WEBライティングのお仕事は、誰でも始めやすい副業としていま人気があります。
出社の必要がなく、家でもカフェでもコワーキングスペースでも、好きな場所で働けるだけでなく、時間の指定もない場合が多いので、本業が忙しい方や子育てで決まった時間働けないという人にもおすすめです。
とはいえ気になるのが「稼げるのか?」というところだと思います。
気になるWEBライターの収入ですが、本業や子育てで忙しい方でも、毎月+5〜10万円の副収入を得ることは難しくありません。
実際に私も、土日のスキマ時間だけで月に8万円ほどの副収入を得ています。
この資料では、未経験からWEBライターとして成功するための20の心得を紹介します。
「心得」と小難しい言葉を使ってしまいましたが、ライティング未経験の方でも、忙しい方でも、実践できるような簡単な内容にまとめました。
今の働き方や収入を変えたいと思うあなたのお役に少しでも立てたら嬉しいです。
1.行動を始める勇気を持つ
まず、必要なのが「勇気」です。
WEBライターとしての第一歩を踏み出すには、何よりも行動を始める勇気が必要です。
多くの人が、「自分には書くスキルがない」「未経験だから無理」といった理由で足踏みしてしまいます。
ですが、いまWEBライターとして稼いでいる人の中で、
- 最初から文章が上手だった人
- 書くことが大好きな人
はほんの一部。
多くのWEBライターさんが、最初は「私なんかにできるわけない」「文章を考えるのも、タイピングも苦手」という状態でした。
ライティングスキルは経験を積むことで徐々に向上します。
多くの人が、始める前に諦めているからこそ、「行動を始める勇気」がとても大事なのです。
まずは、小さな目標から始めてみましょう。
例えば、
- 毎日10分間自分の考えを文章にしてみる
- noteに記事を投稿してみる
- X(Twitter)に毎日120字書いてみる
などなど。
気軽に取り組めるものからスタートすることが大切です。
2.目標を立てる
WEBライターに限らずですが、副業で稼いでいくために意外と重要なのが「目標」です。
同じ副業でも
「ギリギリの生活を脱却するために月に5万円稼ぎたい」という人と、
「ゆくゆくはフリーランスになりたい、そのために今は副業で5万円稼ぎたい」という人では、同じ5万円でも行動の仕方が変わってきますよね。
この特典を受け取ってくださった方はきっと、何らかの理由で副業に興味があるはずです。
どうして副業に興味を持っているのか思い出しつつ、ぜひ目標を立ててみてください。
そして、その目標は忘れないようにしましょう。
冷蔵庫や玄関のドア、トイレの壁に貼ったり、パソコンやスマートフォンの待ち受けにするのもおすすめです。
副業は誘惑との戦い。
つい「明日からでいいや」「来月から頑張ろう」と怠けてしまわないように、目に見えるところに目標を貼って、自分を奮い立たせましょう!
具体的な目標の立て方は「未経験でも迷わない!初めてのお仕事獲得マニュアル」の方でもご案内しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
3.読みやすい文章を常に意識する
WEBライティングにおいて、読みやすい文章を書くことは非常に重要です。
WEBライターの仕事は、読者がスムーズに内容を理解できる文章を書くことがキホン。凝った文章やオシャレな文章、面白い文章は必要ではないのです。
読みやすい文章を書くコツを簡単にご紹介しますね。
- シンプルな言葉を使う
難しい言葉や専門用語は、特に初心者向けの記事では避けた方が良いです。読者がすぐに理解できるように、簡潔で明瞭な表現を心がけましょう。 - 短い文を心がける
長い文は読みづらくなります。1文を短く保ち、要点を明確にすることで、読者はスムーズに情報を受け取ることができます。 - 段落を適切に分ける
段落は、ひとつのテーマやアイデアをまとめるために使います。情報が変わる際には段落を分けることで、視覚的に整理された印象を与えられます。 - 見出しを使う
文章全体に見出しを設けることで、読者は興味のある部分をすぐに見つけられます。また、見出しは記事の構成を示す役割も果たします。 - 箇条書きを活用する
情報を整理するために箇条書きを使うと、重要なポイントが強調され、読みやすくなります。視覚的な整理もできるため、読者の理解を助けます。 - 読者を意識する
誰に向けて書いているのかを常に考えることが大切です。ターゲット読者の興味やニーズを理解することで、より効果的な文章を書くことができます。
また、おすすめなのはお気に入りのライターさんや記事を見つけること。
「この人の文章はわかりやすいな〜」「このメディアの記事は読みやすい!」と思ったらブックマークしておいて、ときどき読むようにしましょう。
すると、文章術を意識せずともグングン文章力が向上していきます。
4.基礎を丁寧に学ぶ
基礎を疎かにすると、後のステップでつまずくことになりかねません。ここでは、効果的に基礎を学ぶためのポイントを紹介します。
まずは、文章の基本構成を理解しましょう。序論・本論・結論の流れをマスターすることで、読者が読みやすく、理解しやすい文章を作成できます。また、SEOの基礎知識も忘れてはいけません。検索エンジンに評価されるためのキーワード選定や、タイトル作成のテクニックを学ぶことが、成果につながります。
さらに、ターゲット読者を明確にすることが重要です。誰に向けて書くのかを理解することで、より効果的なメッセージを届けることができます。
この段階では、焦らず丁寧に基礎を固めることが、あなたのライティングスキルを飛躍的に向上させる鍵となります。しっかりとした土台を築き、次のステップに進む準備を整えましょう。
5.リサーチ力を鍛える
WEBライティングにおいて、リサーチ力はとても重要です。
WEBライター=リサーチをする人、と言っても過言ではないくらいです。
…というのも、WEBライターは自分の知っていることだけを書く仕事ではありません。時には、全く知らない分野について自力でリサーチしながらまとめる必要も出てくるからです。
リサーチ力を鍛えるための具体的な方法を紹介しますね。
- 信頼できる情報源を見極める
インターネット上には多くの情報が溢れていますが、全てが正確とは限りません。政府機関や学術的な論文、著名なメディアなど、信頼性の高い情報源から情報を集めることを心がけましょう。 - 複数の情報源を確認する
一つの情報源だけに頼るのではなく、複数の資料を参照することで、より客観的で正確な情報を得ることができます。特に意見が分かれるトピックでは、異なる視点を考慮することが重要です。 - キーワードを活用する
リサーチの際は、特定のキーワードを使って検索を行うことで、関連する情報を効率的に見つけることができます。関連するキーワードの組み合わせを試し、広範な情報を集めましょう。 - ノートを取る習慣をつける
リサーチ中に得た情報やアイデアを整理するために、ノートを取る習慣をつけると良いでしょう。特に引用する場合や、後で見返すために、情報の出典を明確にしておくことが大切です。 - トピックに関する専門家の意見を探す
特定の分野における専門家の意見やインタビュー記事を参照することで、深い洞察を得ることができます。専門的な知識を持った人々の視点を取り入れることで、内容に厚みが出ます。 - リサーチの結果を整理する
集めた情報は、テーマごとに整理しておくと、ライティング時にスムーズに活用できます。メモやデジタルツールを使って、必要な情報をすぐに引き出せるようにしましょう。
リサーチ力を鍛えることで、WEBライターとしての価値はぐんと上がります。
また、リサーチスキルは磨いておいて損はありません。WEBライティング以外のお仕事にも活かせますよ。
6.ライティングツールを活用する
WEBライターとして効率的に作業を進めるために、ライティングツールも活用しましょう!
もちろんこれらのツールは無くてもWEBライターとして稼いでいけますが、効率的に稼いでいくためにはあって損なしです!(私も実際に使っています)
- 文法チェックツール
誤字チェックが自動でできるツールはたくさんあります。
「誤字チェック」などで調べると、無料ツールがたくさん出てきますよ。 - タスク管理ツール
TrelloやAsanaなどのタスク管理ツールを使用することで、記事の進行状況を把握しやすくなります。締切やタスクの優先順位を設定することで、効率的に作業を進めることができます。 - キーワードツール
SEOのところでお伝えしたキーワードリサーチには、ツールが必要です。ライティングの仕事だけであれば使う機会は少ないですが、逆にいうとキーワードツールについて詳しいライターさんは少ないので、使いこなせるとかなり有利になります。 - 画像編集ツール
ライターさんに記事内画像の作成も依頼するクライアントさんが増えてきています。Canvaの画像編集ツールを使用してコンテンツに合わせた魅力的な画像を作成できると、さらに価値の高いライターが目指せますよ。 - AIツール
いま話題のAIツールも、使いこなせるようになっておきましょう。AIツールにライティングの記事を100%委任することは滅多にありませんが、大枠を考えてもらったり、添削してもらったりなど、AIを活用しているライターは多くいます。
7.締め切りは絶対に守る
WEBライターとして活動する上で、締め切りは絶対に守りましょう!
クライアントや編集者との信頼関係を築くためにも、期日通りに納品することは欠かせません。
締め切りを守るためのポイントを紹介します。
- 計画的なスケジュールを立てる
仕事が入った際には、納期を逆算してスケジュールを立てましょう。作業にかかる時間を見積もり、締め切りまでに必要な作業を細分化することで、計画的に進めることができます。 - 余裕を持った納品
締め切りギリギリに納品するのではなく、余裕を持って完成させることを心がけましょう。予期せぬトラブルや修正が必要になった場合に備え、時間的余裕を持つことで、ストレスを軽減できます。 - 優先順位をつける
複数の案件を同時に受ける場合は、締め切り順に優先順位を立てましょう。納期が迫っているものを優先的に取り組むことで、締め切りを守りやすくなります。 - 自己管理を徹底する
自分の時間を管理するために、記憶に頼らず、タスク管理ツールやアプリを利用することをおすすめします。進捗状況を可視化することで、どのくらい作業が進んでいるかを把握しやすくなります。
(ちなみに私は、Googleカレンダーで一括管理しています) - コミュニケーションを大切にする
もし締め切りに間に合わない可能性が出てきた場合は、早めにクライアントや編集者に連絡しましょう。誠実なコミュニケーションは信頼を築く鍵です。状況を共有することで、相手も理解を示してくれることが多いです。 - リフレッシュタイムを設ける
長時間の作業は集中力を欠く原因になります。定期的に休憩を取り入れることで、頭をリフレッシュし、効率よく作業を進めることができます。
いつも締め切りを守ってくれる人は、編集部からも重宝されます。
しっかりと自己管理を行い、信頼性の高いライターとしての地位を築いていきましょう!
8.クライアントとの信頼関係を築く
先ほど、締め切りを守る重要性と方法をご紹介しましたが、それ以外にも、クライアントとの信頼関係を築くことためのポイントはいくつかあります。
以下のポイントを意識することで、継続案件がもらえたり、高単価のクライアントを紹介してもらったりなど、意外なところから「月5~10万円」に近づくことができるのです。
- 誠実なコミュニケーション
クライアントとのコミュニケーションは、信頼の基盤です。プロジェクトの進行状況や問題点について定期的に報告し、疑問やリクエストに対して迅速に対応することで、誠実さを示しましょう。 - 期待を超える成果を提供する
クライアントの要望に応えるだけでなく、期待を上回る成果を目指しましょう。質の高いコンテンツを提供することで、クライアントからの評価が高まり、信頼感を得ることができます。 - フィードバックを受け入れる
クライアントからのフィードバックを受け入れ、改善点を反映させましょう。また、ここでのポイントは落ち込みすぎないこと!フィードバックは指摘ではなく「もっと良くするためのポイント」です。「はい!次回から〇〇のようにしますね!」くらい明るく答えてくれるライターが、クライアントからも好まれます。 - 約束を守る
先ほどお伝えした納期はもちろん、「次回以降こんなふうにお願いします!」と頼まれたり約束したりした内容をきちんと守ることは、信頼を築くために重要です。約束を破らないことで、クライアントに対して信頼性を示し、次回の仕事につながる可能性が高まります。 - プロフェッショナリズムを示す
仕事に対する真摯な姿勢やプロフェッショナリズムを持つことが信頼を生みます。時間厳守や質の高い成果物を提供することを徹底し、クライアントに安心感を与えましょう。 - リレーションシップを大切にする
プロジェクトが終了した後も、定期的に連絡を取り合い、関係を維持することが重要です。新たなプロジェクトが発生した際には、あなたのことを思い出してもらいやすくなります。
信頼関係を築くことで、クライアントとの良好な関係を維持し、継続的な仕事の機会を得ることができます。クライアントとのコミュニケーションや成果を大切にし、長期的なパートナーシップを築いていきましょう。
9.ポートフォリオを充実させる
WEBライターとしてポートフォリオも重要です。
ポートフォリオはあなたのスキルや経験を示すもので、履歴書のようなもの。あなたの実力はもちろん、熱意をアピールする手段にもなります。
以下に、ポートフォリオを充実させるためのポイントを紹介します。
- ジャンル問わず多様な作品を掲載する
様々なジャンルやスタイルの作品をポートフォリオに含めることで、幅広いスキルをアピールできます。特定の分野に特化するのも良いですが、初心者のうちは多様な作品を揃えておくと良いでしょう。 - クオリティを重視する
ポートフォリオに掲載する作品は、必ず質の高いものであるべきです。特に、クライアントが求める水準に達している作品を選び、自分のベストを示すことが重要です。 - 実績を明確にする
各作品には、制作した背景や目的、成果などの詳細を記載しましょう。例えば、アクセス数やクライアントからのフィードバック、SEO対策の効果など、具体的な数字や事例を示すことで信頼性が高まります。 - 自己紹介を加える
ポートフォリオには、簡単な自己紹介やライターとしての経歴を記載しておきましょう。あなたの専門性やライティングスタイル、得意分野について触れることで、クライアントにあなたを理解してもらう手助けになります。 - オンラインポートフォリオを作成する
自分の作品をインターネット上に公開するために、ブログや専用のポートフォリオサイトを利用することをおすすめします。これにより、より多くの人に作品を見てもらいやすくなります。 - 定期的に更新する
新しい作品が増えた際やスキルが向上した場合は、ポートフォリオを定期的に見直し、更新することが重要です。最新の情報を反映させることで、常に新鮮な印象を与えることができます。
稼ぐライターさんはほとんど全員、ポートフォリオをしっかり作っています。
ぜひ、ポートフォリオを充実させ、ライターとしてのキャリアをさらに発展させていきましょう。
10.単価交渉を恐れない
ここまでの心得でも、月に3-5万円程度の副収入はゲットできます。
ですが、そこからさらに稼いでいくためには「単価交渉」も大切になってきます。
単価交渉は決して悪いものではありません。むしろ、そこで弱気になってしまうといつまで経っても「低単価ライター」のまま。
クライアント側も、「良いライター」にはちゃんと報酬を払って長く続けて欲しいというのが本音です。
ぜひ以下のポイントを参考に、価格交渉をして単価をアップさせましょう!
- 自分の市場価値を知る
単価交渉を行う前に、自分のスキルや経験、業界の相場を把握することが重要です。市場調査を行い、同じような条件で働いているライターの単価を確認することで、自分の価格設定に自信を持つことができます。 - 実績をもとに自信を持つ
自分が過去に提供した成果や、受けたフィードバックをもとに、自分の価値を具体的に示すことが重要です。クライアントにとってのメリットや、自分がどのように貢献できるかを説明することで、単価交渉を有利に進めることができます。 - クライアントを責めない
「単価を上げろ!」という攻めの姿勢だと、クライアントも良い気持ちになりません。「他の案件で〇〇円ほどもらっていて、そちらを優先させたい」「今後、〇円以下の案件はお断りさせて頂こうと考えている」など、丁寧に - 自信を持って話す
単価交渉は、緊張する場面かもしれませんが、自信を持って話すことが重要です。あなたにちゃんとしたスキルがついているなら、そのクライアントから切られたとしても他のクライアントは必ず見つかります。「切られたらどうしよう」と怖がらず、堂々と交渉しましょう!
単価交渉も大事なスキルです。
クライアントもあなたも心地よくお仕事できるように、上手な交渉術を身につけてくださいね!
11.新しい情報を常に学び続ける
常に新しい情報を学び続ける姿勢も大切です。
WEBライターの業界は常に変化しているので、資格のように「一回学んでしまえばOK」というものではありません。
新しい情報を学ぶ方法を簡単にまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
- 読書
業界問わず、いろんな本や記事を読むことで、最新のトレンドや技術を把握できます。マーケティング、SEO、コンテンツ戦略などの分野に関する資料を読むとライターとしてスキルアップできますし、関係のないジャンルの本でも、記事を書くときの構成の参考や知識として役立つこともあります。 - 業界のセミナーやウェビナーに参加する
ライティングやマーケティングに関する無料セミナー、YouTubeのチャンネルはたくさんあります。おすすめはYouTubeライブやリアルタイムセミナーで質問すること。必ず答えてもらえる保証はないですが、運よく答えてもらえるかもしれませんし、他の方への回答からヒントが得られるかもしれません。 - SNSで業界のプロをフォローする
TwitterやInstagramなどで、フォローしておくのもおすすめです。WEBライターの方をフォローするのはもちろん、たとえば「フリーランス」のメディアで記事を書いているならフリーランスの方を、美容系のメディアなら美容系インフルエンサーをフォローしておくと最新情報がゲットできます。
WEBライターは新しい情報を学ぶことも仕事の1つ。
変化の激しい世界ですが、新しいことが知れるのを楽しむ姿勢を忘れずに、どんどん学んでいきましょう!
1.2SNSで発信し、自分を売り込む
SNSの活用は必須ではないですが、簡単に毎月5~10万円の副収入を得るためには、活用して損はありません。
おすすめは、X(Twitter)またはInstagram。書いた記事を載せて拡散したり、一部を転載したりすることで、クライアントの目に留まることもあります。
また、ライター同士で交流しておくと、「こんな案件があるんだけど、一緒にどう?」と声をかけてもらえるかもしれません。
13.自分ルールを決めておく
副業ライターとして稼いでいくために、「自分ルール」を決めておくのもおすすめです。
自分ルールとは、どんなときにどのくらいの案件を受けるのかなどを決めておくことです。
たとえば…
- 文字単価0.5円以下のものは手を出さない
- テストライティングは3本までにする
- 月に3本、案件とは別で自由な記事を書く
- ポートフォリオは毎月更新する
- 1日5時間以上はやらない
- 土日のどちらかは休日にする(ライティングの仕事は入れない)
などなど。
このルールは、案件をこなしていくうちに更新していっても大丈夫です。
心地よく目標金額が稼げるように、自分ルールを設定しましょう!
14.SEOの基本を学ぶ
WEBライティングにおいて、SEO(検索エンジン最適化)の知識は欠かせません。
SEOとは、キーワードで検索をかけたときに上位に表示されるようにWEBサイトや記事を良くしていくこと。
そう聞くとかなり難しいように感じるかもしれませんが、WEBライターが覚えるべきポイントは意外とシンプル。
たとえば、以下のポイントを覚えておきましょう。
- キーワードリサーチ
Googleのキーワードプランナーや、他のキーワードリサーチツールを利用して、記事を執筆するキーワードを洗い出し、精査すること。これはWEBライターではなくメディアの編集者が行う場合がほとんどです。 - キーワードの適切な配置
記事内に選定したキーワードを適度に入れること。特にタイトル、見出し、最初の段落、そして本文中に自然に含めると効果的ですが、必ずしも「たくさんキーワードを入れたら順位が上がる」というわけでもありません。 - メタディスクリプション
各記事には、「メタディスクリプション」と呼ばれる説明文のようなものが入れられます。読者がクリックするかどうかに影響するので、キーワードを含めつつ、魅力的で簡潔な説明文を作成しましょう。 - 内部リンクと外部リンク
記事内で他の自分のコンテンツ(内部リンク)や、信頼できる外部サイト(外部リンク)へのリンクを設けることで、読者の理解を深めることができます。また、検索エンジンもリンクを評価します。 - 定期的なコンテンツ更新
検索エンジンは新しい情報を好むため、古い記事の内容を定期的に見直し、更新することが重要です。新しいデータやトレンドを加えることで、記事の価値を高めることができます。 - 読者の視点で改善
SEOを考えるうえで一番大事なのが「読者を満足させること」。読者のニーズ(知りたいこと)を最も良く満たしている記事が上位に来るようになっているのです。ここまでご紹介してきた細かいテクニックには頼りすぎず、読者視点で文章を読み直し、改善していきましょう!
15.専門分野を見つける
専門分野を見つけることにもおすすめです。
特定のテーマや業界に特化することで、クライアントからの信頼を得やすくなりますし、何よりあなた自身も執筆しやすくなります。
とはいえ、最初から決める必要はありません。案件をこなしていくうちに好きなジャンル、書きやすいジャンルが見つかってくるので、その中から特に専門にしたい分野を見つけましょう。
参考までに、得意ジャンルの見つけ方をご紹介しますね。
- 興味を持つテーマをリストアップしてみる
まずは、自分が興味を持っているテーマやトピックをリストアップしましょう。ライティングにおいて情熱を持てる分野を見つけることが重要です。 - 過去の経験を活かす
自分の過去の職業経験や専門知識を活かせる分野を考えましょう。既に持っている知識やスキルを基に専門分野を見つけることで、よりスムーズにライティングを進めることができます。 - 学んでいて楽しい分野を見つける
経験がなくても、学んでいて楽しい分野を専門にする方法もあります。たとえば、卓球経験がない人でも、卓球に好きな選手がいたり、好きなアニメが卓球を舞台にしているから、と学び始めて専門ライターになるケースもありますよ。
16.フィードバックを活かす
WEBライターとして成長するためには、フィードバックを活かしましょう!
フィードバックを指摘と捉え、ネガティブに捉えてしまう方もいらっしゃいますが、WEBライターとして成長し、稼ぎを増やしていくためには、フィードバックほど貴重なものはありません。
たとえば、こんなふうにフィードバックを活かしてみてください。
- オープンマインドで受け入れる
フィードバックを受け取る際には、素直な気持ちで受け入れることが大切です。批判的な意見も含め、すべてのフィードバックを成長の機会として捉えましょう。 - 具体的な改善点を見つける
フィードバックをもとに、自分の作品のどの部分を改善すべきかを具体的に分析します。たとえば、文体、構成、内容の深さなど、具体的なポイントを挙げて反省しましょう。 - 行動に移す
得たフィードバックをもとに、実際に改善策を講じることが重要です。新しいライティング技術を取り入れたり、スタイルを調整したりして、次回の作品に反映させるよう努力しましょう。 - フィードバックの傾向を分析する
複数のフィードバックを集めたら、共通する意見や傾向を見つけることが大切です。どの部分に対する評価が特に多いのかを分析し、重点的に改善していくと良いでしょう。 - 成長を実感する
フィードバックを受けて改善を重ねていく中で、自分の成長を実感することが重要です。定期的に過去の作品と現在の作品を比較し、自分の進歩を確認することで、モチベーションを高められます。
フィードバックを活かすことで、自分のライティングスキルが向上します。
フィードバックをしてくれるクライアントへの感謝を忘れずに、常に学び続ける姿勢を持ちながら成長を目指していきましょう!
(フィードバックを素直に受け取ってくれるライターさんは、クライアントからも重宝されますよ)
17.時間管理を徹底する
WEBライティングでの成功には、時間管理が欠かせません。
あなたの時給は、文字単価と、1時間で書けた文字数で決まります。時間意識を高く持ち、作業スピードを上げることで、時給は上限なく上がるのです。
時給を上げるためのコツをいくつかご紹介しますね。
- タイムトラッキングを導入する
まずは、自分がどれくらいの時間をかけているかを把握しましょう。タイムトラッキングツールやアプリを使って、各作業にかかる時間を記録します。どの部分に時間がかかっているのかを明確にすることで、改善点を見つけることができます。 - 目標時間を決める
1時間に何文字書きたい/5000字の記事を〇時間以内に書きたいなど、目標を決めましょう。高すぎる目標ではなく、今のスピード×1.1~3倍くらいのスピード目標がおすすめです。 - 定期的に見直す
時間管理は一度設定したら終わりではありません。定期的に自分の進捗や効率を見直し、必要に応じて改善策を考えましょう!
18.複数のクライアントを持つ
WEBライターとして安定した収入を得るためには、複数のクライアントを持っておくのもおすすめです。
いくら優秀なライターさんでも、寄稿しているメディアが1つだけだと不安定。というもの、完全にクライアント側の都合で急に仕事がなくなってしまうことも稀にありうるからです。
また、複数のクライアントを持っておくことで、いろんな記事の執筆方法が知れたり、自分の市場価値(記事の単価)が知れるメリットもあります。
最初は1つのクライアントからお仕事をもらって、慣れてきたら次のクライアントも探してみてくださいね。
ただし、スケジュールの管理には要注意。
締め切りが被ってしまわないように、うまく調整しましょう。
19.自己管理を徹底する
副業とはいえ、お給料をもらう以上はプロのWEBライターとして責任を持って働きます。
そのうえで、「自己管理」はとても大切です。
自己管理のポイントをまとめておくので、ぜひチェックしてみてください。
- 目標設定を行う
具体的で達成可能な短期・長期の目標を設定しましょう。例えば、毎月の収入目標や、執筆する記事数など、自分の進捗を確認できる基準を持つことが大切です。 - スケジュールを作成する
仕事の計画を立てるために、日々のスケジュールを作成しましょう。タスクや締め切りを視覚的に管理することで、仕事の進捗を把握しやすくなります。 - 時間管理技術を活用する
ポモドーロ・テクニックやタイムブロッキングなど、効果的な時間管理技術を取り入れてみましょう。集中力を高め、生産性を向上させる手助けになります。 - 健康管理を怠らない
健康は生産性に直結します。定期的な運動やバランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけることで、体調を整え、仕事に集中できる状態を維持しましょう。 - メンタルヘルスを大切にする
フリーランスとして働くと、孤独感やストレスを感じることがあります。自分の感情やメンタルヘルスに気を配り、必要に応じてリフレッシュする時間を設けることが重要です。 - フィードバックを活用する
自己管理には他者からのフィードバックも含まれます。クライアントや同業者からの意見を参考にし、自分のスキルや働き方を改善する手助けとしましょう。
自己管理を徹底し、信頼されうるWEBライターを目指しましょう!
20.楽しむ心を忘れない
最後の心得は、楽しむこと。
楽しい気持ちで書いた記事は、意外とその気持ちが読者にも伝わります。
楽しむ心を持ち続けるためのポイントを紹介しますね。
- 好きなテーマを選ぶ
自分が興味を持っているテーマやジャンルを選んで執筆することで、自然とモチベーションが高まります。好きなことを書くことで、楽しい執筆時間を確保しましょう。 - クリエイティブなプロセスを楽しむ
ライティングは単なる作業ではなく、創造的な表現の一環です。アイデアを練ったり、構成を考えたりするプロセス自体を楽しむことで、作品に対する愛着も深まります。 - 新しいスタイルや技術に挑戦する
常に新しいスタイルや技術に挑戦することで、自分のライティングに刺激を与えることができます。実験的なアプローチを試しながら、楽しみながら成長していきましょう。 - ポジティブな環境を整える
自分が快適に作業できる環境を整えることも大切です。好きな音楽を流したり、リラックスできる空間で執筆することで、楽しむ気持ちを引き出します。 - 達成感を味わう
自分の作品が完成した際には、その成果を喜びましょう。小さな成功を積み重ねることで、自信がつき、さらに楽しさを感じることができます。 - 仲間と共有する
他のライターや友人と自分の作品を共有し、意見を交換することで、新たな視点やアイデアを得ることができます。仲間と共に楽しむことで、モチベーションも維持しやすくなります。 - リフレッシュを大切にする
執筆の合間にリフレッシュする時間を持つことで、気分転換が図れます。趣味や好きな活動に時間を使うことで、心に余裕が生まれ、ライティングに対する楽しみも増えます。
楽しむ心を持ち続けることで、WEBライティングはただの仕事ではなく、自己表現の場となります。楽しさを感じながらライティングを続け、自分自身の成長や新しい発見を楽しんでいきましょう。
まとめ
これまで述べてきた20の心得は、未経験からWEBライターとして月に+5〜10万円の副収入を得るために必須ではないですが、ぜひ、覚えておいて欲しいものです。
20の心得を意識しなくても、WEBライティングの基礎を押さえておけば月に5~10万円稼ぐのは難しくありません。
ですが、せっかくWEBライターとしてお仕事を始めるのであれば、いつも締め切りに追われたり、クライアントの顔色ばかりうかがったり、睡眠時間を削って何時間も記事を書くようなライターではなく、イキイキと目標に向かって頑張るライターになって欲しいのです。
改めて、WEBライターのお仕事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
決して楽だけではない仕事ですが、やりがいがありますし、一度スキルを身につければ磨くのもどんどん楽しくなっていきますよ!