「今年こそ転職して、収入をアップさせたい」
「そろそろダイエットして、自分の容姿に自信を持ちたい」
「ゴロゴロネットサーフィンするのを辞めたい」
などなど、大小問わず多くの人が「人生を変えたい」と思っていると思います。
ですが、そのほとんどが、人生を変えることができないまま2年3年…人によっては10年以上過ごしてしまっています。
私はこれまで、日本デザインスクール(※)で「人生を変える」と決めて本気で取り組み、本当に人生を変えてきた人のインタビュー記事を100本ほど書いてきました。
そしてインタビュー記事を書いていくなかで、多くの人が人生を変えられない理由と、人生を激変させた人がとっていた行動の特徴がわかってきました。
今回の記事では、人生を変えたいと思っているあなたに向けてのアドバイスとしてこれまで人生を変えてきた先輩がとっていた行動と共通して持っていたマインドを5つずつ、そして今すぐ誰にでもできるスモーステップを6つ、まとめています。
「今年こそ人生を変えたい。」
いま、こんな気持ちを少しでも持っているなら、ぜひ最後までお読みください。
(※)日本デザインスクールについてはこちらをご覧ください。
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「人生変えたい」が口グセ…なかなか変われない本当の原因
どうして多くの人が、変わりたいと思っているのになかなか変われないのか?
まずは、たくさんの人を見てきてわかった、「人生が変えられない本当の原因」をお伝えしていきますね。
人生が変わることを恐れているから
人は、まだ知らないことやわからないことに対して、必要以上に恐れてしまう(※)そうです。
たとえば社会人になる前、社会人はすごく大変で辛いものだと恐れていた時期はありませんか?でも実際に社会人になってみると、大変なこともあるけど意外と耐えられた、想像していたほどではなかったと思った経験があるのではないでしょうか。
それと同じで、頭では「人生変えたい!」と思っていても心の奥底ではまだ知らない「変わった先の未来」を恐ろしく思っていることが多いのです。
さらに、人間にとって、環境が変わることは過度なストレスだと言われています。
多くの人が心の中では、「変わるのは嫌だ」と思ってしまっているのです。
この恐れを手放すためには、変わった未来のことを具体的に描いてみるのがおすすめ。
このあともご紹介しますが、いつまでにどう変わりたいのか、何に対して不安に思っているのかをアウトプットするだけでも、自然と恐れが軽くなりますよ。
※リチャード・ゼックハウザーとウィリアム・サミュエルソンという研究者は、人が変化を避けようとする性質に「現状維持バイアス」と名付けています。
人生を変えられると思っていないから
ネット記事に載っている人生激変ストーリーを読んだり、テレビでびっくりするようなBeforeとAfterを見て、「いいなあ」と思いつつも、「自分とは違う世界の人だから」と思ってしまう人が多くいます。
あなたも、うまくいっている人を見てつい
「あの人は地頭がいいから。」
「センスがあるからうまくいったんでしょ。」
「あの人は時間があるから。私は子育てで忙しいから無理。」
などと考えてしまった経験はないですか?
実際、少し前に「ビリギャル」という本や映画が話題になったときも、「あの子は元々私立の中学に受かるくらい地頭がいい人だから慶應にも受かったんだ」という内容のコメントやレビューがたくさん書かれていました。
確かに、ネット記事やテレビで紹介されたような人とあなたは違う人間です。
地頭や体質、置かれている環境は違います。
ですが、誰かにできたならあなたにできる可能性もゼロではないはずです。
全く同じように人生を変えることはできなくても、他人の経験からヒントをもらうことはできると考えてみてください。
人生をどのように変えたいのか不明確だから
人生を変えたいと思っている人の中には、どのように人生を変えたいのか明確ではない人がいます。
例えば、「もうすぐ30歳になるのに、いまだに派遣社員を続けている自分が嫌だ。人生変えたい」と思っているとしたら、具体的にいつまでに、どうなりたいのかが明確ではありません。
明確にするとは、「正社員になる」ではありません。どのような会社に転職したい、そのためにどんなスキルをつけたい、どんなことに挑戦した方が良い、などです。
「人生を変える」の定義は、人それぞれ異なります。
ある人にとってはダイエットを頑張って5キロ痩せるだけで人生が変わるかもしれないですし、ある人は年収が2倍になったり、憧れのタワーマンションに住めたら「人生が変わった」と感じるかもしれません。
あなたにとって人生が変わるとは、具体的にどんなことでしょうか?
それはいつまでに、どうすれば叶うのでしょうか?
一度、「人生を変える」ということの解像度を上げてみてください。
いまのままでもいいと思ってしまっているから
人生を変えられない人の多くは、現状に対する不満がそこまで大きくない場合が多いです。
お給料を上げたいと思ってるけど、贅沢さえしなければ生活には困らない。
そんな状態の人は、当たり前ですが人生を変えるためのスイッチが入り切らず、なかなか動けていないのです。
一方で、
「このままだと子どもを十分に食べさせてやれない」
「仕事を3つ掛け持ちしていて、体力が限界」
のように、現状を変えなければ大変なことになってしまう不安を持っていた方は、人生を変えられた場合が多いです。
実際に、日本デザインスクールで特に活躍している卒業生は、
「頑張って働いてるのに手取りは10万台だった」
「仕事が忙しくて、子どもと過ごす大切な時間を失ってしまった」
など、現状に危機感を感じていました。
とはいえ、いまの環境に焦りや不安なんて、感じようと思って感じられるものでもありません。
私が過去に聞いてすごく良いなと思ったアドバイスをご紹介します。
それは、「今の状態のまま10年間変わらなかったら?」を想像してみること。
今動かなければ、10年後も今の年収、体型、習慣、住居、役職のままだとしたら、少し焦りませんか?
特に、1年前も2年前も同じことで「人生変えたい」と思っていたなら、今動かないと本当に10年後も変わっていないかもしれませんよ。
マジで人生を変えた人がとっていた行動5選
ここからは、人生を激変させてきた先輩たちが実際にとっていた行動をご紹介します。
大きな目標は小さく分解する
先ほど、どのように人生を変えたいのか具体的にした方がいいとお伝えしました。
今度はその目標を小さく分解してみましょう。
目標が大きいのはいいことですが、大きすぎてもモチベーションが続かなかったり、いまとっている行動が合っているのかわからなくなってしまいます。
まずは直近1~2年以内の目標でもかまいません。
できれば、行動目標と結果目標の2種類があると良いですよ。
大きな目標→2025年の4月までに、ずっと夢だった通訳の仕事に就く!
小さな目標→毎日30分以上英語の勉強をする(行動目標)、今年中にTOEICで750点以上取る(結果目標)など
思い切って自己投資をする
人生を変えたいと思うなら、思い切って自己投資をしてみましょう。
個人的におすすめしたいのは、自分では少しビビってしまうくらい高額の自己投資に挑戦してみること。
この「ビビってしまう金額」は人によって異なりますが、だいたい10万円を越えるものがおすすめです。
高額の自己投資をするメリットは大きく分けて2つあります。
①お金を無駄にしたくない気持ちから、本気になれる
②同じくらい本気な仲間と出会える
たとえば、ダイエットで有名なライザップで痩せられる1番の要因は、高額を払った分結果を出すために、本人が食事制限やトレーニングに本気になれるからだそうです。
これは心理学的に「サンクコスト効果」と呼ばれるもので、多くの人は損をしたくない気持ちから、支払った分を取り戻そうとします。
金額が高いほど、「損したくない」という気持ちが強くなるので、高額の自己投資は効果的と言えます。
また、チーム制で学ぶスクールや、卒業生/受講生同士の交流があるところなら、本気で学んでいる仲間ができるのはすごく良いメリットです。
「1人では挫折しそうになったけど、仲間がいたから頑張れた」と、日本デザインスクールの卒業生もたくさん証言してくれています。(実際の証言はこちら)
ただし、【高額=良い】ではありません。実際に高いだけで中身のない、詐欺的商材もたくさんあります。
必ず良い口コミと悪い口コミを両方確認したり、卒業生の結果や成果物を調べるようにしてくださいね。
早起きする
人生を変えてきた人の多くは、早起きしている人が多かったです。
日本デザインスクールで人生を変えてきた人をこれまで100人近くインタビューしてきましたが、受講期間中は朝の4時や5時に起きていたと話している人もいました。
スクールの受講生の場合は早起きするのを頑張ったというよりも、スキルを身につけるために「早起きするしかなかった」と表現する方が正しいかもしれませんが…。
それでもやはり、人生を変えるタイミングでは、無理にでも早起きして頑張っていた方がほとんどなのです。
独学で学習している人はつい怠けてしまう日があると思います。
そんな方はぜひ、早起きだけでも始めてみてください。
1日たった30分の早起きを1ヶ月続けるだけでも約15時間も作ることができますよ。
ちなみに、マサチューセッツ総合病院のジャクリーン・レイン教授は早起きしている人の方が幸福度が高いという研究データを出しています。
人生を変えたいと思っている人はほとんどが、少なくとも今よりは「幸せになりたい」と思っているはず。
幸せな人生を送るためには、朝型に切り替えるのが手っ取り早いので、早起きするのはおすすめですよ。
何かに全力を尽くす
何かに対して「全力を尽くす」というのは、人生を変えるうえでとても大事な経験になります。
全力を尽くすことで、本来の目的以外の意外な成果が得られるからです。
過去に、月の半分以上出張していて、家族とゆっくり過ごす時間が持てないのが嫌になってしまった方が、スキルをつけてフリーランスになり、人生を変えようとスクールを受講しました。
受講期間中、本気でデザインの勉強に取り組んだことで独立できるレベルのデザインスキルがついたのはもちろんですが、それ以外の成長もありました。
もちろん、どんな成長ができるかは人によります。
この方の場合は
- リサーチ能力
- 通勤時間を有効活用する習慣
- スケジュール管理能力
などが身についたり、家族が居てくれるありがたさに気づけたそうです。
これらは、身につけようと思って学んだのではなく、全力を尽くしたことで副産物的に身につけられたスキルですが、これらのスキルがあることで、フリーランスとして独立後も、右肩上がりでどんどん人生が良くなっていきました。
もし、いま全力を注ぐ対象が思い浮かばないのであれば、先ほど紹介したような「高額の自己投資」に挑戦してみてください。
ポイントは、「なんとなく払えそうな金額」の1.5倍から2倍の金額でもためらわないこと。
高いお金を払えば、あなたも全力でやり切れるはずです。
自己投資に抵抗があるなら、いまやっている仕事に全力を出すのも良いと思いますよ。
必ず何か新しい気づきや成長があり、その成長があなたの人生を激変させる引き金になってくれます。
マインドとスキルを両方磨く
人生を変えるためには、スキルだけでなくマインドも大切です。
わかりやすいように、ダイエットを例に挙げますね。
ダイエットにおいて、スキルとは日々の運動。
腹筋が50回、100回と連続してできるようになれば、それはスキル面での成長です。
ですが、「おやつを我慢する」「ラーメンやカツ丼は週に1回までにする」など、食事の制限に関してはマインドを磨く必要があります。
いくら筋肉をつけたり、運動が習慣になったとしても、暴食が我慢できなければダイエットは成功しにくいです。
反対に、食事制限だけをしていても、痩せることはできますがリバウンドしやすく、また「痩せなきゃ」のループに戻ってしまいます。
同様に、ダイエット以外のスキル取得系にも言えます。
WEBライティングのスキルを身につければ、ある程度稼げるライターにはなれますが、文字単価を上げて、「人生変わった!!」と言えるほど稼げて自由なライターになるためには、仕事に対する姿勢や新しいスキルを身につけ続けるマインドがないと厳しいのです。
自己投資しようと検討している人は、ぜひ「マインドとスキル両方での成長も見込めるか」もチェックするようにしてください。
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マジで人生を変えた人から真似したいマインド5選
続いて、人生を大きく変えた先輩たちが共通して持っていた大事なマインドを5つご紹介します。
どれも、これから人生を変えるなら常に意識して欲しいくらい大切なマインドです。
まずは1つだけでも大丈夫なので、意識してみてくださいね。
とりあえずやってみる
良いと言われたことは、とりあえずやってみましょう。
無料でできるものなら特に、すぐやってみるべきです。
いつまでも人生が変えられない人は
「もっと良い方法があるんじゃないか」
「このやり方以外にもあるはずだ」
と考えてしまう傾向にあります。
確かに紹介されたやり方が、もしかしたら間違っているかもしれません、もっと良い方法がある可能性も十分にあります。
それでも、間違っているか、自分に合っているかは、やってみないとわかりません。
深く考えすぎずとりあえず、やってみましょう!
すぐに変われると思わない
人生がなかなか変えられない人は、「すぐに変われる」と思っている場合が多いです。
ですが、すぐに人生が変えられるなら誰も苦労しません。
人生を変えるというのは、自分との長い長い戦いです。
それなのに、すぐに結果が出ない自分に焦ったり落ち込んだりして、
「自分にはむりだった」「やり方が間違っていた」と捉えてしまうのはもったいないです。
すぐに変われるという幻想は捨てて、コツコツ頑張りましょう。
たまに、すごく短期間で人生を激変させる人もいます。
日本デザインスクールの卒業生の中にも、卒業から半年以内に月収100万円を超えてしまうようなすごい人がいますが、そういう人は地頭が良かったり環境に恵まれていたり、奇跡的な運が味方をしていたりなど、何か他の理由があります。
実際、8割以上の卒業生は安定して30-50万円稼げるようになるまで1年ほどはかかっています。
早く変わりたい気持ちもわかりますが、焦りは禁物です。
短期間で人生を変えた人からは、成功のためのエッセンスをもらうだけにして、自分と比べて変に焦ったり落ち込んだりするのはやめてくださいね。
変化の過程を楽しむ
先ほど、人生を変えるというのは自分との長い戦いだと書きました。
長い戦いというと、辛くて苦しい印象がありますが、人生を変化させた人は、この長い戦いを楽しんでいることが多いです。
たとえば毎日30分は参考書を読むと決めた方は、実行できた日はカレンダーに丸印を入れて可視化させ、カレンダーを埋めることを楽しんでいました。
また、学習中の気づきや成長したことをSNSにアップして、いいねやコメントが来るのを楽しみにしたり、切磋琢磨し合える仲間を見つけて勝負し、勝った方がご褒美をもらえるようにしたり、楽しみ方は色々あります。
人生が変わるまでを苦行と捉えるのではなく、人生を変えるための努力も楽しみましょう。
毎日楽しく続けられたら、気づいた時には人生が大きく変わっているはずです。
頼れることは頼る
会社でも家のことでも、一生懸命頑張っている人は多いと思います。
本来は自分の担当ではない仕事も請け負ったり、自分の睡眠時間を削ってまで家族のために動いたり。
そもそも誰かのためにやるなんて、責任感が強くないとできません。
周りの人のために頑張れるのはすばらしいことだと思います。
ですが、現状を変え、人生を良くしたいと思っているなら、人に頼ることにもトライしてみてください。
不得意なことは勇気を出して「不得意だ」と言って良いですし、時間を捻出するために誰かにお願いするのは悪いことではありません。
実際に日本デザインスクールのとある卒業生は、受講期間中はデザインの勉強に集中するために、両親や旦那さんに家事や育児の協力を頼んだそうです。その方は元々、人に頼るのが苦手で、お願いするくらいなら自分でやればいいと思っていた方です。
頼ることのメリットは、時間が作れること以外にもあります。それは、本気度が上がること。お願いして時間を作っている以上、「ちゃんと集中して頑張らないと!」と思えますよね。
忙しくて時間がないから行動できないと感じている人は、まずは少しで良いので、身近な人に頼ってみてください。
「1週間だけ」と期限を決めたり、代わりにできることを提案してみるのも良いですよ。
感謝を忘れない
人生を激変させた人は共通して、よく感謝しています。
「ありがとう」という言葉は、漢字で書くと「有難う」。
文字通り、有ることが難しいという意味です。
ちなみに対義語は「あたりまえ」です。
- 時間を作ってもらえること
- アドバイスをもらえること
- 環境を用意してもらえること
- 挑戦のチャンスをもらえること
などなど、どれも当たり前ではないと捉えているため、常にいろいろなことに感謝しているのです。
実際、カルフォルニア大学のロバート・エモンズ教授の研究でも、感謝には
- 免疫力が上がる
- 人に対して寛大になる
- 幸福を感じやすくなる
- 生きがいを感じやすくなる
といった多く効果があることが実証されています。
感謝をするだけで人生が好転していくと考えたら、実践しない手はないですよね。
参考:ロバート A.エモンズ『「感謝」の心理学 ~心理学者がすすめる「感謝する自分」を育む21日間プログラム』
すぐできる!人生を変えるための超スモールステップ
ここまで読んで、「人生変えたい!」と強く思っている方に向けて、今日からできる超スモールステップを6つご紹介します。
どれも、時間もお金もかからないので、人生を変えるきっかけを作るにはぴったりのアクションです。
ぜひ今日か明日にでも1つ、取り組んでみていただけると嬉しいです。
いまの悩み、モヤモヤを紙に書き出す
どのように人生を変えたのか、自分でも良くわかっていない方が多いとお伝えしました。
私たちの多くは、日頃自分がどんなことに悩んでいて、どうしたいと思っているのかわかっていないそうです。
そこでよくおすすめされているのが、ジャーナリングという方法。
ジャーナリングとは、頭の中に浮かんだことや今思っていること、心配事などを書き殴るようにして紙にアウトプットしていくこと。
毎朝やるといいと言われていますが、毎日やるのが大変な方は週に1回でも良いと思います。
続けるだけで、頭がスッキリして、これまでついダラダラしてしまっていた休日に動けるようになったり、やりたいことが見つかってモチベーションが上がったり、良いことづくめです。
行ったことがない場所に行ってみる
まだ行ったことがない、新しい場所に行ってみましょう。
時間があるなら、車を運転したり電車に乗ったりして、普段はなかなかできない遠出をしてみてください。
時間がなくて忙しいなら、家の近くにあるけれどまだ行けていなかったお店や、友人にすすめられたけど行くタイミングがなかった施設などに立ち寄ってみてください。
人生がなかなか変えられない人の多くは、「毎日の忙しさから会社と職場の往復だけ」「いつも行くのは行きつけのラーメン屋さんと職場近くのコンビニだけ」なんて生活を送りがちです。
新しい場所に行くだけで人生が変わることはありませんが、意外な発見があったり、偶然の出会いがあったり、好きなものが見つかったり、考えが変わったりすることがありますよ。
普段とは違う世界を覗いてみるのは、人生を変える小さなきっかけを作るためにとても効果的なのです。
転職活動をする
人生を変えるきっかけが欲しいなら、転職活動をしてみましょう!
といっても、本気でいまの会社を退職する必要はありません。
「良い会社があったらいいな」というくらいの気持ちで、気になっている企業のパンフレットを取り寄せたり、話を聞いてみるのです。
私たちは時間の大半を会社過ごしています。
ずっと同じメンバーで働いていると、思考も似てきたりして良くも悪くも刺激がなくなってしまいます。
いまとは違う会社の雰囲気や事業を知ることで、自分が本当にやりたいことや目指したい人物像が見つかることもあるそうですよ。
また、良い会社があったら思い切って転職しちゃうのもおすすめです。
全く新しい環境に身を置くことでやる気になったり、本当にやりたいことが見つかったりした方も多いです。
スマホをオフにして過ごしてみる
いまやなくてはならない存在となったスマートフォン。
私も、どこに行くにも持ち歩いています。
そして、ちょっとしたスキマ時間に目的もなくSNSを開いたり、少しだけ動画を見るつもりが3時間も経っていたり…。実は私もよくやってしまいます。苦笑
そんな方はぜひ、休日にスマートフォンの電源を切って過ごしてみましょう。
スマートフォンがないと、ダラダラネットサーフィンをしたり動画を見たりできなくなるので、本を読んだりテレビで映画を見たり、散歩に出たり、普段はしないようなことに挑戦できます。
「行ったことがない場所に行ってみる」でもお伝えしましたが、いつも取っている行動とは違う行動をとることで世界が広がり、人生が変わるきっかけになります。
新しい世界を知るという意味では、本を読むのが特におすすめです。記事の最後には、人生を変えたい方に読んでほしい本を5冊ご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
断捨離する
人生に変化をもたらすために、断捨離するのもおすすめ。
持っているものを一度すべて出して、最近使っていないものは思い切って捨ててみましょう。
断捨離には大きく分けて2つの効果があります。
効果①:過去を捨てられる
断捨離をやってみるとわかるのですが、捨てるという行為は案外スッキリして気持ちがいいものです。
そして、思い切って捨てたことで、自然と「新しいことに挑戦しよう」と思えるようになります。
行動したいけど、なぜか一歩踏み出せないと思っている方にはとても効果があるはずです。
効果②:生活習慣が改善できる
部屋が汚いときには、なぜか早く起きれなかったり自炊する気になれなかったり、休日は寝て過ごしてしまったり…という経験はありませんか?
実は、部屋が散らかっているとエネルギーが沸かず、何もかも面倒に感じてしまい、反対に部屋がスッキリ片付くと、自然と生活習慣も改善されるそうです。
部屋が綺麗だと、勉強にも集中できて、一石二鳥ですね。
思いっきり体を動かす
最後にご紹介するスモールステップは、体を動かすこと。
体を動かす1番の目的は、頭をスッキリさせることです。
日光を浴びて、思いっきり汗をかけば、頭のモヤモヤが消えてスッキリします。
そして頭がスッキリすることで、新しいことに挑戦するエネルギーが湧いてきたり、良いアイデアが浮かんできたりします。
また、運動にはストレスの解消効果もあります。
人生を変えたいと考えている人は、現状の仕事や家事育児に対して日々ストレスを抱えているのではないでしょうか。
ストレスを抱えた状態では、人生を変えようと努力してもなかなかうまくいきません。まずはストレスを軽減させて、自分の状態を少しでも良くしましょう。
もちろん、運動することだけで人生が良い方向に動き出すわけではありません。
ですが、きっかけの1つには十分なり得るので、騙されたと思って一度やってみてください。
人生を変えたいあなたにおすすめしたい本5冊
最後に、私が実際に読んで「この本を読めば人生が変わる!」と思った本を5冊ご紹介します。
本を読むことでモチベーションが上がったり価値観が変わったりなど、何か変化があるはずです。
人生を変えたいけど、なんかスイッチが入らない、という方はぜひここでご紹介する本を読んでみてくださいね。
夢を叶えるゾウ
夢を叶えるゾウは有名なので、あまり本を読まないという人でもタイトルだけは聞いたことがあるかもしれませんね。
この本は物語形式になっているので、自己啓発系の本が苦手な人にもおすすめです。
内容は、自分を変えたい主人公の元に突然現れた謎のゾウ(ガネーシャ)から課題を与えられ、課題をこなす中で人生が変わっていく話。
非現実的な話に見えますが、ガネーシャのくれるアドバイスはとても具体的ですごく参考になります。
嫌われる勇気
こちらも大ベストセラー本。
本屋さんで見かけたことがある人も多いはずです。
嫌われる勇気も夢を叶えるゾウと少し似ていて、悩み多き主人公が哲人と知り合うことでいろいろなことを教わり、成長していくストーリー形式の本。
「アドラー心理学」という心理学をわかりやすく説明された本なのですが、人生を変えるうえで大切になってくるマインドの良い勉強になります。
まだ読んだことが無い方はぜひ手にとってみてください。
フランス人は10着しか服を持たない
こちらの本は、タイトルからして断捨離を勧めている本だと勘違いされがちなのですが、実は全然違います。
この本で伝えているのは、フランス人が所有する服の数が少ないことでも、少ない服を上手に着回すノウハウでもなく、心に余裕を持って、欲張りすぎず身の丈にあった生活を送りましょうということ。
例えば、寝る時はジャージや古着ではなくパジャマで着る、3食をしっかり美味しく食べるために間食は控える、むりに痩せようとせず自分らしい体型を愛する、などです。
日々慌ただしく生きている私たちの人生を少し変えるのに、ぴったりな本だと思います。
>>>『フランス人は10着しか服を持たない』が気になる方はこちら
7つの習慣
7つの習慣は正直、すごく難しい本です。
これを書いている私も実は、漫画版しか読んだことがありません。
ですが、紹介されている7つはどれも人生を変えるうえで非常に大切。
すぐに全ての項目を理解することはできなくても、少し読んでおけば人生を変えていくヒントになるはずです。
7つの習慣とは、具体的にはこちらです。
第一の習慣:主体的である
第二の習慣:終わりを思い描くことから始める
第三の習慣:最優先事項を優先する
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第六の習慣:シナジーを創り出す
第七の習慣:刃を砥ぐ
君たちはどう生きるか
君たちはどう生きるかは、半世紀以上前に出版された本ですが、ここ10年ほどで再度話題になり、漫画版も出版されています。
14歳の主人公が叔父さんからのアドバイスを聞きながらたくさん考え、精神的に成長していく物語。
物語の設定こそ古いですが、いつの時代でも大切な考え方が書かれていて、誰が読んでも学びになります。
ぜひ漫画版だけでも読んでみてくださいね。
ちなみに、ご紹介したのは吉野源三郎さんが1937年に書かれた本の「君たちはどう生きるか」です。話題になった映画の「君たちはどう生きるか」とは異なります。
まとめ
今回の記事では、「人生を変えたいとずっと思っているのになかなか変えられない。」と悩んでいる方に向けて、主に16のアドバイスをご紹介しました。
改めて16つのアドバイスを振り返っておきますね。
- 大きな目標は小さく分解する
- 思い切って自己投資する
- 早起きする
- 何かに全力を尽くす
- マインドとスキルを両方磨く
- とりあえずやってみる
- すぐに変われると思わない
- 変化の過程を楽しむ
- 頼れることは頼る
- 感謝を忘れない
- いまの悩み、モヤモヤを紙に書き出す
- 行ったことがない場所に行ってみる
- 転職活動をする
- スマホをオフにして過ごしてみる
- 断捨離する
- 思いっきり体を動かす
今回は私の知見をベースに書いたので、どうしてもデザインスクール受講生の体験がメインになってしまいましたが、デザインスキル以外の就活や自分磨き、日々の習慣の改善にも参考になる内容になっていると思います。
どれか1つでも良いのでぜひ、実行してみてください。
記事内でも何度かお伝えしましたが、人生はそう簡単に変わるものではありません。
誰かがうまく行った方法を真似れば、あなたも確実に変われる保証もありません。合う合わないや、置かれた環境に違いがあるからです。
それでも、まずは行動してみましょう。
行動すれば、それがきっかけになって、どんどんヒントが見えてくるはずです。
また、日本デザインスクールで人生を変えた人たちのストーリーをこちらにまとめているので、よければぜひ読んでみてください。
デザインに興味がない人にとっても、人生を変えるためのコツやヒントなど、必ず何か得られるものがあるはずです。
質問や感想があればご記入ください