「Webクリエイター能力認定試験ってどんな試験?」
「Webクリエイター能力認定試験の合格率はどれくらい?」
「Webクリエイター能力認定試験を受けたらWEBデザイナーになれる?」
Webクリエイター能力認定試験に興味がある方で、このような疑問を抱えている方はいませんか?
Webクリエイター能力試験はWEBデザインやコーディングなどWEBデザイナーに必要な基礎知識やスキルを身につけられる資格です。しかし、「資格取得=WEBデザイナーになれる」わけではないため注意が必要です。
本記事では、Webクリエイター能力認定試験の概要や、資格取得のメリットと注意点などについて詳しく解説します。
読み終わる頃には、Webクリエイター能力認定試験の全容を理解し、受験すべきか判断できるようになるでしょう。Webクリエイター能力認定試験に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
- Webクリエイター能力認定試験は、WEBデザインやコーディングなどWEBクリエイターとしての知識やスキルを測るための資格試験で、「スタンダード」と「エキスパート」の2つのレベルがある
- Webクリエイター能力認定試験を受験することで、WEBデザインに必要な基本的な知識やスキルを身につけられるため決して意味がないものではない
- 資格を取得したからといって必ずしも就職・転職で有利になるわけではない。資格取得時に身につけた知識やスキルを活かして高品質なポートフォリオを制作することのほうが大切である。
【お知らせ】
2000名以上の人生を変えるキッカケになった「好きなことで生きていく!WEBデザイナーという働き方セミナー」では、
などをお伝えしています。今だけ無料で開催しているので「WEBデザインの学び方がわからない」「WEBデザイン業界について知りたい」という方はぜひご参加ください。
>>詳しくはこちら
そもそもWebクリエイター能力認定試験とは?
Webクリエイター能力認定試験は、WEBデザインやコーディングなどWEBクリエイターとしての知識やスキルを測るための資格試験です。
「スタンダード」と「エキスパート」の2つのレベルに分かれており、「エキスパート」のほうがより専門的な内容が問われます(詳細は次章参照)。
しかし、いずれのレベルも受験資格は特にないため、最初からエキスパートの受験にチャレンジすることも可能です。
Webクリエイター能力認定試験の特徴は、下記のとおりです。
- Safari、Google Chromeで受講できる
- OSはWindowsとMac OSに対応している
- ワイヤーフレームやデザインカンプを用いた出題により、実際の制作現場同様のワークフローに沿っている
- CSSによるレイアウト指定を重視した試験で、より汎用性や利便性の高いWEBサイト制作ができる知識やスキルが身につく
- エキスパートでは実技だけでなく知識も問われるため、制作現場の常識が身に付く
- コーディングだけでなく、画像の作成や編集に関する問題もあるため、WEBクリエイターに必要な知識やスキルを網羅的に学べる
公式サイトによると、年間受験者数は15,000人以上にもおよび、業界で最も受験者数の多いWEB系の資格です。
Webクリエイター能力認定試験の概要
下記の表は、Webクリエイター能力認定試験の概要をまとめたものです。
試験詳細 | スタンダード | エキスパート |
試験日程 | 随時試験:試験会場が設定した日程 公開試験:年に2回 | 随時試験:試験会場が設定した日程 公開試験:年に2回 |
試験会場 | 随時試験:全国主要都市 公開試験:自宅あるいは所属する団体施設 | 随時試験:全国主要都市 公開試験:自宅あるいは所属する団体施設 |
出題科目 | 実技問題 | 実技問題 知識問題 |
試験時間 | 随時試験:60〜70分 公開試験:60分 | 随時試験:110〜130分 公開試験:110分 |
受験環境 | 随時試験:WindowsまたはMac OS 公開試験:Windowsのみ | 随時試験:WindowsまたはMac OS 公開試験:Windowsのみ |
合格基準 | 実技問題の得点において得点率65%以上 | 知識問題と実技問題の合計特典において得点率65%以上 |
難易度と合格率 | 合格率は毎年90%前後 | 合格率は毎年90%前後 |
学習時間の目安 | 24時間 | 38時間 |
受験料 | 6,100円(税込) | 7,700円(税込) |
試験詳細 | スタンダード | エキスパート |
試験日程 | 随時試験:試験会場が設定した日程 公開試験:年に2回 | 随時試験:試験会場が設定した日程 公開試験:年に2回 |
試験会場 | 随時試験:全国主要都市 公開試験:自宅あるいは所属する団体施設 | 随時試験:全国主要都市 公開試験:自宅あるいは所属する団体施設 |
出題科目 | 実技問題 | 実技問題 知識問題 |
試験時間 | 随時試験:60〜70分 公開試験:60分 | 随時試験:110〜130分 公開試験:110分 |
受験環境 | 随時試験:WindowsまたはMac OS 公開試験:Windowsのみ | 随時試験:WindowsまたはMac OS 公開試験:Windowsのみ |
合格基準 | 実技問題の得点において得点率65%以上 | 知識問題と実技問題の合計特典において得点率65%以上 |
難易度と合格率 | 合格率は毎年90%前後 | 合格率は毎年90%前後 |
学習時間の目安 | 24時間 | 38時間 |
受験料 | 6,100円(税込) | 7,700円(税込) |
本章では、それぞれの項目についてさらに詳しく解説します。
試験日程
Webクリエイター能力認定試験は下記の2種類に分かれ、それぞれで試験日程が異なります。
試験の種類 | 詳細・特徴 | 試験実施バージョン(OS) | 2024-2025年度の試験日 |
随時試験 | サーティファイが認定する全国の認定試験会場で随時開催される試験。 | ・Windows ・Mac OS | 各試験会場が設定した日程 |
公開試験 | サーティファイ認定試験事務局が定めた日程(年間2回)で実施する試験。リモートで受験。 | ・Windows | 【第5回】2024年7月21日(日) 【第6回】2025年1月26日(日) |
試験の種類 | 詳細・特徴 | 試験実施バージョン(OS) | 2024-2025年度の試験日 |
随時試験 | サーティファイが認定する全国の認定試験会場で随時開催される試験。 | ・Windows ・Mac OS | 各試験会場が設定した日程 |
公開試験 | サーティファイ認定試験事務局が定めた日程(年間2回)で実施する試験。リモートで受験。 | ・Windows | 【第5回】2024年7月21日(日) 【第6回】2025年1月26日(日) |
参考:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
自身のOSやスケジュールを見ながら、随時試験と公開試験どちらのほうが受けやすいか考えて受験の申し込みをしましょう。
試験会場
試験会場についても、下記のように「随時試験」と「公開試験」で大きく異なります。
・全国主要都市にて実施
・自宅あるいは所属する団体施設
公開試験の場合は、自宅または所属する団体施設にて「リモートWebテスト」で受験することになります。リモートWebテストを受講するには以下の条件を満たす必要があります。
- 試験中に通信制限がかかる可能性があるWi-Fiサービスやテザリングなどでの受験は禁止
- 通信状況が十分であるかどうかは、「資格受付ONLINEマイページ」より計測・確認可能である
・OS: Windows またはMac OS
・ブラウザ:最新版のGoogle Chrome・Edge・Safari・Firefox
※Internet Explorerでは受験不可
- 補助(サブ)カメラとして使用する
- OS: Android(Android 11以上)、またはiOS(iOS11以上)
- ブラウザ:Androidの場合はGoogle Chrome、iOSの場合はSafari
規定なし
- 受験時は、周囲に書籍やノート、受験用機材以外の電子機器を置くことはできない
- 試験中には室内に他の人がいること、イヤホンをすること、声を出すことは認められない
- 顔が隠れている、離席している、マイクがONになっていない場合、試験が無効になることがある
※受験用端末にカメラやマイクが内蔵されていない場合は、外付けのカメラとマイクを用意してください。
出題形式
Webクリエイター能力認定試験の出題形式・出題内容・設問数は、下記のとおりです。スタンダードは実技問題だけですが、エキスパートになると実技問題に知識問題が加わります
科目 | 実技問題 |
内容 | ・HTML5の変換 ・HTMLの作成 ・CSSの読み込みと作成 ・画像の表示 |
形式 | 配布された問題データおよび素材データに基づき、設問分の指示にしたがって編集をおこない、解答データを提出する |
問題数 | 1テーマ ※4ページ程度のHTMLとCSSの作成 |
出典:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
出典:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
試験時間
Webクリエイター能力認定試験の試験時間は、下記のとおりです。
随時試験 | ・テキストエディター使用:70分 ・WEBページ作成ソフト使用:60分 |
公開試験 | 60分 |
出典:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
随時試験および団体受験の場合は、「テキストエディター使用の場合」と「WEBページ作成ソフト使用の場合」の2つの試験時間区分から選択できます。公開試験の場合は、「WEBページ作成ソフト使用の場合」の試験時間区分のみ受験可能です。
受験環境
下記の表は、WindowsとMac OSそれぞれの受験環境をまとめたものです。
利用できる試験の種類 | ・随時試験 ・公開試験 |
試験問題 | 試験問題は受験プログラムで提供問題冊子の提供はない |
ブラウザ | Chrome、Firefox、Edge最新版を推奨 ※ブラウザ要件:本試験が出題するHTMLタグおよびCSSプロパティに対応していること |
出典:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
OSによって受験できる種類の選択肢が異なるため、注意してください。
難易度と合格率
スタンダードとエキスパートでそれぞれ下記のような合格基準が設けられており、合格率は毎年約90%と比較的難易度は低いです。
レベル | 合格ライン |
スタンダード | 実技問題で得点率65%以上 |
エキスパート | 知識問題と実技問題の合計で得点率65%以上 |
出典:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
Webクリエイター能力認定試験の合格率の推移
年度 | 合格率 |
2021年 | 90.5% |
2022年 | 89.92% |
2023年 | 87.4% |
参考:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
試験結果の通知方法
受験してからおよそ1ヵ月後に、下記の方法で試験結果が通知されます。
各試験会場より、会場指定の方法で通知
結果通知メールが送信される
合格者には、Webクリエイター能力認定試験の運営団体であるサーティファイより認定証が発行されます。
学習時間の目安
Webクリエイター能力認定試験は比較的簡単な試験なので、公式サイトが発表している学習時間や方法に沿って進めれば、合格できる可能性が高いです。
Webクリエイター能力認定試験の学習時間の目安
学習時間の目安 | モデル学習プラン | |
エキスパート | 38時間 | エキスパートモデル学習プラン |
スタンダード | 24時間 | スタンダードモデル学習プラン |
出典:サーティファイ「Webクリエイター能力認定試験 試験内容」
スタンダードの学習時間は初学者の方が要する学習時間の目安を、エキスパートの学習時間は、スタンダード取得後に必要な学習時間の目安となっています。
受験料
Webクリエイター能力認定試験の受験料は、下記のとおりです。
スタンダード | 6,100円(税込) |
エキスパート | 7,700円(税込) |
申し込み方法
随時試験と公開試験でそれぞれ申し込み方法が異なるため、注意が必要です。
それぞれの申し込み方法について、詳しく解説します。
随時試験の申し込みの流れ
随時試験の申し込みの流れは、下記のとおりです。
- 試験内容を確認
- 受験会場検索
- 受験会場への連絡・試験日時などの確認
- 受験申し込み・受験料の支払い
- 試験当日
- 受験結果を受領
まずは、試験内容を確認して「資格受付ONLINE」でアカウント登録(無料)をおこないます。
その後、「随時試験受験会場検索」ページより、「都道府県」「受験級」「受験バージョン」を選択して受験会場を検索してください。そして、受験会場に電話かEメールで連絡し、下記の内容について確認します。
- 試験日時
- 受験申し込み期間
- 会場の所在地
- 実施環境(希望するツールやブラウザ)
- 受験申し込み方法
- 受験料支払い方法
- 資格受付ONLINEへのアカウント登録の有無
次に、会場が指定する方法で受験申し込みと受験料の支払いをしてください。試験当日は、身分証など試験会場から指定された持ち物を忘れずに持参してください。試験結果は受験してからおよそ1ヵ月後に受け取れます。
公開試験の申し込みの流れ
公開試験の申し込みの流れは、下記のとおりです。
STEP1: 試験内容・ 申し込み期間などの確認
STEP2: 受験申し込み
STEP3: リモートWebテスト受験準備
STEP4: 受験
STEP5: 受験結果の受領
まずは、下記の内容について確認しましょう。
- 公開試験の試験日時
- 受験料
- リモートWebテストの概要
第4〜6回の公開試験日程は、下記のとおりです。
試験日 | 申し込み期間 | 結果発表 | |
第4回 | 2024年1月28日(日) | 2023年7月17日〜2024年1月14日 | 2024年2月21日 |
第5回 | 2024年7月21日(日) | 2024年4月23日〜2024年7月7日 | 2024年8月15日 |
第6回 | 2025年1月26日(日) | 2024年10月29日〜2025年1月12日 | 2025年2月19日 |
次に、「資格受付ONLINE」でアカウント登録(無料)をおこない、下記のいずれかの方法で受験料を支払ってください。
- クレジットカード払い
- コンビニ払い
- 銀行振込
銀行振込にかかる手数料は受験者が負担することになります。クレジットカード払いとコンビニ払いの場合、手数料はかかりません。
また、本人確認と認定証明書への掲載のために、申し込み時または受験日までに顔写真を撮影し、アップロードしましょう。
資格受付ONLINEマイページ内にある「Webテスト受験方法」ページを読みながら、リモートWebテストの受験準備をおこないます。
その後、資格受付ONLINEにログインし、定められた時間に受験を開始してください。
試験を受験してからおよそ1ヵ月後に合否通知メールが送信されるので、資格受付ONLINEのマイページにログインして合否の確認をしましょう。
【お知らせ】
まずは無料でWEBデザインを学びませんか?
デザインに少しだけ興味がある方に向けて、豪華な無料プレゼントを用意しました。
✔️ WEBデザイン20レッスン
✔️ WEBデザイナータイプ診断
✔️ 60分でバナーが作れるレッスン動画
✔️ 月収3万円が叶う!副業ロードマップ
✔️月100万稼いだデザイナーによる特別動画講座
Webクリエイター能力認定試験を受験するメリット
Webクリエイター能力認定試験を受験するメリットは、下記の3つです。
- WEBデザインに役立つ基礎知識が得られる
- WEB制作会社への就職や転職に役立つ可能性がある
- 資格手当や報奨金を得られる可能性がある
資格取得に向けて学習を始める前に、Webクリエイター能力認定試験を受験するメリットを知っておくことで学習に対するモチベーションが上がるでしょう。
WEBデザインに役立つ基礎知識が得られる
Webクリエイター能力試験の勉強を通じて、下記のようなWEBデザインに役立つ基礎的な知識やスキルが身につけられます。
- ファイル操作
- 各種言語の概要
- コーディングスキル
- WEBサイト設計・レイアウト構成
- ユーザビリティ(使いやすさ)
WEBデザインを独学で学ぼうとしても、何から学習すればよいのか、どこまで学習すればよいのか悩む方はいます。
Webクリエイター能力認定試験の対策を通じて、やるべきことが明確になり、実務に必要な基礎知識やスキルを体系的に学べます。
WEB制作会社への就職や転職に役立つ可能性がある
Webクリエイター能力認定試験に合格できれば、未経験者がWEB制作会社に就職や転職をする際に役立つ可能性があります。
Webクリエイター能力認定試験は業界で最も受験者数の多い資格で、認知度が高いWEB系の資格だからです。
WEBクリエイター能力認定試験に合格している旨を履歴書に書けば、WEBデザインに必要な基本的な知識やスキルがあることを証明できます。
Webクリエイター能力認定試験を就職や転職活動に役立てたい場合は、エキスパートの合格を目指しましょう。
資格手当や報奨金を得られる可能性がある
企業によっては、Webクリエイター能力認定試験に合格することで、資格手当や報奨金を受給できる可能性があります。
毎月の収入アップにつながるため、長い目で見ると大きなメリットであるといえます。しかし、下記のような資格のみ資格手当や報奨金を受給できると定める企業も多いです。
- 国家資格
- 国家資格に匹敵する難易度の高い民間資格
Webクリエイター能力認定試験はいずれにも当てはまらないので注意が必要です。
資格手当や報奨金を目指す場合は、自社でWebクリエイター能力認定試験が対象になっているのか事前にチェックすることをおすすめします。
意味がないは本当?Webクリエイター能力認定試験の注意点
Webクリエイター能力認定試験は、意味がない資格ではありません。しかし、取得を目指す前に下記の3点に注意することが大切です。
- 資格だけでWEBデザイナーになるのは難しい
- 勉強時間がいる割に必ず就職・転職で有利になるわけではない
- 資格に加えて実績やポートフォリオを作るのが重要
上記の注意点について理解しておくことで、実際に資格を取得した際に「知らなかった」「意味がない」と後悔するリスクを軽減できます。
資格だけでWEBデザイナーになるのは難しい
Webクリエイター能力認定試験に限らず、資格だけでWEBデザイナーになるのは難しいです。
それは、採用担当者は「資格」ではなく、「実績」を重視しているからです。
資格を取得したからといって安心するのではなく、身につけた知識やスキルで高品質なWEBサイト制作やデザインができることが大切です。
勉強時間がいる割に必ず就職・転職で有利になるわけではない
Webクリエイター能力認定試験に合格するためには、20〜40時間ほどの学習時間が必要です。しかし、勉強に時間とコストをかけたからといって必ずしも就職・転職で役に立つとは限りません。
WEBデザイン業界は実力主義の世界で、資格よりもどれほど高品質な作品を制作できるのかのほうが評価されます。
資格を取得したら、身につけた知識やスキルを活用して高品質なポートフォリオの制作に力を入れましょう。
資格に加えて実績やポートフォリオを作るのが重要
WEBデザイナーは資格に加えて実績やポートフォリオを作ることが重要です。
理由は、ポートフォリオを見れば採用担当者は下記のようなスキルを一目で見抜けるからです。
- WEBデザインスキル
- 文章力
- 構成力
- ポテンシャル
企業やクライアントに高品質なポートフォリオを提出することで、採用や仕事の受注の確率を高めることにつながります。
Webクリエイター能力認定試験に合格したら、身につけた知識やスキルを活用してクオリティの高いポートフォリオの制作に力を入れてください。
ポートフォリオの作り方や参考になるWEBサイトなどについて詳しく知りたい方は、こちらのページもあわせてご覧ください。
Webクリエイター能力認定試験の対策・勉強方法
Webクリエイター能力認定試験の対策・勉強法は下記の2つです。
- 問題集やテキストなど書籍で学習する
- Udemyなどのオンライン講座を活用する
本章を読みながら、自分に合った学習方法を検討してみてください。
問題集やテキストなど書籍で学習する
Webクリエイター能力認定試験の問題は、公式サイトで紹介されているテキストや問題集に基づいて出題される傾向があります。
そのため、書籍を使って試験対策をする場合は、下記の2種類の問題集とテキストに取り組みましょう。
スタンダード
エキスパート
問題集 | テキスト | |
発行 | サーティファイ | FOM出版 |
仕様 | B5判 232ページ | B5判 344ページ |
価格(税込) | 2,585円 | 3,080円 |
Webクリエイター能力認定試験に過去問は存在しません。
試験対策に使えるテキストや問題集は、基本的には上記の2冊のみです。
しかし試験問題についてさらに詳しく知りたい人は、パソコンやスマートフォンを使ってサンプル問題に取り組むこともできます。
>> Webクリエイター能力認定試験のサンプル問題についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
Udemyなどのオンライン講座を活用する
Udemyなどのオンライン講座を活用して、Web クリエイター能力認定試験の対策をすることも可能です。
書籍とは異なり、「動画」で学べるため理解しやすいという利点があります。
しかし、Webクリエイター能力認定試験に特化した講座は少ないので、初心者向けのWEB制作やHTML/CSSに関する講座を受講しましょう。
Webクリエイター能力認定試験を受けるべき人の特徴
Webクリエイター能力認定試験を受けるべき人は、下記のとおりです。
- WEB制作業界への就職・転職を考えるWEBデザイン未経験者
- ポートフォリオを作成するために、基本的なスキルを身につけたい人
- 就職・転職活動をする際に、他と差別化を図りたい人
Webクリエイター能力認定試験の勉強をすることで、WEBデザインに必要な基本的な知識やスキルを体系的に身に付けられます。
また、合格率も90%前後と非常に高いため、WEB制作業界への就職や転職を考えているWEBデザイン未経験者が自信をつけるのに最適な資格です。
WEBデザイナーは資格よりも、一目でスキルやレベルが判断できる「ポートフォリオ」のほうが重要視されます。
高品質なポートフォリオを制作するためには、WEBデザインの基本的な知識とスキルが必要不可欠で、Webクリエイター能力認定試験の勉強が役立ちます。
「ポートフォリオ」+「資格」を採用担当者に提示できれば、スキルセットの証明になり、他のライバルと差別化を図れるでしょう。
まとめ
Webクリエイター能力認定試験は、WEBデザインに必要な基礎知識やスキルを身につけられるため、意味がないということはありません。
ただし、資格取得後に習得した知識やスキルを活かして高品質なポートフォリオを制作したり、さらに実績を作ったりする方が大切です。
WEBデザイン未経験者の人は、WEBデザインを学ぶきっかけとしてWebクリエイター能力認定試験の受験を検討してみてはいかがでしょうか?
質問や感想があればご記入ください