人付き合いが苦手でも月60万稼ぐ私がオススメする仕事10選

「人付き合いが苦手だから、仕事がなかなか続かない。」
「人付き合いが苦手で辛かったけど、心地よく働ける仕事はないのかな？」

など、不安や疑問を抱いている人も少なくないはずです。

結論から申し上げると、人付き合いが苦手な人でも心地よく働ける仕事はあります。

しかし、人付き合いが苦手な人が仕事を選ぶときには、まず自分、そして仕事（職種）についての理解をしておかなければいけません。

今回の記事では、人付き合いが苦手な私の体験談も交えて、人付き合いが苦手な人におすすめの仕事や選び方、注意点まで詳しく解説していきます。

人付き合いが苦手だから仕事が辛い、心地よく仕事がしたいと悩んでいる人は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

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【体験談】人付き合い苦手な私が選んだ仕事とリアルな感想

まずは、私の体験談からお話しさせていただきます。

私も、人付き合いが苦手だと自分で思っている一人です。

周囲からは「絶対嘘！」と言われますが、私は人の顔色や空気を読みすぎて疲れてしまう人付き合い苦手タイプ。

人付き合い苦手タイプについてはこの後の見出しで詳しく解説しますが、「人付き合いが苦手」と一言で言ってもいろいろなタイプの人がいますよね。

この見出しでは私がどんな仕事を経験し、今現在どんな働き方をしているのかをご紹介していきます。

人付き合いが苦手だ！仕事はどうしよう！と感じている人の参考に少しでもなれば、嬉しいです。

人付き合い苦手な私が現在の仕事を選んだ理由

私は現在、WEBライターとしてフリーランスで働いています。

卒業後すぐにWEBライターの道を歩んだのではなく、

• 接客業
• 事務業
• 人事・採用

など、あらゆる仕事を経験し、今に至ります。

人付き合いが苦手ではあるものの、対お客様のコミュニケーションは好きなタイプでしたので、接客業は一番長く勤めました。

ですがやはり対お客様だけの人付き合いではなく社内コミュニケーションも必須ですし、なにより年齢を重ねるごとに業務形態が辛くなり離脱。

その後は一般事務や人事・採用など事務系の仕事を経験しました。

黙々と作業できるイメージが強い事務ですが、ずっと同じ席に座っている分、周囲とのコミュニケーション能力は強く求められるんですよね。

私が一番つらかったのは、事務かもしれません。

人事・採用は社外・社内問わず人付き合いが必須ですし、自分が人を選別する立場にもなりうるので、楽しさはあったものの疲れが溜まってしまいました。

私は、「組織意識が強く、出社が前提で社内コミュニケーションが活発であること」をもっとも苦手とするようです。

そのため

この２つの軸をメインに仕事を探し、WEBライターとしての今の働き方に落ち着きました。

自分が何を最も苦手とするのかが分かっていると、どんな条件で仕事を探せばいいのかがハッキリしてくるので、まずは自己理解からスタートするのをおすすめします。

現在の仕事で人と関わる部分はどう変化したのか

現在WEBライターとして在宅で働いている私ですが、在宅ワーク、そしてフリーランスになったことで人付き合いの仕方は大きく変化しました。

人付き合いの変化

まず大きな点は、対面コミュニケーションが大幅に減少したこと。

zoom会議などはありますが、対面して仕事関係の人とコミュニケーションをとるということはほとんどありません。

その分LINEやChatworkなどツールを通した文章でのコミュニケーションや、Zoomなどのオンラインを用いたコミュニケーションは増えましたが、苦痛ではありません。

人付き合いが苦手な人は、対面コミュニケーションの機会を減らすだけでグッとストレスが減るのではないでしょうか。

テンポの良い会話が求められるので文章のように熟考して発することもしづらいですし、顔色・空気などが読める人は特に対面だとストレスを感じることも多くなると思います。

フリーランスなので自分で仕事を獲得しに行かなければいけない辛さはあるものの、苦手だと感じる人とはお付き合いを辞めることも自由。

会社員のような「こうしなければいけない」「この人と良い関係を気付かなければいけない」という縛りはないので、フリーランス、そして在宅という働き方を選択して本当に良かったです。

人付き合いが苦手でもしっかり稼ぎたい人にはWEB・IT系がおすすめ

人付き合いが苦手だけれど収入はしっかり確保したいという人は、WEBやIT関連の仕事をおすすめします。

済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課のIT人材育成に関する資料を見ても、WEBデザイナーやプログラマーなどを含むIT人材の需要は増加していることがわかるため、仕事も将来性も十分あります。

参考：ＩＴ人材育成の状況等について（経済産業省）

会社員の平均年収はずば抜けて高くはないものの、フリーランスや在宅ワークの道も選べますし、フリーランスであれば収入は青天井。

WEB関連とその他年収の比較

スキル習得は必須ですが、個人で、人付き合いを極力減らし個人で没頭できる仕事がWEB・IT関連の仕事には多いので、ぜひ検討してみてください。

人付き合いが苦手な人が仕事を選ぶときに見るべきポイント

まずは、人付き合いが苦手な仕事を選ぶときにチェックすべきポイントを

の２つに分けて、解説します。

職種を選ぶときにチェックすべきポイント

まずは、人付き合いが苦手な職種を選ぶときにチェックすべきポイントを解説します。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

自分の特性にあっているかどうか

人付き合いが苦手な人が仕事を探すときは、まず自分の特性を理解しておかなければいけません。

「人付き合いが苦手」と一言で言っても、人によって「苦手」と思うことやタイプが異なります。

人付き合い苦手タイプ

一人一人特徴は異なると思いますが、大きく「人付き合いが苦手」なパターンを分けると上記3つに分類できるでしょう。

例えば

など、それぞれ向いている職種は異なります。

自分の特性を理解しておくことで、一人一人に合った最適な仕事を見つけることができるはずです。

チーム業務ではなく個人業務かどうか

人付き合いが苦手な人は、基本的には個人業務ができる職種を選ぶといいでしょう。

チーム制の場合はどうしても人と関わる事が増えますし、「円滑に仕事を進められるコミュニケーション能力」が求められます。

そのためチーム制だと、人付き合いが苦手な人は疲れてしまったり、スキルはあるのにコミュニケーション面で評価が下がってしまったり、あまり良い面がありません。

• チームで仕事をして、人付き合いが苦手なのを克服したい
• やりたい仕事があって、どうしてもチーム制になってしまう

という人以外は、個人業務の職種を選ぶことをおすすめします。

会社を選ぶときにチェックすべきポイント

つづいては、人付き合いが苦手な人が会社を選ぶときにチェックすべきポイントを解説します。

掘上記3つのチェックポイント、それぞれ詳しく解説していきますね。

出社が必要かどうか

出社の有無も、人付き合いが苦手な人が仕事を選ぶときには大切なポイントです。

リモートOKな仕事だと、対面で人と顔を合わせる機会がグッと減ります。

zoomやLINEなどでコミュニケーションをとる必要性はありますが、対面でのコミュニケーションより落ち着いて対応できるため、人付き合いが苦手な人にはとても良い環境となるでしょう。

人付き合いが苦手な人にとっては、出社するという行為自体がストレスになることもあるので、リモートOKな仕事は積極的に探したいところ。

フルリモートでなくても、週の半分はリモートできるだけでも精神的負担は軽くなるはずです。

お客様対応が必要かどうか

人付き合いが苦手な人は、社内コミュニケーションだけでなく、お客様対応の有無まで確認しておいてください。

お客様対応が必要な仕事の場合、社内だけでなくお客様と良好な関係を築くことも求められます。

社内でも、社外（対お客様）でも、人付き合いを頑張らなければいけないというのは、苦手だと感じている人にはとてもストレスになるでしょう。

「人付き合いは苦手だけれど「接客」ならできる！」というタイプの人であれば良いですが、全体的に人付き合いが苦手という人はお客様対応が無い仕事がおすすめです。

社風が自分の好みに合っているかどうか

人付き合いが苦手な人は、仕事だけでなく社風もチェックしましょう。

どちらが良いかは人それぞれですが、人付き合いが苦手だと感じているのであれば、なるべくイベントや交流が盛んでない社風の方がストレスを感じる機会は少ないはずです。

興味のある仕事が見つかったら、かならず社風を確認し、一番自分が心地よく働けそうな環境を選んでくださいね。

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事10選

つづいては、人付き合いが苦手な人におすすめの仕事を10選、ご紹介します。

先の見出しで解説した、3つの人付き合い苦手タイプにおすすめできるかできないかも合わせて解説していきますね。

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事10選

それぞれ詳しく見ていきましょう。

WEBデザイナー

在宅勤務やフリーランスとしての働き方も選びやすいWEBデザイナーは、人付き合いが苦手だと感じている人におすすめの仕事です。

WEBサイトはじめ、WEB上で使われるあらゆるコンテンツのデザインをすることが仕事。

「難しいプログラミングもしなきゃいけないんでしょう？」というイメージの人も多いかと思いますが、コーディングとの分業化も進んでいるため、デザインスキルだけを磨いても十分高収入が目指せます。

スキル重視の職種ですので、周りの目を気にせず、自分の腕だけで稼いでいくことができる仕事です。

WEBライター

WEBライターは、ブログやニュース記事、ホームページなどの文章を執筆する仕事です。

パソコンとインターネット環境さえあれば、何処にいても仕事ができるので、在宅で仕事をしている人も多くいます。

クライアントとのやり取りは必要なものの、お客様対応も無く、一人でコツコツと仕事に向き合うことができるため、人付き合いが苦手な人におすすめの仕事です。

自分でブログやメディアを運営することもできますが、基本的にはクライアントから依頼を受けた記事を書いていくので、表立って何かをする必要性もありません。

プログラマー

パソコンと向き合う時間が長いプログラマーも、人付き合いが苦手な人におすすめの仕事です。

プログラミング言語を用いて、アプリやゲームなどあらゆるシステムを構築するのが仕事。

コミュニケーション能力よりも個人のスキルが求められる職種ですし、パソコンと向き合う時間が圧倒的に長いので、人付き合いを盛んにする必要もありません。

クリエイティブというよりは、決められたルールに沿って丁寧にコツコツ作業できる人、そしてパソコン作業が苦でない人におすすめの仕事です。

エンジニア

工学のプロフェッショナルであるエンジニアも、コミュニケーションより個人スキルが重視されるので人付き合いが苦手な人におすすめの仕事です。

プログラマーと混同されがちですが、

と、仕事の範囲が異なります。

プロジェクトの責任者のような立ち位置になる場合もあるため、責任感はより大きくなりますが、それに比例して高収入もより目指せる仕事です。

プロジェクトの進行・管理によりプログラマーとのコミュニケーションが求められることもでてきますが、営業やお客様対応などはありません。

プログラマーに比べると人と関わる部分は増えますが基本的にはパソコン作業ですし、ルールに沿って的確な仕事が求められるので、人付き合いが苦手な人、とくに「仕事は任せてタイプ」におすすめの仕事です。

動画編集者

動画編集者は、近年需要も高い仕事であり、人付き合いが苦手な人にもおすすめです。

YouTubeやニコニコ動画など動画サイトが増えただけでなく、広告含めTikTokやInstagramなどあらゆる場面で動画コンテンツが主流になってきた現代、急速に需要が増えている動画編集の仕事。

クライアントイワークが主なので対クライアントのコミュニケーションは必要ですが、作業は基本一人でコツコツ取り組むことができます。

スキルさえ習得すればフリーランスや副業でも高収入は目指せるので、出社必須の仕事ではありません。

あらゆる無料ソフトもでていますし、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

翻訳

外国語ができる人は、翻訳の仕事もおすすめです。

外国語で書かれた文章を日本語に訳す翻訳の仕事は、十分な外国語スキルが求められる分、単価も高くなりやすいです。

書き手の気持ちを汲み取ることも重要になるので、人の気持ちに敏感な「空気読めすぎるタイプ」の人は特に、自分の強みを活かすことができるのではないでしょうか。

淡々と文章と向き合う仕事ですから、一人でコツコツ作業できるため、人付き合いが苦手な人でもコミュニケーション面でストレスを感じることは少ないはずです。

清掃員

一人で黙々と作業できる仕事である清掃員も、人付き合いが苦手な人におすすめ。

ビルや学校など施設の清掃を行うことが仕事なので、表立って何かを発言したりする必要はありません。

チーム制の場合もありますが、清掃自体は一人で行う作業ですので、人付き合いが苦手な人にもおすすめです。

整備士

自動車が好きな人は、整備士の仕事を検討してみてはいかがでしょうか。

点検・修理が主な仕事で、整備に集中しなければいけませんから、仕事中のおしゃべりも必要ありません。

自動車一台を一人で担当することも多いので、スキルが身に付けば一人で黙々と仕事を進めることができます。

運搬ドライバー

運転ができる、好きだという人は運搬ドライバーの仕事も良いでしょう。

運転技術を活かせる仕事はほかにもありますが、人付き合いが苦手な人はお客様対応がない運搬ドライバーがおすすめです。

トラックに複数人乗るということもありませんので、移動中含め全て一人。

人付き合いが苦手な人にとっては、対人コミュニケーションがほとんどないドライバーはストレスが少ないのではないでしょうか。

ライン工

ライン工とは、工場内の作業員のことです。

人付き合いが苦手な人におすすめな仕事ときいて、多くの人が「工場勤務」と答えるのではないでしょうか。

ベルトコンベアに流れてくる部品を組み立てたり、点検したりと、ラインに沿って淡々と仕事をこなしていきます。

工場内では衛生面なども厳しくチェックされていることが多いので、作業中の雑談もなく作業だけに集中していれば大丈夫。

地道な作業ではあるものの、丁寧かつコツコツとした作業が好きな人にはピッタリです。

人付き合いが苦手な人におすすめできない仕事8選

つづいては、人付き合いが苦手な人におすすめできない仕事を8つ、ご紹介します。

人付き合いが苦手な人におすすめできない仕事8選

それぞれ詳しく見ていきましょう。

接客・販売業

お客様対応が必須の接客業・販売業は、人付き合いが苦手ない人におすすめできない仕事です。

が主な仕事ですから、お客様対応は必須。

人から感謝を貰える仕事ではあるものの、毎日多くの人とコミュニケーションを取らなければいけないため、人付き合いが苦手だと感じる人にはおすすめできません。

ですが、「空気読みすぎタイプ」の人はお客様の要望を察知できるので強みを発揮できる場面です。

とはいえ、「社内での人付き合いは苦手だけれどお客様対応は好き」という人以外は無理して選ぶ必要はないでしょう。

営業職

営業職はお客様対応がメインですから、人付き合いが苦手な人にはおすすめできません。

など、社内社外問わずコミュニケーションスキルが最も求められる仕事と言っても過言ではないでしょう。

ノルマが設けられていることもあり、人付き合い以外にもストレス要因となる部分もあります。

「空気読みすぎタイプ」の人は相手の気持ちを汲み取ることに長けているため営業職にも対応できるかもしれませんが、その分自分が疲れてしまうはずです。

その他タイプの人にも率先しておすすめできるポイントはありませんので、人付き合いが苦手な人には営業職全般はおすすめしません。

施工管理

工事現場は黙々と作業できる仕事場ですが、施工管理はおすすめしません。

施工管理とは、工事現場の進行を取り仕切る仕事です。

スケジュール管理だけでなく、円滑に工事を進めるために作業員や発注者とのコミュニケーションスキルが求められます。

とくに「縁の下の力持ちタイプ」の人は、自分がリーダーとなって動かなければいけないため、ストレスが大きいはずです。

また、工事現場は土日完全定休でないこともまだ多いので、働く時間もコミュニケーションの時間も増え、人付き合いが苦手な人は疲れてしまう可能性が大きくなってしまいます。

コンサルタント

コンサルタント業も、人付き合いが苦手な人にはおすすめできない仕事です。

現代では様々な分野のコンサルタントが存在しますが、基本的には商品の販売促進・サービスの認知促進など、売上を上げるために助言・指導するのが主な仕事。

事が求められるので、膨大な知識だけでなくコミュニケーションスキルも必須な仕事です。

人付き合いなしでは成立しない仕事ですから、苦手だと感じる人にはおすすめできません。

人事・採用

人事・採用も、人付き合いが苦手ない人には辛いことが多いかもしれません。

企業の中に必ずと言っていいほど配置されている部署ですが、

など、対人業務がとても多い仕事です。

社内社外を問わず、自社アピール、そして皆が円滑に働けるような動きをしていかなければいけませんので、コミュニケーションは多く求められます。

「縁の下の力持ちタイプ」の人は、人の役に立ちサポートするという面も大きいので楽しさも感じられるかもしれません。

ですが、人前に立ち、時には切り捨てることも求められるポジションですので、抱えるストレスも大きくなるはずです。

ディレクター職

様々なプロジェクトの指揮を執り、管理をするディレクター職も人付き合いが苦手な人にはあまりおすすめできません。

プロジェクトにかかわる人材・クライアント全てとコミュニケーションを取り、円滑に進めていくためのサポートをしなければいけませんので、人付き合いは必須。

「空気読みすぎタイプ」「縁の下の力持ちタイプ」の人たちは仲間のサポートを上手くできる部分もあると思いますが、ディレクター職は人前に立ち発言することも多いため、辛いと感じる部分も多くなっていまいます。

タクシー運転手

タクシー運転手は、一見すると黙々と仕事できる職業ですが、人付き合いが苦手な人にはおすすめできないのです。

お客様を乗車させるまでは社内に一人ですが、お客様がいらっしゃるときはきちんとした対応が必要。

中には会話が好きなお客様もいますし、あらゆるお客様が乗車されるので、一人一人に合ったコミュニケーションが求められます。

また、知人のタクシー運転手から聞いた話では、どこにお客様が今集中しているのか、どの時間が良いのかなど仲間同士でコミュニケーションを取りながら走っていることも多いそう。

基本社内では一人なので黙々と仕事に打ち込む仕事に思われがちですが、接客業やチームワークの部分も兼ね備えている仕事なんですね。

事務職

事務職は、私の経験上おすすめできません。

多くの場合、人付き合いが苦手ない人におすすめされる事務職。

仕事内容自体はパソコンと向き合い黙々と作業できますが、作業内容の報告は頻繁にしなければいけないので、１日黙々と作業できるわけではありません。

また、基本出社で同じ事務職同士のデスクが固まっているので仕事中の雑談もありますし、事務職同士でコミュニケーションがうまく取れなければその場にいることすら辛くなってしまうのです。

営業や人事など、他の部署から仕事を頼まれる場合もありますし、逆にこちらから他部署へうかがわなければいけない事も多くありました。

人付き合いが苦手だから事務職は良いよねと安直に選んだ私は、意外にコミュニケーションが強く求められるのだと凄く驚いた記憶が鮮明に残っています。

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事に就くときの注意点

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事を紹介してきましたが、どの仕事に就くにしても覚えておいてほしい注意点があります。

どんなことに注意が必要なのか、詳しく解説していきますね。

個人の力が求められることが多いためスキルアップは必須

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事の多くは、スキルが重視される事が多いです。

チームワークやコミュニケーション能力が強く求められない代わりに、特定の分野における高度なスキルが求められるのです。

これから勉強を始めるという人は、基礎知識があるということはもちろん、現場で活躍できるレベルのスキル習得を目指しましょう。

今すでに一定の知識・スキルがある人も、常に情報を追い新しい技術を取り入れること・今持っているスキルをさらに磨いていく努力は続けていくことをおすすめします。

より責任感を持った行動を徹底しなければいけない

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事は個人業務が多いため、仕事に対する責任感をより強く持たなければいけません。

チームで行動する場合は良いも悪いもチームメイトと共有することができますが、個人業務の場合はそうはいきません。

人付き合いが苦手な人におすすめの仕事で紹介したものは、在宅ワークやフリーランスとしても活動できる仕事も多くありますが、フリーランスの場合はとくに注意しましょう。

会社に属している場合は上司や会社がカバーしてくれることもありますが、フリーランスの場合は何をするにも自分の責任です。

どんな仕事でも責任を持つことは大切ですが、人付き合いをする頻度が少ない個人業務だからこそ、一つ一つの仕事に対する責任感は強く持ってくださいね。

どんな仕事でも完全に人付き合いを無くすことはできない

今まで紹介した人付き合いが苦手な人におすすめの仕事であっても、人付き合いを完全に無くすことはできません。

製造業や専門職であっても、フルリモートであっても、上司や同僚・クライアントやお客様など誰かしら人と関わることは避けられないのです。

先に紹介した仕事たちは、人付き合いが少なく個人で没頭できる仕事ばかりですが、それでも人付き合いゼロにはできません。

自分の特性を理解し、数少ない人付き合いの場面では丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

人付き合いが苦手な人が仕事のストレスを軽減させるコツ

人付き合いが苦手な人が、仕事のストレスを軽減させるには、仕事選びのほかにもいくつかコツがあります。

具体的にどうやってストレスを軽減させていくのか、詳しく解説していきますね。

全ての人に好かれなくてもいいという気持ちを持つ

全ての人に好かれなくてもいいという気持ちを持つことで、肩の力を抜いて人付き合いができるはずです。

「空気読みすぎタイプ」の人は特に、人の顔色や空気が良く読めるからこそ、その場その場で一番相手を傷つけない対応を選ぶことができるはずです。

それは素敵な長所ですが、周りに気を使いすぎて自分を押し殺しすぎてしまうと疲れてしまって「人付き合いが苦手だ」と感じてしまいます。

人付き合いが苦手だと感じる人は争いを嫌うことも多いと思いますが、自分が嫌だ・できないと感じたことはしっかり相手に伝えましょう。

世の中全ての人に好かれるというのはどんなにコミュニケーション能力が高い人でも無理なことですから、「嫌われる」ということに怯えなくても大丈夫。

ですが仕事場における人間関係は良好なほうがいいですから、対立する意見を言う時でも丁寧な言葉選びを心がけてくださいね。

人間関係を築くには時間が必要だと覚えておく

人間関係は、一朝一夕で構築されるものではありません。

会話やコミュニケーションを重ねることで、相手のことを知り、信頼関係を築くことができるのです。

ですので、「今日うまく話せなかった」など、毎日毎日落ち込まなくて大丈夫。

今日駄目だったから全てが終わってしまうということはほとんどありません。

今日の反省を次に生かすのは大切ですが、コツコツと丁寧にコミュニケーションを重ねていきましょう。

時間はかかったとしても、人付き合いが苦手だと思っている皆さんを理解してくれる人が必ずいるはずです。

一人でいいので安心して相談できる人を見つけておく

一人でいいので、安心して相談できる人を見つけることもストレス軽減に繋がります。

仕事の悩み、人間関係の悩みを打ち明けられる、信頼できる存在というのは大きな心の支えになるはずです。

できれば仕事場で一人、信頼できる存在を見つけられるといいですね。

最初から信頼できる人だと見分けるのは難しいので、「なんとなく気が合いそう」と思える人に話しかけてみてはいかがでしょうか。

仕事の状況や悩みを理解しあえる存在が一人いると、仕事も楽しくなるはずです。

辛いと感じたら距離を置くことも大切

仕事が辛い、人間関係が辛いと感じたら、無理せず距離を置くことも大切です。

• 転職が難しかったとしても、職場内で嫌だと感じる人から距離を取る
• 物理的に距離が取れない人なら、自然に会話の頻度を減らせる工夫をする

など、「この人との付き合いは苦手だ」と感じる人からは自然に距離を取りましょう。

距離を取る＝逃げだということはありません。

誰にでも苦手な人はいますし、人付き合いも自分を守ることも、どちらも大切です。

どうすればうまく付き合っていけるのか考えることは良いことですが、本当につらいときは無理せず距離を置くという選択肢もあることを覚えておいてください。

人付き合い苦手な人が就職・転職を成功させるコツ

人付き合いが苦手な人が就職や転職を成功させるためには、いくつかのコツがあります。

どんなことをどんなふうに実践していけばいいのか、詳しく見ていきましょう。

自分の特性に合わない職種は選ばない

先の見出しで解説した自分の「人付き合い苦手タイプ」を理解し、特性に合わない職種は選ばないようにしましょう。

自分の最も苦手とする人付き合いの仕方がハッキリしていれば、避けるべき仕事も自ずと見えてきます。

絶対にこの仕事につかなければいけないという決まりはないので、自分の苦手分野は避けていいのです。

自分の特性と合わない職種を避けることは、就職や転職を成功させるだけでなく、その後も長く快適な日々を過ごせることに繋がります。

就職・転職を進める際は、自分の「人付き合い苦手タイプ」をまずハッキリさせることから始めましょう。

一人で仕事を探そうとせず周りに頼る

人付き合いが苦手な人は、仕事探しの段階から周囲に頼ってみましょう。

「人付き合いが苦手だから周囲に頼れない！」という人もいるかもしれませんが、自分のことをよく知る家族や友人に「人付き合いが苦手だ。けれど就職・転職したい。」ということを打ち明けてみてください。

家族や友人のツテで仕事を紹介してもらえる可能性もありますし、一人で頑張らず周りも応援してくれているということは就職・転職を進める勇気にもなりますよ。

家族や友人には相談できるけれど仕事の紹介は期待できないという人は、エージェントを活用してみるのも良いでしょう。

上司や同僚・友人とは違う立場から、「自分に合った仕事を探す」という目的のために真摯になって動き、サポートしてくれるはずです。

職場見学や副業で「試して」みる

自分に合った仕事なのか、苦手なタイプの人がいないか不安という人は、職場見学や副業でその職種や職場を体験してみるのもおすすめです。

企業によっては職場見学を実施していることもありますし、就活時期でしたらインターンで社風を体感することができます。

職種選びの段階で迷っている人は、副業で試してみるのも良いですね。

これまで紹介した人付き合いが苦手な人におすすめな仕事はWEB関連の仕事も多く、副業でも始められるものが多くあります。

副業として案件を受注するにはスキルをつけることが必須ですが、ある程度スキルを身につけたら就職・転職の前にまずは副業で仕事に慣れておくと、入社後もスムーズに働くことができるはずです。

【Q＆A】人付き合いが苦手な人と仕事に関してよくある質問

最後は、人付き合いが苦手な人と仕事に関して良くある質問にQ＆A形式でお答えしていきます。

各会社に関する職場見学の有無や業務内容等については、直接問い合わせてみてくださいね。

電話だけでなく、メールやSNSから問い合わせを受け付けている企業もあるので、うまく活用していきましょう。

A.人付き合いが苦手な人が取っておいたほうがいい資格ってある？

Q.どんな仕事に就くかで資格の必要性は変わってきます。

資格がないと働けない仕事（税理士や美容師・弁護士など）につきたい場合は、関連資格の取得は必須です。

ですが、人付き合いが苦手な人におすすめの仕事で紹介したWEBデザイナーやWEBライター・プログラマーや動画編集者などは資格よりもスキルが重視される世界。

そのため、資格取得よりもとにかくスキルを磨くことが最優先になります。

まずはどんな仕事をしたいかを明確にしてから、その仕事でいち早く活躍するための最短ルートを考えていきましょう。

A.人付き合いが苦手な人におすすめの仕事って給与は低いって本当？

Q.仕事内容によりますが、一概に低賃金であるわけではありません。

人付き合いが苦手な人におすすめな仕事は給与が低いと言われる大きな理由の一つは、歩合制の仕事も多いからでしょう。

WEB関連職種を始め、人付き合いが苦手な人におすすめな仕事は会社勤めはもちろん、フリーランスとしても働ける仕事が多いです。

フリーランスは毎月安定した給与の保証はなく、働いた分だけ収入が得られます。

そのため、確かに駆け出しのころは給与は低くなりがちです。

ですがWEBデザイナーやプログラマーなど、スキルを習得すれば高収入を目指せる仕事もあります。

人付き合いが苦手だけれど高収入を目指したいという人は、WEB関連、そしてスキル重視の仕事から選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回の記事では、私の体験談をふまえ、人付き合いが苦手な人におすすめの仕事や選び方、注意点までまとめて解説してきました。

人付き合いが苦手だから仕事が無いわけでもありませんし、高収入を諦める必要もありません。

ただし、どんな仕事でも人付き合いを完全にゼロにすることはできないということは覚えておいてくださいね。

人付き合いが苦手だと感じる人も、今回の記事を参考に、自分らしく心地よく働ける仕事を見つけてください。

参考：士業・管理部門のキャリアコラムが集う場所｜HUPRO MAGAZINE