入門編88期を卒業したゴッティーさんこと後藤裕介さんは、全くの未経験からスタート。約45日で大坪賞を受賞するまでに成長した背景には、デザインへの戦略的な取り組みや、自分自身の枠を超えた挑戦がありました。
そんなゴッティーさんがデザインを学ぼうと思ったきっかけから、スクールでの学び、卒業後に描く未来まで、赤裸々に語っていただきました。
今回は、デザスク入門編88期のゴッティーさんこと後藤裕介さんにインタビューしました。
- 約45日間の受講で「大坪賞」を受賞するまでにスキルを習得
- 受講のきっかけは「独立したい」という強い想いと将来への不安
- スクール選びでは「アウトプット重視」の方針に共感し日本デザインを選択
- デザインを通して「自分にもできる」という自信と視野の広がりを実感
- 「覚悟を決めて信じて突き進むことが何より大切」とメッセージ
大坪賞を受賞した感想
ー今日は、ゴッティーさんに来ていただきました。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
ーまずは、45日間本当にお疲れ様でした!
ありがとうございます。
ー9日前に卒業したばかりのゴッティーさんですが、今日はゴッティーさんの作品を持ってきています。

ー大坪賞を受賞した作品、改めて、自分で見ていかがですか?
多分、40日前の自分がこれを見たら、びっくりするんだろうなと思います。
ー全くの未経験でしたか?
はい。全くの未経験です。この受講を決めた後に、Photoshopもインストールして触り始めました。
ーそれはすごい!じゃあ、こんなすごいものができるとは思っていなかったですよね、きっと。
はい、思ってなかったです。今だと、自分でどういうふうにできているのか理解できるんですけど、受講前は、どういうふうにできてるのかを理解できていませんでしたね。
受賞作品でこだわったこと
ーこの中で大変だったポイントやこだわったポイントがあれば、教えてください。
こだわったところは、小さな部分の作り込みですね。ベストオブを狙うつもりで作っていたのですが、ヘッダーのバナーやコンテンツの部分は、みんな頑張って作ると思うし、自分より上手な人がいると思ったので、自分は、あえてサイドバナーを細かく作り込みました。
ーそうだったんですね。
サイドバナーは小さい上に文字数が少ないため、皆さんざっくりと作るだろうなと思ったんです。だから、ここで手を抜かずに、メインのバナーを作るぐらいの気持ちでサイドバナーを作ったというのがこだわりです。
ー確かに!
大坪賞のコメントでも「バナーの密度がいい」っていうふうにコメントをいただいたので、ちゃんと見てくださる方は見てくださるんだなって、ちょっと嬉しい気持ちになりました。あとはコンテンツのコンセプトの部分も、同じような感じです。
ーああ、これですね。
それも1枚の写真ではなく、写真を並べて世界観をちゃんと作れるように工夫しました。他の方は、1枚の写真を入れている方が多かったので、ちょっとでも差別化したいという気持ちもありました。
ーなるほど、戦略的なところもあったんですね。それがきちんと評価されて、嬉しいですね。おめでとうございます!
はい。
デザインに興味を持ったきっかけ
ー最終的に45日の受講期間を終えて、このような素晴らしい作品が作れるようになったわけですが、ちょっと振り返って、デザインに興味を持ったきっかけを教えてください。
デザインを学ぼうと思ったきっかけですが、そもそも自分がやりたかったことといえば、独立だったんです。大学を出てから、これまで10年間ずっと会社員だったんですね。
そのなかでモヤモヤした気持ちが芽生え、会社員としてこの先長い人生を続けていくことに疑問があったんです。
いろんな言い訳をしながら会社員を続けてきたんですけど、10年という節目になったときに、「このままだと、その枠組みから外れることなく挑戦しないまま終わってしまう」と思い、独立を現実的に考え始めました。
これまでファイナンス系の仕事をしていましたが、会社の中で働くことが前提のスキルと経験だったので、もっと違う、例えば営業からものを作って納品するところまで、一通りは自分でできるスキルを身につけたいという想いがありました。
そこで、質の高いものが作れるようになれば、単価も上がって一人で生計を立てていくのに可能性が十分にあるのではないかと思ったんです。
他の方みたいに「物を作るのが好き」「デザインが好き」という動機ではなく、独立のための強い武器が欲しいという動機で、デザインに興味を持ちました。
ー独立のための手段として、デザインがいいんじゃないかと考えたのですね。
はい、そうです。
会社員時代の葛藤を乗り越えるまでの経緯
ー先ほど、元々は10年間会社員を続けられていて、いろんな葛藤があったと伺いましたが、葛藤をどうやって乗り越えようと思ったんですか?
自分の中で10年という節目があったのと、会社の働き方の問題ですね。コロナになって、趣味でサーフィンをやっているのもあって、千葉の地方に引っ越して、リモートワークで仕事をしていたんです。
その後、会社の方針としてリモートワークから出社に戻っていくという動きがあったとき、自分にとって大事なことは、東京に住むことや会社員として通勤し続けることではないと感じたんですよね。
海の近くでサーフィンも楽しみつつ仕事もしたいのですが、会社員をやっていると、どうしても自分じゃないものに生活を縛られてしまうと思うんです。
ちょっと大げさかもしれないですが、会社が責任を取ってくれる代わりに、住む場所も勤務時間も自分には自由がないという状態でした。このままダラダラ続けていると、本当にあと10年、20年経ったときに、取り返しのつかない後悔になるんじゃないかと思ったんですね。
まだ30代前半なので、今であれば一度大きな挑戦をして、ある程度失敗してもギリギリ許されるかなというのもあって、「今やるしかないな」と思ったんです。
ーなるほど。挑戦するなら今が最後のタイミング、という感じだったんですね。
おっしゃる通りです。
デザインを選んだ理由
ーデザインを選ばれたのは、単価的な理由ですか?なぜデザインがいいと思ったんですか?
もちろん単価的な理由もありますが、独立となったときに、自分の実績が他の人にも伝わりやすい仕事だと思ったんです。
作品を作れば作るほどポートフォリオが増えるし、人に説明する際または営業の際にポートフォリオを見せるだけで説明の半分は済むのが魅力的に感じました。
また、実績が積み上がっていく仕事をしたいというのもありましたね。自分が作ったものがどんどん積み上がっていくという意味で、デザインは諦めずにやればやるほど、自分にとって積み上がるものができていくんじゃないかと感じました。
ーありがとうございます。
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独学ではなくスクールを選んだ理由
ーゴッティーさんは、デザインを学ぼうと思って、スクールと独学とどちらを考えましたか?
独学は、まず無理だと思いました。何が無理かというと、結局アウトプットの部分で、ものが作れるようになるイメージが全くなかったんですよね。なので、やるなら本当にちゃんとしたスクールを選ばないとなと思って、スクールを検討しました。
スクールをいくつかサイトで見て、各スクールのカリキュラムやメッセージを比較したところ、インプットに重きを置いたスクールが多かったんですよね。「これを教えます」「あれを教えます」といったような。
その点、デザスクさんはアウトプットに重きを置いたメッセージで、「これが作れるようになります」「プロが添削します」とか、「〇〇は教えません」といったように、やらないことを明確に示していたのも印象的でした。
そういうのを総合的に見たときに、自分ができるようになるスクールは多分日本デザインさんだと思ったんです。最初の説明会では、金さんが話してくれましたよね。
ーはい、懐かしいですね。
懐かしいです。もうすごく昔のように感じるんですけど、2〜3ヶ月前なんですよね。あのとき、金さんの説明を聞いて、「デザスクさんは、アウトプットできることにすごくコミットしているスクールなんだな」と改めてわかりました。
なので、自分が全力を注いで勉強するなら、ここでお世話になりたいという気持ちになったんです。
ーつまり、「学べるようになる」というインプットができるスクールはあっても、「できるようになる」というイメージがついたスクールやそこに力を入れているスクールはあまりなかったということですね。
そうですね。おっしゃる通りです。
ーありがとうございます。
受講にあたっての不安
ーセミナーで受講を決められたとのことですが、まとまった費用もかかることですし、受講について不安な点は何かありましたか?
絵もまともに描けなかったですし、デザインのセンスもあまりないと思っていたので、その点が不安でしたね。会社での資料作りも、苦手意識がありました。きれいに作ることが得意じゃないというか。
多分、最初の説明会でも「センスがなくても大丈夫ですか?」と金さんに結構質問した記憶があります。
その中で、「スキルがない人でも再現性が高く、言われたことをちゃんとやれば誰でもできるようになりますよ」という話があったので、疑ってばかりでも仕方ないし、どこかで信じて腹をくくらなきゃいけないと思ったんです。
本当にセンスがなくてもできるのか不安でしたが、スクールと自分を信じて、「言われたことをしっかり実践しよう」という気持ちで入学を決めました。
ーなるほど。「本当にできるのか」という不安があったんですね。不安があるのに、受講を決めてくださって、ありがとうございます!
受講してみて成長したと思うこと
ーでは、いざ受講してみて、ゴッティーさんの中で成長したことや、変化したことがあれば教えていただけますか?
成長したことは、2つあります。1つめは、デザインへの関心が深まったことです。デザインは仕事のための手段として学び始めたものだったので、デザインにそれほど関心があったわけではありませんでした。
でも、やればやるほど面白いというか、デザインを見る目が変わってきました。デザインにさらに興味を持てるようになってきた、というのが成長したところです。これまでは興味がなかったデザインに興味が持てるようになった、という点ですね。
2つめは、チームの中で「自分が何ができるか」を考えて、人の役に立とうという意識が出てきたことです。
これまでは、自分のために仕事をする、みたいなところがあり、割と一匹狼みたいなところもあったんです。自分はこれまでパソコンを使って仕事してきましたが、スクールに入ってみると、パソコンに不慣れな方とかもいることに気付いたんです。
自分ができているからいいやっていうのは違う、とわかったんですよね。今後フリーランスとして活動するにしても、人の役に立つことでお金をもらっていくので、スクールでも誰かを助けることや人の役に立つことを意識しよう、と考えるようになりました。
それは、スクールを通してというのと、自分の意識として独立していくのを合わせて、そういうマインドになったような気がしますね。
ーありがとうございます。デザインが楽しめるようになったというところと、内面での変化があったというところですね。
はい。
デザイン力の変化について
ーセンスに自信がなく不安がある中、受講し始めたとのことですが、受講を終えて、デザイン力の変化はいかがでしたか。
自分は、まだまだセンスがある方じゃないと思っています。自分のセンスだけでやれるレベルには、達していないですね。
ただ、デザイン力という意味では、カリキュラムの中でスクールのやり方やメソッドを教えていただけるので、そのメソッドを忠実に1つずつ段階を踏んで実践すれば、デザインそのものはちゃんとできると思っています。
ーなるほど、デザイン力はついたけど、センスはまだまだこれからって感じですか。受講した人だったら、めちゃめちゃ共感できると思います。センスを徐々に磨いているところって感じですかね。
はい、そうです!
ーじゃあ、受講中は、素直に1つずつこなしていったっていう感じでしょうか。
そうですね。センスがない分、逆に頼れるのはスクールのメソッドだけだったというか…。スクールのメソッドを一個一個やって、本当にできるんだっていうのを実感していました。
ーそういえば、この前オフィスで勉強会やったじゃないですか。そのときも、めちゃめちゃ聞いてましたよね。
はい、せっかくだしと思って。
ーあんな感じで聞いて、素直に受講されたのかなと思っていました。
それは、確かにあるかもしれないですね。言い訳せずに、言われた通りに、顔出さずにちゃんとやろうみたいな感じでやってましたね。
ーとっても素晴らしいと思います!
チーム制について
―次は、チーム制度について伺いたいと思います。ゴッティーさんは、チーム制度で良かったなって思ったことは何かありましたか?
チーム制度で良かったなと思うことは、2つあります。1つめはメンタルの部分で、1人でやってると、どうしても壁に当たる部分ってあるんですよね。
チームで毎週ミーティングして話す時に、結構みんな同じ壁にぶち当たってるなと感じたんです。
1人でやってたらそれが分からないし、才能ないんだなと思って諦めちゃうかもしれないけど、チームのみんなと話すことで「みんな同じことで悩んでるんだな」って安心できるし、みんなで乗り越えていこうっていう空気があるから、モチベーションが続くんですよね。
チーム制では、他の人の状況が分かるから、「自分だけができないわけじゃないんだ」と思えるんです。だから、モチベーションが続き、頑張れたんだと思います。
2つめは、グループで添削会をやるときに、他の人の作品への添削も聴けることです。自分の作品への添削だけだと、それで終わってしまうんですけど、添削会ではグループのメンバーの作品も横で聴けるので、勉強になりました。
人の作品とそれに対する講師のコメントって、自分に刺さる部分が多いんです。人の添削を自分の添削だと思って聴いていたので、横から質問挟んだりもしてしまいました(笑)。
ー意外と、人の添削の方が、素直に聞けたり学べたりしますよね。
はい、客観的に見れるんですよね。自分の作品はどうしても、これまでの過程が見えてしまうから、言い訳もしたくなるんですよね。「いや、それはこれがこういう理由で」みたいな。
ーそうなんですよね。
人の作品は本当にフラットに見れるので、チーム制で良かったなって思います。
ーありがとうございます。
添削会について
―次は、添削会についてちょっと聞きたいんですけど、ゴッティーさんは何先生でしたか?
カスミンでした。
ーいかがでしたか、カスミン先生の添削のフィードバックは?
カスミンは本当に真面目で、基本に忠実な感じでした。人柄もそうなんですけど、添削内容も本当にそんな感じでした。基本的なところができてないと、やっぱりそこはできてないよと冷静に指摘してくださるんです。
「ここはもうちょっとこうした方がいい」とか「ここはちょっと基本が守れてないよ」みたいなところは結構厳しいですが、客観的に教えてくれるので、とてもありがたかったです。
あと、できているところも「ここはちゃんとできてるね」と伝えてくださるから、「これはこのままでいいんだ」っていうのが分かるのも助かりました。
それを繰り返していくと、だんだん自分でも自分の作品を添削できるというか、セルフレビューができるようになってきました。そのおかげで、ベストオブではなく、大坪賞に繋がりましたし、自分の考えも変わったと思います。
元々自分は結構、観察とか再現が雑だったんですが、その雑な部分に対して「もうちょっと細かく観察した方がいいよ」「細かく作り込んだ方がいいよ」っていう言葉をいただいたんです。
それを自分の中で何度も思い返して、カスミンの言う通りにしていたからこそ、いい作品を作れたんだと思います。
ーカスミンで、本当に良かったですね!
はい、ありがとうございます。
受講中一番印象に残っていること
ー次に、受講中で一番印象に残ってることについて、伺います。ゴッティーさんが最も印象に残っていることを教えてください。デザイン以外のことでも、構いません。
一番印象に残ってることは、そうですね…。最終制作の前段階で、広告バナーを作るってレッスンがあったじゃないですか。自分は割とポジティブタイプで、わりといい感じにできていると思っていたんです。
途中、ランク判定していただける機会があったんですよね。Sランク・Aランク・BランクでAランク以上だったらまあまあいい、Sランク取れたら本当にすごいって感じだったんですけど、自分は「Sランクいけるんじゃないかな」って思ったら、全部Aランクで(笑)。
その判定を見て、「あ、ダメなんだ」「この程度じゃ、まだまだ甘いんだな」って思いました。
ーそうでしたよね。それはショックでしたよね。
はい。ネガティブな人の方が、上手な作品を作っていたりして。
ー「自分なんてまだまだです」とか言いながら(笑)。
「もっとちゃんとやらないといけないな」と自分の甘さをひしひしと感じたので、その出来事はとても印象に残っています。
だからこそ、『細部まで丁寧に作り込もう』と自分に強く言い聞かせる1つのきっかけにもなりましたね。
ーなるほど。レベル判定、ランク判定によって客観的に見られて、そこからちょっと意識が変わるきっかけになったって感じですか。
はい。
キャリ活について
ー続いて、キャリ活について伺います。ゴッティーさんは、キャリ活に参加されていましたか。
はい、参加していました。
ーキャリ活は、いかがでしたか?
そうですね。特に、前半はモチベーションを維持するために、キャリ活が重要だなと思いました。キャリ活の中で、自分の目標を明確にするために深掘りするセッションがあったんですけど、あれはすごくよかったです。
課題をやってると、どうしても目の前の課題でいっぱいいっぱいになって、目の前のことしか見えなくなってしまうこともあるんですよね。
でも、キャリ活で少し先を見ることで「デザインをなぜやっているのか」といったことを振り返れるので、そこはとてもよいきっかけになったと思います。
ーそうですね。元々手段としてデザインを選んでやってるわけですもんね。キャリ活は、その先のものを思い出す機会って感じになったんですね。
はい、そうですね。
デザインスキル以外で成長できたところ
ー続いて、デザインスキル以外の部分で、ゴッティーさんの中で何か成長できたことや変化したことってありますか?
自分の中の変化としては、自分の制限をある種取っ払うきっかけになったことですね。これまでの会社員としての働き方やキャリアの積み方もなんですけど、結構自分の延長線上でできることを考えがちだったんですよね。
10年の間に転職もしたんですけど、キャリアは一貫してファイナンス系の仕事でやってきたので、これまでの延長線上にキャリアを築き上げるのが良いことだと思っていたんです。
でも、今回思い切ってデザインっていう未経験の世界に飛び込んでみたんですよね、しかも45日で。傍から見たらちょっと理解できないことかもしれませんが、自分が実際にやってみたら、本当にできるようになることが分かりました。
大げさな言い方かもしれないですけど、本当に、不可能なんてないんだなと思えるようになりました。やったことがないことでも自分がやると決めてやればできる、というような意識の変化はあったと思いますね。
ーこれまで生きてきた人生と全く違う道のデザインっていうのができるようになったことで、自分の可能性をもっと信じられるようになったっていうところですか。
はい、そうですね。
ーありがとうございます。
時間の使い方
ー次に、時間の使い方について伺います。勉強時間は1日何時間ぐらいでしたか?
1日4時間ぐらいですかね。
ーそれは毎日コツコツですか?それとも土日にまとめてみたいな感じですか?
どちらかというと、毎日コツコツでしたね。
ー時間はどういう感じで確保されてたんですか?
まとめて時間を作ろうとすると、モチベーションが低くなり丸々無駄になってしまうと思ったので、小分けにするようにしました。例えば、朝1時間半とか、空いた時間に1時間取る、夜1時間半とかで4時間取る、みたいに。
あとは、食事の時間を減らして、その分デザインの時間に充てるということをやっていました。2日に1回くらいの頻度で、食事を1日2食に減らしていました。でも、これはあまり他の人は真似しない方がいいと思います。
食事って、準備と片付けもあるから、意外と時間かかるんですよね。だから、いっそのこと食事時間を削ってデザインしようと思ったんです。「今だけだからやろうかな」というのもありましたね。そういう感じで常識を疑いながら、作業する時間を作っていました。
ー色々と自分の殻を破ったような期間でしたね。大坪社長も、基本1日1食なんです。朝昼食べると生産性が落ちるし食事の時間もったいないっておっしゃっています。
はい。誰しもにおすすめできるかわからないですが。僕も、毎日ずっとやり続けるのは想像できないんですけどね。
ーちょっと新しい世界も開けた、みたいな感じですね。
そうですね。本当に一瞬だけ開いたぐらいの感じです。
ーありがとうございます。
総合的な満足度
ーそれでは、総合的な満足度を100点満点で何点かとその理由も教えてください。
100点満点中95点です!
ーありがとうございます!95点の理由は何ですか?
デザインが一通りできるようになるっていうのは、本当だったんだなって。
入門編だと、バナーから入って最後はホームページまで作れるし、デザスク流のデザインのメソッドを使えば、ホームページじゃなくても、チラシや他のSNSのヘッダー、サムネイルなど何にでも応用ができると実感しました。
デザインスキルが一通り身についたという点で、その部分は本当に大満足です。
ー嬉しい言葉、ありがとうございます!ちなみに、卒業後のコミュニティのサポートはいかがでしたか?
サポートは、すごく充実していると思いました。卒業後も「Happy Wednesday」で毎週何らかの学びの場を作ってくださっているし、今はコンペチャレンジで、チーム作ってコンペにも参加させていただいています。
みんなでコンペやると、実案件を取っていくのにも怖さがなくなってくるんですよね。このデザインスクールが存続している限り、卒業してもずっと受けられるサポートって、多分他のスクールにはないんじゃないかなと思います。
自分に続ける意思さえあれば、学び続けることができる。そこは本当に、いい意味で常識を超えたサポートだと思います(笑)。
ー学習期間45日ですけど、そこから毎週やってて、しかも久保さんとか大坪社長が出てきますからね。
一部のオフラインのイベントとか除いて、毎回お金がかかるわけでもないので、そこは本当にありがたいですね。
ーゴッティーさん、オフラインのイベントとかちょいちょい顔出してくれてるようなイメージがあります。この前ディズニーも行かれていましたよね。
はい、行きました。当日飛び入り参加だったんです。
ーそうだったんですね。
はい。ちょっと予定が動かせたので。
ー楽しかったですか?
はい、楽しかったです!僕はスタートダッシュがすごい大事だと思っているので、何か面白い話が聞けるとか面白い人に会えるとか、そういうきっかけがあれば、時間とお金を惜しまずに初期投資をちゃんとしたいなと思っています。
そこでレバレッジをかけるというか、勢いをつけて挑戦するようにしています。
ー面白いですね!
ありがとうございます。
受講を迷っている方へのメッセージ
ー最後に、受講を迷ってる方に向けて、ゴッティーさんから一言メッセージいただいてもいいですか?
自分も受講前は不安でしたし、今も卒業後、これから独立してやっていくという不安はあります。でも、何をやっても不安なことはあるので、結局は「覚悟を決めること」に尽きると思います。最後は覚悟を決めて、やると決めたことをやるだけって感じですね。
ー最終的に、信じて突っ込んだっていう感じですもんね。
はい。何かを信じて飛び込まないと行動できないので、信じるものを決めて飛び込んでいくしかないと思います。僕は色々調べて判断して、日本デザインさんを信じて決めたので、迷われている方も、自分の意思で決めることが一番後悔のない選択になると思います。
ーインタビューは、これで終了となります。今回は、入門編88期の後藤裕介さんに来ていただきました。ありがとうございました!