的なデザインも可能です。

わかりやすい操作画面やAIからの改善提案などによって、WEBデザイナーではない人でもクオリティの高いWEBサイトが作れます。

WEBサイト生成ツール4:v0

WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・デザインの編集
・コード生成、編集
操作のしやすさ△:日本語非対応
料金・無料
・有料:月額20ドル~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・デザインとコードを生成したい人
・利用目的が幅広い人
スクロールできます
WEBデザインで利用できる工程・デザインの生成
・デザインの編集
・コード生成、編集
操作のしやすさ△:日本語非対応
料金・無料
・有料:月額20ドル~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・デザインとコードを生成したい人
・利用目的が幅広い人

v0は、ChatGPTやGeminiと同様にチャット形式で指示を出し、それをもとにWEBサイトのデザインとコードの両方を生成するAIツールです。

デザインを制作するWEBデザイナーと、コードを書くコーダーまたはエンジニアの2つの役割を担うことで、作業効率を大幅にアップさせられます。

出力されたデザインに対しては、理想通りになるように複数回指示を出してカスタマイズすることも可能です。

無料プランから気軽に使えますが、AIが生成できる回数は無料プランと有料プランで異なるため、使用頻度を踏まえてプランを選ぶとよいでしょう。

AI機能:ロゴ・バナーの自動生成

ロゴやバナー、商品パッケージなどのデザイン生成が得意なAIツールとして、以下の4つを紹介します。

操作のしやすさ料金商用利用特徴
パッケージデザインAI◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能あらゆる商品パッケージを生成できる
Microsoft Designer◎日本語対応・無料×個人使用のみで商用ではNGバナーやポスターのデザイン生成が得意
Canva◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能テンプレートと機能が豊富にある
DesignEvo◎日本語対応・無料
・有料
〇商用には有料プランのみ利用可能ロゴ生成に特化したAIツール
スクロールできます
操作のしやすさ料金商用利用特徴
パッケージデザインAI◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能あらゆる商品パッケージを生成できる
Microsoft Designer◎日本語対応・無料×個人使用のみで商用ではNGバナーやポスターのデザイン生成が得意
Canva◎日本語対応・無料
・有料
〇利用可能テンプレートと機能が豊富にある
DesignEvo◎日本語対応・無料
・有料
〇商用には有料プランのみ利用可能ロゴ生成に特化したAIツール

WEBデザイン生成ツール1:パッケージデザインAI

操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:15,000円/枚~
商用利用の可否〇:利用可能だが、データを販売する目的には利用不可
おすすめの人・商品パッケージのデザインを生成したい人
・現在あるパッケージの評価を知りたい人
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:15,000円/枚~
商用利用の可否〇:利用可能だが、データを販売する目的には利用不可
おすすめの人・商品パッケージのデザインを生成したい人
・現在あるパッケージの評価を知りたい人

パッケージデザインAIは、その名の通りさまざまな商品パッケージのデザインを生成できるAIツールです。

商品カテゴリーは飲料や食品類から、化粧品、ヘアケアまで豊富にあり、消費者目線に立ったデザインを生成できます。

また、搭載されているAIによって、商品パッケージが消費者にどのような効果を与えるか、評価してくれる機能もあります。

評価したい商品のパッケージを写真に撮り、アップロードするだけでどのくらい好ましいデザインかが出力される簡単操作が特徴です。

1から生成するだけでなく、現在あるデザインの評価を客観的に知りたい方にもおすすめです。

WEBデザイン生成ツール2:Microsoft Designer

操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
商用利用の可否×:個人使用の範囲でのみ利用できる
おすすめの人・Microsoftアプリを使用している人
・ステッカーやカードなどのデザインを一括で生成したい人
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
商用利用の可否×:個人使用の範囲でのみ利用できる
おすすめの人・Microsoftアプリを使用している人
・ステッカーやカードなどのデザインを一括で生成したい人

Microsoft Designerは、Microsoft社が提供するアプリの1つです。

AIが搭載されており、テキストによる指示でグラフィックデザインの生成や画像編集を実行できます。

生成できるデザインは画像のほかにも、バナーやポスター、ステッカーやグリーティングカードなどがあります。

WordやPowerPointなど他のMicrosoftアプリと連携できる点や、スマートフォンからも作業できるのが特徴です。

WEBデザイン生成ツール3:Canva

操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額1,180円~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・豊富なテンプレートから選びたい人
・スマートフォンでも作業したい人
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:月額1,180円~
商用利用の可否〇:利用可能
おすすめの人・豊富なテンプレートから選びたい人
・スマートフォンでも作業したい人

Canvaは、近年幅広い層から人気を集めるWEBデザインツールです。

サイズやテイストなど豊富にあるテンプレートから選び、使用するだけで簡単にさまざまなデザインを制作できます。

多機能ツールであるCanvaは、AI機能の搭載によって画像の自動生成や編集が短時間でできるようになりました。

プロのWEBデザイナーが使うには、機能面や精度などで物足りなさを感じるかもしれませんが、ノンデザイナーにとってはわかりやすく活用できるツールです。

WEBデザイン生成ツール4:DesignEvo

操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:24.99ドル~
商用利用の可否〇:有料プランの場合のみ商用利用可能
おすすめの人・ロゴを作成したい人
・豊富なテンプレートから選びたい人
スクロールできます
操作のしやすさ◎:日本語対応
料金・無料
・有料:24.99ドル~
商用利用の可否〇:有料プランの場合のみ商用利用可能
おすすめの人・ロゴを作成したい人
・豊富なテンプレートから選びたい人

DesignEvoは、ロゴの生成に特化したAIツールです。

10,000以上あるテンプレートの中から気に入ったものを選んで、カスタマイズしながらロゴを作成できます。

基本的には無料で利用できますが、無料版でダウンロードできるロゴは有料版に比べると解像度が低く、ファイル形式も選ぶことができません。

有料版は、本記事で紹介した他ツールのようなサブスクリプションではなく買い切りタイプで、一度購入すればその後も半永久的に再編集やダウンロードができます。

一般的にロゴ作成を依頼する場合は数万円~数十万円かかるため、比較すると有料版でもコストパフォーマンスがよいと言えるでしょう。

自動生成AIツールでWEBデザインを制作するメリット

自動生成AIツールでWEBデザインを制作すると、以下のようなメリットが得られます。

  • 業務の生産性が向上する
  • 短期間で多様なアウトプットを生成できる

メリット1:業務の生産性が向上する

AIツールを利用する大きなメリットは、作業の効率化です。

たとえば、以下のような作業工程を一瞬で済ませられるようになります。

  • ペルソナの設定
  • ワイヤーフレームの作成
  • 配色の提案
  • 画像の配置

これまで手作業で行っていた工程を短時間で完了させられるため、短縮できる時間分を、企画やユーザー体験の向上といったクリエイティブな作業に集中できます。

とくに、人的・金銭的リソースが不足しているなど限られたリソースで高品質な成果物を出したい現場にとって、AIツールは強力な味方となるでしょう。

メリット2:短時間で多様なアウトプットを生成できる

AIは、指示によっては短時間で複数のデザインパターンを生成できるため、企画段階のたたき台やアイデア出しに有効活用できます。

色やフォント、レイアウトのバリエーションを一括で生成できるツールもあり、少ない手間で選択肢を広げられるのは、AIツールを利用する大きなメリットと言えるでしょう。

クライアントワークで、短期間で複数の選択肢を提案しなければならない場面でも活用できます。

スピーディーで多角的にデザインを制作できるため、プロジェクト全体の進行を加速させる効果が期待できます。

【注意】自動生成AIツールでWEBデザインを制作するデメリット

便利でさまざまなメリットがある自動生成AIツールですが、利用前に必ず押さえておくべき注意点があります。

とくに、WEBデザイン制作において活用したい場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 著作権や商用利用について必ず確認する
  • デザインスキルが身につかない可能性がある
  • ありきたりなデザインになるリスクがある

デメリット1:著作権や商用利用の確認をする

AIで生成したデザインは、必ずしも利用者に著作権が付与されるとは限らず、ツールによって利用の範囲が限定される可能性があります。

  • 著作権:デザインを制作した人の権利
  • 商用利用:仕事など費用が関係する場面で利用すること

人が作ったデザインには、自動的に著作権が発生し、他の誰かが無断でそのデザインを利用した場合に、「自分のデザイン」として価値を守ることができます。

しかし、AIツールで生成したデザインには、「著作権がそもそも発生しない」か「AIを提供する企業に帰属する」ケースがあります。

また、商用利用が制限されている場合は、自社のサイトや企業からの依頼でデザインを利用することができません。

各ツールの利用規約などに著作権の帰属や商用利用の可否について明記されていますが、確認の手間が発生することやツールによっては自由に利用できない点がデメリットと言えるでしょう。

デメリット2:デザインスキルが身につかない可能性がある

AIに頼りすぎると、自分のデザインスキルや思考力が身につかない可能性があります。

たとえば、「なぜその配色が選ばれたのか」「なぜそのレイアウトが適切なのか」を理解しないまま使い続けてしまうと、いざカスタマイズが必要になったときに対応できないかもしれません。

また、クライアントワークの場合、クライアントからデザインについて質問や要望があった際に、適切な回答ができない可能性もあります。

AIが出力するものは、必ずしも正解ばかりではなく、誤った情報を返すケースも少なくありません。

出力されたものに対して最適かどうか判断するためには、利用者の知識やスキルが必要です。

AIツールを盲目的に信用してしまい、自身のデザインスキルが育たない可能性がデメリットと言えます。

デメリット3:ありきたりなデザインになるリスクがある

AIは、大量のデータをもとに「平均的に優れたデザイン」を生成する傾向にあるため、オリジナリティに欠けるケースがあります。

たとえば競合が同じルーツを使っている場合は、似たようなデザインになりやすく、「どこかで見たことがある」ようなデザインが出力される可能性があります。

企業の独自性やブランドの個性が埋もれてしまい、差別化できないデザインになるリスクがある点がAIツールを利用するデメリットの1つです。

クオリティの高いWEBデザイン制作のために自動生成AIツールを効果的に活用しよう

本記事では、WEBデザインにおいて活用できる自動生成AIツールについて解説しました。

数あるAIツールの中から、自分に最適なものを選ぶには3つのポイントを押さえることが大切です。

  1. 使いたい目的に合っているか
  2. 無料ツールか、有料なら予算内か
  3. 商用利用が可能か

また、おすすめのAIツールとして、機能別にそれぞれの特徴を紹介しました。

得意な機能代表的なAIツール
汎用系AIツール・ChatGPT
・Gemini
画像の自動生成・Adobe Firefly
・Midjourney
・Stable Diffusion
動画の自動生成・Runway
・Veo 3
・Renderforest
WEBサイトの自動生成・Figma
・Galileo AI
・Wix Studio
・Google Stitch
・v0
ロゴやバナーの自動生成・パッケージデザインAI
・Microsoft Designer
・Canva
・DesignEvo
スクロールできます
得意な機能代表的なAIツール
汎用系AIツール・ChatGPT
・Gemini
画像の自動生成・Adobe Firefly
・Midjourney
・Stable Diffusion
動画の自動生成・Runway
・Veo 3
・Renderforest
WEBサイトの自動生成・Figma
・Galileo AI
・Wix Studio
・Google Stitch
・v0
ロゴやバナーの自動生成・パッケージデザインAI
・Microsoft Designer
・Canva
・DesignEvo

AIツールは、これまで行ってきた作業を任せられる、強力な武器の1つです。

しかし、AIで出力されたものには誤りがあるケースもめずらしくないため、最終的には自分で判断しなければなりません。

うまく使えば手間を最大限削減しながら、高品質な作品を作れるようになりますが、AIに依存するのではなく自分のスキルを高めながら、必要に応じて活用することが大切です。

WEBデザイナーは、場所や時間を問わずに働くことができ、手に職をつけて高収入も目指せる職業です。

在宅ワークの広がりに伴い、WEBデザイナーに興味を持つ人も増えています。

しかし「WEBデザイナーはどうやったらなれるの?」「興味はあるけれど、仕事につなげられる?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

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