リモートワークや自由な働き方が可能な専門職として、WEBデザイナーは近年とても注目されています。
一方WEBデザイナーの年収に対して、ネガティブなイメージがあるのも事実です。
- WEBデザイナーは稼げない
- WEBデザイナーで年収1000万は難しい
- フリーランスWEBデザイナーの年収は低い
そこで本記事は、WEBデザイナーの年収を調査し実態をまとめました。
- WEBデザイナーの平均年収
- ジャンル別WEBデザイナーの平均年収
- フリーランスWEBデザイナーの平均年収
- WEBデザイナーで年収1000万を達成できるパターン
- 年収1000万はフリーランスで目指すのが現実的
- フリーランスWEBデザイナーで年収1000万を稼ぐ具体的な方法
フリーランスやジャンル別にも平均年収を解説しています。WEBデザイナーにキャリアチェンジしたい方や、スキルアップして年収を上げたい方はぜひ本記事を参考にしてください。
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結論:WEBデザイナーの平均年収は404万円
WEBデザイナーの平均年収は、404万円です。転職・就職活動の際、WEBデザイナーの年収は気になるところですよね。以下に参照したデータ一覧をまとめました。(参照:令和7年5月23日)
WEBデザイナーの平均年収データ
出典 | 平均年収 |
jobtag | 483.9万円 |
doda | 378万円 |
マイナビエージェント | 352万円 |
上記3つの平均 | 404万円 |
WEBデザイナーの平均年収は調査機関によって幅があるため、発表済みの複数のデータをもとに日本デザインが独自に平均値を算出いたしました。
国税庁が毎年発表している令和5年分民間給与実態統計調査結果について(令和6年9月発表)によると、給与所得者の平均年収は460万円です。
WEBデザイナーは日本全体の平均年収よりは低い結果になりました。自由な環境で仕事がしやすいWEBデザイナーは、正社員以外にパートやアルバイト、派遣社員などの働き方を選ぶことも可能です。
ただし正社員より年収が低いことが多く、平均年収を下げている可能性があります。
WEBデザインのスキルを身につけることで、未経験からでも大手制作会社への転職や、副業での成功を実現できる可能性が広がります。
実際に、私たち日本デザインスクールの受講生の中には、30代未経験からスキルを磨き、卒業1ヶ月で制作会社に転職。さらに副業でも成功し、収入を2倍にした方もいます!
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以下の記事では、未経験から制作会社に転職を果たした方のインタビューを通じて、成功の秘訣を詳しくご紹介。未経験から転職するうえでのヒントを得られるのでぜひ読んでみてくださいね。
【条件別】WEBデザイナーの平均年収
WEBデザイナーの平均年収を、男女別や年代別などさまざまな切り口で解説します。
WEBデザイナーの平均年収でお伝えしたものと同様に、発表済みのデータをもとに日本デザインが算出しなおしました。全体の平均年収では考慮していない条件に当てはめて、キャリアチェンジのヒントにぜひお役立てください。
【年齢別】WEBデザイナーの平均年収
年代別のWEBデザイナーの平均年収は以下のとおりです。
年代別WEBデザイナーの平均年収
年代が上がるにつれて平均年収が伸びる理由は、次のことが考えられます。
- 責任の範囲や仕事の幅が広がるから
- WEBデザイナーの実績と成果が積み重なるから
- 管理職やディレクターにキャリアアップするから
日本の平均年収の460万円と比較すると、WEBデザイナーは50代以降でようやく追いつきます。理由は、WEBデザイナーが比較的新しい職種で20〜30代が大多数を占めているからです。
経験が浅く平均年収が低い20〜30代のWEBデザイナーが多いことが、全体の平均年収額へ影響しているといえます。
【男女別】WEBデザイナーの平均年収
男女別のWEBデザイナーの平均年収は、下表のとおり男性は462万円で女性は383万円でした。
男女別WEBデザイナーの平均年収
また、男女の年代別平均年収は以下のとおりです。
年代 | 平均年収 | 賞与 |
20代 | 329万円 | 34万円 |
30代 | 467万円 | 67万円 |
40代 | 560万円 | 81万円 |
50代 | 636万円 | 124万円 |
40代では男性と女性で平均年収に150万円、賞与は2倍近い差があります。考えられる理由は次のとおりです。
- 男性はマネジメント系にキャリアアップする場合が多いから
- 女性は契約社員や派遣、パートなどが含まれるから
- 結婚や出産によるキャリアプランの変化があるから
上記データを参考に、あなたのライフプランとすり合わせてみましょう。
【都道府県別】WEBデザイナーの平均年収
都道府県別のWEBデザイナーの平均年収は、最も高い東京都で約520万円、最も低い山形県で約325万円です。都道府県別平均年収額のデータをまとめると以下の通りになります。
同じ地域のなかでも約18〜160万円の年収差があることがわかります。
<平均年収の地域差例>
- 【四国】高知県と徳島県で約18万円の差
- 【関西】京都府と奈良県で約160万円の差
希望する年収額と就労地域の比較検討にぜひ参考にしてください。
【雇用形態別】WEBデザイナーの平均年収
雇用形態別にWEBデザイナーの平均年収を見てみましょう。派遣社員の平均年収は392万円、アルバイト・パートの場合は302万円という結果になりました。
この結果からわかることは、WEBデザイナーの平均年収は雇用形態によって差が大きいことです。雇用形態別のWEBデザイナーの平均年収を以下のとおりまとめました。
WEBデザイナーの雇用形態別平均年収
雇用形態 | 求人ボックス(時給/年収) | エン派遣、マイナビバイト(時給/年収) | 平均(時給/年収) |
派遣社員 | 1,797円/345万円 | 2,289円/439万円 | 2,043円/392万円 |
アルバイト・パート | 1,197円/230万円 | 1,657円/318万円 | 1,427円/274万円 |
※年収計算の方法:時給の場合1日8時間労働・月間20日勤務・勤務期間12ヵ月
※アルバイトの地域設定は東京
派遣社員やアルバイト・パートは時給契約がほとんどなため、年収は弊社で算出しています。単純な比較のため、社会保険料や税金は考慮していません。
エン派遣とマイナビバイトの時給と年収データは、上位20位程度を抜き出して計算しています。
派遣社員のWEBデザイナーは実務経験が前提とされているため、平均時給は2,043円です。実力や経験値によっては優遇されることもあるため、条件をよく確認する必要があります。
パート・アルバイトの時給でも平均以上の時給が設定されているケースが多く、WEBデザインに対するある程度のスキルや知識が求められます。
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WEBデザイナーが年収アップをする方法
条件別にWEBデザイナーの平均年収をご紹介してきましたが、お伝えしたのはあくまで多くの人の平均であり、実際にはそれ以上に収入を得ている人もいます。
ここでは、実際にWEBデザイナーとして年収をアップするために、どのような方法があるかをお伝えしていきます。
作れるデザインの種類を増やす
WEBデザイナーが年収を上げる方法として、できるデザイン業務の幅を広げることがあります。
対応できるデザインの幅が広がると、任される業務範囲が拡大し、より多くのクライアントニーズに応えられるようになります。これが市場価値の向上、ひいては年収アップにつながります。特に中小企業やベンチャー企業では、幅広い業務に対応できる人材が重宝される傾向があります。
具体的には、以下のようなものが業務としてあります。
- バナー広告・SNS画像制作
- WEBサイト全体のデザイン
- LP(ランディングページ)の作成
- アイコンの作成
各制作物には発注する場合の相場があります。外部に発注する金額が高いものほど、担当できるようになれば、市場価値は高くなります。
Udemy等の学習プラットフォームを活用するのも、1つの手ですが、習得難易度は高いです。手っ取り早く確実にスキルアップしたいのであれば、スクール等を活用することをおすすめします。
ポートフォリオを増やし条件の良い会社に転職する
ポートフォリオを充実させて、条件の良い会社に転職するのも、年収を上げる方法です。働いている企業が、そもそも業界水準より給与が低い可能性もあります。ポートフォリオが充実していない、未経験の頃に入社した会社であればなおさらです。
そのため、企業で数年間働いた経験をもとに、ポートフォリオを充実させて転職活動をすれば、より条件の良い会社に転職できるケースは多くあります。
基本は自身のスキルを活かして、クオリティの高い作品を作り、それにどのようなこだわりがあるか載せれば完成です。
もし転職したい会社が決まっているのであれば、その会社の事業内容やデザインのテイストに合わせて作品を作りましょう。転職後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。
ただし、業務で作った作品を載せる場合は、注意が必要です。著作権は会社にあるため、許可なくポートフォリオに掲載するのは、推奨できません。気持ち的に難しいとは思いますが、先に確認を取っておくのが無難です。
フリーランスとして独立する
フリーランスとして独立するのも、WEBデザイナーとしての年収を上げる方法です。
フリーランスは、スキルや実績に見合った報酬を自分で設定できます。実力次第では、会社員時代の年収を大幅に超える収入を得ることも可能です。
実際に、フリーランスWEBデザイナーとして、月収100万円以上稼いでいる方は多くいます。会社員では、ほぼ不可能な収入も、フリーランスWEBデザイナーであれば現実的です。
もちろん、フリーランスになれば、年収が上がるというわけではありません。むしろ、フリーランスとして通用するスキルや、行動力がないと収入は下がってしまいます。
最初は副業として、WEBデザイン案件を獲得して、自分がフリーランスとして通用するか確かめてみましょう。向いているかもわかりますし、継続的な案件をもらえるクライアントがいる状態で、独立がすることができます。
複数のスキルをかけあわせる
WEBデザイナーとしての収入を上げるには、複数のWEBスキルをかけ掛け合わせるのも有効な手段です。
デザインスキルに加えて、関連性の高い他のスキルを習得することで、対応できる業務範囲が広がり、希少価値の高い人材になることができます。具体的にデザインと掛け合わせるとおすすめのスキルは以下の通りです。
- プログラミング(コーディング)スキル: デザイン制作から実装までできれば、市場価値が高まります。
- UI/UXデザインのスキル:見た目の美しさだけでなく、ユーザーにとっての使いやすさや体験価値まで考慮できるデザイナーは、プロダクト開発において非常に重要です
- マーケティングスキル:SEO、アクセス解析、広告運用、LINE構築などの知識があれば、顧客の売上に直接貢献できるようになり市場価値が上がります
- 動画編集スキル:WEBサイトに掲載するプロモーション動画なども同時に任されるため単価を上げることができます
- ライティングスキル:魅力的なキャッチコピーを考えたり、デザインに合わせた効果的な文章を作成したりでき単価を上げることができます
上記のなかから、自分の興味があるものを選んで、学習をしてみましょう。独学でもできないことはありませんが、仕事として通用するレベルにはなりにくいです。本格的に仕事にするなら、スクールに通うことをおすすめします。
事業会社のインハウスデザイナーになれば、マーケティング領域まで携われる可能性があります。マーケティングに興味がある人は、キャリアの初めの段階から、そういったことを考慮して、会社を選びましょう。
上流工程にキャリアアップする
WEBディレクターとして、上流工程にキャリアアップするのも、年収を上げる王道の方法です。
WEBサイトやサービスの企画、要件定義、プロジェクト全体の進行管理といった上流工程を担当するWEBディレクターは、デザイナーよりも責任範囲が広く、求められるスキルも高度になるため、一般的に年収水準が高くなる傾向があります。
求人ボックスのデータ(2025年5月3日時点)では、WEBデザイナーの平均年収が465万円に対して、WEBディレクターの年収は499万円と、30万以上違います。WEBディレクターに転職した方のなかには、転職してすぐに月収40万円をもらっている人もいます。
このように、ディレクターは、WEBデザイナーよりも確実に年収が上がります。WEBデザイナーとして、経験を積んだら次は、ぜひWEBディレクターにキャリアアップを目指してみましょう。
参考:求人ボックス
海外の市場に参入する
難易度は高いですが、年収を上げるために海外でWEBデザインをするのも1つの手です。
海外には、日本よりもWEBデザイナーの報酬水準が高い国が多くあります。そのため、海外の市場に参入することで、日本で働くよりも多くの収入を得ることができます。
海外で働くには、まず英語が必要になってきます。あくまで1つの目安ですが、TOEICで800点以上あれば、問題なくビジネスが可能です。
また、現地のデザインに合わせれるスキル、異文化理解、契約や税務に関する知識など、多くの準備が必要となります。
難易度が非常に高いため、まずは国内で確固たる実績とスキルを築き、その上で挑戦を検討するのが現実的かもしれません。
フリーランスWEBデザイナーの平均年収
一般的にフリーランスWEBデザイナーの平均年収は、300〜400万円といわれています。
決定的な調査結果は見当たりませんでしたので、フリーランスWEBデザイナーの平均年収に関するさまざまなデータをもとに検証してみました。
フリーランスWEBデザイナー103名を対象に、日本デザインが月収調査をおこなった結果をお見せします。
フリーランスWEBデザイナーの約45%が月収30万円未満で、年収360万円未満になる計算です。月収100万円を達成、つまり年収1000万円のフリーランスWEBデザイナーは、全体の1割存在します。
また、上記データをもとにおよその平均年収を出したところ、423万円になりました。
(※20万未満は18万、100万以上は100万、ほかは中央値を元に計算しています。そのため、実際の平均年収は423万より高い可能性が考えられます。)
WEBデザイナーで年収1,000万を達成できるパターン
WEBデザイナーは年収1,000万円を達成することは可能です。ただし、年収1000万円を達成するパターンは次の3つに限られます。
- フリーランスWEBデザイナーになる
- 本業+副業でWEBデザイナーをやる
- 経営層に近いポジションになる
フリーランスWEBデザイナーで達成する
フリーランスWEBデザイナーで年収1,000万円を達成している人は約1割存在します。
弊社で調査した以下のようなデータをご覧ください。年収1,000万円を達成したフリーランスWEBデザイナーに、かかった期間をたずねました。
フリーランスへ転身して5年以内に年収1,000万円を達成した人は約6割もいます。データからわかるとおり、地道な努力と実績を積み上げれば年収1,000万円の達成が可能です。
また、下表のとおり給与所得者で年収1,000万円を稼ぐ人は一握りなことをふまえると、フリーランスWEBデザイナーで年収1,000万円を達成するほうが現実的といえます。
年収1,000万円以上の給与所得者割合
年収 | 割合 |
1,000〜1,500万円 | 4.0% |
1,500〜2000万円 | 0.9% |
合計 | 4.9% |
スキルがあるなら積極的に高単価な案件を受注し、フリーランスWEBデザイナーで年収1,000万円の達成も夢ではありません。
副業のWEBデザインで本業と合わせて達成する
本業と副業のWEBデザインで年収1,000万円達成する方法も有効です。フリーランスWEBデザイナーだけで年収1,000万円を達成するには、相当な努力と時間がかかります。
本業の安定した収入源を確保しつつ、副業のWEBデザイナー業に見通しが立ってから独立しても遅くはありません。
まずは副業でWEBデザインをおこなう場合の平均的な収入額を参考にしましょう。とはいえ、人によって稼働時間や単価に差があるため明確な平均収入の算出は難しいです。
ただ、WEBやIT、グラフィック系クリエイターで副業をおこなう人全体の月収割合を知ることは可能です。
副業で稼げる月収目安
平均月収 | 割合 |
1万円未満 | 15.7% |
1〜2万円未満 | 14.9% |
2〜3万円未満 | 14.9% |
3〜5万円未満 | 14.0% |
5〜10万円未満 | 19.0% |
10〜12万円未満 | 13.2% |
30〜40万円未満 | 3.3% |
40〜50万円未満 | 2.5% |
50万円以上 | 2.5% |
副業で月収3万円以上を稼いでいる人は、全体の54.5%です。ボリュームゾーンの5〜10万円を稼げるようになれば、年収は60〜120万円もアップします。副業で実績を積みながらスキルアップし、徐々に平均月収を伸ばしていけば本業とかけ合わせて年収1,000万円の達成が可能です。
経営層に近いポジションになって達成する
WEBデザイナーが年収1,000万円を達成するための3つ目の方法は、経営層に近いポジションになることです。
就職先によっては難しい場合もありますが、WEBデザインに重きを置く会社はCDO=Chief Design Officer(最高デザイン責任者)が経営層に配置されていることがあります。
経営戦略にデザインを重視しているため、WEBデザイナーの地位が高く評価されるケースが多いです。CDOの場合、年収は1,000〜3,000万円以上になる場合もあります。
ハイクラス転職エージェントのビズリーチがだしている求人情報を確認すると、最低年収の多くは800万円でアッパーは5,000万円のものも見かけました。
CDOを狙うなら、継続的な学習や情報収集は必要不可欠です。マーケティングやユーザー目線の提案力、深い専門知識や幅広いビジネススキルが求められます。
狭き門ですが、WEBデザイナーで年収1,000万円を狙う方法のひとつとしてぜひ覚えておいてください。
年収1000万はフリーランスで目指すのが現実的
WEBデザイナーで年収1,000万円を目指す方法を3つ紹介しましたが、現実的な方法は、フリーランスになることです。副業WEBデザイナーと経営層に近いポジションで達成する難しさを紹介します。
- 限られた時間しか副業に投下できない
- 本業とのバランスが取れない場合がある
- 本業である程度の年収が必要
副業と本業をかけ合わせた年収1,000万円の達成は不可能ではありませんが、自分の時間をかなり削る必要があります。
また副業で年収120万円ほど稼げるようになっても、1,000万円達成には本業の収入が880万円は必要です。
ほかにも、経営層に近いポジションになることは簡単ではありません。高い報酬の反面、求められることがハイレベルになるからです。
- 競争率が高い
- 求められることが多い
- 求められるスキルもハイレベル
以上のことから、年収1,000万円を達成するならフリーランスWEBデザイナーを目指すことが近道といえます。
フリーランスWEBデザイナーとして1000万稼ぐ具体的な方法
フリーランスのWEBデザイナーとして1,000万円稼ぐための具体的な方法を見てみましょう。
- LP(ランディングページ)の専門家になる
- デザインとプログラミングを合わせて受注する
- マーケティングを学んで起業家の右腕になる
具体的な案件や実際に1,000万円稼いだ人の話を参考に紹介します。すべて現実的な方法なので、ぜひスキルを磨いてチャレンジしてください。
LP(ランディングページ)の専門家になる
フリーランスWEBデザイナーが年収1,000万円目指せる方法として、LP(ランディングページ 以下LP)の専門家になることが挙げられます。
理由は、1件あたりの報酬単価が高く案件数も豊富なためです。実際にクラウドソーシングサイトのクラウドワークスで、ランディングページ案件を検索したところ62件(2024年10月現在)ヒットしました。
実際の案件単価は高いもので10〜30万円のものがあり、見積もり金額をWEBデザイナーから提示する案件も多いです。
相場としては5万〜20万円の範囲内になります。クライアント次第では、さらに高収入での契約も可能です。
実際に未経験からWEBデザイナーになった遠藤さんはLPに特化することで、年収1000万を達成しています。
デザインとプログラミングを合わせて受注する
WEBデザインとプログラミングを合わせて受注すれば、収入アップが見込めます。理由は、両者の業務内容には明確な違いがあるからです。
<WEBデザイナーとプログラマーの違い>
WEBデザイナー | プログラマー | |
業務の概要 | 外観をデザインする | 裏側の動きを作る |
具体的な業務例 | ・レイアウトの設計 ・画像の挿入 ・配色の決定 | ・WEBのシステム構築 ・WEBシステムの実装 ・WEBシステムの改善 |
WEBデザイナーは外側、プログラマーは裏側を作る仕事と覚えておきましょう。プログラミングの部分はプログラマーへ依頼するケースが多いですが、業務を巻き取ることで収入アップが期待できます。
クラウドワークスでプログラミング(HTML/CSSコーディング)の案件を調べたところ、10万〜30万円のものがありました。ひとつ受注できれば一気に収入が上がるため、将来的に身につけておきたいスキルです。
WEBデザイナーにプログラミングスキルは必須ではありませんが、持っておくと年収アップやスキルアップにつながります。
マーケティングを学んで起業家の右腕になる
マーケティングを学んで起業家の右腕になるのも1つの手です。
バナーやLPなどを依頼するクライアントは、集客のためにブログやSNSをしていることが多いです。しかし、WEBマーケティングは簡単ではないため、集客に苦しんでいる起業家は少なくありません。
そのため、WEBマーケティングを学び、デザイン案件と一緒にマーケティングを担当することでより高単価の案件を獲得できます。
現に未経験からWEBデザイナーになった齋藤圭さんもデザインとWEBマーケティングで掛け合わせて年収1000万を達成しています。
「努力した分だけ収入を得たい」「自分で働き方を選べる仕事がしたい」――どんな想いを持っている方にこそ知ってほしい、驚きの実例があります。
ブラック企業で倒れるまで働いていた方が、WEBデザインのスキルを身につけて独立。わずか10ヶ月で月収428万円を達成し、理想的な働き方を実現しています。
「自由な時間」と「高収入」の両方を手に入れたその成功の裏には、効率的なスキルアップと案件獲得の秘訣があり、どなたでも挑戦可能なヒントが詰まっています。
独立という選択でキャリアと人生を大きく変えたWEBデザイナーのリアルなストーリーは、あなたの未来を変えるきっかけになるかもしれません。
ぜひご覧いただき、理想のライフスタイルを実現するためのヒントを掴んでください。
まとめ
WEBデザイナーの平均年収は200万〜400万円といわれています。年収1,000万円を目指すなら、フリーランスの道に進むことが現実的です。
フリーランスWEBデザイナーとして、以下3つのポイントをおさえて活動しましょう。
- LPの専門家になる
- デザインとプログラミングを合わせて受注する
- マーケティングを学んで起業家の右腕になる
上記のとおり高い専門性が必要ですが、案件受注を重ねながらスキルアップが可能です。
フリーランスWEBデザイナーになった直後に年収1,000万円の達成は難しいかもしれません。一歩ずつスキルと実績を身につけて、年収1,000万円を稼ぐWEBデザイナーを目指しましょう。