「働く=雇われること」って、本当に当たり前?
そう疑問を持ったのは、出産を経て再び働こうとしたとき、どこにも雇ってもらえなかったからです。
希望の会社に問い合わせると「保育園が決まってからでないと…」、保育園に連絡すれば「仕事が決まってからでないと入園できません」と、完全に板挟みでした。
「雇ってもらえなければ、働くことすらできないの?」
そう絶望したとき、私は気づいたんです。
「誰も雇ってくれないなら、自分で仕事をつくればいい」と。
この記事では、そんな私の経験をもとに「雇われない生き方」について紹介していきます。
メリットやデメリット、向いている人の特徴、実際の職種や成功事例まで、実体験ベースでまとめました。
「今の働き方にモヤモヤしている」「もっと自分らしく働きたい」と思っているなら、きっとヒントになるはずです。
雇われない生き方とは?どんな働き方になる?
雇われない生き方とは、企業や組織に「雇用される」ことなく、自分で仕事を得て収入を得る働き方のことです。
最近では選択肢が増え、多くの人が「雇われない生き方」を選択するようになってきました。
主な働き方としては、次の2つが代表的です。
フリーランスとして働く
フリーランスとは、特定の会社に属さずに「業務委託」という形で仕事を請け負う働き方です。
WEBデザイナーやライター、動画編集者、プログラマーなど、個人のスキルを活かして活躍するケースが多く見られます。
クライアントと直接契約し、案件ごとに報酬を得るのが基本です。
「在宅で働きたい」「子育てと両立したい」「人間関係のストレスを減らしたい」など、自由な働き方を求める人に選ばれています。
起業する
起業は、自分の商品やサービスを軸にビジネスを展開するスタイルです。
法人化したり屋号を持って活動することで、マーケティングや集客戦略、商品設計など経営者としての視点が求められます。
ひとり起業からチーム経営まで形態はさまざまで、より長期的な成長を見据えた働き方です。
どちらの働き方にも共通しているのは、「自分で仕事を選び、自分の力で収入を得る」こと。
以下に、フリーランスと起業の違いを表にまとめました。
フリーランスと起業の違い
| 項目 | フリーランス | 起業 |
|---|---|---|
| 働き方 | 個人でスキルを提供、案件ごとに収入を得るスタイルが多い | 商品・サービスを提供しビジネスとして運営 |
| スタートの難易度 | 未経験からでも比較的始めやすい | 準備や初期投資が必要な場合もある |
| 必要なスキル | デザイン、執筆、編集などの実務スキル | 経営スキル、集客・マーケ・商品設計など複合的 |
| 自由度 | 高い(場所、時間が選べる) | 事業規模により制限が出ることもある |
| 収益化の方法 | 受注した案件に対して報酬が支払われる | 顧客に対して販売し、売上を積み上げる |
| 向いてる人 | 手に職をつけて働きたい人自分のペース重視 | 長期的にビジネスを育てたい人成長意欲がある人 |
| 項目 | フリーランス | 起業 |
|---|---|---|
| 働き方 | 個人でスキルを提供、案件ごとに収入を得るスタイルが多い | 商品・サービスを提供しビジネスとして運営 |
| スタートの難易度 | 未経験からでも比較的始めやすい | 準備や初期投資が必要な場合もある |
| 必要なスキル | デザイン、執筆、編集などの実務スキル | 経営スキル、集客・マーケ・商品設計など複合的 |
| 自由度 | 高い(場所、時間が選べる) | 事業規模により制限が出ることもある |
| 収益化の方法 | 受注した案件に対して報酬が支払われる | 顧客に対して販売し、売上を積み上げる |
| 向いてる人 | 手に職をつけて働きたい人自分のペース重視 | 長期的にビジネスを育てたい人成長意欲がある人 |
雇われない生き方のメリット
雇われない生き方は、「自由で理想的な働き方」として注目されることが多いです。
実際にフリーランスや起業を選ぶ人が増えている背景には、会社勤めでは得られない魅力があります。
ここでは、実際にどんなメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。
① 時間や場所に縛られずに働ける
雇われない働き方の最大の魅力のひとつは、「自由な時間と場所」で働けること。
会社勤めでは決められた時間に出社し、一定の場所で仕事をするのが基本ですが、フリーランスや起業家であれば、自宅でもカフェでも、時には旅先でも仕事ができます。
子育てや介護と両立したい人、通勤が負担な人にとっては、大きなメリット。
また、全国どこに住んでいても仕事ができるため、地方移住や海外ノマドとの相性も抜群。
ライフスタイルに合わせた働き方ができるのは、雇われない生き方ならではの特権です。
② 自分の裁量で仕事を選べる
雇われない働き方の魅力のひとつは、「仕事の選択権がすべて自分にある」ことです。
会社員であれば、どの案件をやるか、どんな相手と仕事をするかは基本的に上司や組織の意向に従う形になります。
しかしフリーランスや起業家であれば、「やりたい仕事だけを選ぶ」「自分が心地よく働ける相手とだけ関わる」といった判断が可能です。
たとえば、価値観が合わない相手や苦手なジャンルの仕事は断り、信頼できるクライアントや得意な分野に注力するといった働き方ができます。
自分の価値観やライフスタイルに沿った働き方をしたい人にとって、最適なスタイルといえます。
③ 収入の上限がない
雇われない働き方は、収入の天井がないのも大きな魅力です。
会社員のように「月給◯万円」と決められた固定収入ではなく、自分の努力やスキル次第で収入を大きく伸ばすことができます。
特にWEBデザインやプログラミング、コンサルティング、動画編集といった分野は、高単価かつ複業にも適しており、スキル次第で月収50万~100万円以上も狙えます。
副業から始めて本業を超える人も少なくありません。「努力が収入に直結する」という実感は、大きなモチベーションにもなるでしょう。
④ 人間関係のストレスが少ない
雇われない働き方の大きな魅力のひとつが、「人間関係のストレスから解放されること」です。
会社員として働くと、上司や同僚との人間関係に気を遣う場面が多く、場合によっては人間関係が原因で転職を考える人も少なくありません。
一方、フリーランスや個人事業主であれば、クライアントや外注先との関係も、自分に合わなければ契約を見直すことができるのが大きなメリットです。
人間関係に振り回されず、自分の心地よい距離感で働きたい人にとっては、雇われない働き方はまさに理想の選択肢です。
⑤ 自分のスキルや強みを伸ばせる
仕事を選び、自分で価値を提供していくなかで、「何が得意か」「どんなスキルが求められているか」が自然と明確になります。
結果として、自分の強みを磨き、スキルアップにつながるのも特徴です。
例えば、最初はWEBデザイナーとして活動していても、マーケティング・ライティング・ブランディングなど、周辺スキルも伸ばしていくことで、より価値の高いサービスを提供できるようになります。
自分自身の成長がそのまま仕事の質や収入に直結する、やりがいのあるスタイルといえるでしょう。
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雇われない生き方のデメリット
自由ややりがいが大きい反面、「雇われない働き方」にはそれなりのリスクや負担もつきものです。
特に最初は、孤独や不安、そしてプレッシャーを感じる場面も少なくありません。
ここでは、あらかじめ知っておきたい代表的なデメリットを紹介します。
① 収入が不安定になりやすい
雇われない働き方の最大の不安要素は、やはり「収入の不安定さ」です。
会社員なら毎月決まった給料が保証されていますが、フリーランスや起業の場合、収入は自分の働き方・スキル・営業力に大きく左右されます。
特に最初の頃は実績も少なく、なかなか安定して案件が取れず、月収が0円になることも珍しくありません。
また、体調不良やクライアント都合など、突発的な理由で収入が減るリスクもあります。
そのため、雇われない働き方を始めるには、貯金を準備したり、固定費を見直して生活コストを下げたりといった事前の対策が重要です。
② 営業・マーケティングも自分で行う
スキルがあるだけでは稼げないのが現実です。
仕事を得るためには、自分のサービスを必要としている人に「見つけてもらう」「選ばれる」工夫が必要になります。
そのため、SNS発信、ポートフォリオの整備、価格設計、コミュニティ参加、DM営業など、営業やマーケティング活動もすべて自分で行う必要があります。
自分で案件の導線をつくり、自分で納品・請求までやる。
会社なら分業できる、営業、マーケティングまで自分で行うことは、自由の裏側にある、大きな負荷ともいえるでしょう。
③ 確定申告などの事務作業が必要
フリーランスや個人事業主として働くには、「確定申告」をはじめとした事務作業が避けて通れません。
売上や経費の記録、帳簿づけ、請求書や領収書の管理など、日々の小さな作業が積み重なります。
クライアントが増えるほど請求書や入金確認、納品管理も煩雑になりやすく、本業以外の時間が取られるのも事実です。
効率化のためには、早いうちから会計ソフトを導入したり、税理士に相談できる体制を整えるのが安心。
定期的な書類整理をルーティン化することで、税務対応にも余裕を持って備えることができます。
④ 社会的信用が得にくい場面もある
雇われない働き方には自由がありますが、その一方で「社会的信用」という点では会社員よりも不利になる場面があります。
たとえば、住宅ローンや賃貸契約、クレジットカードの審査などでは、安定した収入や在籍証明が重視されるため、フリーランスや個人事業主は「無職」と誤解されたり、審査で不利になることもあります。
社会的信用を得るためにも、日頃から収入を記録し、確定申告の控えや過去の売上推移を提出できるよう整えておくことが大切です。
雇われない生き方に向いてる人の特徴
雇われない生き方には自由がありますが、その反面「すべてが自己責任」という側面も持ち合わせています。だからこそ、どんな人に向いているのかを理解しておくことが大切です。
ここでは、雇われずに働くスタイルに適性のある人の特徴を5つご紹介します。
自分に当てはまる部分があれば、雇われない生き方にチャレンジする価値は大いにあるでしょう。
自己管理できる
雇われない働き方では、自分のスケジュールを自分で組み立てる必要があります。
出社義務も、上司からの指示もないからこそ、納期を守るための時間配分や、体調管理、オンオフの切り替えなどを自律的に行える人に向いています。
逆に、ダラダラしてしまいがちな人にはハードルが高いかもしれません。
指示がなくても動ける
雇われない働き方では、誰かに「これをやって」と言われることは基本的にありません。
クライアントのニーズを読み取り、どう進めれば良いかを自分で考える必要があります。
「正解が決まっていない状況」で行動できるかどうかは、独立後の継続的な案件獲得や信頼構築に直結します。
新しいことに挑戦するのが好き
時代やニーズの変化が激しい今、雇われない働き方には柔軟なスキルアップが欠かせません。
トレンドのツールや技術、新しいジャンルの仕事などに興味を持ち、積極的に学び続ける姿勢がある人は、この働き方を楽しめるでしょう。
「ずっと同じことだけやっていたい」という人にはやや不向きです。
リスクを受け入れられる
安定収入や福利厚生がないからこそ、雇われない働き方には常にある程度の「リスク」がつきものです。
たとえば、今月は売上がゼロ、クライアントとの契約が終了する、スキルが時代遅れになるなど…。
そうした不確定要素も「成長のチャンス」として前向きに受け止められる人は、フリーの道でも成功しやすいです。
孤独を苦にしない、人間関係のストレスを避けたい
チームでの雑談や上司とのやりとりがないぶん、雇われない働き方は孤独にもなりがちです。
しかし、裏を返せば、人間関係のストレスが少ないとも言えます。
1人の時間が好き、自分のペースで働きたい、という人にとっては、心地よい環境になるはずです。
雇われない生き方ができる仕事10選
雇われない生き方を実現するには、「どんな仕事で収入を得るか」が非常に重要です。
自分のスキルや得意なことに合った仕事を選ぶことで、長く安定して続けられる可能性も高まります。
しかし、雇われない働き方に憧れはあっても、「本当に生活できるの?」と不安に思う方も多いはず。
けれど、実際には副業から始めて収入を伸ばし、生活の中心にしている人もたくさんいます。
著者自身もまったくの未経験から独学とオンラインスクールでスキルを身につけたあと、WEBライター・WEBデザイナーとして2年間活動し、来年には扶養をぬけ独立できそうな目途が経っており、再現性のある働き方として特におすすめできる職種です。
一気に独立するのではなく、「今の仕事を続けながら副業で試す」「まずは扶養内で挑戦してみる」ことも可能なので、まずは自分に合う仕事から一歩踏み出してみるのがおすすめです。
ここでは、雇われずに働ける代表的な仕事を10個紹介します。
WEBデザイナー
WEBデザイナーは、企業や個人のサイト、バナー広告、LP(ランディングページ)などを制作する仕事です。
見た目の美しさだけでなく、「成果につながる導線設計」や「ユーザーに合わせたデザイン力」も求められます。
ノーコードツールやテンプレートを使えば、未経験からでも始めやすく、実績が可視化しやすいのもポイントです。
仕事の流れとしては、クライアントからの依頼をもとに、要望をヒアリングし、ワイヤーフレームの作成やデザイン制作を進めていきます。
修正対応や納品まで一貫して対応するのが一般的です。
案件はクラウドソーシングやポートフォリオ経由、SNSからの直接依頼など、複数ルートで受けられるため、在宅でもしっかり収入につなげられます。
実績が増えれば高単価案件や長期契約も狙え、収入も安定しやすくなります。
- 未経験・非デザイン職からの転身が多い
- ポートフォリオ次第で受注チャンスあり
- STUDIOやCanvaなどノーコードツールも活用できる
- 在宅・副業・フリーランスなど働き方の幅が広い
- 他スキル(ライティング・コーディング)との掛け合わせで単価アップも狙える
著者自身も未経験からWEBデザイナーに転身し、現在はライティングと組み合わせて仕事をしています。
WEBライター
WEBライターは、WEBメディアや企業ブログ、商品紹介ページなどに掲載される文章を執筆する仕事です。
SEO対策(検索上位を取るための文章構成)や、読者の行動を促すライティングスキルが求められます。
パソコンとネット環境があれば始められ、特別な資格も不要。
多くの人は、クラウドソーシングやSNS経由でクライアントとつながり、1記事数千円〜数万円の案件を受注しています。
実績が増えれば継続依頼やディレクション業務に広がることもあり、在宅・副業・フリーランスまで働き方の幅も広がります。
ライティングの仕事を通して「調べてまとめる力」や「伝える力」が鍛えられるのも魅力です。
- 未経験から始めやすく、副業にも人気
- 専門分野がなくてもOK(初心者向け案件多数)
- 書いた記事がそのまま実績として残せる
- 継続案件が増えると安定収入にSEOや構成の知識を身につければ単価UPも狙える
著者自身もWEBライターとしてキャリアをスタートし、現在も複数のメディアで執筆中です。
動画編集者
動画編集者は、YouTube動画や広告動画、企業のPR動画などの映像を編集する仕事です。
近年は動画コンテンツの需要が高まっており、個人・企業問わずニーズが拡大しています。
基本的な働き方は、SNSやクラウドソーシングを通じてクライアントとつながり、依頼を受けるスタイルです。
動画のカット・テロップ・BGM挿入などの作業を担い、編集が完了したら納品・請求を行います。
編集ソフトの操作はやや習得に時間がかかるものの、スキルとして身につければ継続的な案件も獲得しやすく、フリーランスでも活躍しやすい職種のひとつです。
最初は単価が低くても、経験を重ねることで数万円〜数十万円の案件を受注に挑戦できるようになっていくでしょう。
- YouTube・TikTokなど需要が急増しているジャンル
- 一度覚えた操作スキルがずっと使える
- 案件によってはテンプレート化できるため効率的
- 編集に加え構成・サムネイルなどスキルを広げやすい
- 高単価案件(企業PR動画など)も狙える
編集ソフトは「Premiere Pro」や「Final Cut Pro」が代表的。初心者は「CapCut」など無料ツールから練習するのもおすすめです。
プログラマー・エンジニア
プログラマーやエンジニアは、アプリやWEBサイト、システムなどの開発を手がける技術職です。
案件数・需要ともに非常に高く、スキル次第では会社に属さずフリーで働く人も多い分野です。
一般的な仕事の流れとしては、クラウドソーシングやエージェント経由、SNSなどを通じてクライアントと契約し、仕様書をもとに開発・テスト・納品までを請け負います。
単発案件に加えて、長期契約で安定的に収入を得ている人も多く、実績が評価されれば継続依頼や紹介が入ることも。
未経験からの学習ハードルはやや高めですが、オンラインスクールや教材も豊富で、継続すれば高単価の案件を受けることも可能です。
- 案件単価が高く、在宅でも高収入が目指せる
- 学歴や年齢より「スキル」で評価される世界
- 自分のプロダクトを開発・販売する道もある
- リモートワーク案件が豊富
特にWEB制作・アプリ開発・WordPress構築などは、需要も安定していて実践的。
初心者はまずはHTML/CSS/JavaScriptから始めるのがおすすめです。
カウンセラー・コーチング
心の悩みや目標達成をサポートする「カウンセラー」や「コーチ」は、雇われずに個人で活動しやすい職業のひとつ。
対面だけでなくオンライン対応も可能なため、自宅にいながら全国のクライアントとつながることができます。
心理学やコーチング技術に加え、SNSやブログを活用した集客力も重要です。
資格は必須ではないものの、信頼性を高める意味で取得する人も多く見られます。
仕事の始め方としては、SNSやブログを通じて悩みを抱える人に発信し、個別相談の申し込みを受けたり、LINEやZoomでのセッションを行うのが一般的です。
初期費用も少なく、スマホ1台とコミュニケーション力があれば始められる点も魅力。
最初はモニター価格から始めて実績を積み、徐々に単価アップや継続契約へつなげていくことで、月5〜10万円の副収入から本業につなげていくことも可能です。
- 自分の経験を活かして「誰かの役に立つ」仕事ができる
- 初期投資が少なく、自宅やオンラインでもスタートしやすい
- スキルと信頼を積み重ねれば、単価UPやリピートも期待できる
- クライアントと1対1で深く関われる
心理系・教育系・キャリア支援などジャンルは多彩。
AIがどれだけ発展しても、人が誰かとのつながりを求める限り、なくならない仕事とも言えます。
イラストレーター
SNSアイコン、ブログ挿絵、LINEスタンプ、絵本、企業案件まで、イラストレーターは「好きな絵を描いて収入を得たい」人にとって、雇われない働き方を実現しやすい職種のひとつです。
デジタルでもアナログでも、自分の作風や世界観を活かした作品づくりができるのが魅力。
働き方はさまざまで、イラストの仕事を募集しているマッチングサイトに登録して受注する人もいれば、ネットでで自分の絵を発信してファンを獲得し、個人依頼や企業案件につなげていくスタイルや、ポートフォリオやSNSを通じて仕事につながることも多数あります。
最初は副業として活動しながら、継続依頼・グッズ販売・スキルアップによって月5万→10万→20万と収入を伸ばす人も。
アナログ派でもスキャンや写真でデジタル納品できるため、道具やソフトの自由度も高いです。
- 絵が好きな気持ちを仕事にできる
- アナログ・デジタル問わず活躍できる
- ポートフォリオやSNS発信が営業ツールになる
- 自分のスタイルを大切にしながら働ける
- 継続依頼やグッズ制作など多角的な展開も可能
「自分の世界観を大切にしながら働きたい」そんな人にピッタリの働き方です。
ハンドメイド作家
アクセサリー、布小物、キャンドル、レジン、陶器、刺繍など。自分の好きや得意を形にして販売できるのが、ハンドメイド作家の魅力です。
1点モノの作品には量産品にはない温もりがあり、根強いファンがつくことも多いです。
近年はハンドメイド専用の通販プラットフォームが充実しており、店舗を持たなくてもオンラインで全国に作品を届けることが可能です。
SNSやイベント出展を通じてファンと直接つながれるのも、雇われない働き方ならではの楽しさといえるでしょう。
- 好きなものづくりを仕事にできる
- 自分の世界観を作品で表現できる
- ネットショップで全国販売が可能
- リピーターやファンがつきやすい
- 育児や家事の合間でもマイペースに活動できる
はじめは趣味や副業として小さく始めたとしても、コツコツ続けることで「自分ブランド」を確立していくことも可能。
収入は不安定に思えるかもしれませんが、1つ500円の作品を月に100個売れば5万円。価格帯や作業量を調整すれば、育児や家事の合間でも無理なく続けていけます。
作品が誰かの手に渡り、喜んでもらえたときの感動は、何ものにも代えがたい喜びになるはずです。
ネイリスト・美容師
美容業界での経験、技術やセンスを活かし、個人で活動するスタイルもどんどん広がっています。
店舗勤務に縛られず、自宅サロンやレンタルスペース、出張サービスなどを使って自由に働けるのが魅力です。
フリーランスや業務委託でも、口コミやSNSを通じた集客によって指名客を増やすことができ、リピーターがつけば安定した収入につながります。
たとえば、ネイル1件5,000円で1日3件、週5日稼働すれば月収30万円以上も目指せる計算に。
施術メニューや価格は自由に設定できるため、ライフスタイルや目標収入に合わせて調整しやすいのもポイントです。
将来的にはサロン経営や技術指導に発展させていく道も選べる、スキル職ならではの強みがあります。
- スキルと接客力で指名客がつく
- 自宅サロンや出張スタイルで働き方の自由度が高い
- 独立・開業もしやすく、長期的なキャリア形成が可能
- SNSや口コミを活かした個人ブランディングがしやすい
- 美容やファッションなど「好き」を仕事にできる
美容系の資格や経験がある人にとっては、雇われずに自分のペースで働ける魅力的な選択肢のひとつ。
お客様との関係性が深まるほど、やりがいや安定性も増していきます。
せどり・ネット物販
実店舗やネットショップ、フリマアプリなどを使い、商品を仕入れて販売する「せどり」や「ネット物販」は、未経験からでも始めやすい人気の副業。
仕事の流れとしては、安く仕入れた人気商品をAmazonやフリマアプリで販売し、価格差(利益)を得るのが基本の流れ。
慣れてきたら「売れ筋商品のリサーチ→在庫管理→発送」までを効率化し、月に数万円〜数十万円の利益を出している人も多数います。
リスクを抑えながら挑戦できるため、「本当に生活できるの?」という不安がある人にも始めやすい雇われない働き方です。
- 在宅で始められ、初期費用も比較的少なめ
- 利益率・在庫管理などが数字で見えるため成長実感を得やすい
- マーケティングや商品企画の力も自然と身につく
- 実店舗を持たなくても、ネットで全国販売が可能
「売れる商品を見極める力」や「継続的に販売する工夫」は必要ですが、地道に積み重ねれば雇われない働き方として十分に再現性のある選択肢です。
ブログ・アフィリエイト
ブログやメディアを使って広告収入を得るアフィリエイトは、初期コストが少なく、在宅でも始めやすいビジネスモデルのひとつ。
記事やページが資産として残るため、上手く育てれば「自動で収入が入る仕組み」を作れるのが大きな魅力です。
最初にコツコツ記事を作っておけば、24時間365日、自動で収入が生まれる仕組みを構築することも可能です。
たとえば、自分の得意分野や実体験をもとにブログを書き、そこに関連する商品の広告リンクを設置。
読者がそこから商品を購入すれば、報酬が発生する仕組みです。
検索ニーズのあるテーマを選び、SEO対策やセールスライティングのスキルを身につけることで収益化の可能性は広がります。
軌道に乗るまでには時間がかかることもありますが、副業で始めて月5,000円→1万円→5万円とステップアップしていけば、生活の支えにもなり得る現実的な働き方です。
- 初期費用がほとんどかからず、在宅で始められる
- 自分の知識・経験を活かしたコンテンツが収益につながる
- 作成した記事が資産となり、放置でも収入が発生することも
- SEO・ライティング・マーケティングなど幅広いスキルが身につく
- 将来的にメディア運営やコンテンツ販売にも展開しやすい
一攫千金のように見えるアフィリエイトも、実は地道な積み上げがカギ。
時間を味方につけながら、自分だけの情報発信で収益化を目指せます。
雇われない生き方を始める方法
雇われない生き方は、誰にでも「明日からすぐに実現できる」というものではありません。
いきなり会社を辞めて独立するのは、リスクが高すぎます。
しかし、明確なステップを踏んで準備すれば、少しずつでも着実に近づいていくことができます。
ここでは、雇われない働き方を実現するための基本的な流れを4ステップでご紹介します。
まず自分がどう働きたいかを考える
最初のステップは、「どんなふうに働きたいか」を明確にしましょう。
働く場所、時間、収入の目標、仕事のスタイルなど、自分にとって心地よい働き方をイメージすることで、目指す方向性が見えてきます。
たとえば、こんな視点から考えてみましょう。
- 自宅で働きたい or 外に出て働きたい?
- フルタイムでがっつり働きたい or 育児や家事の合間に働きたい?
- 好きなことを仕事にしたい or 得意を活かしたい?
- 一人で黙々とやる仕事がいい or 人と関わる仕事がいい?
こうした問いに自分なりの答えを出しておくことで、このあと選ぶべきスキルや学び方がグッと明確になります。
必要なスキルを見極めて身につける
自分が目指す働き方が見えてきたら、次は「その働き方を実現するために必要なスキル」を明確にしましょう。
雇われない生き方では、自分の強みや得意なことを活かして価値を提供する力が不可欠です。
そのためには、まずどんなスキルを身につければ自立できるかを判断する必要があります。
たとえば、こんなふうに考えてみましょう。
- デザインに興味がある → WEBデザイン/グラフィック制作など
- 文章を書くのが好き → ライティング/コピーライティング/SEO
- 人と関わるのが得意 → カウンセリング/コーチング/教育系スキル
- 地道な作業が向いている → 動画編集/物販/データ整理など
こうした視点で、自分に合ったスキルを見極め、学ぶ手段を選んでいきます。
独学・オンラインスクール・現場経験など、方法は人それぞれ。
重要なのは、最初の一歩で迷いすぎないこと。
「理由はないけど、なんだか楽しい」といった自分の直感も、大切にしましょう。
副業から始めて実績と経験を重ねる
いきなり独立を目指すのではなく、まずは副業として小さく始めてみることが、雇われない生き方への現実的な一歩です。
本業の収入を確保したまま、以下のような形でチャレンジしていくのがおすすめです。
- クラウドソーシングで仕事を受けてみる
- SNSやポートフォリオを使って自分を発信する
- モニター価格や知人からの依頼で実績を作る
- 趣味や得意なことを商品化してネットで販売してみる
この段階では「実績ゼロ」が当たり前。
不安でも、最初の1件をこなすことが何より大事です。自信と経験がつけば、少しずつ価格や規模を上げていくことも可能になります。
軌道に乗り安定してきたら独立する
副業としての収入や実績が安定してきたら、いよいよ「雇われない生き方」へ本格的にシフトするタイミングです。
とはいえ、焦りは禁物。
以下のようなチェックポイントをクリアしているかを確認してみましょう。
- 毎月安定した副業収入がある(生活費の7〜8割以上を手取りでまかなえる程度)
- 継続案件 or リピーターがついてきている
- 確定申告や事務手続きの知識がある程度ある
- 家族や身近な人の理解・サポートがある
- 「今の働き方を続けたい」と強く思える
この段階での独立は、感情ではなくデータと準備に基づい戦略的な決断として行うのが理想です。
実際に「雇われない生き方」を選んだ人の事例
雇われない生き方を選び、実際に自分らしい働き方を実現している人たちの実例をご紹介します。
それぞれ異なるバックグラウンドやスキルからスタートしていますが、自分の強みを活かして自由な働き方を実現している姿は、これから挑戦する方にとって大きなヒントになるはずです。
【事例①:倒れるまで働いたがWEBデザイナーに転身し、10ヶ月で月収483万円を達成】
けいさんは、かつて残業200時間を超える職場で働き、3度倒れた経験をきっかけに「このままでは人生が壊れる」と危機感を持ち、WEBデザインの世界に飛び込みました。
日本デザインスクールでWEBデザインとマーケティングを学び、現在は主にWEB制作とマーケティングなどの教育事業をメインとした「Moana Desain」という法人を運営しています。
オンラインサロンを活用したつながり作りと、地道なポートフォリオ公開で受注の幅を広げ、10ヶ月で月収483万円を達成。
現在ではWEBデザインで年収4000万円を超える収益を上げています。
地元の宮城と東京の二拠点を自由に行き来しながら、週2でディズニーに通う生活を実現。
家庭と仕事のバランスを取りながら、理想的な雇われない生き方を体現しています。
▼けいさんのインタビュー記事はこちらから

【事例②:不動産の営業からWEBデザイナーに。ココナで70万円を稼ぐ】
トモくんは、約8年間の不動産営業を経て起業するも、自身のスキルに限界を感じ、日本デザインスクールへの受講を決意。
WEBデザインのスキルを磨きながら、在学中から知り合いに声をかけて無料〜低価格で実績を積み、卒業後すぐにLP制作などの案件を獲得。
中には成果報酬型で最終的に40万円となる案件もあり、スピード感あるスタートを切りました。
特に活躍の場となったのがスキルマーケット「ココナラ」
初月は小さな案件から始めつつ、地道に実績を重ねて上位ランクに到達。
ポートフォリオと返信スピードを武器に、3ヶ月でLP案件5件・累計30万円の売上を達成し、全体では累計70万円を突破しました。
現在は「デザイン×マーケティング」のスキルを活かし、さらに単価アップや広告分野への展開も見据えています。
「未経験でも、プロのデザイナーを目指せる!」と語るトモくんは、雇われない働き方で安心感と挑戦の両立を実現しています。
▼ともくんさんのインタビュー記事はこちらから

【事例③:WEBライティングとWEBデザインを掛け合わせ137万円の案件獲得】
あそゆかさんは、もともとフリーランスのWEBライターとして活動していました。
クライアントのSNS発信や文章制作を手がける中で、デザインに苦手意識を抱えていたことが受講のきっかけだったそうです。
日本デザインスクールに入学し、短期間でWEBデザインの実践力を高めたことで、在学中から「デザインもお願いしたい」という声がかかるように。
受講中にホームページやLP制作を含めて累計137万円分の案件を獲得。
さらに、デザインに加えて言語化・構成提案・コンセプト設計まで担えることで、他にはない価値を提供しています。
現在は「月収50万円を安定させること」を目標に、クライアントと信頼関係を築きながら、自分らしい働き方を追求中。
雇われない生き方で、「仕事=生き方」と捉え本音のコミュニケーションを大切に、スキルアップを続けています。
▼あそゆかさんのインタビュー記事はこちらから

まとめ
「雇われない生き方」は、かつては一部の起業家や特別なスキルを持つ人だけの選択肢と思われていました。
しかし今は、未経験からでもスキルを身につけ、自分の力で仕事をつくり、収入を得ていくことが可能な時代です。
実際に、日本デザインスクールの卒業生たちも、それぞれの人生経験やスキルを活かして、「自分らしい働き方」を叶えています。
- 時間や場所に縛られない自由な働き方がしたい
- 子育てや介護と両立しながら仕事を続けたい
- 自分の得意を活かして、もっとやりがいを感じたい
そんな想いがあるなら、「雇われない生き方」は、あなたにとって現実的で再現性のある選択肢です。
人生の選択肢は、会社員だけではありません。
もし少しでも「私にもできるかも」と感じたなら、今日からその一歩を踏み出してみてください。










