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【主婦の副業】未経験から月5万円|事務職ママがWebデザインで叶えた理想の働き方

「子育てしながら、家で月5万円でも稼げたら…」

そんな風に思ったこと、ありませんか?

今回お話を伺ったのは、事務職をしながら副業でWebデザインを始めた「みっちゃん」。家庭や育児の事情を抱えながらも、月5〜10万円の副収入を得られるようになった彼女のストーリーをご紹介します。

特別なスキルもなく、パソコンもそこまで得意じゃなかった。それでも「手に職をつけたい」という想いから一歩を踏み出した彼女の軌跡は、同じように悩む主婦の方にとって、大きなヒントになるはずです。

目次

「手に職をつけたい」と考えてWebデザインに出会う

「手に職をつけたい」と考えてWebデザインに出会う

みっちゃんがWebデザインを始めたきっかけは、とてもシンプルなものでした。

「結婚していて、主人の勤務形態の変化が激しかったり、家庭の事情や子供がいるので、いろんなことに対応できるように、手に職をつけたいとぼんやりと思っていたんです」

事務職として働いていた彼女ですが、将来の不安がありました。夫の仕事の都合で急に環境が変わるかもしれない。子どもの都合で急に休まなければいけないかもしれない。

そんな中で出会ったのが、Webデザインでした。

YouTubeで見た「働き方」に衝撃

「最初のきっかけは、以前メルマガを何かのきっかけで登録して、久保さんの配信を拝見して。その後YouTubeで実際に動いている久保さんを拝見して、『この方だ』と思いました」

動いている講師の姿がキラキラしていて、「こういった働き方があるんだ」と知ったそうです。

「『いつかやってみたいな』と思って見ていました」

久しぶりの勉強が「こんなに楽しい」と感動

久しぶりの勉強が「こんなに楽しい」と感動

2022年2月、みっちゃんはWebデザインスクールに入学しました。事務職からいきなりクリエイティブな世界へ。不安はなかったんでしょうか?

ーデザインの勉強が始まったと思いますが、どんなことが楽しかったですか?

私はすべてが楽しかったです。この受講に合わせてMacを買って、Zoomもほとんどやったことがなかったんですけど、パソコンに強い同期の方がいたので、聞きまくって。デザイン以外のところでも周りの人に助けてもらいながら、いろいろ教えてもらったことが思い出に残っています」

「自分の時間」を取り戻せた喜び

ー大人になってから学ぶってどうでしたか?

大人になってから学ぶってこんなに楽しいんだって、かなり感動を覚えました。子供が小さくて自分の時間が取れない時期があったので、自分の時間を持てたことの喜びと、何かを学ぶってすごく楽しいことだと改めて思いました」

そのまま中級編も受講。デザインの楽しさにすっかり夢中になっていきました。

「中級も楽しすぎて、そのまま勢いで受講しました」

Instagramがきっかけで初めての受注に成功

Instagramがきっかけで初めての受注に成功

2022年7月に卒業したみっちゃん。全くの未経験から、どうやって仕事を取っていったんでしょう?

最初は無料案件で経験を積む

「最初はコンペに応募していました。『失うものは何もないからとにかく応募してみなさい』とよくおっしゃっていたので、同期の人たちと『こういうのを何件応募したよ』と報告し合いながらモチベーションを保って活動していました」

そして、不安な気持ちから無料案件もたくさん受けていたそうです。

「私は心配性な性格なので、無料案件を結構やっていました。Instagramでつながった方や知り合いの方に、ロゴを作ったり、名刺を作ったりしていました」

ー副業でやられていたと思うんですけど、どのぐらいの時間をデザインのお仕事に充てていましたか?

「結構パソコンに向かってる時間は長い方だと思います。1日2時間以上は。夢中になると寝れなくなっちゃうというか」

初めての有料案件は5,500円のバナー

そして、2022年8月。中級編を受講しながら、初めてコンペで採用されました。

「応募で初めてマネタイズできたのがコンペで、8月に5,500円のバナーを採用していただきました」

ー何件目ぐらいでその採用だったんですか?

「4件目か5件目ぐらいだったと思います」

ー初めてお金をもらった時ってどうでしたか?

「単純にすごく嬉しかったです。嬉しかったのと同時に、『素晴らしいバナーをありがとうございました』と一言いただいて、とても嬉しかったです」

「これもできますか?」と案件がどんどん増えていく

「これもできますか?」と案件がどんどん増えていく

初めての受注から、みっちゃんのキャリアは加速していきました。

「『これもできますか?』『これもできますか?』と聞かれるようになるという話をよく聞いていましたが、まさにそんな感じで、『こういうのもできますか?』ということで最初の方に継続で別案件をポンポンと連続でいただきました」

LPコンペで落選→でも次のチャンスが来た

バナーだけでなく、LP制作にも挑戦したかったみっちゃん。LPのコンペにも応募しましたが、なかなか採用されませんでした。

でも、その時の行動が後に大きなチャンスを生みます。

「LPのコンペに応募してダメだった案件の方から『広告周りをやってみませんか』とお声がけをいただきました。その時、『LPではなくてもバナーなどの画像制作も何でもいいのでやらせてください』とアピールしたのが良かったのかもしれません」

1ヶ月後、そのクライアントから直接メッセージが来ました。

「『バナーやってみませんか』ということで、そこからやらせていただくことになりました」

「効果が見える」やりがいのある案件

このクライアントは、みっちゃんの意見も求めてくれる方でした。

「女性向けの商品だったので『どういうコピーが刺さると思いますか?』と意見を求めてくださる方で、こちらからも『こういったのはどうですか?』『色味はこういうのはどうですか?』と自分の提案を初めてしてデザインをしていました」

そして何より嬉しかったのは…

「実際に『このバナーでこれぐらい効果がありました』と教えてくださるような方だったので、すごくやりがいのある案件でした」

ーその方からはどのくらいの金額の発注があったんですか?

「バナーや画像関係で9万円です」

Instagram営業で「一緒に働きたい人」とつなが

Instagram営業で「一緒に働きたい人」とつながる

2023年、家庭の事情で2〜3ヶ月お休みした後、みっちゃんは活動を再開しました。

そして、営業方法を変えていきます。クラウドソーシングから、SNSでの直接営業へ。

「自分を目がけて」つながってくれる人と仕事がしたい

「コンペとかでも定期的に応募はしていましたが、選ばれないということが分かってきて、やはり直接つながりを持てる方がいいなと感じるようになりました」

「直接自分を目がけてつながってくれるような方のデザイン制作をしたいなと思うようになり、自分からDMをしたり、コメントして少し仲良くなって、『私こういうのができるようになったんですけれども、何か画像やランディングページの制作のご予定はございませんか?』というような形でお伺いして、そのつながりでどんどん増えていった感じになります」

「力になりたい」と思える人にメッセージを送る

「自分が目がいく発信者の方は輝いていて、力になりたいと思える方にメッセージを送るので、メッセージが返ってきた時の喜びはひとしおですよね」

ー返信が来るんですね。

「返ってきますね。皆さん、交流を大切にされているんだなということも感じました。大物だから、フォロワーが多いから、そういうことはされてないんじゃないかと思っていたんですが、そういう方ほど早く返信をくださったりするので、すごいなと思っていつも刺激をいただいています」

ー何人くらいのフォロワーの方なんですか?

「1万人以上のフォロワーの方でも、私のメッセージを拾ってもらえたんです。嬉しかったです。あ、でも画像は添付しました。『こういうの作れます』という形で」

デザインという「武器」があるからつながる機会

無料からスタートすることもありましたが、そこから有料の仕事や紹介につながっていきました。

「無料もやりました。そこから紹介もしてくださったりするので、ありがたいです。皆さん仲良くしてくださるので」

こうして、自分が憧れる人、一緒に仕事したい人とつながっていく理想的な流れができていったんです。

LPが受注できると月10万円を超える収入に

LPが受注できると月10万円を超える収入に

クラウドソーシングから、Instagram経由の直接受注へ。徐々に収入も増えていきました。

ー2年目で月どのくらいまでいきましたか?

「平均にすると浮き沈みが大きいので、5万円いかないくらいかなという感じです。LPが入ると10万円を超えたりすることもあります。ただ、波はあります」

最初は無料でLP制作、それが実績に

「『LPもやらせてください』という形で、最初は無料で制作しました。それが良かったのかなと思います」

ー10万円超えるとテンション上がりますね。

「デザインで収入を得られるのは、本当に嬉しいです」

ー3万円から10万円がちゃんと入ってくるって、プラスアルファとしては大きいですよね。

「そうですね。なにか作れるようになりたいなあ、くらいの気持ちで始めたので、商用のバナーやランディングページが受注できて納品できるというのは、ある意味デザイナーとして認めてもらってお仕事をいただいていると感じて、とても嬉しいです」

デザインを学んだら「見える世界」が変わった

デザインを学んだら「見える世界」が変わった

副業として収入を得られるようになっただけでなく、みっちゃんの人生そのものが変わっていきました。

ー自分の力で仕事を取れるようになって、何か変わりましたか?

「デザスクでそれまでなかった『自分と向き合う時間』を持てたこと。そこにデザインスキルが加わって、自分に少しずつですが自信が持てるようになってきたと思います」

スーパーのパッケージも、電車の広告も全部「教材」に

「生活の中でも、デザインを学んだ後は見える世界が変わった、視点が変わったと感じています」

「スーパーに行ってパッケージを見るだけでも、電車に乗って広告を見るだけでも、今まではただ見ていただけでしたが、今は『ここはこの文字を強調してる』とか『配色はこうなってる』など、毎日デザインのことを考えながら過ごしていると思います」

毎日「引き出し」を増やす努力

「デザインの引き出しを増やすって言われていたと思うんですけれども、自分には想像のつかないデザインを見たときには、自分の中でストックしておいて、隙間時間にちょっと作ってみて引き出しを作っておくという感じです」

「やったことがない案件、ビジネス系とか美容系とかいろいろあると思うんですけれども、その時に活躍できるように、何かしら毎日制作をしています」

デザインが好きで、研究もしていて、何より楽しんで作っている。そんな姿勢が、クライアントにも伝わるんですね。

お客様に満足してもらうために気をつけていること

お客様に満足してもらうために気をつけていること

副業でも、プロとしての意識を持って仕事をしているみっちゃん。どんなことを意識しているんでしょう?

必ず「寝かせて」から見直す

「クオリティはしっかりしたものを必ず納品しようと思っているので、煮詰まって制作してしまうと、見えなくなってくることもあったりします」

実際に1回作って、1日寝かせて、違う視点でもう一度見て、ちゃんとクオリティができているかを確認したり、パソコンで作ったものをスマホからも確認して、見え方をチェックしています。クオリティにはすごく気を使っています」

とにかく「丁寧」に対応する

「丁寧に対応するというのは、それしか自分の良さというのはないかなとは思っているので、とにかく丁寧に対応しています」

「返信も、時間的に難しいこともありますが、できる限りなるべく早く返信するようにしています」

こうした姿勢が、クラウドワークスでの評価にも表れています。総合評価4.8という高評価を獲得しているんです。

クライアントからは「素晴らしいデザインを作成していただきました。対応がとても早く、大変助かりました」というコメントも。

「デザスクで学んだこと」が現場でそのまま使える

「デザスクで学んだこと」が現場でそのまま使える

約2年間、副業としてデザインの仕事を続けてきたみっちゃん。実際現場に出てみて、スクールで学んだことはどう活かされているんでしょう?

もう本当に全て生かされていると思います。まず、デザインを楽しむという基本があると思うのですが、それをベースに教えていただいたノウハウを一つ一つそのまま忠実にやっていくと、しっかりとしたデザインができるようになるのではないかと思います。基本は全て詰まっているという感じがします」

ー現場でも、デザスクで習ったことをそのままやっているような感じですか?

「はい。本当にそのままやっています。言われた通りにやっています」

「知っていること」と「やっていること」は違う

みっちゃんが強調していたのは、この点でした。

やっぱり『知っていること』と『やっていること』は違うんですよね。『こういうふうに言ってた』とノートにメモするというのは、皆さんやっていると思うのですが、それを本当に一回でもいいからやってみると、また違う道が開けてくるんだなと思います」

落ち込んだ時は「原点」に戻る

落ち込んだ時は「原点」に戻る

順調に見えるみっちゃんのキャリアですが、落ち込むこともあったそうです。

ーお仕事が取れなかった時など、落ち込むこともあると思いますが、どうやって立ち直っていましたか?

「久保さんのYouTubeやインスタライブを見ていました」

受講前だけでなく、受講後も継続的に見ることで、初心を思い出していたんですね。

「デザインを始めたいと思った時の気持ちに戻るのって、大事だと思います」

そして、専業デザイナーへの道を選ぶ

そして、専業デザイナーへの道を選ぶ

副業として着実に実績を積んできたみっちゃん。今後の展望を聞くと、大きな決断をしていました。

ーこれからどういうふうにお仕事していきたいと思っていますか?

「今まではコロナがきっかけで始めたので、ほとんどオンラインでやってきましたが、今後はオフラインの活動にも興味があって、交流会などにも参加して活動していきたいと思っています」

そして…

ー聞くところによると、お仕事を辞められるとか。

「そうですね」

ー本格的にデザインの道に進まれるということですか?

「はい、デザインで頑張ってみたいなと思います」

「手に職がついた」という自信

「家庭の事情などもいろいろありますが、ちょうど区切りがよかったので。環境が変わっても、スキルを手に入れたので、なんとかなるかなと思っています」

ー「手に職がついた」と思うと、気分違いますか?

「そうですね。環境が突然変わることは元々想定されていたのですが、その時にどんなふうにでもやっていけるスキルを手に入れたことで、自分でも『どん』と構えていられるようになったと思います」

これから始める主婦の方へのメッセージ

これから始める主婦の方へのメッセージ

最後に、これからデザインを始めようと思っている主婦の方、そして一歩を踏み出そうとしている方へ、みっちゃんからメッセージをいただきました。

迷ったら、やってみた方がいい

「受講を迷っている方は、迷ったらやってみた方がいいと思います」

「デザスクを受講することで、デザインスキルはもちろんですが、なかなか持てない自分と向き合う時間を持てたことが、私にとってはすごくプラスでした」

一度立ち止まって、自分と向き合う時間もデザインスキルと共に得られるというのが、とても魅力的だと思います。ぜひ挑戦してほしいです」

諦めずに挑戦し続けることが大切

卒業生で、これから一歩踏み出す方へも。

「スクールを離れると、急に海に一人で出たような気分になります。私もそうでした」

「Twitterなどいろんな場所を見ると、『デザインがすごい人が世の中にたくさんいるな』と感じますが、一つ一つスキルを毎日磨いて、クラウドソーシングサービスなど、どこでも良いのですが、諦めずに挑戦していくことが大切だと思います」

まとめ:主婦の副業として、Webデザインは「現実的な選択肢」

まとめ:主婦の副業として、Webデザインは「現実的な選択肢」

みっちゃんのストーリーから見えてきたのは、Webデザインは主婦の副業として十分に現実的な選択肢だということです。

みっちゃんの成功のポイント

学習期間
2022年2月〜7月(約5ヶ月)
初級編・中級編を受講
収入の変遷
2022年8月:初受注 5,500円(バナー)
安定期:月5万円前後
LP受注時:月10万円超え
活動方法の変化
スタート:コンペ応募 + 無料案件
成長期:クラウドソーシング
安定期:Instagram営業 → 直接受注
成功の秘訣
・「楽しむ」ことを忘れない
・教わったことを「素直に」実践する
・クオリティと丁寧な対応を大切に
・毎日少しずつでも制作を続ける
・「自分と向き合う時間」を大切にする
学習期間
2022年2月〜7月(約5ヶ月)
初級編・中級編を受講
収入の変遷
2022年8月:初受注 5,500円(バナー)
安定期:月5万円前後
LP受注時:月10万円超え
活動方法の変化
スタート:コンペ応募 + 無料案件
成長期:クラウドソーシング
安定期:Instagram営業 → 直接受注
成功の秘訣
・「楽しむ」ことを忘れない
・教わったことを「素直に」実践する
・クオリティと丁寧な対応を大切に
・毎日少しずつでも制作を続ける
・「自分と向き合う時間」を大切にする

月5万円なら、十分現実的

みっちゃんの事例が教えてくれるのは、月5万円という金額は決して高すぎる目標ではないということ。

家事や育児の合間、1日2時間程度の時間を使って、無理なく続けていけば、副業として十分な収入を得ることができるんです。

「手に職」という安心感

そして何より大きいのは、「スキル」という資産を手に入れられること。

環境が変わっても、子どもの都合で働き方を変えなければいけなくなっても、自分の力で収入を得られるという自信は、人生の大きな支えになります。

「なにか作れるようになりたい」

そんな気持ちから始めたWebデザインが、みっちゃんの人生を大きく変えました。

あなたも、一歩踏み出してみませんか?

みっちゃんのキャリアサマリー

項目内容
学習開始2022年2月
卒業2022年7月
初受注2022年8月(バナー5,500円)
現在の月収5〜10万円(副業)
主な案件バナー、LP、画像制作
今後の展望専業デザイナーへ
項目内容
学習開始2022年2月
卒業2022年7月
初受注2022年8月(バナー5,500円)
現在の月収5〜10万円(副業)
主な案件バナー、LP、画像制作
今後の展望専業デザイナーへ

編集後記

みっちゃんのインタビューで印象的だったのは、「デザインを楽しんでいる」という姿勢です。

収入や実績も大切ですが、何より「楽しい」と思えることが、続けるうえでの一番の原動力になっているんだと感じました。

「スーパーに行ってパッケージを見るだけでも楽しい」 「電車の広告を見るのが勉強になる」

そんな風に、日常の中にデザインの学びを見つけられる人は、きっと成長し続けられるんでしょうね。

主婦だから、子どもがいるから、時間がないから…そんな「できない理由」を探すのではなく、「どうやったらできるか」を考えて行動する。みっちゃんの姿勢は、これからWebデザインを始める多くの主婦の方にとって、大きな希望になるはずです。

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