近年働き方が多様化してきており、会社員であっても在宅ワークが選択できる時代になってきました。
場所を選ばず働ける仕事はさまざまありますが、なかでもプログラミングは需要が高く、在宅でも働けるため人気です。
在宅ワークは通勤に時間をかける必要がなく、住んでいる場所に関わらず仕事ができます。
女性であれば結婚や出産、夫の転勤などのライフイベントに左右されることなく働き続けることができます。
男性であれば子育てに参加し、家族と一緒にいる時間を増やすことができるでしょう。
これからプログラミングを学ぼうと考えている方や、いずれは在宅でプログラミングの仕事をしたいと考えている方は、次のような不安があるかもしれません。
「在宅でどのような仕事ができるのか?」
「どうやって仕事を探したらいいのか?」
今回は、在宅でプログラミングの仕事をしたいと考えている方のために、在宅で対応可能な案件の種類や仕事の取り方、在宅プログラマーにおすすめの言語、仕事を受注し続けるコツなどを紹介していきます。
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在宅でできるプログラミングの案件と年収
検索エンジンや交通機関の乗り換えアプリ、SNSなど私たちの生活のほとんどは、プログラミングの恩恵を受けています。
また、プログラミングの需要は高く、仕事の種類も豊富です。
在宅で受注可能なプログラミングの案件と、気になるプログラマーの年収を見てみましょう。
WEBサービスの開発案件
在宅で受注できるプログラミング案件として多いのが、WEBサービスの開発案件です。
WEBサービスとはインターネット上で利用できるサービスのことで、AmazonのようなECサイトやGoogleドライブのようなオンラインストレージサービス、インターネットバンキング、SNSなどさまざまな種類があります。
WEBサービスの開発ではサーバーにデータが保存されており、インターネット環境があればデータにアクセスできるため、在宅や好きな場所での作業が可能です。
ただし、金融系サービスのような重大な個人情報や機密事項を扱う業種では、アクセス権限が限られる場合や作業場所が会社の所有するパソコンだけと制限されている場合があります。
セキュリティが強固なシステムやデータを扱う仕事は、在宅では難しいかもしれません。
スマートフォンアプリの開発案件
私たちの生活には欠かせないスマートフォンアプリの開発は、在宅でもおこなうことができます。
スマートフォンアプリを作る会社は、柔軟な働き方を認めている場合が多く、会社員でも在宅プログラマーとして働ける場合があります。
また、スマートフォンアプリは個人でも開発可能です。
自分でアプリを作り収益化するのもひとつの方法でしょう。
プログラマーの平均年収は400万円
正社員プログラマーとして働いた場合の平均年収は、およそ400万円といわれています。
以下のグラフは、求人ボックスが扱う求人情報と厚生労働省の『賃金構造基本統計調査』をもとに算出したプログラマーの平均年収になります。
全体で見ると316〜841万円と給与幅が広いため、スキルや経験によって差が出るようです。
引用:求人ボックス 給料ナビ
※各種指標は集計データをもとに「求人ボックス」が独自に加工し算出したものになります。
また、指標の定義が求人情報から算出された指標と一部異なる部分もあるため比較の際にはご留意ください。
フリーランスで働く人の年収は、受注する仕事の量やスキル、経験値によっても左右されるため人それぞれです。
年収が400万円を超えない人から、1,000万円を超える人までいます。
専門的なスキルを磨き経験を積んでいけば、より高度な案件を受注できるようになるので、年収1,000万以上も可能なのです。
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在宅でプログラミングの仕事を受注する方法
最近では、個人がインターネットで簡単に仕事を受注できるようになったことも、在宅やフリーランスで働く人が増えている要因の一つでしょう。
インターネット環境とパソコンがあれば、在宅でもプログラミングの仕事は受注できます。
クラウドソーシングで受注する
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と受注したい人をマッチングさせるプラットフォームです。
プログラミングができる人材を自社で育てるよりも、社外に業務委託したいと考える企業も多く、案件数が増えています。
会員登録をするだけで、簡単に案件に応募できるので、初めて受注したい人や副業でプログラミングを始めたい人にはおすすめです。
なかにはクラウドソーシング上で出会ったクライアントに気に入られ、継続して仕事を依頼されるケースや、高待遇で社員として採用されるケースもあります。
プラットフォームによっては評価制度を採用しているところがあり、案件完了後にはクライアントから評価されることがあります。
クラウドソーシングに登録しているプログラマーの数は多いため、高評価をもらい次の受注につなげる工夫が必要です。
そのためには、礼儀正しいメールや納期を確実に守るなどを心がけるとよいでしょう。
紹介で受注する
会社員を辞めてフリーランスになった人で、以前勤務していた会社や取引先などのコネクションの紹介で、プログラミングの仕事を依頼されることがあります。
プログラマーの仕事ぶりや人柄をわかっているので、他者に依頼するよりも仕事を進めやすいのです。
クラウドソーシングでは、納期を守ってくれない人や突然連絡が取れなくなる人もいるため、知っている人に依頼したほうがクライアントはリスクを減らせます。
フリーランスになったときに紹介で仕事を得るためにも、会社で経歴を積みながら、社内外の信頼を得ておくとよいでしょう。
SNS経由で受注する
SNSでプログラマーを探しているクライアントや案件への応募を促しているクライアントもいます。
Twitterなどのダイレクトメール(DM)経由で、直接依頼がかかることもあるようです。
普段からSNSを利用して、スキルや実績(公表してもよいと許可をもらっている場合に限る)、対応できる案件など、ハッシュタグを付けて発信しておくとよいでしょう。
在宅でプログラミングの仕事を受注するためにおすすめの言語
在宅でも可能なプログラミングの仕事は、WEBサービスやアプリ開発だと紹介しました。
ここからは、WEBサービスやアプリ開発に使える、おすすめのプログラミング言語を紹介します。
Ruby
Rubyは日本生まれのプログラミング言語であり、記述がシンプルで学習しやすいといわれています。
WEBサイトやSNS、ソーシャルゲーム、スマートフォンアプリなどの開発に利用されており、汎用性が高いのが特徴です。
情報量が豊富にあるので困ったときに検索すれば解決法を見つけやすく、初心者にもおすすめの言語といえます。
Java
Javaとは、システム開発やゲーム開発、IoTへの組み込み、Android用アプリ、WEBアプリなどの開発が可能で、汎用性が高い言語です。
多くの開発案件に採用されている実績があるため、困ったときにインターネットで情報を集めやすい特徴があります。
データの再利用性や拡張性に優れていますが、プログラミング初心者には難易度がやや高めです。
Kotlin
Kotlinは、Google社がAndroid用アプリに正式に採用しているプログラミング言語です。
多くの有名なスマートフォンアプリやWEBアプリが作られているほか、大手ポータルサイトのWEBサービスなどにも採用されています。
前述したJavaをより簡潔化させ、安全性を高めることに重点が置かれ開発されました。
同じ動作をJavaよりもコード数が少なくきれいに書け、Javaと同程度のアプリ開発が可能です。
Swift
Swiftとは、Apple社が作ったiOSアプリ開発用のプログラミング言語です。
iPhoneやMacのアプリケーションの開発に採用されています。
他の言語の要素や長所を取り入れて作られているため、書きやすく読みやすい言語で他の言語よりも処理速度が早いのが特徴です。
Javascript
JavaScriptは、WEBサイトの制作やアプリの開発、ゲーム開発などができ、かなり汎用性の高いプログラミング言語です。
学習の難易度は比較的低いと言われています。
アプリやゲーム開発がしたい人の他にも、サイト制作でWEBデザインの仕事がしたい人におすすめです。
HTML & css
HTMLは、WEBページにコンテンツを掲載するための言語で、文章構造にタイトルや見出し、本文、画像などの意味付けをおこないます。
cssは、文字の色や大きさを変えるなどの装飾を設定するための言語です。
HTMLとcssは、ホームページなどのWEB制作に関わりたい方や、WEBサービス開発に関わりたい方が基礎知識として知っておくとよいでしょう。
しかし、比較的に難易度が低く手軽に始められるため、ライバルが多い言語です。
在宅でプログラミングの仕事を受注し続けるコツ
在宅でできるプログラミングの仕事は豊富にありますが、一方でプログラマーの数も増えています。
たくさんいるプログラマーの中から自分を選んでもらい、在宅でも仕事を受注し続けるためのコツを紹介します。
スキルを磨き続ける
プログラミングの世界の進化は目覚ましく、同じことを続けているだけでは生き残れません。
案件を受注し続けるためには、スキルを磨く必要があります。
特にフリーランスやクラウドソーシングを利用する場合は、即戦力が求められるので、1人で設計や開発、エラー(バグ)を見つけて改修できるスキルは必須です。
受注する仕事の難易度を少しずつ上げながら、取り扱える言語の種類を増やしていくと仕事の幅が広がり、収入アップにつなげられます。
初心者のうちは一つ一つの仕事を丁寧にこなし、信用と実績を積み重ねながらスキルアップしていくのがよいでしょう。
コミュニケーション能力や営業力を磨く
プログラミングに知見のないクライアントとプログラマーの間では、ときどきコミュニケーションがスムーズにいかないことが起こります。
プログラマーは、クライアントからプロジェクトの要件を正確にヒアリングし、分かりやすく丁寧な説明ができるなどのコミュニケーション能力が必要です。
クライアントから正確にヒアリングできると、修正回数を減らすことにもつながり、スムーズにプロジェクトを進められます。
コミュニケーション能力を磨いてお互いに気持ちよく仕事ができると、クライアントから「次もお願い」と依頼されることも増えるでしょう。
また、会社に属していれば営業が仕事を取ってきたり、報酬の交渉をおこなったりしてくれますが、フリーランスの場合は仕事の獲得や単価交渉は自身でおこなう必要があります。
プログラミングのスキルももちろん重要ですが、自分で自分を売り込める営業力やより良い条件に変更してもらうための交渉力があると、仕事を受注し続けられるでしょう。
まとめ
在宅でできるプログラミング案件の内容や仕事を受注する方法、在宅プログラマーにおすすめの言語、仕事を受注し続けるコツなどを紹介してきました。
プログラミングの仕事は豊富にあり、今後の需要も高いまま続くと考えられます。
あなたもパソコンとインターネット環境があれば、在宅のプログラマーとして働くことは可能です。
在宅で仕事が可能になれば家族と過ごす時間が増え、休みたいときに休めるなど、理想のライフスタイルに近づくことができるかもしれません。
今回ご紹介したプログラミング言語は、初心者からでも比較的挑戦しやすいものばかりです。
在宅の仕事に興味があるなら、ぜひプログラミングも考えてみてください。
質問や感想があればご記入ください