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アドビ認定プロフェッショナルの難易度や詳細をわかりやすく解説

アドビ認定プロフェッショナルの難易度や詳細をわかりやすく解説

デザインをする際に、多くの人が使用するPhotoshopなどのアドビ製品ですが、すべての機能を知り尽くして使っている人はほとんどいません。

そんなアドビ製品ですが、「アドビ認定プロフェッショナル」の資格を取得すると、Photoshop、Illustrator、Premiere Proの機能について隅々まで学ぶことができます

資格取得後は、試験勉強を通して得た知識で技術や作業効率がアップするため、デザイン系、IT系、WEB系の仕事を目指す人や働いている人に適した資格です。

試験は開発元のアドビ株式会社が主催しており、合格すると海外でも通用する国際的な資格となっています。履歴書などにも明記できる資格なため、就職活動を考える学生などにも人気の資格です。

今回のブログでは、そんなアドビ認定プロフェッショナルの資格について以下のことを解説します。

  • アドビ認定プロフェッショナルの試験概要
  • アドビ認定プロフェッショナルのメリット
  • アドビ認定プロフェッショナルのデメリット
  • アドビ認定プロフェッショナルの取得に向いている人
  • アドビ認定プロフェッショナルの参考書・勉強方法
  • Adobe製品 その他のおすすめ資格
  • Adobeの資格についてよくある質問

アドビ認定プロフェッショナルの試験概要では、難易度や出題範囲を。

またセミナーなどを使わない、独学で受験するための試験勉強についても解説します。

デザイナーやIT系の仕事を目指し試験チャレンジを考えている方は、ぜひご覧ください。

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目次

アドビ認定プロフェッショナルの試験概要

アドビ認定プロフェッショナルの受験方法には、Adobe独自のルールがあります。

受験の際の科目の選び方で、認定される資格が増えることや、受験会場によって試験を受けられる日程は大きく変わることも。

試験概要について以下の詳細を分かりやすくまとめましたので、ご覧ください。

  • 試験科目
  • 試験概要
  • 試験範囲
  • 試験難易度
  • 申し込み方法
  • 再試験の申し込み方法

それぞれ受験するにあたって必要な情報です。

試験範囲では、アプリケーションごとの特徴なども紹介しています。

特徴を知ることで、目指す職業によってどの科目を選んだらいいのかが分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、アドビ認定プロフェッショナルは再試験の申し込み方法に待機時間のルールがありますので、注意が必要です。

せっかく取得のために再受験をしようとしても、申し込み方法を間違えてしまったことで資格認定の取り消しになってしまう場合もあります。

まずは受験にあたって、しっかりと準備するためにアドビ認定プロフェッショナルの試験概要を理解しましょう。

試験科目

アドビ認定プロフェッショナルは、「Creative Cloud」に対応した試験とされており、2024年時点では以下の科目を設けています。

(※受験する年によって、試験科目のアプリケーションバージョンが変わりますので、受験前に公式サイトで試験科目を確認するようにしてください)

アプリケーション事に、1科目として受験可能です。資格も科目ごとに認定されます。

アプリケーション試験科目
PhotoshopVisual Design using Adobe Photoshop 2022Visual Design using Adobe Photoshop 2023
IllustratorGraphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2022Graphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2023
Premiere ProDigital Video using Adobe Premiere Pro 2022Digital Video using Adobe Premiere Pro 2023

また、上記3科目のうち「Photoshop + Illustrator」「Photoshop + Premiere Pro」といった組み合わせで2科目に合格すると、「Adobe Certified Professional in Visual Design」として認定されます

試験概要

試験会場日本全国 公式サイトから会場検索可能
試験日時試験会場によって異なる
試験時間50分
試験形態会場内のコンピューターを使用して行うCBT形式
使用コンピューターWindows
出題形式選択形式ドロップダウンリスト形式クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式操作問題
(実際にアプリケーションを操作する実技試験)
問題数約30問
受験料(一般価格)10,780円(税込)
(学割価格)8,580円(税込)
受験資格特になし
学割での申し込みの場合は、試験当日に学生証の提示が必要
持ち物受験者IDとパスワード
受験票(ない会場も)
写真付き身分証明書(学割申込者は学生証)
再受験方法同じ科目の2回目を受験する場合、前回受験から1日(24時間)待つこと
3回目以降の受験は、前回受験から5日間(120時間)待つこと
認定証デジタル認定証がWEB上で発行される
印刷・ダウンロードも可能
有効期限資格の有効期限はとくになし
ただし、Creative Cloudをベースに開発された試験の場合、合格から3年で旧バージョンの合格と扱われる(資格失効はしない)

試験科目はアプリケーションごとに独立しているため、1科目ごとに受験料が必要です。

試験は、全国にある試験会場のコンピュータを使って解答するCBT形式で行われ、インストールされている実際のアプリケーションを使用します。

試験会場で用意されているコンピューターはWindowsなため、普段からMacを使い慣れている方は練習が必要です。教本などもすべてWindowsで説明がされています。

くれぐれも受験準備する際には、使用コンピューターにご注意ください。

合否の結果は、試験直後のコンピュータの画面に表示されるため、その場で確認が可能です。

そして合格すると、「アドビ認定プロフェッショナル」としての「Visual Design using Adobe Photoshop」等、認定されたアプリケーション名と受験した試験科目、試験会場などが明記されたデジタル認定証が発行されます。

出題範囲

受験科目出題範囲
Photoshop 2022,2023Illustrator 2022,20231.0 デザイン業界で働く
2.0 プロジェクト環境の設定とインターフェイス
3.0 ドキュメントの整理
4.0 視覚的要素の作成と変更
5.0 デジタルメディアの公開
Premiere Pro 2022,20231.0 映像業界で働く
2.0 プロジェクトの環境設定とインターフェース
3.0 ビデオプロジェクトを整える
4.0 視覚的要素の作成と変更
5.0 デジタルメディアの公開

試験問題は、前半の選択問題セクション、後半の操作問題セクションの2つに分かれて出題されます。

内容は、アプリケーションの使い方だけでなく、デザイナーとして働く上で必要なことも含まれます。

プロデューサーやディレクターの役割や、チームとしての役割分担。そして実際仕事する際に、クライアントとどのように話し合い、仕事を進めていくかなど…ワークフローに関しても出題されます。

著作権のことなども出題されるので、機能だけでなく仕事をするにあたってのマナーや常識なども学習しておきましょう。

受験時にあたってのアプリケーションごとの特徴

受験するにあたって、それぞれのアプリケーションの特性について説明いたします。

目指す職業によって受験する科目がかわりますので、「どの科目が自分に適しているか」を考える参考にしてください。

※試験会場、問題数、試験時間等は上記に書きましたものと同じです。

Photoshop「Visual Design using Adobe Photoshop 2022 / 2023」

Photoshopは、写真など画像を加工・編集することに特化したツールです。

グラフィックデザインやWebサイト上のメディアのデザイン、カメラマンの画像調整、イラストなどを描く際に使用します。

「Visual Design using Adobe Photoshop 2022 / 2023」では、Photoshopを日常的に使用する際の、Photoshopの機能や操作の基礎知識、要件定義や画像の著作権・利用許可などのPhotoshopを扱う上でのさまざまな能力を証明する資格です。

グラフィックデザイン、WEBサイトデザインなどクリエイティブ系の就職を希望する場合には、資格として取っておくと良いでしょう。

カメラマン、イラストレーターをする際にも、機能を把握すれば作品の世界が広がります。

Illustrator「Graphic Design & Illustration Using Adobe Illustrator 2022/2023」

Illustratorはデザインやイラストのレイアウトや線・図形を作成するツールです。写真よりも図形やロゴデザインを扱う職業に向いています。

また、WebデザインやDTPデザインに携わるクリエイターは、Illustratorのスキルを問われることが多くあります。

実際の業務でアプリケーションを使用する際には、Photoshopとともに使用することも多いため、資格受験の際には「Visual Design using Adobe Photoshop 2022 / 2023」と合わせて取得するのがおすすめです。

試験内容は、Illustratorの機能や操作の基礎知識が問われます。

デザイン系の就職を希望する場合には、取っておくとよいでしょう。

・Premiere Pro「Digital Video using Adobe Premiere Pro 2022/2023」

Premiere Proは動画編集に関する仕事で使われるアプリケーションです。

現在企業では、広告としてYouTube、TikTokなどを利用することが増えており、動画編集技術などが評価されています。

「Digital Video using Adobe Premiere Pro 2022/2023」の資格を取得することにより、動画・映像技術のスキル証明が可能です。

また、Premiere Proの機能、操作や基礎知識、プロジェクト要件の設定から映像の著作権までを網羅した操作・編集能力を証明することが可能に。

広告業界だけでなく、様々な企業の広報などに就職を希望する際、強みになる資格です。

試験の難易度

アドビ認定プロフェッショナルの合格率は非公開ですが、民間資格サイトなどの記載を参考にすると、合格点は1000点満点中700点以上と言われています。

また、アドビ認定プロフェッショナルは、特にスクールなどに通うことなく、パソコンでのアプリケーション使用とテキスト、公式サイトの模擬問題などの演習で、合格レベルに達することが可能です。

デザインのプロではない学生受験者も多数合格していることから、難易度はそこまで高くないといえるでしょう。

申し込み方法

申し込みの際は、「アドビ認定プロフェッショナル」の公式ページより申し込みます。「受験するには」をクリックすると、順を追うことで申し込みが可能です。

STEP
試験の申し込み(試験会場を探す)

試験会場を検索→実施会場のサイトから日にち選択→申し込み→支払い申し込みの方法は、会場ごとに多少違いがありますので、受験地を選択後、サイトの誘導に従い行ってください。

STEP
受験者IDの登録(受験者IDの取得)

試験の申し込み後に、受験者IDの事前登録を行い、それを持って試験会場に行きます。作り忘れた場合には、試験会場で登録することとなります。

以上で申し込み完了です。試験日程は、場所によってさまざまですので、自分の都合にあった受験日を選択できます。

(都心の試験会場では、週3日以上受験日が設定されているところも)

学割での申し込みについては、「アドビ認定プロフェッショナル」の公式ページに、申し込みについて詳しく記載がありますので、参考になさってください。

学割の対象は、スクーリングや単位認定試験のときに、JRや私鉄などの公共交通機関を学割で利用できれば、対象となります。

アドビ公認プロフェッショナル公式ページ

再試験の申し込み方法

再受験にはルールがあります。同じ科目を繰り返し受験する場合は、下記のことを守って申し込みしましょう。

  • 同じ科目を2回目に受験する場合、前回の受験から1日(24時間)待機が必要。
  • 3回目以降の受験は、前回の受験から5日間(120時間)待機が必要。

上記の待機時間を経てから、申し込みが可能となります。申し込み方法は、最初の申し込み方法と変更はありません。

また、アプリケーションのバージョンが新しくなったことで、再受験を希望される場合、合格した試験の再受験も可能です。

しかし、2回目以降の合格の際には、合格認定証が発行されませんのでご注意ください。

受験者が上記ルールに違反した場合、すでに取得した資格の認定取り消し、およびAdobe認定を受ける資格を永久に失う可能性がありますので、必ず申し込み方法を確認しましょう。

アドビ認定プロフェッショナルのメリット

アドビ認定プロフェッショナルは、受験して合格をすると、アプリケーションの機能が使いこなせることで作業効率がアップするというメリットがあります。

またアドビ認定プロフェッショナル資格取得には、以下のようなメリットが。

  • デザインの制作現場で活かすことができる基礎知識が学べる
  • IT、WEB系、デザイン系など就職、転職活動に活用できる
  • 資格手当や報奨金を取得できる可能性がある
  • 国際資格なため、海外でも活かせる

Adobe公認の資格だからこそ、履歴書にも記載ができ、企業によっては報奨金がでるところも。

私の知り合いデザイナーも受験したのですが、「これまでに使っていなかった機能を知ったことで、入稿作業がとても早くなった」と話していました。それではメリットの内容について、詳しく見ていきましょう。

デザインの制作現場で活かすことができる基礎知識が学べる

アドビ認定プロフェッショナルの資格は、試験勉強を通してPhotoshopやIllustratorなどのデザインツールの基本を習得することができ、実務に活用する際にも、機能について他者と共通認識を持つことができます。

さらに、学習するのは最新アプリケーションとなるため、基本だけでなく最新機能も使いこなすことが可能に。

学習が、ただの試験対策にならず「生きた知識」になるところも大きなメリットです。

また、PhotoshopやIllustratorはデザイン制作の現場で実際に使用されるツールのため、試験勉強を通して実践的な基礎知識が学べるのもメリットといえます。

IT、WEB系、デザイン系など就職、転職活動に活用できる

アドビ認定プロフェッショナルは、履歴書に記載が可能な資格です。

そのため、IT、WEB系、デザイン系などの就職、転職活動に活用ができます。

特に学生など実務経験を持たない方は、アドビ認定プロフェッショナルを取得することで、PhotoshopやIllustratorなどデザインツールのスキルの保持者であることを証明することが可能です。

デザイン実績の無い学生にとって、資格でアプリケーションの実力を証明できることは、大いに就職活動に役にたつでしょう。

資格手当や報奨金を取得できる可能性がある

アドビ認定プロフェッショナルの資格を取得することで、一部の企業では資格を持つ従業員に対し、資格手当や報奨金を支給することがあります。

また入社してから、「資格取得支援制度」などを利用して、手当が出る場合も。

(資格取得者支援制度:取得に意欲がある社員を応援するために、受験料などを企業がカバーする制度)

アドビ認定プロフェッショナルも、「資格取得者支援制度」の資格に認定されていることが多いため、制度がある場合には資格として該当するか確認してみましょう。

資格手当や報奨金、資格取得制度のいずれも企業の方針によるもので、すべての企業が行っているものではありません。

利用を考える際は、必ず企業ごとに方針や制度について確認しておきましょう。

国際資格なため、海外でも活かせる

アドビ認定プロフェッショナルの資格は、国際資格のため、海外でもスキル証明となります。これは、海外での就職を考える際にも、大きなメリットです。

1年に1回、「アドビ認定プロフェッショナル世界学生大会」なども行われており、アドビ認定プロフェッショナルが世界的にも認知されている資格であることがわかります。

Photoshop、Illustratorはデザイナーであれば、使用頻度の高いアプリケーションです。

これは海外の企業であっても変わりありません。

アドビ社が唯一公認する国際資格ですので、海外での就職活動をする際には、履歴書に記載しましょう。

アドビ認定プロフェッショナルのデメリット

アドビ認定プロフェッショナルを取得する上で、デメリットについてもご説明します。

試験勉強を通して、Photoshopなどの機能を学ぶことができ、国際資格として履歴書に記載可能な資格ですが、少ないながらもデメリットはあります。

・必ずしも就職・転職で有利になるとは限らないこと

・使わない知識もあり、勉強の時間が無駄になる可能性があること

資格の受験を考える際には、これらのデメリットも踏まえた上で試験にトライしましょう。

必ずしも就職・転職で有利になるとは限らない

アドビ認定プロフェッショナルの資格は、PhotoshopやIllustratorのアプリケーションを難なく使用できること証明とはなりますが、デザインができる証明とはなりません。

またデザイン系の企業では、入社希望者がAdobeのアプリケーションを使えることが企業側の利点にもなりますが、デザイン系以外の企業では、Adobeアプリが使えることに重点を置いていない場合も。

アドビ認定プロフェッショナルの資格を履歴書に記入し、就職活動などに利用しようと考える場合には、入社試験を受ける先の企業がアドビ認定プロフェッショナルの資格を必要としているか、確認をしましょう。

使わない知識もあって勉強時間が無駄になる可能性もある

アドビ認定プロフェッショナルの資格取得のためには、細かな機能まで学習をします。

その際には、通常の業務では使用しない機能なども含まれるのです。

必要な勉強時間は100時間と言われており、日々の日常からこれだけの時間を捻出することは容易ではありません。

その中で、使用しない機能について勉強する時間は必ず発生します。

しかし、使われないからといって勉強しないようでは、試験に合格しないでしょう。

また、デザイン系のほとんどの人はパソコンとしてMacを使用していると思いますが、アドビ認定プロフェッショナルの試験はWindowsを使用して行われます。

資格取得のために、わざわざWindowsで機能を勉強しなおす必要がありますので、こちらも合格後は使わないことのひとつとなるでしょう。

アドビ認定プロフェッショナルの参考書、勉強方法

アドビ認定プロフェッショナルの勉強方法は、大きくわけて2つです。

  • 対策講座やセミナーを受講して学習すること
  • 対策教材を購入して独学で勉強すること

対策講座は、大学などによっては試験を受けることまで1セットとなった講座などもあるようです。セミナーなどの場合は、有料で講習と試験対策までがセットになっているものがあります。

PhotoshopとIllustratorの講座が一緒に受講できるものもありました。今回は講座などは使わずに、独学する方法についてご紹介をしたいと思います。

おすすめ参考書

おすすめの参考書については、アドビ認定プロフェッショナルの公式ページにて、試験対策の教材セットが紹介されています。

Photoshop対策教材としては以下の3冊です。

Illustratorの対策教材としては以下の3冊。

Premiere Proの参考教材としては以下の2冊

Premiere Proの場合は、Adobeが提供する無償の学習コンテンツもあり、Premiere Proを使用するためのテクニックを学ぶことができます。

ぜひこちらも利用して、試験学習に役立てましょう。

また、アドビ認定プロフェッショナルの公式ページには、科目ごとにサンプル問題もありますので、上記参考書で勉強した後に、サンプル問題を解いて試験対策をしましょう。

サンプル問題

確保すべき勉強時間

アドビ認定プロフェッショナルの資格取得のために、確保すべき勉強時間は、アプリケーションの習熟度の違いによって変わってきます。

普段からPhotoshopなどを使用していれば、勉強時間は短くなるでしょう。

しかし、まったくの初心者であれば、操作性に慣れるためにも約100時間は見積もっておくことをおすすめいたします。

また、学習する際にはWindowsでアプリケーションの使用をしましょう。

試験会場でも、使用マシンはWindowsなため、Macでの学習はおすすめしません。

参考書でツールの機能を確認しながら、実際に制作してみることでインプットだけでなくアウトプットも可能となります。手を動かしながら学ぶことを心がけましょう。

Adobe製品 そのほかのおすすめ資格

アドビ認定プロフェッショナル以外にも、おすすめのAdobe製品にまつわる資格をご紹介します。

  • Photoshop®クリエイター能力認定試験
  • Illustrator®クリエイター能力認定試験

上記2種は、ソフトウェア活用能力認定委員会が主催する資格で、アドビ認定プロフェッショナルの資格を取得後、さらなるステップアップを考えるのであれば、おすすめの資格です。

スタンダード、エキスパートと級が設定されており、どちらもエキスパートのほうが出題範囲も広く、より現在実務についている人に向いている資格となっています。

難易度もアドビ認定プロフェッショナルに比べるとやや高く、合格率も2023年の時点で70.2%と7割弱なので、試験対策は入念に行う必要があります。

以下に詳細をまとめましたので、参考までにご覧ください。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

資格名Photoshop®クリエイター能力認定試験
資格のグレードスタンダード(実技試験)
エキスパート(実技試験・知識試験)
受験料スタンダード 7,800円(税込)
エキスパート 8,800円(税込)
回答形式Photoshopを操作して回答する実技試験
試験会場随時試験:全国の試験会場
公開試験:リモートWebテスト(年2回)
出題範囲基本機能
画像の移動と変形
カラーモードと色調補正
ペイント
レイヤー操作
パスとシェイプ
テキストの入力と編集
フィルター
画像の入出力
WEB用画像の作成
アクションと自動処理
DTP/WEBデザイン基礎知識
合格基準スタンダード実技問題の得点率65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上
エキスパート 知識問題・実技問題65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上
学習方法公式テキストや問題集など
合格の認定証明デジタル署名されたオープンバッジとデジタル認定証明書

Illustrator®クリエイター能力認定試験

資格名Illustrator®クリエイター能力認定試験
資格のグレードスタンダード
エキスパート
受験料スタンダード 7,800円(税込)
エキスパート 8,800円(税込)
回答形式Illustratorを操作して回答する実技試験
試験会場随時試験:全国の試験会場
公開試験:リモートWebテスト(年2回)
出題範囲基本機能
オブジェクトの基本操作
パスの描画と編集
カラー設定
オブジェクトの編集
レイヤー
テキストの入力と編集
グラフ
アクションと自動処理
データの入出力
DTP/WEBデザイン基礎知識
合格基準スタンダード実技問題の得点率65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上
エキスパート 知識問題・実技問題65%以上で、かつ実践問題の得点率70%以上
学習方法公式テキストや問題集など
合格の認定証明デジタル署名されたオープンバッジとデジタル認定証明書

Adobeの資格についてよくある質問

Adobeの資格取得を検討する際に、よくある質問をまとめました。

資格取得について調べていると、Adobeにはさまざまなツールがあるため何を受験していいのか分からなくなることも。

自分の目的と合わない間違った資格受験をしないためにも、疑問点は解消しておきましょう。

Q.アドビ認定エキスパートは廃止されましたか?

アドビ認定エキスパートは、廃止はされていませんが、日本語の試験は2019年より実施されていません。

現在は、「AdobeExperienceLeague」のサイト内から受験することができ、対応言語は英語のみです。

受験するにあたって、AdobeExperience Managerの1〜3年程の使用経験を必要としますので、英語に自信があり、AdobeExperience Managerの使用経験が1年以上であれば、トライしてみると良いでしょう。

Q.アドビ認定プロフェッショナルは就活に使えますか?

アドビ認定プロフェッショナルは、就活に使うことができます。

特に学生など実務経験を持たない方は、アドビ認定プロフェッショナルを取得して、履歴書に書き、面接時にアピールすると良いでしょう。

アドビ認定プロフェッショナルの取得資格を履歴書に記載する場合には、下記の記入例を参考にしてください。

記入例

【記入例】Photoshop 2023を取得した場合
日本語表記:アドビ認定プロフェッショナル Photoshop 2023 合格
英語表記:Adobe Certified Professional Photoshop 2023 合格【主催/認定(交付)機関名】
主催/認定(交付)機関名の記入が必要な場合は「アドビ」と記載してください。【認定(免許、証書)番号】
認定(免許、証書)番号は空欄で結構ですが、記入が必要な場合は、デジタル認定証でご覧になれる認定証(PDF形式)の下部に表示される「4桁~5桁※」+「4桁」の英数字を記入してください。デジタル認定証をご覧になれない場合は弊社でも番号をお調べすることはできませんので空欄としてください。※はじめの桁数は、受験時期によって異なります。
※参照 「アドビ認定プロフェッショナル」の公式ページ

就活につかえるアドビ認定プロフェッショナルですが、就活利用の際のメリット・デメリットがあります。「アドビ認定プロフェッショナルのメリット」「アドビ認定プロフェッショナルのデメリット」で詳しく説明しておりますので、ご覧ください。

Q.アドビ認定プロフェッショナルに有効期限はありますか?

資格の有効期限はとくにありません。

ただし、Creative Cloudをベースに開発された試験の場合、合格から3年で旧バージョンの合格と扱われます。

資格失効はしませんが、新しいバージョンでの合格を資格として明記したい場合には、3年ごとに受験しなおすといいでしょう。

まとめ

今回のブログでは、アドビ認定プロフェッショナルの試験を受ける際に必要な

  • アドビ認定プロフェッショナルの試験概要
  • アドビ認定プロフェッショナルのメリット
  • アドビ認定プロフェッショナルのデメリット
  • アドビ認定プロフェッショナルの取得に向いている人
  • アドビ認定プロフェッショナルの参考書・勉強方法
  • Adobe製品 その他のおすすめ資格
  • Adobeの資格についてよくある質問

について詳しく解説しました。

アドビ認定プロフェッショナルの資格は、メリットが多く実践でも使うことのできる資格となっています。

試験概要をしっかり把握して勉強をすれば、独学でも取得可能です。就活中の学生でデザイン系、WEB系などの企業に就職を考えている人には、ぜひ在学中に取得するといいでしょう。

独学でAdobe製品を使用していると、どうしてもビジネスレベルまでは届きません。

IT、WEB系、デザイン系のプロの現場で使える実力を身に着けるためにも、アドビ認定プロフェッショナルを取得することは有用です。

また現在プロとして実務でAdobe製品を使っていたとしても、案外知らない機能はあります。

資格の勉強をすることで今まで知らなかった機能を知り、入稿や作業効率がアップも可能ですので、自分の能力を見直す目的で経験者にも受験はおすすめです。

アドビ認定プロフェッショナルに資格に興味がある人は、ぜひ資格取得を目指してみてください。

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