パソコンやスマートフォンなどIT機器の発達した現代で、プログラミングは需要が高まるスキルの一つです。
またWEB上では「誰でもできる」「稼げる」といったワードとともに、学習を促すスクールやコンテンツを目にする機会も増えました。
そうした背景から、プログラミングに挑戦する人が増える一方で、楽しく取り組める人とそうでない人がいます。
この違いは一体何なのでしょうか。
今回は、プログラミングが楽しい理由や秘訣、またお役立ちツールについて解説します。
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プログラミングが楽しいと感じるのはどんなとき?
ここでは、プログラミングが楽しいと感じる6つの理由を解説します。
アプリやウェブサイトなどコンテンツを自分で作れる
アプリやウェブサイトを自分で作ることできる楽しさは、プログラミングならではです。
初めはなかなか思うようにいかなくても、徐々にアイデアを形にできるようになるなど、自身の成長を感じられることも楽しさの一つです。
作ったアプリやサービスについて、リアルな顧客の反応が分かる
作ったサービスやアプリを、インターネットやアプリストアで公開すると、リアルな反応が返ってきます。
反応が良いとモチベーションアップに繋がりますし、もし反応が良くないな・・・と感じたら、対応策を考えるのもプログラミングの醍醐味と考えるプログラマーも多いです。
作ったサービスを多くの人に提供できる
作ったサービスやアプリは、人気が出るとたくさんの人に使ってもらえます。
試行錯誤して作ったサービスが多くの人に使われるとやりがいを感じ、もっと使ってもらうためにアイデアを考えたり、品質向上に力を注ぐきっかけにもなります。
既存ソフトを自らの手でカスタマイズできる
プログラミング言語を扱えると、既存のソフトを自分でカスタマイズすることができます。
アプリやサービスで「こうなったらいいのにな」というアイデアや改善策を、自らの手で形にすることができるようになります。
年収が高い
求人サイトの給料ナビが『求人ボックス』で公開しているデータによると、2021年8月現在でのプログラマーの平均年収は438万円と、日本の平均年収と比較してやや低い傾向にあります。
ただしプログラマーの年収には、全体で313万円~843万円と広い振り幅があり、勤務先や経験、スキル、働くスタイルによっても大きく差が出ます。
フリーランスになると、年収1,000万円以上を稼ぐプログラマーもいて、IT企業などでスキルを磨いた後に独立するプログラマーも多いです。
経験を重ね、スキルアップすることで年収アップを狙えるのも、プログラミングの魅力といえるでしょう。
場所を問わずどこでも働ける
プログラマーはプログラミング言語を扱えるので、企業に縛られることなくフリーランスとして仕事をすることができます。
スキルがあれば在宅はもちろん、世界中を旅しながらでも活動できるのです。
このような『ノマドワーク』と呼ばれる働き方も、プログラマーの魅力の一つです。
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プログラミングが楽しくない4つの理由
プログラミングを「楽しい」と感じる人がいる一方で、「楽しくない」「勉強したけど続かなかった」という人がいます。
ここでは、その理由を4つご紹介します。
つまづくと自分で解決できない
プログラミングはコンピューターの言語であり、初めの頃は特に、概念や理論に馴染みのない状態から始めることになります。
このため、バグと呼ばれる不具合やエラーが発生し、上手く動かなくなることがあるのは当然なのですが、このバグやエラーを自力で解決できないと時間だけが過ぎてゆき、結果的に「面白くない」と感じてしまうのです。
ゴール設定ができていない
最終的なゴール設定ができていると、そこに向かってどのように学習していくべきか、という努力の方向性が見えてきます。
しかし「この言語を習得してこういうことができるようになりたい」「いくらまで稼げるようになろう」等のような明確な目標がないと、面白さを感じることは難しいです。
何を学習していいのか分からない
たくさんの言語があるなかで、一体何を学習したら良いのか分からない場合、面白さを感じることは難しいかもしれません。
特に、初めて目にするコンピューターの用語や数式などは、初学者にとって高い壁を感じます。
そのような状態で学習を続けようとしても、プログラミングそのものが理解できていないため、結局は途中で挫折してやめてしまうこともあります。
習得に時間がかかる
プログラミングは教科書のように順序を追って学習する必要があります。
言語にもよるのですが、基礎レベルでも習得に2~300時間はかかるといわれ、覚えることも多いため、実務レベルになるにはそれなりに時間がかかります。
そのうえつまづく度に調べて解決してまたつまづいて・・という行程を繰り返していると、終わりのない作業が延々と続くような感覚になり、楽しいと感じられなくなるのです。
プログラミングが楽しくなるためのポイント
ここでは、プログラミングが楽しくなるためのポイントを4つ紹介します。
基礎固めをしっかりとする
プログラミング言語を学ぶ前に、基礎をしっかり学びましょう。
コンピューターとはどのように作られ、どう動いているのか、プログラミングがなぜ必要なのか、といった基本が頭に入っていると、目の前で起こっている問題点をどのように解決すべきか、処置を施したことでどう解決されていくのかが分かってきます。
また基本が理解できていることで技術力や作業スピードの向上にも繋がるため、プログラミングを楽しいと感じることができるようになります。
一旦ゴールを設定する
プログラミングの学習に入る前に一旦ゴールを設定しておくと良いでしょう。
「プログラミングを学習してこんなアプリが作りたい」「プログラミングの技術を習得して〇〇円まで稼げるようになりたい」などです。
要はプログラミングを学習することが目的なのではなく、習得することでどんな未来が待っているのか、をイメージしましょう。
未来を想像して目標に向かっていくことで、楽しさや面白さを感じることができます。
プログラミングは1つに絞る
ネット上には様々な情報が氾濫しています。
「今、この言語がアツい!」「これを習得しておくと有利」等の文言が散見されますが、こうした情報を見て色々な言語に挑戦することは、挫折しやすいのでおすすめしません。
もしも作りたいものがない場合、特に初心者のうちは一番取り組みやすい言語を1つ選んでしっかりと習得することで、楽しさを感じるきっかけになるでしょう。
小さな成功体験を積み重ねる
プログラミングは小さな成功体験を積み重ねることで、だんだん面白くなっていきます。
初めは比較的取り組みやすい言語からスタートして、プログラミングができるようになってきたら徐々に難易度の高いものに挑戦する。
初めて作ったコンテンツに良い反応が返ってくる。
クライアントから信頼されるようになって少しずつ報酬がアップしていく。
こうした体験で楽しさを感じるのはもちろん、大きな自信に繋がり、モチベーションアップにも繋がります。
習得に時間がかかることを予想しておく
プログラミングは習得に時間がかかり、一朝一夕に習得できる技術ではないことを頭に置いて学習しましょう。
初めは馴染みのないプログラミング言語の概念や用語など、理解するのに時間がかかるかもしれませんが、諦めず学び続けることで楽しさを感じられるようになります。
プログラミングが楽しくなるためのコツやスクールの選び方3選
ここでは、プログラミングが楽しくなるためのコツや、スクールの選び方を解説します。
プログラミング学習書籍を買ってみる
プログラミングに限らず、情報収集にはネットやサイトを検索することが多いですが、本を手に取る、という方法も侮れません。
ポイントとしては「作りたいもの」「やってみたいこと」または「この言語でこんなことができる」という視点で、書籍を探して読んでみることです。
アプリを作りたい場合「Swift」や「Java」
WEB制作の場合は「JavaScript」や「PHP」
WEBサービスは「Ruby」や「Java」
などです。
注意点として、プログラミングなどのIT技術は日々進歩していることから、直近に書かれたものを読むことをお勧めします。
また初心者のうちは、プログラミングを書き慣れた上級者向けではなく、初心者向けの解説書を重点的に選びましょう。
オンライン学習コンテンツを利用してみる
プログラミング学習にオンライン学習コンテンツがおすすめな理由が以下の3つです。
①環境構築が不要なものが多い
プログラミングを始める際、環境構築が必要ですが、学習サイトはブラウザ上でコーディングできるものがほとんどです。
このため初心者にも比較的楽に取り組みやすく、環境構築の段階でつまづいて辞めてしまうことなく、楽しく学習できます。
②無料もしくは低コストで使用できる
学習コンテンツは基本的に無料で使えるものが多いです。
また有料版も、月額1,000円程度に設定されているなど、安価で使用できるのが特徴です。
③初心者にも使用しやすい
学習コンテンツは、初心者にも非常に分かりやすい構成になっています。
WEBサイトなので、学習者が分かりにくいと感じる部分は、ほぼその都度アップデートされています。
また学習サイトによっては、これまで学習者がつまづいた点を「よくある質問」にまとめて解説するなどのサービスが充実しているものもあります。
この他にも、ゲーム感覚で楽しく学べる教材も多くあり、ゲーム好きや楽しく学びたいと考える人にはうれしいサービスといえます。
プログラミングスクールの選び方
「独学では不安・・」「講師からしっかり学びたい」と考える人にはスクールがおすすめです。
ただし、スクール選びが重要です。
特徴や学べる言語、学習や就職サポートの手厚さなど、自分が何を重視するか、しっかり考えてから決めましょう。
最近はプログラミングスクールの数も多くなってきており、どう選んだらよいか分からない、という方のためにスクール選びのポイントを4つご紹介します。
①学べる言語
プログラミングは言語によってできること、得意分野が分かれます。
やってみたいサービスや作りたいものが作れる言語が学べるスクールを選びましょう。
②受講形式や受講期間
受講形式には通学・オンライン・通学とオンラインのハイブリッド型の3つがあります。
また受講期間も、学びたい言語の種類など、内容によって異なりますので、生活スタイルや学習の理解度、学びやすさを考慮して決めると良いでしょう。
③学習・就職サポート
学習サポートや就職サポートがどのくらい充実しているかもスクール選びの重要なポイントです。
学習サポートを24時間受付しているスクールや、就職率が100%に近い実績を誇るスクール、就職できない場合は授業料を全額返金保証するスクールもあります。
学んで自作のアプリを作りたい、スキルアップして転職したい等、自分の目的に沿ってサポート内容を選びましょう。
④受講金額
受講金額もまたスクール選びの重要なポイントです。
傾向として、現役エンジニアが講師として教鞭をとっていたり、学習・就職サポートなどサービスが手厚いスクールは割高になります。
まとめ
ここまで、プログラミングが楽しい理由や、そうでない理由、また楽しくなるためのポイントやツールをご紹介しました。
プログラミングはIT化の進む現代で、今後ますます需要の高まる技術です。
初心者が学習するには少し難解な部分もありますが、昨日までなかったサービスやコンテンツが作れる、夢のある技術でもあります。
今回ご紹介した内容を参考に、楽しく学び、習得してみませんか?
質問や感想があればご記入ください