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【実体験】ワーママが仕事を辞めたいと思った時にすべきこと

【実体験】ワーママが仕事を辞めたいと思った時にすべきこと

子育てと仕事を両立しているワーママの中には、次のような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

「ワーママは時間がないから大変…仕事を辞めたい。」
「もっと自分の時間が欲しい。」
「だけど本当に退職して大丈夫かな…。」

正社員ワーママの経験がある私も、同じ悩みを常に持っていました。

現在は紆余曲折を経て、2人の子供を育てるフリーランスワーママとして活動中です。子供の発熱や、習い事の送り迎えなど大変ですが今の働き方にとても満足しています。

そこで本記事では、実際に私が体験した「ワーママが仕事を辞めたくなった時」の対処法を具体的なエピソードとともに詳しくご紹介します。

本記事で解説する内容
  • 仕事を辞める前に考えたい5つのこと
  • 正社員を辞めた場合のデメリット
  • 仕事を辞める以外の方法5選
  • 正社員の間に転職活動をすることがオススメな理由
  • ステップ1〜6で解説する転職活動の体験談
  • 不満別の転職活動対策

勢いで退職してしまうのはまだ早いです。辞めたくなった時に考えることや、退職以外の方法などワーママの働き方のヒントをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

ワーママが仕事を辞めたいと思う6つの原因

ワーママが仕事を辞めたいと感じたら、まずは原因を探ることをおすすめします。原因がわかれば対処法がクリアになるからです。

子どもと向き合う時間が足りない

ワーママが仕事を辞めたいと思う原因の多くは、子供との時間が足りないことです。正社員ワーママだった私も、子供との時間が1日たったの4時間ということに気がつき急に寂しくなりました。

「3歳まではそばにいたほうがいいのかも…」
「いっそのこと退職してしまおうか」
「キャリアや収入は諦めきれないし…」

子供が幼少のうちこそ、同じ悩みをかかえる同僚ワーママは多かったです。

寝不足で疲れが取れない

ワーママの1日は慌ただしいですよね。朝は早起きして、子供に食事を食べさせ就業時間に間に合うように電車に飛び乗って…ワーママだった私は、電車に乗っている時以外は常に走っていました。

残業がある日は、睡眠時間を含む自分の時間を削ることも。

寝不足が続いて休みたくても、子育ては休めないのでとても疲れます。疲れが溜まってくれば、仕事を辞めて家でのんびり過ごしたくなるのも当然です。

残業時間が取れず仕事が終わらない

子供のお迎え時間があるため、ワーママが残業できる時間は限られています。時間内に仕事が終わらなければ翌日に持ち越しです。持ち越しの仕事が積み重なると、そのうちキャパオーバーになります。

私も人を頼れず抱え込んでしまい、とても辛かったです。

掃除や食事づくりの時間が十分にない

家事がおろそかになり、家の中が荒れると気分が落ち込みやすくなります。

「惣菜ばかりで夫や子供に申し訳ない。」
「また外食してしまった。お金もかかる。」
「部屋が散らかってるけど片付ける余裕がない。」
「またゴミ出し忘れた…溜まってしまう。」
「シンクに食器を置いたまま…。」

小さな子供のためにも、できれば食事を手作りしたいと思うワーママは多いです。一方で買い物に行く時間や調理する手間を省くため、お惣菜や外食に頼る日が増えます。

平日に掃除ができない分、休日にやろうとしても子供の相手で手一杯。散らかった部屋に、荒んだ食生活…ワーママを辞めたくもなるでしょう。

思うように成果や収入が上がらない

ワーママは時間的な制約があるため、成果や収入の上げ幅が緩やかになることは仕方がありません。私も、時短勤務で給料やボーナスがカットされるのは諦めていました。

最も嫌気がさしたことは、どんなに効率よく仕事を終わらせて成果をあげても正当な評価をもらえなかったことです。ワーママを続ける意味が見出せなくなり、仕事を辞めたいとよく考えていました。

時短勤務や早退など同僚からの目が気になる

子供が熱を出した際の突発休や早退時は、同僚に対して後ろめたい気持ちになりますよね。

急ぎの案件やお客さまへの連絡などを、フルタイムの同僚に引き継ぎすることもあるでしょう。その度に申し訳ない気持ちになり、時には熱を出す子供や保育園に対して理不尽な怒りさえ感じます。私も同じことを何度も経験しました。

どれだけ日々の業務に真摯に向き合っていても、早い時間の退社突発的な早退をよく思わない人は一定数存在します。同僚からの白い目が気になり、ワーママが仕事を辞めたいと思ってしまうことはよくあることです。

仕事を辞めたいワーママが考えるべき5つのこと

「ワーママを続けているけど仕事辞めたい。」と思っても、いざ何をするべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。正社員ワーママを3年以上続けた私も同じでした。

「仕事辞めたら収入が減るから不安。」
「正社員での復帰はできるかな。」
「辞めるために何から始めるべき?」

いきなり退職することが不安だったので、まずは転職活動をスタート自己分析や今後の生き方を深く考えたところ、出会ったのはフリーランスという働き方です。ここでは、仕事を辞めたくなった場合にまず考えたい5つのことをご紹介します。

仕事を辞める前に考えたい5つのこと
  • 退職後の世帯収入
  • 再就職の可能性
  • 孤立感への耐性
  • 子供の預け先
  • 他方法の有無

ワーママが考えるべきこと①:世帯収入は大丈夫か

ワーママとして働き続ければ、その分世帯収入はキープできます。仕事を辞めた場合、生活水準を落とさずに暮らせるか検討しましょう。まずは現在の生活費を把握する必要があります。

代表的な生活費
  • 固定費
  • 食費
  • 医療費
  • 養育費
  • 貯金
  • 保険
  • レジャー費

上記の費用を計算してみてください。夫の収入のみに頼って生活するリスクは把握しておきましょう。自由に使えるお金が減ることへのうしろめたさや、夫が怪我や病気で働けなくなることなどです。

私の場合は、夫の収入のみでも生活できる計算でした。しかし、100%夫に頼ることへの後ろめたさは消せなかったです。

ワーママが考えるべきこと②:再就職への障壁に耐えられるか

ワーママが仕事を辞めた場合、正社員での再就職は難しい場合が多いです。

正社員への再就職が難しい理由
  • 年齢の壁
  • キャリアブランクの壁
  • 子供がいることの壁

「再就職は子育てが落ち着いてから…。」と考えていても、世間はそう甘くはありません。

転職活動をして意外な盲点と感じたことは、年齢の壁やブランクです。子供が大きくなる頃には自分の年齢も上がり、ブランクも長くなっています。正社員として再就職を目指すなら、1日でも若いうちかブランクは少ない方がベターです。

いちど退職してしまうと、正社員が希望であってもパートタイムでしか仕事が見つからないケースもあります。今後のキャリアや収入面でも諦めたくないなら、簡単に仕事を辞めることは危険です。

ワーママが考えるべきこと③:退職後に孤立感を持たないか

退職後に孤立感を持つワーママは一定数います。

退職後の孤立感とは?具体例
  • ママ友がいない
  • 社会とのつながりがない
  • 近所に気軽に話せる知人がいない

会社に行けば他のワーママや同僚がいるため、話し相手に困らない環境です。しかし退職後は「今日は家族以外誰とも会話をしてない…。」という日もあるでしょう。

自分から動かなければ、コミュニケーションは生まれません。今までの環境と180度変わったことで、孤立感をより感じやすいと言えます。

ワーママが考えるべきこと④:子供の預け先をどうするか

ワーママが退職すると、基本的に保育園は退園になります。

保育園を退園した場合のリスク
  • ママの休みがなくなる
  • お友達や先生と離れる寂しさ
  • 幼稚園へ転園できない可能性

子供の年齢が0〜2歳の間は自宅保育が基本なため、日中は子供と離れられません。今までバリバリ働いていたワーママが、日中ずっと子供と過ごすことになります。その状況に耐えられるかどうかも検討する余地はありそうです。

ママが用事を済ませたい場合や、ひとりになりたい時はベビーシッターや一時保育を頼れます。費用はかかりますが、家族や知人など誰も頼れない時はありがたいサービスです。

4/1時点で満3歳になっていれば、幼稚園へ転園できます。しかし、通わせたい幼稚園に空きがあるとは限らないです。

今まで慣れ親しんだ先生や園と離れると、一時的に子供が不安定になることもあります。子供の行き場は慎重に検討すべきです。

ワーママが考えるべきこと⑤:仕事を辞めることが解決になるか

ワーママが仕事を辞めることは、本質的な解決になるのか改めて考えてみましょう。ポイントは、会社が原因かどうかです。

辞めたい理由=会社が原因
  • 仕事内容
  • 人間関係
  • 給与・待遇の不満
  • 労働時間への不満

など仕事をすること自体が嫌ではないなら、後述の「退職以外のやり方」をぜひ検討してください。

勢いで仕事を辞めて後悔する人や、家庭内のバランスが崩れて余計なストレスになる場合があります。

「夫から家事育児の小言が増えた」
「やっぱり会社員を続ければよかった。」
「家庭内のパワーバランスがおかしくなってきた。」
「仕事をしていた時の方が、余裕を持って子供と接していた。」

今一度、本当に仕事を辞めることが解決策なのか考えるべきです。

ワーママが正社員を辞めた場合の4つのデメリット

ワーママが正社員を辞めた場合のデメリットも十分加味して、退職することがベストか検討しましょう。

正社員を辞めるデメリット
  • 家計の収入が減る
  • 正社員への復帰が難しくなる
  • 子供を保育園に預けにくくなる
  • 社会的なステイタスがなくなる

ひとつずつ解説いたします。

家計の収入が減る

パパだけの収入に頼ることになるため、家計全体で使えるお金も減ります。共働きを前提とした生活費や貯蓄計画が、大きく崩れる瞬間です。

家計収入が減るデメリット
  • 節約の必要性が出てくる
  • 夫婦喧嘩が増えるかもしれない
  • 習い事や趣味など自由なお金の制限

家計全体の収入が減ると、夫婦喧嘩が増えるケースは多いです。使えるお金に制限が出てくるため、夫婦ふたりで話し合い協力する必要があります。

例えばワーママは食費の節約を頑張り、パパは飲み会を減らすなどです。ところが片方ばかりが我慢し、片方は協力的でない状況では口論の原因になります。

正社員への復帰が難しくなる

いちど退職した場合、正社員での再就職は難しい風潮です。

正社員採用には勤続年数や実務経験など、キャリアを重視して採用される傾向があります。再就職まで何年も空いてしまうと、ブランクとみなされマイナスな印象です。

子供を保育園に預けにくくなる

基本的に保育園には、両親ともに就労しているなど日中の保育ができない理由がないと子供を預けにくいです。

私の場合、2歳児クラスまでの保育所に子供を通わせていました。3歳児クラスに空きがある保育園に申し込みましたが、結果は全滅…保育園の激戦区に住んでいたこともあり、途中入園の難しさに直面しました。

満3歳なら幼稚園に通えますが、通いたい幼稚園の空きがなければ諦めるしかないです。お友達や慣れ親しんだ環境と離れることに、子供が抵抗する可能性もあります。子供の行き場問題は、慎重に検討すべきです。

社会的なステイタスがなくなる

会社に所属しているということは、社会的なステイタスです。ワーママというポジションを下りてしまうと、制約されるものがあります。

退職後に制約される可能性のあること
  • クレジットカードの新規入会
  • ローン契約
  • 賃貸物件の契約

など、お金の貸し借りに関わることです。専業主婦でも通るクレジットカードはあるものの、限度額が低めに設定されていることがあります。

ローン契約の可能性がある場合や、クレジットカードを複数使い分けてポイ活を自由にしたいなどの事情があるなら早急に退職することは避けるべきです。

ワーママが現在の仕事を辞める以外の方法5選

ワーママが現在の仕事を辞める以外の方法を5つご紹介します。一旦正社員を辞めてしまうと、同じもしくはそれ以上の環境を望むことは難しいです。

退職前に試してほしい5つのこと
  • 異動願いを出すか業務内容の変更
  • 休職してゆっくり考える
  • 正社員として転職活動を始める
  • 正社員を辞めてパートタイムを検討する
  • フリーランスになる

ひとつずつ詳しく見ていきます。

異動願いを出すか仕事内容の変更

ワーママが仕事を辞めたいと思ったら、まずは異動願いを出してみましょう。仕事内容に不満がある場合に有効な手段です。申し出る際は「もっと違う仕事にチャレンジしたい。」など、前向きな理由を添えることをおすすめします。

私も異動文化があまりない会社に勤めていましたが、異動願いを出し続け2年越しに希望が叶った経験があります。

「○○をやってみたい。」
「今までと違う仕事で成長したい。」

といった、意欲的な姿勢を見せました。

部署が変わるだけでも驚くほど環境が変わりますいちど試してほしい方法です。

休職してゆっくり考える

ワーママが仕事を辞めたいと感じた場合、休職しながらゆっくり考える方法もあります。休職するメリットは、傷病手当金というお金をもらいながら会社を休めることです。しかし特別な理由がないと休職はできません。

休職理由
  1. 傷病休職
  2. 自己都合休職
  3. 留学休職
  4. 公職就任休職
  5. 事故欠勤休職
  6. 起訴休職
  7. 組合専従休職

最近増加傾向にあるものは、うつ病や適応障害など精神的『傷病休職』です。

厚生労働省は7月5日、2021年労働安全衛生調査(実態調査)結果を発表した。過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1カ月以上休業、または退職した労働者がいた事業所の割合は10.1%で、前年比0.9ポイントの増加となった。

引用:厚生労働省

休職するためには医師からの診断書が必要なため、心身ともに健康であればこの方法は使えません。合わない業務や人間関係のストレスで仕事に行けなくなった場合は、積極的に検討しましょう。

私が以前勤めていた会社でも、休職している社員が何名か在籍していました。そのまま退職する人もいれば、半年ぐらいで復職する人もいて様々です。

正社員として転職活動を始める

転職活動自体は誰がいつ始めてもリスクはありません。実際に転職するかどうかはさておき、自分のキャリアや働き方を見つめ直す良い機会になります。私も正社員を辞めることに不安を感じたため、最初に転職活動を行いました。

転職活動で行ったこと
  • 転職エージェントに登録
  • 転職サイトに登録
  • 履歴書と職務経歴書の作成
  • 転職エージェントの担当者へキャリア相談
  • 転職やキャリアの目標設定
  • 求人情報の検索
  • 面談日程の調整や模擬面接

エージェントに登録すれば、転職のプロから直接アドバイスがもらえます。客観的なアドバイスは、視野を広げるチャンスです。

転職活動を進める中で、退職しないという決断に至る場合もあります。それはそれで方向性が見えたことになるため、転職活動は無駄になりません。

転職エージェントや転職サイトを運営する会社には、個人情報保護を保護する義務があります。転職活動中であることを自分から言わない限り、他人に知られることはありません。

正社員を辞めてパートタイムを検討する

ワーママが正社員に限界を感じた場合、パートタイムを検討することも方法です。子育てをしながらの短時間勤務なら、むしろパートタイムの方が働きやすい場合もあります。

パートタイムが働きやすい理由
  • 曜日や時間が選びやすい
  • 求人数が多い
  • 仕事を掛け持ちしやすい
  • 正社員より勤務時間が短い
  • 辞めやすい

週3〜4勤務で求人募集をしている会社や、自宅から近い勤務地を選ぶことも可能です。正社員より収入は下がりますが、子育てを優先するワーママなら検討する価値はあります。

フリーランスになる

「ワーママ=サラリーマン」という前提を疑うことも有効です。私も正社員が前提で転職活動をする中で、フリーランスという道が見えました。

フリーランスのメリット
  • 仕事内容
  • 人間関係
  • 働く場所
  • 働く時間

全て自分で選べる自由度の高さがメリットです。サラリーマンである以上、仕事内容や待遇、人間関係など全てに満足することはほぼ不可能です。フリーランスであれば、全て自由に決められます。

もし何かお金に変えられるスキルがあれば、ぜひ検討してほしいです。

ワーママに仕事を辞める前に転職活動をおすすめする理由

ワーママには仕事を辞める前に、転職活動を強くおすすめします。私も転職活動の経験がありますが、やってみて本当によかったです。

転職活動がオススメな理由
  • 転職活動自体はノーリスクだから
  • エージェントから客観的なアドバイスがもらえるから
  • 自身の働き方を見直す機会になるから
  • より良い職場に出会えるかもしれないから
  • 正社員以外の道が見つかるかもしれないから

それぞれの理由について、体験談を交えながらお伝えします。

転職活動自体はノーリスクだから

転職活動自体に費用はかかりませんし、会社の人に知られることもありません。

リスク0で始められるため、まずはいくつかサイトやエージェントに登録しましょう。各社得意分野や特徴が異なり、知見が広がることは間違いないです。

エージェントから客観的なアドバイスがもらえるから

転職エージェントに登録した場合、専属のアドバイザーから客観的なアドバイスや情報がもらえます。

転職のプロからのアドバイスや情報
  • キャリアに関するアドバイス
  • リアルな転職市場の情報
  • 向いてる業界や仕事の提案
  • 一般公開していない非公開求人

自分だけでは得られないリアルな情報や客観的なアドバイスはとても貴重です。キャリア分析では自分では思いつかない意外な発見ができるため、新たな道が開ける可能性があります。

私もキャリア分析をエージェントと一緒に行い、今まで考えもつかなかった得意分野に気がつきました。おかげで現在のフリーランスという方向性が固まり、とても感謝しています。

自身の働き方を見直す機会になるから

転職活動は現在の働き方を見直す良い機会になります。他社の求人情報を見れば、今までの働き方や待遇などが当たり前ではないと気がつくでしょう。

エージェントに登録した場合は、新しい働き方や意外な会社を提案されることもあります。現職と比較すれば、方向性を決める手助けになるはずです。

より良い職場に出会えるかもしれないから

転職活動によって、今より良い職場が見つかる可能性があります。今の仕事や職場環境に不満があるなら、外に目を向けることは有効です。

まずは転職サイトやエージェントに登録して、求人検索を試してみてください。

正社員以外の道が見つかるかもしれないから

転職活動を始めたからといって、必ず正社員で就職するという決まりもありません。私もこのパターンで、フリーランスに転身しました。転職エージェントの担当アドバイザーと、自己分析をブラッシュアップしながら見つけた方向性です。

ワーママをやめたくなったからといって、勢いで退職してしまうと後悔するかもしれません。そうなる前に転職やキャリアのプロに相談し、客観的なアドバイスと情報をもらうことを強くおすすめします。

まず何から始めるべき?【私が実践した転職活動】

フリー素材(上手くいっている)

ワーママが仕事を辞めたいと思うなら、転職活動のスタートをおすすめしました。

転職活動を始める5ステップ
  • ステップ1.仕事を辞めたい理由の洗い出し
  • ステップ2.転職サイトやエージェントへ登録
  • ステップ3.職務経歴書や履歴書の作成
  • ステップ4.エージェントと面談し客観的なアドバイスをもらう
  • ステップ5.求人情報を検索・閲覧する

それぞれのステップ別に詳しくご紹介します。

ステップ1.仕事を辞めたい理由の洗い出し

仕事を辞めたい理由次第で、次の会社選びが変わります。

仕事を辞めたい理由
  • 仕事内容
  • 人間関係
  • 給与や待遇
  • 労働時間

現在の不満を見極めることは、より良い職場に出会うチャンスです。ぜひ深く考えて、辞めたい理由を突き止めてください。

辞めたい理由は箇条書きでリストアップしておくと、頭の整理になります。

ステップ2.転職サイトやエージェントへ登録

辞めたい理由をリストアップできたら、転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。多くは無料で会員登録が可能です。

登録する際に、メールアドレスや電話番号などの個人情報を入力します。

登録と同時に職務経歴書や履歴書の入力を求められる場合があるので、ある程度整理しておくとスムーズです。

ステップ3.職務経歴書や履歴書の作成

職務経歴書と履歴書の違いは表をご覧ください。

職務経歴書経験のある仕事や具体的な成果をアピールするもの
履歴書名前や住所、出身校など利用者の背景を整理したもの

最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度つくってしまえば他社の転職エージェントや転職サイトでも使い回しができます。企業の採用担当者によるスカウトのきっかけにもなるため丁寧に入力しましょう。

ステップ4.エージェントと面談し客観的なアドバイスをもらう

転職エージェントに登録すると、専任のアドバイザーと面談ができます。初回面談の時間は、1時間〜1時間半程度です。職務経歴書や履歴書をもとに会話が進みます。

初回面談で話すこと
  • 転職を希望する理由
  • 希望の業界や仕事内容
  • 勤務地の希望
  • 勤務時間の希望
  • 給与の希望

などを聞かれますので、事前に準備をしておくとスムーズです。希望業界や仕事内容が決まっていなければ、その旨を伝えておきましょう。今までのキャリア実績をもとに、転職活動の軸を一緒に固めてくれます

エージェントを利用する1番のメリットは、客観的なアドバイスです。思いもよらぬ職種や業界を提案されて、とんとん拍子に話が進む可能性もあります。

ステップ5.求人情報を検索する

絞り込み検索機能を使い、求人情報を検索しましょう。

絞り込み検索機能
  • 勤務地
  • 職種
  • 業界
  • 年収
  • 勤務時間
  • 勤務日
  • 福利厚生

など、自分の希望条件を乗せて検索できる機能です。膨大な求人情報の中から、自分に合ったものを効率的に探せます。求人情報がメール配信されるサービスがあれば、ぜひ有効活用してください。

最初のうちは、幅広く求人情報を眺めるだけでも良いでしょう。気になる会社はお気に入り登録を行い、一覧で見返せる機能を使いこなすと便利です。

複数のエージェントやサイトに登録した場合、各社比較検討できます。

不満別の転職で狙うべき会社

ワーママが仕事を辞めたい理由や不満がはっきりすれば、対策も見えてきます。より効率的な転職活動になるでしょう。

不満別の転職対策

不満なこと対策
給与年収が高い会社や業界に絞る
労働時間テレワークやフレックスタイムを導入している会社を候補に入れる
業務内容職種や業界を変える
キャリアアップしたい実力主義の会社を狙う

それぞれ詳しくご紹介します。

給与面での不満は年収が高い会社や業界を検討する

給与に不満があるなら、見込み年収が高い会社を狙うべきです。給与水準は業界によってある程度決まっているため、その中から絞る方法もあります。

代表的な給与水準が高い業界
  • 金融
  • 不動産
  • ゼネコン
  • 電気・ガス・水道
  • IT・通信

会社にもよりますが、給与水準が高い業界から選択することが近道です。私の前職である金融業界の給与水準は高く、役職がつけば30代前半で年収1000万円を稼ぐ同僚が多くいました。

給料が高いと、仕事が大変そうでブラック労働なイメージがあるかもしれません。しかし実際はそうでもなく、サービス残業や休日出勤はほぼないホワイト企業でした。

労働時間への不満はテレワークやフレックスタイムで解消

労働時間に不満があるなら、フレキシブルな働き方が選べる会社への転職を目指しましょう。最近ではテレワークやフレックスタイムなど、従業員のプライベートを大切にする会社が増えています。

労働時間への不満を解消する働き方
  • テレワークを活用する
  • フレックスタイムを活用する
  • 時短勤務が可能な会社を選ぶ
  • 自宅から近い会社を選ぶ

ワーママは特に、子育てに理解のある会社から選ぶべきです。

ワーママに特化した転職エージェントや転職サイトを活用しましょう。私もワーママ向けの転職サイトを利用しました。

一般的な転職サイトや転職エージェントより、面接までの進みが早かったです。企業側も、時短勤務や突発休があることを理解した上で採用活動を行っています。お互いに子育て中のワーママであることを前提としているので、話が早いのは当然ですね。

キャリアアップしたい場合は実力主義の会社を狙う

自身のキャリア評価に不満があれば、実力成果主義の会社を狙うといいでしょう。

私の体験談ですが、良くも悪くも大手企業は年功序列の文化が根強く残っています。どんなに成果をあげても、先輩社員の方が給料や評価が上という現実に失望しました。

ワーママは働く時間も限られているため、効率重視です。

よほど自分のスキルや実績に自信がない限り、転職後に苦しくなる可能性があります。

業務内容に不満があるなら職種や業界を変える

業務内容に不満があるなら、職種や業界を変える方法も有効です。

職種と業界を変える転職活動
  1. 業界はそのままで職種を変える
  2. 職種はそのままで業界を変える

一気に業界と職種の両方を変えてしまうと、いざ転職して働き始めた時とても大変になります。おすすめは、上記2パターンのどちらかです。私の場合は事務職からの転職だったため、特に目立ったスキルはありませんでした。

私が選んだのは、パターン2を軸とした転職活動です。職種を変えないなら、今までの実績が活かせるので比較的スムーズな転職活動になります。パターン1を希望するなら、業界の知識があることをアピールしましょう。

まとめ

本記事では、ワーママが仕事を辞めたいならまずは転職活動のスタートをおすすめしました。正社員での再就職が難しくなることや家計へのダイレクトな影響を考慮すると、勢いで退職することは危険です。

転職活動をするうちに、退職以外の意外な方法が見つかる場合もあります。水面下で転職活動を行えば誰にも知られません。費用もほぼ0円なため、ノーリスクです。

最後に、本記事の内容をおさらいしておきましょう。

ワーママが仕事を辞めたい場合の対処法

辞めたい理由を洗い出す
  • 足りない時間
  • 会社の待遇や環境
  • 人間関係

いずれかに当てはまるはずです。理由がわかれば対処法がクリアになります。仕事そのものが自分に合わずストレスになっている場合は、配置換えなど早急な対応が必要です。

退職以外の方法を検討する
  • 異動願いを出すか業務内容の変更
  • 休職してゆっくり考える
  • 正社員として転職活動を始める
  • 正社員を辞めてパートタイムを検討する
  • フリーランスを検討する

正社員を辞める以外にも方法はあります。辞めたい理由が明確になれば、どの方法で解消できるかわかりやすいですよね。

ぜひ一度、自分と向き合ってください。

転職活動を始めてみる
  • ステップ1.仕事を辞めたい「理由の洗い出し
  • ステップ2.転職サイトやエージェントへ登録
  • ステップ3.職務経歴書や履歴書の作成
  • ステップ4.エージェントと面談し客観的なアドバイスをもらう
  • ステップ5.求人情報を検索する

転職活動自体は費用がかからず、会社に知られることもありません。まずは転職サイトや転職エージェントに登録し、客観的なアドバイスと情報をもらうことがおすすめです。

本記事が、仕事を辞めたいワーママの参考になれば幸いです。

関連記事:ワーママ向けのおすすめ転職エージェント・サイトをプロが徹底解説アクシス

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