「プログラミングで起業ってできるの?」
「プログラミングを使って起業するには、何に気をつけたらいいの?」
「どれくらいできたら、プログラミングで起業できるの?」
プログラミングのスキルを使って起業を考えている方は、このように思われているのではないでしょうか。
起業するために、どれだけ勉強してスキルを身につけたらいいか、悩んでいる方もいるかもしれませんね。
もしうまくいかなかったら、と考えると、行動するのをためらってしまうと思います。
この記事では、
- プログラミングで起業する流れについて
- プログラミングを学んでから起業した方がいい理由
- プログラミングで起業するメリット、デメリット
をご紹介していきます。
この記事を読むことで、起業に向けて何をしていくべきかがわかるようになりますよ。
プログラミングで起業したい!と考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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プログラミングで起業する3つの方法
プログラミングで起業するには、大きく分けると3つの方法があります。
サービスを作って起業する
プログラミングで起業する方法の1つ目は、自社でソフトやサービスを開発し、事業をおこなうやり方です。
プログラミングで起業、と聞いて、多くの方が思い浮かべるのがこのタイプではないでしょうか。
自分ひとりではなく、チームでサービスを開発していくので、統率力や、コミュニケーション能力が必要になってきます。
作りたいソフトやサービスについて、具体的に伝えられるのであれば、そこまで高いプログラミングスキルは必要ありません。
自社でサービスを開発する場合は、プログラミングスキルの高さより、企画力が求められます。
受託エンジニアとして起業する
プログラミングで起業する方法の2つ目は、フリーランスとしてプログラミング業務を受託するやり方です。
フリーランスで仕事を受託し、実績を積み上げることによって法人化することも可能です。
法人化することで、フリーランスよりもクライアントからの信用度が高くなります。
また、フリーランスでは基本的に1人で対応することになりますが、法人化すると人を雇って対応できる仕事の幅が広がるため、高単価の仕事を受託することもできます。
受託エンジニアは、在宅で仕事をする「在宅型」と、会社員と同じように平日は出社して、オフィスに常駐する「常駐型」があります。
会社員として2年から3年の実務経験を積んでから、フリーランスになるのが一般的です。
会社勤めをしている間に、エンジニアとして重宝されるくらいになれば、独立してもやっていくことができるでしょう。
ITの需要はこれからも高くなっていくので、今後も、受託エンジニアとして起業する方は増えていくと考えられます。
発信者として起業する
プログラミングで起業する方法の3つ目は、発信者として起業するやり方です。
具体的には、自分でWEBサイトを運営しながら、自身のライフスタイルや、これまで培ってきたノウハウを発信していき、利益を得るやり方です。
いわゆるインフルエンサーと言われる人達のことですね。
発信媒体は、「YouTube」「SNS」「ブログ」など色々あります。
参入コストがそれほどかからないので、低コストで起業したいという方に特におすすめです。
また、求められるプログラミングスキルは、それほど高くないです。
プログラミングで起業する流れについて
プログラミングで起業するには、どんな流れになるのか見ていきましょう。
独学で勉強して起業
スクールなどに通わず、独学で勉強して起業する方もいますが、相当なやる気と根性が必要になります。
いざ勉強をしようと思っても、何から始めたらいいのか分からなかったり、つまずいたところを聞ける人がいなかったりで、そのまま挫折してしまうことが多いです。
ひとりだとモチベーションを保つのも難しそうですね。
なんとかスキルを習得できたとしても、仕事を紹介してくれる人との繋がりがなければ、最初のうちは紹介で仕事をいただくのは難しいかもしれません。
実績作りのために、最初はクラウドワークスなどを使って、案件を受注してたくさん仕事を積み重ねていきましょう。
自分のペースで、まじめにコツコツと頑張れるタイプの人であれば、独学で勉強して起業するのも夢ではないかもしれないですね。
スクールに通って勉強して起業
プログラミングで起業を目指すのであれば、スクールに通うのが効率が良くておすすめです。
短期間で、実務で通用するくらいのプログラミングスキルを身につけることができます。
勉強していてわからないところがあっても、講師に教えてもらうことができます。
また、一緒に勉強できる仲間がいると、勉強を続けるモチベーションを保ちやすくなりますね。
プログラミング学習以外のサポートもしてもらえるので、講師に「起業を考えている」と、将来について話をしておけば、起業するためにどのようにスケジュールを組んでいけばいいか、アドバイスをしてもらうこともできます。
スクールに通った後、就職してから起業
一見遠回りに見えるかもしれませんが、プログラミングスクールに通った後、就職してから起業する方法もあります。
企業に就職することで、仕事を受注してから納品するまでの、一連の流れを実際に見て、理解することができます。
また、ChatworkやSlackなどを使って、クライアントとどんなやりとりをしているか知ることができますし、実際に現場で使われているスキルについて、仕事をしながら学ぶこともできます。
仕事をしていくなかで、クライアントと信頼関係を築くことができれば、起業した後も仕事を依頼してくれる可能性が高くなります。
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起業するならできた方がいいプログラミング言語
ここでは、起業するならできた方がいいプログラミング言語について紹介していきます。
アプリ開発
アプリの開発が近年盛んにおこなわれています。
そのなかで、Ruby、Swift、Kotlinなどは、押さえておいた方がいいプログラミング言語になります。
Ruby(ルビー)
Rubyは、日本で開発されたプログラミング言語なので、最新情報も日本語で見ることができます。
また、日本語で書かれた参考書も多く、日本人にとって学びやすいプログラミング言語といえるでしょう。
シンプルで読みやすく書きやすいので、初心者にもおすすめのプログラミング言語になります。
Swift(スイフト)
Swiftは、iPhone、Mac、iPadなど、Apple製品向けのアプリを開発する際に使われるプログラミング言語になります。
他のプログラミング言語と比べて、不具合が起こりにくく、安定してアプリを稼働するために必要なコードの安定性が高いことが特徴です。
色んなプログラミング言語の良いところを少しずつ取り入れているので、読みやすく、書きやすいプログラミング言語として、人気があります。
また、Apple製品向けのアプリの開発では、Swiftが必ず必要になるので、Apple製品が開発される限り、廃れていくことは考えにくいです。
Kotlin(コトリン)
Kotlinは、現在人気のあるプログラミング言語のなかでは、比較的新しい方になります。
Googleが、Android向けのアプリ開発言語として正式に採用したため、注目されるようになりました。
Googleが、オンライン学習コースや、参考資料を日本語でも公開してくれているので、学習しやすい環境が整っています。
WEBサービス開発
WEBサービスを開発する場合は、PHP、Python、Javaなどが、押さえておくべきプログラミング言語になります。
PHP(ピーエイチピー)
PHPは、世界中で様々なWEBサービス、WEBアプリで使われているプログラミング言語になります。
構文がシンプルで書きやすく、分かりやすいのがポイントです。
人気が高く、多くのWEBサービス開発に使用されているので、PHPに関する情報はインターネットで検索すればたくさん出てきます。
そのため、よくわからないトラブルが発生しても、検索すれば情報が出てくる可能性が高いのがメリット。
Python(パイソン)
Pythonは、データ分析や人工知能開発に使われていて、今、最も注目を集めているプログラミング言語のうちのひとつといえるでしょう。
それでいて、読みやすくて書きやすい、シンプルなコードを使っているので、初心者の方でも習得を目指すことができます。
またPythonは、「ライブラリ」といわれる、開発に役立つプログラムをまとめたものの数が、数万にものぼります。
Java(ジャヴァ)
Javaは、昔からよく使われているプログラミング言語で、Google三大言語のうちのひとつでもあります。
どんな環境でも使えるプログラミング言語として、日本でも、昔から人気があるといわれています。
人気があるので、日本語で検索をかけても参考記事がヒットしやすく、また書籍も多く販売されているようです。
ただ、習得が難しく、たくさんの時間をかけて学習をする必要があります。
プログラミングを学んでから起業した方がいい5つの理由
ここからは、プログラミングを学んでから起業した方がいい理由についてご紹介していきます。
品質確認が自分でできる
経営者自身にプログラミングのスキルがあれば、プログラミングの品質チェックを自分でできます。
エンジニアに頼んだ仕事の品質チェックを自分でできると、的確なフィードバックができて、やりなおしを減らすことができます。
そして、自分ならどうするかを明確に伝えることができます。
作りたいものは、経営者自身が一番よくわかっているので、具体的な指示が出せたら、サービス開発がスムーズに進むようになります。
エンジニアが仕事をしやすいように配慮できる
経営者自身がプログラミングの大変さを理解していると、エンジニアが仕事をしやすいように配慮することができます。
具体的には、長時間労働になりすぎていないか、最新情報が取り入れやすいか、スキルアップできる環境が整っているか、などに気を配ってください。
新しいアイデアを生みだしやすい
プログラミングなど、IT関連の情報に感度が高いと、新しいアイデアを生み出しやすくなります。
その理由は、人間の脳は、自分の知らないものを想像することができない構造になっているからです。
いろいろなサービスの情報から、「これとこれを組み合わせたら、こんなものもできるのではないか」「これが作れるなら、こんなこともできるのではないか」というような考えができるようになります。
人件費などのコストの削減につながる
経営者自身にプログラミングのスキルがあると、エンジニアを雇う必要がないので、初期費用を抑えることができます。
商品の開発には時間が必要なので、エンジニアを雇えばそれだけ人件費がかさみます。
外注したとしても、発注のたびにお金がかかります。
すべて自分でサービスを開発し、改良を重ねていくことで、開発段階で資金がショートすることは避けられます。
緊急事態に自分で対応できる
IT関連のサービスは、不具合が発生することもあります。
プログラミングスキルがあれば、緊急の修正が必要になった時にも、経営者自身で対応可能です。
不具合が発生するたびに、必要な修正を外注していると、コストがかかりすぎてしまいます。
そのため、プログラミングを学んでから起業するのがおすすめです。
プログラミングで起業するメリット
プログラミングで起業すると、どんなメリットがあるでしょうか。
高報酬が狙える
プログラミングで起業すると、会社時代と比べて、高報酬が狙えます。
報酬単価は自分で設定できて、割に合わないような低単価の仕事は断ることができるからです。
会社員の時と違って、仕事の内容は自分で選べるので、まずは得意分野を見つけるようにしてみてください。
頑張った分収入アップが見込まれる
プログラミングで起業した場合、かかる経費以外はすべて自分の収入になります。
会社勤めの人と違って、時間や場所の制約がないので、朝から夜遅くまで、土日もずっと仕事をしようと思えばできる環境にあります。
どれだけ頑張って成果を上げても、給料がさほど変わらない会社勤めの頃と比べて、頑張った分収入アップが見込まれるので、モチベーションが上がりやすいです。
やりたい仕事を選べる
プログラミングで起業すると、自分のやりたい仕事を選ぶことができます。
高報酬な仕事や、紹介していただいた仕事、長時間拘束される仕事、得意分野の仕事、苦手な案件の仕事など、様々な種類の仕事があります。
会社勤めをしていると、上司や会社からの命令は絶対なので、やりたくなくてもやらなければいけない仕事があったりしますよね。
ですが起業すれば、自分で仕事を選べるので、消耗することが少なくなります。
これからもITの需要は高い
ITの需要は、これからますます高くなっていきます。
ITの業界は、日進月歩で常に進化していて、新しいサービスが次々と作り出されています。
会社もIT化がさらに進んでいくので、慢性的なエンジニア不足はこれからも続くことが予想されます。
在宅勤務が可能
プログラミングは、パソコンがあれば基本的にどこででも仕事をすることが可能です。
会社勤めだと毎日出勤する必要がありますが、起業すれば自宅で仕事をすることができます。
そのため、30分でも1時間でも、通勤にかかっていた時間を、別のことに使えます。
在宅で仕事ができると、交通費を抑えることもできるので、金銭的にもゆとりができるのが嬉しいですね。
プログラミングで起業するデメリット
プログラミングで起業すると、どんなデメリットがあるのかも、見ていきましょう。
収入が不安定
プログラミングに限ったことではないですが、起業すると収入が不安定になります。
会社勤めの時のように、毎月決まった給料をもらうことはできません。
起業初期は、継続して仕事を受注するのが難しい可能性があるので、収入は安定しないでしょう。
実績ができてくると、継続案件を受注できることもありますが、毎月の売り上げはばらつきがあります。
プログラミング以外の作業が発生する
プログラミングで起業した場合、仕事を取ってこないといけないので、営業やPR活動をする必要があります。
プログラミングで起業しているので、プログラミング自体好きな人が多いと考えられるのですが、仕事を受注しないと生活が立ち行かなくなるので、営業することも大切になってきます。
また、請求書発行や経理処理など、人にお願いすることもできますが、起業初期でそこまでの余裕がない場合、全て自分でする必要があります。
プログラミング作業だけに没頭できないのが、デメリットです。
休みがとりづらい
起業すると、最初は自分ひとりで作業をしているので、怪我をしても体調を崩しても、休みを取るのは難しいです。
仕事の納期が迫っている時に体調を崩しても、多少無理してでも納期に間に合わせないといけなくなります。
納期を守ることができないと、信用をなくしてしまい、今後の仕事に影響が出るからです。
クライアントに迷惑がかかりそうな場合は、少しぐらい体調が悪くても、休むことは難しいでしょう。
プログラミングで成功した4人の起業家
プログラミングで成功した起業家にはどんな人がいるのか、見ていきましょう。
ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
Amazon創業者であるジェフ・ベゾスは、プリンストン大学を卒業しています。
電気工学とコンピュータサイエンスで学位を取得し、卒業後、金融関係の仕事でキャリアをスタートさせた後、30歳の時に、自宅のガレージでAmazonを創業します。
ネットビジネスの将来性に確信を持ち、今や世界的大富豪といわれるようになりました。
マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
Facebookの創業者である、マーク・ザッカーバーグは、学生時代からプログラミングが大好きで、ハーバード大学在学中に創業したのが、Facebook。
その後、大学は中退しています。
自分でもコードを書き、エンジニアとしてサービス作りに積極的に関わっていました。
若くして大成功を収めた起業家のひとりです。
ジャック・ドーシー(Twitter創業者)
Twitterの創業者であるジャック・ドーシーは、8歳でマッキントッシュを触るようになり、10歳でIBMパソコンに習熟し、14歳でタクシー会社のソフトウェアを開発しました。
リアルタイムで、どこにいても自分の状況を知り合いに知らせたり、逆に相手の状況を把握できるサービスの可能性に着目し、それがTwitterの原点になりました。
山田 進太郎(メルカリ創業者)
メルカリ創業者である山田進太郎は、早稲田大学在学中に楽天でインターンを経験し、楽天オークションなどの立ち上げを経験しました。
大学卒業後に起業し、写真共有サービスやモバイル向けのソーシャルゲームを作り、その会社は譲渡しました。
アメリカに留学していた時に、世界中のたくさんの人々から愛されるサービスを作りたいと思い、WEB上でのサービス提供をするということを決め、それがメルカリの原点になりました。
まとめ
プログラミングで起業する方法についてや、起業するならできたほうがいいプログラミング言語、プログラミングで起業する場合のメリットやデメリットについて、一緒に見てきました。
自社サービスを作るのも、受託エンジニアやインフルエンサーになるのも、向き不向きや、できた方がいいことがそれぞれ違うので、自分のやりたいことは何なのか、まずは方向性を決める必要がありそうですね。
様々なプログラミング言語がありますが、最初は、RubyやKotlinなど、シンプルで分かりやすいプログラミング言語から勉強していくのがいいでしょう。
プログラミング言語の学習は、独学では大変ですが、コツコツと頑張ってみるのもよいですし、できるだけ早く習得するためにスクールに通って短期間で頑張るのもよいです。
プログラミングで起業すれば、好きな仕事ができて、出社の必要性がなく、頑張った分収入アップが見込めることが本当にうれしいですね。
ただ、どうしても起業すると安定しなかったり、休みがとりづらいのがデメリットです。
プログラミングで成功した世界的に有名な起業家たちも、最初の一歩があって、今のすごい現状があります。
もしかしたら、この記事を読んでいる人の中に、未来の大富豪がいるかもしれないですね。
自分の夢をかなえるために、ぜひ一歩を踏み出してください。
質問や感想があればご記入ください