数ある副業の中でも常に関心を集めているのがアフィリエイト。
ブログなど趣味の延長で始められそうなイメージと、月に数百万といった大きな収入が得られるという魅力から、参入する人は後を絶ちません。
しかし、インターネットでアフィリエイトについて見てみると「アフィリエイトで月に100万稼いでいます!」という方もあれば「アフィリエイトはいまさら始めても稼げない」という意見もあって、悩みますよね。
結論からお伝えすると、アフィリエイトで稼ぐのはすごく難しいです。
「副収入として月に数万欲しい」と考えているのであれば、アフィリエイト以外の副業に挑戦した方が絶対に良いと思います。
とはいえ、アフィリエイトは一切稼げないわけではありません。
今回の記事では、アフィリエイトが稼げない理由と、それでもアフィリエイトに挑戦したい人向けに稼ぐコツなどを説明していきたいと思います。
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アフィリエイト収益化の仕組み
そもそもどうしてアフィリエイト広告で報酬が得られるのでしょうか?
意外と知らないアフィリエイトの仕組みをみていきましょう。
アフィリエイトで報酬を得る仕組み
アフィリエイトは、成果報酬型のインターネット広告の仕組みで、
- 企業(広告主)
- アフィリエイター(広告を掲載するメディアの運営者)
- ASP(広告主とアフィリエイターを結ぶプロバイダ)
- インターネットユーザー(読者)
の4者が相互に作用して成り立っています。
アフィリエイターの役割は、
「商品拡販のための“広告代理業”を、自分の運営するメディアでおこなう」とイメージするといいでしょう。
アフィリエイトの仕組み
企業がASPに商品の広告を依頼(登録)する
↓
ASP登録商品の中からアフィリエイターが広告掲載したいものを選ぶ
↓
ASPがアフィリエイターに広告掲載の許可をする
↓
アフィリエイターが自分の運営するメディア等に広告を掲載する
↓
ユーザーがアフィリエイターの掲載するアフィリエイト広告経由で商品を購入する
↓
企業がASPに広告費を払う
↓
ASPがアフィリエイターに成果報酬を支払う
(※ASPとは、広告主とアフィリエイターを結ぶプロバイダのことです)
たとえばアフィリエイト商品として、敏感肌用の日焼け止めクリームがあったとします。
アフィリエイターは「この夏におすすめ!肌にやさしい日焼け対策」といった、商品の特性に合った記事に広告を掲載します。
“1回購入されるごとに1,000円の報酬が得られる”という条件だった場合、10個で1万円、100個では10万円と、売れれば売れるほど収入が上がるのが成果報酬型の魅力です。
では、商品を売る企業側の視点ではどうでしょうか。
購入されなければ報酬を支払う必要がない上に、購買層に近いユーザーに効果的にアプローチできるのがアフィリエイト広告を利用するメリット。
極めて費用対効果の高い広告が打てるというわけです。
ASPは双方をつなぐことで収入を得て、インターネットユーザーは関心のある記事を読むことで求めている商品を見つけられます。
アフィリエイトは、4者それぞれのニーズにマッチするインターネット広告の仕組みだということが分かりますね。
軌道に乗れば利益率のいい副業になり得る
他の副業と違い、アフィリエイトは放置していても稼げるのが特徴です。
例えばWEBライティングの場合、1本何円(または1文字何円)といった形で報酬が決まるので、記事を納品した後は追加で報酬がもらえることは基本的にはありません。
しかしアフィリエイトの場合、商品が売れるたびに報酬が入ってくるので、1時間で書いた記事が何十万の報酬になることもあるのです。
ただ、収益を得られるようになるまで、それなりに時間をかけて自分のメディアを育てていかなければなりません。
収益を得られるまでは、月に何本も書いているのに収入がゼロなんてことも。
「すぐに稼ぐ」ことが目的ではなく、「将来的な収入を見込んで運営していきたい」という人にはぴったりですが、長く続ける気合いは不可欠ですね。
アフィリエイトが稼げないと言われる理由
実際に、収入は0または1000円以下という人が多くいます。
引用:アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2021年」
また、上のグラフを見ていただくと分かるとおり、アフィリエイター全体の経験年数の割合を見ると、1年未満が39.34%です。
ちなみに前年度は38.16%でした。
他の経験年数の割合を前年度と比較しても大きな変化はありません。
つまり、新規参入者が毎年40%程度いるのと同時に、一定の割合で撤退しているということ。
お伝えしている通りアフィリエイトは短期間で稼げる職種ではないため、早々に見切りをつけてしまう人も多いという現実があります。
ここからは、なぜアフィリエイトで稼ぐのが難しいのか、その理由を簡単にまとめてお伝えしますね。
Googleの検索結果で上位に来るのは難しいから
アフィリエイトが稼げないと言われる一番大きな理由は、市場の飽和です。
アフィリエイトで稼げるようになるためには、自身のブログが多くの人の目に触れるようにする必要があります。
多くの人にメディアを見てもらうためには、Googleで検索されたときの順位を上げる必要があるのですが、近年、一から始めた個人ブログでGoogleの検索結果で上位に来るのは難しいと言われているのです。
というのも近年、Googleは情報の信憑性を大事にするために「サイトの権威性」というのを大切にしています。
例えば「金沢 おすすめのホテル」と調べたときに
- 最近ブログを作ったばかりで1~2記事しか載っていないサイト
- 大手旅行会社の金沢支店が運営している企業ブログ(オウンドメディア)
- 5年以上金沢について発信している、更新頻度も高い個人ブログ
この3サイトが出てきたときに、信頼できるのは2か3のどちらかではないでしょうか?
もちろん順位を決める指標はそれだけではありませんが、Googleから「このブログは情報が正確で、ユーザーに優先的に表示する価値がある」と思ってもらえないと、ユーザーの目に留まることのは難しいのです。
ブログをやっている企業も個人ブロガーもまだ今ほど多くなかったときは、有益性の高い記事を書けば検索結果で上位に上がったので、今よりも簡単にアフィリエイトで稼ぐことができました。
しかし今はメディアをやる人も企業も増えたため、そもそもユーザーに見てもらいにくくなったのです。
当たり前ですがユーザーに見てもらえない以上、アフィリエイトで稼ぐことはできません。
サイトへの流入が急に減ることもあるから
さらに、Googleのコアアルゴリズムアップデートという試練もあります。
これは、Googleが定期的にやっている「上位に表示する記事を見直す」作業のこと。
仮に書いた記事が上位に表示されたとしても、アップデートの影響で一気に順位が下がり、収益が半減することもあります。
仮に稼げたとしても安定しない、最悪の場合振り出しに戻ってしまうため、「アフィリエイトは稼げる」とは言い難いのです。
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それでもアフィリエイトで収益化は不可能じゃない!
お伝えしてきた通り、アフィリエイトで稼ぐのは簡単ではないです。
サクッと副業で稼ぎたい方にはおすすめしません。
ですが、今もアフィリエイトで稼いでいる人がいるのも事実。
一攫千金も狙えるので、取り組む価値はあると思いますよ。
実際、アフィリエイトに挑戦するとこんなメリットがあります。
- 未経験でも気軽に始められる(初期投資はほぼ不要)
- パソコンひとつで場所を選ばず仕事できる
- 本業や趣味で得た知識やスキルを活かせる
- WEB系のスキルが身に付く
- 自分のサイトを育てて行く楽しみがある
特におすすめなのはSNSも一緒にやること。
SNSで影響力(≒フォロワー)をつければ、SNS経由で商品が買われることもありますし、たとえGoogleで上位に表示されなくても記事を読んでもらえます。
初めてのアフィリエイト、4つのステップでさっそくスタート!
それでもやっぱりアフィリエイトに興味がある、アフィリエイトに挑戦してみたいという方は、ぜひ挑戦してみましょう!
アフィリエイトをスタートさせるのはそこまで難しくないので、順を追って説明していきますね。
Step1.広告を掲載する媒体を決める
まず、アフィリエイト広告をどのメディアに掲載するか決めるところから始めましょう。
広告を掲載できる媒体として次のような媒体が候補に上がります。
- WEBサイト・ブログ
- SNS(Twitter、Instagram、Facebook、YouTube、LINE)
- メルマガ
どのメディアのアフィリエイト広告もよく見かけるのではないでしょうか。
ここではアフィリエイトを副業にするときにオススメの媒体をご紹介します。
WEBサイトやブログに掲載するのが主流
アフィリエイトを仕事にするなら、WEBサイトやブログに掲載するのが主流です。
たとえば、気になる商品を購入する前に商品名で検索をかけて、レビュー記事にたどり着いたってことはありませんか?
「30代向けおすすめコスメ」や「コスパの良い韓国コスメ」など、あるテーマに特化したWEBサイトやブログというと、イメージしやすいでしょうか。
こういったサイトには、すでに商品の購入を検討している人が訪れるので、アフィリエイト広告の成果が顕著にあらわれます。
流れてくる投稿を目にするSNSと違って、WEBサイトやブログの読者は「検索」によって記事を見つけ、自ら読みに来るところがポイント。
サイトのテーマによって読者のニーズがある程度絞れるので、購入してくれる可能性が高いお客さんを呼び込めるというわけです。
WEBサイトやブログはアフィリエイトが有利に機能する媒体と言えるでしょう。
無料ブログよりも自分のサイトがオススメ
ブログ記事とアフィリエイト広告の相性が良いことが分かったところで、無料ブログサービスを利用するのか、自分でWEBサイトを開設するのかを決めましょう。
副業としてアフィリエイトを長く続けていくなら、自分でWEBサイトを開設して運用していくのがオススメです。
無料ブログサービスの方が手軽ですが、ブログ運営会社が提供する広告が勝手に表示されるため、肝心のアフィリエイト広告の成果が上がりにくくなるというデメリットがあります。
また、広告を貼る位置や数に制限があるのも不自由なところです。
でも最大のリスクは、ブログサービスそのものが突如終了する可能性ではないでしょうか。
せっかく育ててきた自分のブログサイトを失うなんてことは避けたいですよね。
そういったリスク回避を含め、手間や維持費用はかかりますが自分のサイトを開設・運営していく方がいいでしょう。
Step2.レンタルサーバーを決めてWEBサイトを開設する
WEBサイト開設にハードルの高さを感じている人もいるかもしれませんね。
何から手を付ければいいのか見当もつかない…、という状態でも問題ありません。
レンタルサーバーが提供するサービスを利用すれば、比較的簡単にWEBサイトを開設できます。
レンタルサーバーとは?
WEBサイトを公開するにはサーバーが必要です。
サーバーはデータの保管庫。
WEBサイト制作者とユーザー(閲覧者)を仲介する役回りです。
分かりやすく言うと、私達はWEBサイトにアクセスする際、サーバーに「このサイトを見たい」と逐一リクエストをしています。
サーバーはそのリクエストを受けて、サイト制作者から預かっているデータをユーザーに提供し、閲覧可能にしているわけです。
この仕組みを日ごろ気にかけることはないかもしれませんが、「サーバーがダウンしていて…」なんてよく耳にしませんか?サーバーの存在はインターネットには欠かせません。
WEBサイトを開設するなら、サーバーを業者からレンタルするのが一般的です。
個人で構築・運用するのは不可能ではありませんが、専用のコンピューターと専門的な知識を要し、さらには一日中コンピューターを稼働させていなければならないとなると、現実的ではありません。
レンタルサーバーには、企業やECサイトなどの大規模サイト向きの専用サーバーと、個人のWEBサイト向きの共用サーバーがあるということを覚えておきましょう。
共用サーバーは1台のサーバーを複数の人とシェアするためリーズナブルです。
スペックの面では専用サーバーに劣りますが、メンテナンスの心配やサーバーに関する専門知識が必要ないので初心者向きです。
個人のアフィリエイトサイトを運営している人のほとんどが、この共用サーバーのシステムを利用しています。
これからアフィリエイトを始めるのであれば、利用料金が安く、スペックの面でも十分こと足りる共用サーバーがオススメです。
サーバーの選び方
サーバーといっても、無料のものから有料のものまでさまざまです。
いったいどれを選んだらよいのでしょうか?
ここではアフィリエイト向きのサーバーを選ぶポイントをご紹介します。
まず、無料サーバーがアフィリエイトに向くのかを見ていきましょう。
なぜ無料でサービスを提供できるかというと、広告で収入を得ているからです。
もしくは機能を制限し、課金で制限解除するというシステムで運営を成り立たせています。
自分のサイトに意図しない広告が出されるとなれば、アフィリエイトサイトには向きませんね。
機能が極端に制限されていても、サイト運用に不自由を感じるはず。
そもそも無料サーバーは容量が少なく、データをあまり保存できません。
費用がかからないメリットはありますが、コンテンツを増やしていくことを考えて、ここは有料サーバーを選択しておく方が賢明でしょう。
有料サーバーを選ぶときのポイントは、
- サーバーのスペック
- WordPressのインストールが簡単
- 複数のドメイン取得が可能
- バックアップサービスの有無
- SSL化
- 適正な料金プラン
- 手厚いサポート体制
です。
サーバーのスペック
サーバーの容量が十分であるか、データのダウンロードスピードが速いか、という点がポイントになります。
せっかくサイトに訪れる人が増えても、アクセスの集中に耐えられないようなサーバーでは元も子もありません。
ページの読み込み速度が遅いというのも、サイト運営には致命的。
特にネットが混雑する平日就業前の時間帯や、昼休み、21時以降でも表示スピードが安定しているかというのもサーバー選びの決め手となります。
WordPressのインストールが簡単
WEBサイトを作るにはソフトウェアが必要です。中でも圧倒的なシェアをほこるのがWordPress。
機能も豊富で、思い描いたサイトが作れるためアフィリエイターにも多く支持されています。
ただ、初心者にとってはWordPressのインストールこそ最初のつまずきポイント。
そこで、サーバーの機能を利用します。
クリックすれば簡単にWordPressがインストールできてしまうなんて、かなり心強いですよね。
WordPressインストール機能は、サーバー選びでは外せないポイントです。
複数のドメイン取得が可能
ドメインとは、自分のサイトの住所のようなものです。
WEBサイトのURL「https://~.com」でいうところの「~.com」の部分です。
アフィリエイトサイトを運営していく際、ひとつのサイトで上手く成果が出なければ、新たなサイトを作って収益化を目指すということも珍しくありません。
複数のサイトを同時に運営していくこともアフィリエイトの手法ですので、サーバーのマルチドメインの数を確認しておきましょう。
マルチドメインの数は、ひとつのサーバーにいくつドメインを設定できるかということで、運営できるサイトの数と捉えて問題ありません。
サーバーによって1〜3個というプランもあれば、無制限というプランもありますので、確認は必須です。
バックアップサービスの有無
サイトを運営していくにあたり、データのバックアップは最重要事項。
手違いで全てのデータが消えた…、なんて考えただけで恐ろしいですよね。
自分でバックアップ作業を定期的におこなうのは大変ですし、不安がつきまといます。
サーバーに自動バックアップ機能と復元機能があれば、万が一の事故に備えられるので安心です。
いずれも無料でサービス提供しているサーバーもあれば、復元機能の利用には別途料金がかかる場合もあります。違いがあるので比較検討しましょう。
SSL化に対応
SSLとは、通信データを暗号化するセキュリティ対策です。
SSL化されたサイトのURLは「https」から始まります。セキュリティ対策をしているという証明です。
ブラウザのアドレスバーに、鍵マークが表示されているのを見たことはありませんか?
これもSSL対応しているサイトだという証しです。
一方「http」から始まるURLのサイトは、ユーザーにセキュリティの不安を与えかねません。
アドレスバーにも鍵マークの代わりに「ⓘ保護されていない通信」というアラートが表示されてしまいます。
そうなるとユーザーの信頼を得ることが難しくなってしまいますので、サイトのSSL化にサーバーが対応しているかの確認もしておきましょう。
無料かつ簡単にSSL化できるサーバーであれば理想的です。
適正な料金プラン
しばらく収益の見通しが立たない可能性もあるアフィリエイト。
できれば初期費用や運用費用を少しでも抑えたいのが本音ですよね。
月々かかるサーバーのレンタル料金は、100円のものもあれば数千円のものもあり、幅が広いのが悩ましいところです。
あまりに低料金だと、サイト運用に必要なスペックを備えていない可能性もあります。
料金と内容のバランスを見て、コストパフォーマンスの良いものを選びましょう。
アフィリエイトサイトなら、月額500円から1,200円程度のプランを提供しているサーバーを選ぶと、必要な機能が揃っているので良いと言われています。
固定費を抑えつつ、サイトが育ってきたら料金プランを変更してアップグレードしていくというのも手です。途中でプラン変更できるかも、確認しておきたいポイントです。
手厚いサポート体制
サイトを運営していればトラブルはつきもの。
初心者は特にサポート体制が整っているサーバーだと安心です。
電話対応、チャット対応、メール対応などサーバーによって違いはありますが、できればリアルタイムで対応してくれるところが望ましいでしょう。
電話サポートは混みあっているときは繋がりにくいのが難点です。
24時間365日のメールサポートをおこなっているサーバーもありますが、返信が待てないというのであれば、チャットでのサポートが速やかなサーバーを検討するのもいいでしょう。
またトラブルの解決策を、「よくある質問」として公式サイトで丁寧に紹介しているサーバーも親切です。
自分に起こったトラブルは、たいてい他の人も解決策を求めています。
事例がたくさん集まるという点では、利用者の多いサーバーを選ぶのもひとつです。
Step3.ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録する
サーバー選びが完了したら、次はアフィリエイト広告を提供するASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録をします。
これなしにアフィリエイトは始められませんので、ここではASPの役割とASPの選び方について理解を深めていきましょう。
ASPとは?
ASPは広告主とアフィリエイターを仲介する業者です。
広告依頼のある商品をASPが一括してくれるおかげで、アフィリエイターは自分のサイトで紹介したい商品を、豊富な種類の中から探すことができます。
ASPによって特徴が異なり、規模の大きさや扱う商品の分野、報酬額にも差があります。
たとえば、コスメや健康食品に強いASP、金融系の商品を主に扱うところ、大手ネットショップの商品をアフィリエイトできるなど、得意とするところや個性がそれぞれです。
また、稼いだ報酬は一定の額を超えなければASPからアフィリエイターに支払われません。
その最低支払額(振り込み基準)もASPによってまちまちです。
1,000円をきる額で比較的初心者に優しいASPもあれば、最低支払額が5,000円と、ややハードルが高めのASPもあります。
なかなか最低支払額に達しないと、稼いでいる実感が持てずモチベーションが下がる一方。
最初は登録するASPをひとつに絞って、報酬を分散させないようにするといいでしょう。
ASPを選ぶポイント
まずはひとつのASPに報酬を一点集中させて効率アップ!とはいうものの、数あるASPから何を基準に選べばいいのでしょうか?
ASP選びのポイントは、
- 案件数とジャンルの多様性
- 報酬単価、最低支払額、振込手数料
- アフィリエイターの育成に積極的
- 登録のための審査基準
これらを押さえて比較検討することです。
案件数とジャンルの多様性
広告案件数が多いほど、自分がアフィリエイトしたい商品が見つけやすいでしょう。
また、多くの広告主に支持されているという点で、信頼できるASPだという判断基準にもなります。
大規模なASPほど、扱う商品のジャンルは幅広く、美容や健康からスポーツ、不動産、金融、仕事、資格、エンタメ、結婚などなど、多岐にわたります。
分かりやすくカテゴライズされているので、ジャンルを絞って検索してけば、コレという商品に出会えるはずです。
ASPによっては、はじめから広告案件のジャンルを絞っていて、得意分野が明確な場合もあります。
たとえば、ゲームに特化していたり、女性向けの美容アイテムを主に扱っているなど。
自分が扱いたい商品がピンポイントでハッキリしているなら、こういったニッチな分野を攻めるASPを選ぶのも手です。
報酬単価、最低支払額、振込手数料
報酬や支払いについては登録前に精査しておくべきポイントです。
「同じ商品なのに、こっちのASPの方が報酬単価が高い!」なんてことは珍しくありません。
だったら報酬単価が高い方がいい、と思うかもしれませんが、支払い条件がASP毎に異なるので、一概には言えません。
たとえば、報酬単価は高いけれど振込手数料がけっこうかかる。
加えて、最低支払額が他と比べて高く設定されていたとしましょう。
この場合、「報酬単価が高い=メリット」とはなりませんね。
報酬単価、最低支払額、振込手数料のバランスで、他と比較する必要があります。
また一般的に、報酬単価が安いものほど、初心者でも取り組みやすい案件と考えられます。
報酬単価が高いものは、それなりに成果を出すのが難しい案件と言えるでしょう。
簡単な案件でコツコツ稼いでいくか、少々ハードルが高くても一気に稼ぐことを目指すか、自分がどちらのスタンスをとるのか考えておきましょう。
アフィリエイター育成に積極的
アフィリエイターの育成に力を入れているASPもあります。
アフィリエイトのノウハウが学べたり、定期的にセミナーを開催しているなら大いに活用したいところです。
アフィリエイトは時として孤独な戦い。
これから始めるなら不安に思うこともたくさん出てくるでしょう。
初心者の疑問を解決するQ&A集や、スキルアップのためのお役立ち情報など、アフィリエイターをサポートするコンテンツが充実していると、成果が出るまでの励みになるのではないでしょうか。
アフィリエイターと広告主が一堂に会するフェスティバルを開催しているASPもあるので、交流の場を利用して情報収集するのもいいでしょう。
稼ぐコツのみならず、アフィリエイトに関する法令についての情報を提供しているところもあります。
アフィリエイターを育成しようという姿勢があるか、というのはASPを選ぶときの大事なポイントです。
登録のための審査の基準
さっそくASPに登録をしたいところですが、登録のためには審査が必要な場合があります。
審査不要ですぐに利用できるASPもありますが、手続きから審査に数日要するASPも少なくありません。余裕をもって事前に準備しておきましょう。
ASPの登録の際に求められるのは、
- 氏名、住所、電話番号
- 金融機関と口座番号(報酬の振込先)
- サイト名とURL
- サイトのジャンル・概要
- 紹介したい商品のカテゴリー
が主です。
審査が必要な場合、この登録情報をもとにサイトの審査がおこなわれ、審査に通らなければアフィリエイトすることはできません。
審査基準はASPによって異なり、厳しいところもあれば、基準がゆるいところもあります。
審査では「広告を掲載するのにふさわしいサイトであるか」ということがチェックされていますので、登録情報は嘘偽りなく正確さと丁寧さを心がけましょう。
サイトを評価する一般的な基準として、
- サイトの記事数(10〜20本。審査が厳しいところなら20本以上)
- 1記事の文字数(目安は3000文字。審査がゆるいところは1000文字程度)
- サイトのジャンル、内容、構成が確立できている(ユーザーファーストで内容も充実)
- サイト運営が成り立っている(集客ができている)
- ASPの規約違反をしていない(年齢、虚偽情報、違法活動、マルチ商法、著作権侵害等)
などが挙げられます。
これらの基準を念頭に置いて、自分のサイトを見直しておくといいでしょう。
Step4.記事に広告を設置する
ASPに登録が済んだら、広告を選んで記事に設置します。
数ある広告案件からアフィリエイト商品を選ぶとなると、判断に迷いますよね。
アフィリエイトに向いているジャンルはあるのでしょうか?
ジャンルの選び方と広告の設置の仕方を順に見ていきましょう。
記事を書くジャンルを絞る
開設したばかりのサイトなら、ある程度記事を量産しなければなりませんので、自分の得意な分野で書き溜めていきましょう。
ASPで紹介されている商品リストからひらめきを得ることもあるかもしれませんね。
馴染みのあるジャンルの方が、記事内容が充実し説得力が出ます。
日ごろ自分が利用している商品やサービスをテーマにするのもいいでしょう。
収益に繋げたい!稼ぐぞ!というのであれば、世の中の関心が高く、需要のあるジャンルがオススメです。
市場の動向に注目し、今後も伸びていくようなら間違いありません。
近年ではライフスタイルの変化や、家で過ごす時間が増えたことから、
- 食材やクリーニングなどの宅配サービス
- 電子書籍やコミック
- 動画配信のサブスクリプション
- ゲーム用のハイスペックなパソコン
- オンラインスクール
などの商品やサービスが盛り上がりを見せています。
「次はコレが来る!」など、世の中のトレンドをいち早くキャッチし、先を見越せるようになるとアフィリエイト成功に近づけそうです。
広告を選んでアフィリエイトリンクを設置する
いよいよブログサイトが収益を生むアフィリエイトサイトになるときです。
まずASPの管理画面にログインし、プログラム(商材)をカテゴリー検索で絞っていきます。
すでに広告掲載したい商品が具体的にあれば、キーワード検索も可能です。
注意すべきは、プログラムに「即時提携」できるものと「審査」に通らなければ広告が貼れないものとがあるという点。
この段階での「審査」とは、広告主によるサイトの審査です。
無事に審査を通過すれば、アフィリエイトリンク(広告コード)を取得できます。この際、バナー広告やテキスト広告など、広告の種類を選択しましょう。
あとは取得したアフィリエイトリンクを、サイト内の掲載したい箇所に貼って完了です。
ちゃんと広告が表示されているか、サイトを確認することも忘れずに。
広告を自分でクリックして、リンク先の広告主のページが表示されるかも確認しておきましょう。
アフィリエイトで成果を出すコツ
記事を書いてアフィリエイトリンクを貼っても、読者が商品やサービスを「購入」してくれなければ報酬は得られません。
アフィリエイトで成果を出すにはどんな工夫が必要なのでしょうか。
コツを押さえて、着実に収益を上げていきましょう。
サイトのテーマを絞る
サイトのテーマが絞られていると、アフィリエイトの効果が出やすくなります。
もしあなたがフォローしているブログがあるとすれば、それはあるジャンルに特化したサイトかもしれませんね。
たとえば、
- ビジネスのヒント
- 資格試験の受験対策
- ITスキル
- 旅行体験記
- 食べ歩きブログ
など。
ここからさらに「TOEICの受験対策」や、「東京下町もんじゃの食べ歩き」などテーマを絞ればしぼるほど、コアなファンやリピーターが増えていくように思いませんか?
サイトのテーマが明確なので、関連するアフィリエイト商品を自然に紹介しやすいというメリットがあります。
ちょっとイメージしてみてください。
- アウトドアの体験ブログにキャンプグッズ
- 英会話上達法のサイトにオンライン英会話の広告
不自然さがないので、広告が悪目立ちしません。
一方テーマが絞られていない雑記帳のようなサイトは、方向性が一貫していないので、集客自体が難しいと言われています。
ただ、テーマを絞るときには注意も必要です。
あまりにピンポイントに攻めすぎると、ネタが尽きてしまうというリスクがあります。
これ以上このテーマで書くことがない…。
とならないように、自分の得意ジャンルで情報発信していくといいかもしれません。
プログラミング、育児、なんでも記事にできます。
すでに豊富な知識と経験があれば、ネタが枯渇する心配もありませんね。
SNSを上手く活用する
WEBサイトを開設してしばらくは、アクセス数が伸びず苦戦するかもしれません。
そんなときは、SNSを上手く活用しましょう。
株式会社 ICT総研が2020年7月に発表した「SNS利用動向に関する調査結果」によると、国内のSNSユーザーは7,975万人。
全ネットユーザーのうちの80%に及びます。
2022年末には8,241万人に達する見込みで、今後も利用率が上がっていくことは明らかです。
WEBサイトへの集客の入口にSNSを活用しない手はありませんね。
商品の興味を引くコメントにサイトのURLを添えて、Twitter、Instagram、Facebookに投稿します。SNSの利用者数を考えると、WEBサイトへの流入がねらえそうです。
ポイントは、簡潔にキャッチーに広告文を書くことと、日常的にSNSを運用しておくこと。
SNSに投稿するのは買って欲しい商品があるときだけ、なんて都合が良すぎます。
日頃から商品のレビューや役に立つ情報を発信しておきましょう。
利用者の信頼が得られれば、SNSは効果的な集客ツールとして一役買ってくれるはずです。
参照:株式会社 ICT総研「2020年度 SNS利用動向に関する調査」
気軽に買ってもらえる商品を選ぶ
WEBサイトを訪れる人が増えても、アフィリエイトの成果が上がらないなら、その商品が“気軽に買えないもの”だからかもしれません。
金融関連や通信回線の商材を例に考えてみましょう。
クレジットカード、保険、FXなどは気軽に契約を決めたりできません。
広告記事を見たからといって、光回線を今日明日で乗り換えようという人もいないでしょう。
行動に移すまでに決心が必要なものは、アフィリエイトが難しいと言えます。
その分、利益率が高くなるのでアフィリエイター達には人気が高く、こういったジャンルは常に激戦。ライバルが多いので初心者にはハードルが高いかもしれません。
一方、生活用品など日々消耗するものは“気軽に買える商品”です。
常に需要もあるのでアフィリエイトの難易度もそんなに高くありません。
ただ、利益率が低いのでたくさん売らなければ大した収益にならないというのが難点です。
それでも「成果を出す」のがアフィリエイト成功の一歩ですので、コツコツ収益を上げて“売れる感覚”を掴んでいきましょう。
WEB系スキルをアップデートする
アフィリエイターのやるべきことをざっと整理すると、
- WEBサイトを開設する
- 市場をリサーチする
- 記事を執筆する
- 集客する
- 広告で収益を上げる
- サイトを運営していく
と、WEBに関する知識やスキルを使った作業が多いことが分かります。
これはWEB業界でプロ(WEBディレクター、デザイナー、ライター、プログラマー、マーケター)が分業している工程を、たった一人で背負っているようなものなのです。
もちろん一つ一つの作業のクオリティを考えれば、その道のプロには敵いません。
それでもWEBWEB系のスキルを網羅的に使いこなすアフィリエイターはかなりスペックが高いと言えるのではないでしょうか。
アフィリエイトに取り組みながら、スキルアップしたいWEB系スキルを見ていきましょう。
SEOの知識とライティングスキル
アフィリエイトで成果を上げるために、まずスキルアップしたいのはSEOを意識したライティングスキル。
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことです。
検索結果の上位に自分のサイトを表示できたとしたら、かなりの集客が見込めると思いませんか?アフィリエイトの収益アップも期待できます。
SEOを意識したライティングが、アフィリエイトの結果を左右すると言っても過言ではありません。
SEOで大切なのは「読者のニーズに応えること」です。
そのために、
- 読みやすい記事であるか
- 検索の意図と記事内容が合致してるか
- 読者にとって役立つ内容になっているか
- 読者が知りたい情報が網羅されているか
- 専門性が高く、信用できる証拠を提示できているか
などが重視され、そのためのさまざまな施策があります。
アフィリエイト記事を作成するときも、「読者の悩みを解決する」つもりで、相手に寄り添った記事を書くよう心がけましょう。
WEBデザインの知識とスキル
せっかく良い記事が書けても、サイトのデザインが整っていないと読者は離れていってしまいます。
Webデザインは「見た目が整っていればいい」というものではありません。
テーマに合ったデザインであると同時に、サイトを訪れた人が使いやすい導線が考えられています。
サイトの印象を大きく左右するWebデザインはSEOにも影響するので、ライティングスキルとともに身に付けておきたいスキルです。
WordPressで作成したWEBサイトであれば、便利なテンプレートがたくさん見つかります。
WordPress公式のテンプレートは全て無料。
それ以外にも無料で配布されているテンプレートが数多く存在します。有料で配布されているものもありますが、まずは無料のものから試してみるといいでしょう。
サイト運用の知識とスキル
アフィリエイトを始めたら、サイトを運用する知識とスキルが必要です。
WEBマーケターが得意とする分野ですね。
サイトを育てていくにはアクセス解析が欠かせません。
ページの閲覧数や訪問者数、どのような経路でWEBサイトに来たのかを把握し、改善を試みます。
サイトを存続させる限り、これを定期的におこない改善をくり返しましょう。
アクセス解析にはGoogleアナリティクスが手軽で便利です。
Googleアカウントを持っていればログインして登録するだけ。
アカウントを持っていなければ、これを機にGoogleアカウントを開設しておきましょう。
アクセス解析の手順は難しくありません。
Googleアナリティクスから発行されたタグ(コード)をコピーし、アフィリエイトサイトに設置します。
これでアクセス解析の準備万端です。
アクセス解析から分かるのは、
- 閲覧数(PV数)
- 訪問者数(ユーザー数)
- サイトへの流入経路
- 使用されたデバイス
- 使用された検索ワード
- 購買(目標達成)に至るまでのサイト内での行動
これだけの情報が把握できれば、改善点が具体的に見えてきますね。
定期的に実施すれば、アクセスや収益の伸び率が一定期間の推移で分かります。
上手に運用しながら、収益を生むサイトに育てていきましょう。
モチベーションをキープして継続する
アフィリエイトを続ける上で大きな障害となるのがモチベーションの低下。
成果がなかなか表れないとなれば無理もありません。
でもアフィリエイトは継続が物を言います。
今成功しているアフィリエイターもこのスランプを乗り越えて今があるのです。
モチベーションを上げるコツを4つご紹介しますので、くじけそうになったら、ぜひ試してみてください。
- 目の前の目標を達成していく
- 時間と労力を投資する時期なのだと心得る
- アフィリエイターのコミュニティに参加する
- 成功体験の記事を読んで自分を鼓舞する
先の目標に気を取られていると、“今できていないこと”に目が向いてしまいます。
実際に成果が出ていなければ、不安や苛立ちを覚えることもあるでしょう。
それなら、達成可能な目標を複数作って、ひとつひとつクリアしていくのもオススメです。
小さな成功体験を積み重ねると気持ちも上向きになるはずです。
収益を生まない我慢の時期は、「お金ではなく、スキルや知識、実績を稼いでいるんだ!」と前向きに捉えるのもひとつ。
自分がスキルアップしていることを実感しましょう。
孤独な戦いはネガティブになりやすいので、アフィリエイターと繋がるのが効果的です。
勉強会やセミナーに参加したり、SNSを活用して情報シェアをしたり、交流の場を積極的に持つことは、スキルの面でもメンタルの面でもプラスに作用すること間違いありません。
成功している人の体験記も自分を鼓舞するツールになります。
アフィリエイトを始めようと最初に思ったときの夢や憧れがよみがえってくるかもしれません。
パワーをもらって、また一歩踏み出しましょう。
アフィリエイトの収入は会社に申告する?
そもそも、アフィリエイトをしていることを会社に言う必要があるのでしょうか?
まだ収益も出ていないなら、なおさら迷うところですよね。
モヤっとした疑念はアフィリエイトを始める前にクリアにしておきましょう。
後ろめたさを感じることなく、アフィリエイトに向き合いたいですね。
会社の就業規則を確認しておく
「ブログ記事を書いて個人でWEBサイトを運営している」と言うと、仕事という認識が薄れがちですが、収益が発生している、もしくは収益目的のためにおこなっているのであればそれは「仕事」です。
会社に勤めているなら「副業」ということになりますね。
企業によって就業規則が異なり、「副業」を許可しているところもあれば、禁止しているところもあります。
法的な拘束力はありませんが、副業禁止が会社の方針なのであればそれに従うしかありません。
背けば処分の対象となることもあります。
副業を許可している企業も、事前の申請を義務づけていることがあるので、注意しましょう。
そもそも、会社が「副業」とする職種にアフィリエイトは含まれるのでしょうか?
これは会社によって見解が異なります。
音楽活動や演劇、イラストやデザイン、ハンドメイドの作品作りなど、「趣味や才能を活かした活動が、結果として収益を生んだ」というパターンにアフィリエイトも近いかもしれません。
副業と捉える会社もあれば、こういった活動は黙認する会社もあり、さまざまです。
就業規則を確認しても不明瞭な場合は、バレなければいいという考えは捨てて、会社に相談してみましょう。
確定申告が必要な場合を把握しておく
アフィリエイトで得た報酬も会社から支払われる給与も、個人の所得に変わりありません。
一定の所得があれば納税の義務が生じるため、確定申告をする必要があります。
会社員の給与は、所得税の納税手続きを会社がおこないますが、アフィリエイトによる副収入は自分で確定申告しなければなりません。
ただし、副業による収入が20万円以下の場合は、確定申告をしなくていい場合があります。
確定申告の対象外となるのは以下のとおりです。
- アフィリエイトの所得が年間20万円以下で、年収2000万円以下の会社員
- アフィリエイトの所得を含め、年間の総所得が48万円以下
つまり会社員でアフィリエイトの収入があったとしても、年間で20万円を超えなければ申告の必要はないということです。
「所得」とは、アフィリエイトで得た収入から「経費」を差し引いた利益です。
レンタルサーバーの利用料や通信費、消耗品にかかった費用など、アフィリエイト運用に関わるものなら必要経費と見なされます。
「アフィリエイト収入(報酬)」-「経費」=「所得」
この所得が20万円を超えていなければいいというわけですね。
また、アフィリエイト所得が20万円を超えても、他からの所得を合算した総所得が48万円以下の場合も確定申告の対象外ということになります。
確定申告対象外でも、副収入を得ていたら住民税の申告は別途必要です。
申請方法については市区町村の窓口で確認するようにしましょう。
まとめ:アフィリエイトで稼ぐのは難しいけど不可能ではない!
繰り返しお伝えしてきた通り、アフィリエイトで稼ぐのは簡単ではありません。
「楽に稼げる副業」というよりも「一攫千金を狙えるチャンス」と考えた方が良いかもしれません。
ですが一切稼げないわけではないです。着実に努力を積み重ねれば、月収100万以上が何もしなくても入ってくるなんて夢のようなことも有り得ます。
稼ぐコツなどもお伝えしましたが、何よりも大事なのは継続すること。
記事の中でご紹介したグラフにもあった通り、多くのアフィリエイターが1年以内に辞めています。
つまり、ただ続けるだけでライバルが減るのです。
もし、アフィリエイトを頑張りたいと思っているのであれば、ぜひ根気強く続けて、収益化を目指しましょう!
応援しています。
質問や感想があればご記入ください