中学時代に一度諦めた「デザインの道」。その夢を再び追い始めた小林晃子さん(ミーコさん)が、YouTubeの一本の動画をきっかけに飛び込んだ45日間の挑戦。
迷いながらも直感を信じて進んだ先にあったのは、仲間との出会いや自分自身の成長、そして確かな手応えでした。彼女の言葉には、年齢や過去に関係なく「好きなこと」を仕事にしたいと願う人への勇気とヒントが詰まっています。
今回は、デザスク入門編83期のミーコさんにお話を伺いました。
- 中学時代に目指したデザイナーの夢を一度は諦めたが、久保校長のYouTubeをきっかけに再燃
- 説明会に参加し、他のスクールは一切見ずに即決で受講を決意
- 課題を提出せず独自に作品制作するなど、自由な発想で楽しみながら学習
- Photoshop初心者ながらも「今できることを楽しむ」姿勢で最後までやり切る
- 講師からの「ミーコならできるよ」の言葉が大きな励みに
- 転職活動と並行して受講。今後は案件やコンペに挑戦しながら中級編受講を目指す
デザインを学ぼうと思った理由
ー今日は、83期のミーコさんに来ていただきました。45日間、お疲れ様でした!
お疲れ様でした。お願いします。
ー早速ですが、デザインを学ぼうと思った理由、きっかけは何かありましたか?
小さい頃から絵を描くこととか好きで、デザイナーになりたいと思っていました。中学生の時に専門学校とか美大とかの情報が載った本を買って、それを見てたら母にそれが見つかったんです。で、「デザインとかそういうもので生きていける人はごくわずかなのよ」って言われて。
中学生だったから、あんまり「私はこれで生きていく」とかはなく、ただぼんやりとした好きなことを進もうとしてただけだったので、その時すごくショックというか。
「そう言われたら、そんなに自信を持ってるわけではない」と思って(笑)、無難に普通科を選びました。大学に行くのに親に対してちょっと理由が必要だったから「教員になりたい」って言って。でもそれは100%心からの希望ではなく、大学じゃないと資格が取れないからって言って行かせてもらったようなところがあったんですけど。
そんな自分が、昔好きだったことはすっかり忘れてしまっていて。でも振り返ったら、友達に名刺作ってって頼まれて作ってあげたりとか、起業した友達のポスターとか、あとポスティング用のチラシとか作ってあげてたんですよ。ペライチとかも作ってあげたり。
ただ、「それを仕事に」ということは全く思わず、ただ好きで「あ、いいよ」って言ってやってあげてたっていうか。でも久保さんの動画がたまたまYouTubeで上がってきた時に衝撃を受けて。「好きなことで生きていく」って言い切ってるって思って。
ーうん、言い切ってますね。
かっこいい!と思ったんですよね。世の中の多くの人が、自分がやれることとか経験してきたことの中でどうにか生きているのに、「好きなことで生きていけたらすごい」と思って。
ーうんうん。
デザスクの動画を視聴したきっかけ
-デザスクの動画を観てくださって申し込みを決めてくださったと思うんですけど、デザスクの動画を視聴したきっかけとかって、あるんですか?
その動画が上がってきたきっかけは、多分私がちょっと前にWEBライティング講座の説明会に申し込んでたから、関連動画として久保さんの動画が上がってきたと思うんですけど。ライティングは結構満席で、申し込んだけど翌週になったんですね。
で、WEBデザイナーの方は、申し込んだ2日後か3日後にもう説明会に参加できて。ライティングの話を聞く前に、1回目の説明会で申し込んでしまいました。
ーそうだったんですね。直感で?
はい。だから体験をやってたなんて知らなかったし、他の動画も1個も見なかった。受講し始めてから見たぐらいで。何にも見ずに、その1個の動画と説明会で申し込みまでしました。
ー他のスクールも見ずに?
全く知らないです。今も知らないですけど(笑)。
ーすごい!
でも、他のスクールを受けてこられた方の話を聞いたりすると、本当にここで良かったなと思うし、いいところに1個目に当たって幸せだったなって。
ーありがとうございます。他のスクールは見ずにもう即決って感じだったんですね。
そうですね。ネットで検索することもなく、説明会で申し込んでるので。何も調べずに。
ーそのYouTubeで上がってきたのが運命ですね。
そうですね。上がってこなかったら、今頃ライティングしてるかもしれない。デザインではなく。
ーなるほど。そうですね。
受講にあたっての不安
ーミーコさんはやっていく中で、受講していく中で不安とか課題ってありましたか?
そうですね。不安は、2つくらいあって。1つは、過去にデザイナーになることを反対されたっていうのがあるんですけど、これを学び始めてからも主人に「本当にこれ稼げるん?」とか、「2000人も受講してて、YouTuberみたいな人ばっかりじゃないやろ」とか言われて。
反論というか、「いや、大丈夫」って意見を言うんですけど、やっぱりひるむ自分もいて。最初のうちは「本当にやれるかな」っていう不安があったんですけど、だんだんちょっとずつ「できたかな」っていう実感というか手応えが出てきたんです。
まだ何にも挑戦してないし、リアルに現場は何もやってないけど、「こうやっていけそう」っていう自分の自信が芽生えてきたので、そこは1個クリアできたところですかね。
ー良かったです。
もう1つの壁は、楽しすぎて自分なりの作品を自由に作ってたってことです。
ーそうなんですね。
提出してないやつがいっぱいあって、実は。
ーあ、そうだったんですね。
はい。自分で最初からデザインを起こして、自分なりに作ったやつがいっぱいあるんです(笑)。
ーそれはすごいですね!どれぐらい作られたんですか?
レッスンごとに、どれぐらい作ったかかな。書いただけのだともう10数個書いて、その半分は作りました。1晩でバーって作っちゃって、楽しくて。でも後々、よく内容を理解して、「あ、だめだ、このやり方はだめ」と。
ー提出するのはやめておこうっていう、お蔵入りみたいなのが?
そうそう。軌道修正にちょっと時間を。
ーそうだったんですね。
課題の取り組み方を間違ったみたいな。
ーちょっとその作品も見たかったですけどね。
じゃあ、いつかチームに。
ーお願いします。ぜひ見たいですね。受講していて、動画を見ながら「あ、ここ違ったな」っていう感じで修正を?
そうですね。みんながレッスン7に行ってる時に自分はレッスン5までやらなきゃいけない状態っていうか、一歩遅れた感がありましたけど。
ーああ、全然気づいてなかったです、それ。ありがとうございます。
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受講してみて成長したと思うところ
ー受講してみて成長した部分ってありますか?
最初不安だったのが、パソコンは仕事でも使ってきてたんですけど、Photoshopは初めてだったので操作に不安がありました。途中も同期の皆さんより私はいろんな機能をまだまだ知らないと思って、そう思った時もあったんですけど。
でも、先生方が「Photoshopのいろんな機能を今覚えるよりも、デザインに集中してください。デザインを楽しんでください」っていうことを何度もおっしゃってくださってたので、「今できることでいいんだ」と開き直ってやったら、なんとか最後にはホームページも形になって。
今の自分の段階ではこれでいいんだなって、割り切れたというかうじうじせずにいられたところですかね。
ーいいですね。今できることでいいって思えたら、すごい安心感ありますよね。
そうですね。
ーありがとうございます。
チーム制について
ーそれでは次の質問に行きたいなって思うんですけど、チーム制についてお伺いしていきたいなと思うんですが、
はい。チームだったことはすごくありがたくて。1人だったら何か悩んだ時とか、「あ、やり方間違ってた」っていう時も落ちたまんまになってたかもしれないです。例えば、月のテーマ、9月10月それぞれのテーマとかあったと思うんですよ。
ーうんうん。
それじゃないところやってたので。みんなちゃんと読んでなくて、みんな秋のばかり作ってると思って被らないように他の季節作ってたんですね。
チームのみんなに、決起会の最後に「ミーコさん、次どれ作るんですか?」って聞かれて、「お歳暮かな」と言ってたら、「いや、みんな9月10月のとこから選ぶって書いてありますよ」って教えてもらった感じ。
ーそうだったんですね(笑)。
なんか直感で動いちゃうところがあるので。パッと見て好きなのからまたやっちゃって。それでまたそこも出遅れたんですけど(笑)。
ー一応決まってはいますけど、スキルが身につくことが目的なので、全然間違ってないです。
はい。あと、ホームページを作る時は、決起会を割と頻繁に期日が迫っても開いてたんですけど、それがすごく励みになったというか、お互いに支え合って。大人の青春って言うんですかね?そんな感じもしたし。
最後の添削会で、講師の先生が言ってくれた言葉がすごく自分の中で強みというか力になったっていう。すごく感謝してます。
ーちなみに、それ何て言われたんですか?
シンプルなんですけど、「ミーコならできるよ」って言ってくれて。
ーわぁ!嬉しいですね。
そうですね。はい。
ーありがとうございます。
はい。ありがとうございます。
受講中の過ごし方
ーミーコさん。受講中の過ごし方、どれぐらい時間をデザインに当てたとかってお伺いしてもいいですか?
はい。私は元々転職をしたくて、7月末で仕事を辞めたところでした。その時体調も良くなかったので、療養もしつつ次の仕事って思っています。
受講中に仕事がもし何か決まったら同時並行でと思ったんですけど、仕事は思った条件のものが見つからなかったり、応募したものが逆に未経験だと断られたりして決まらなかったので、「これは受講が終わってからやりたい仕事のための勉強だから、勉強終えてから就職活動しよう」って切り替えました。
なので、時間はたくさん取ることができたんですけど、今も課題なのは時間をかけすぎることですね。制作に時間をかけすぎるので、時間を短縮していかないと結局単価の低い仕事になってしまうから。時間を短くスピーディーに仕上げていくっていうことが今も課題です。
ーすごい!でも大事なことというか、そこを意識してるとやっぱスピード上がってくると思うので、すごいことだと思います。
受講中で一番印象に残っていること
ー受講中で、一番印象に残ってることってありますか?
やっぱり、自分の作ったものがホームページの形になった時はやっぱり感動したというか。人に見せたくなったっていう、そんな感じで嬉しかったです。
ーいいですよね。ポートフォリオとしても使えるので嬉しいですよね。
はい。
ーありがとうございます。
今後の活動予定
ーミーコさんは、今後どんな風に活動していく予定っていうのはありますか?
そうですね。まだ自分の作品が客観的に見てどうなのか自信はあるとは言いきれないんですけど、何か案件とかコンペとかにチャレンジできそうなものがあったら応募してみて、仕事を少しずつでも始めていきたいなと思ってます。
中級編は気になっているので、なるべく早めに受講できるようにいろんなことを整えていけたらなって思ってます。
ーじゃあまずコンペに参加して、行くなら中級にでっていう感じなんですね。
そうですね。ちょっと現場を見てみたいっていう感じです。
ーそれも大事ですよね。現場を知るっていうのは。
はい。
ーありがとうございます。
総合的な満足度
ーそれでは、総合的な満足度を100点満点中で教えてもよろしいですか?
満足度は、満足してるので100点です。でも成果っていうか出来はどうかっていうと、自分は時間があった割には遅れてたよねっていう(笑)。だから、自分自身の点数は90ぐらいかな。
今後の伸びしろも踏まえて、スピードアップとか効率アップっていうところを行くと、自分は100点じゃないけど。でもやっぱり全体的に楽しかったし、やって良かったし、45日じゃなくてもっと長い期間受けたかったくらいです。
最終課題を出した次の日から3日間は燃え尽きてて、ノートパソコン開かず、ホコリかぶりそうで。かわいそうなパソコン(笑)。ホコリを払ってあげて、4日目にようやく開きました。
体力的にも、ちょうどマラソン選手がゴールした後、崩れ落ちる感じ。あんな感じで全力を使い果たしたっていう感じだったので、3日間は寝ました。
ーうんうん。すごいやりきった感が出ますもんね。
そうでしたね。皆さんの出した作品を見たいけど、見る気力もあんまり湧いてこなくて、トップバナーだけ見て「わあ、すごい」と思って閉じました(笑)。
ー全部見きれなかったんですね。
はい。
ー83期生の皆さんは、本当に上手な方が多かったです。私もベストオブの投票を見て「うわ、うま!」って思ってました。すごいなと思ってました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
受講を迷っている方へのメッセージ
ー最後に、受講を迷っている方へのメッセージを一言お願いします。
はい。もう決めたら進んでいくので。自分の人生を変えたいと思ったら、共に歩む仲間とも出会えるし、支えてくれる先生方とも出会えるので、絶対おすすめします。
ーありがとうございます。ではこれでインタビューは終了となります。本日は、83期のミーコさんに来ていただきました!