Canvaは無料プランで十分です。
実際わたしも2年以上使っていますが、一度も有料プランを契約したことはありません。
ですが、困ることが一切ないかと言われると、、実は困ることもあります。
今回は、無料版Canvaを使っていて地味に困ったことと、有料プランとの違いについてまとめました。
「Canvaの有料版を使うか悩んでいる」という方のお役に立てたら嬉しいです。
Canvaの無料プランでは困ったこと
まずは、私がCanvaの無料プランを使っていて感じた「困ったこと」を紹介していきます。
※Canvaは頻繁に機能が追加されており、CanvaProでできることは日々増えています。そのため、この記事も随時更新しております。
有料素材やテンプレートの利用
Canvaには、有料でしか使えないテンプレートや素材がいくつかあります。
「良いな」と思った素材が有料だと、少し困ります。
使いたい素材が有料だった場合は、
- Canva内で似た素材を探す
- 無料素材サイトで似たものを探す
- 有料素材を購入する
- CanvaProに契約する
という4つの方法がありますが、基本的には無料素材サイトで似たものを探すのが手っ取り早いです。
デザインサイズの変更
Canvaを使っていて地味に困るのが、サイズ変更です。
例えば、正方形のデザインを作っていて「やっぱり横長でも作りたいな」と思ったときに、無料プランでは変更できません。
サイズ変更をするためには
- 有料プランに登録する
- 新しいデザインを作成し、パーツをコピー&ペーストする
という方法があります。
基本的には、コピー&ペーストのやり方で良いですが、頻繁にサイズ変更をする方は有料プランに契約した方がいいかもしれません。
SNSの予約投稿
Canvaでは、無料プランでもInstagramの投稿やリール、ストーリー、Twitterの投稿などを作ることができますが、予約投稿機能はありません。
予約投稿をするには、有料プランに契約する必要があります。
複数のアカウントを運用していて、予約機能が必要な方は、有料プランの契約を検討しても良いかもしれません。
背景の切り取り
引用:Canva公式サイト
Canvaの無料プランでは、背景の切り取りができません。
背景を切り取るためには、Canvaの有料プランに変更するか、Photoshopなど他のツールと併用するしかありません。
背景の切り取り機能を使うためにCanvaの有料プランに契約している人も少なくありません。
ちなみに、背景切り取りツールの中では、Canvaがもっとも性能がいいそうです。
参考:【実験】背景削除ツールどれがベスト!?同じ写真で白抜き比較した結果とは
もちろん、Photoshopの機能には及ばないとは思いますが、月額1000円~で使えることを考えると、悪くないと思います。
PSDデータの使用
なんと、Canvaでpsdデータ(Photoshopのデータ)が使えるようになりました!
ですが、残念ながらこれはCanva Proの方のみが対象のようです……。
psdデータが使えるとかなり便利なので、Canva Proに契約しようか悩んできました。
Canvaで使える3つのプランと価格

続いて、Canvaで使える3つのプランをご紹介していきます。
Canvaのプランは、
- Canvaを体験してみたい方には、Canva Free
- Canvaで本格的にデザインしたい人はCanva Pro
- 複数人でCanvaを使用したい場合はCanva for Teams
がおすすめです。
具体的な料金やプラン詳細について、詳しく解説していきますね。
Canva Free(無料)
Canva Freeは、完全無料で使えるフリープランです。
ストレージ:5GB
テンプレート:25万点以上
写真素材;20万点以上
デザインのサイズ変更:不可
SNSの予約投稿:不可
背景切り取り:不可
印刷物の作成:可能(印刷代は都度払い)
また無料プランの場合、有料の素材は1つ120円で購入することもできます。
Canva Pro(¥12,000/年)
年間プラン(1年分を一括で払う)の場合:1月あたり¥1,000 ⇦お得!
月額プラン(1月ごとに支払う)の場合:1月あたり¥1,500
ストレージ:100GB
テンプレート:61万点以上
写真素材;7500万点以上
デザインのサイズ変更:可
SNSの予約投稿:可
背景切り取り:可
印刷物の作成:可能(印刷代は都度払い)
Canva Proを使う場合、しばらく使う予定であれば1年分払ってしまうのがおすすめ。
支払う金額は年間で6,000円も異なります。
また、「プラン停止」をすることも出来ます。
プラン停止は、
- 月額プランを契約している
- 年間プランの残りが2ヶ月以下
以上の条件を満たしている場合のみ、最大3ヶ月まで停止させることも出来ます。
Canva for Teams(¥18,000/年)
Canva ProとCanva for Teamsの大きな違いは、個人利用かチーム利用か、です。
ストレージ:100GB
テンプレート:61万点以上
写真素材;7500万点以上
デザインのサイズ変更:可
SNSの予約投稿:可
背景切り取り:可
印刷物の作成:可能(印刷代は都度払い)
Canva for Teamsでは、以下のようなことが出来ます。
- リアルタイムでデザインを共同編集
- ブランドカラーやロゴ素材、フォントの登録
- コメント投稿、チームメンバーのタグ付け、デザイン共有
- 使った素材の共有、ストック
- 作成したデザインや素材、フォルダの共有
1つのアカウントで最大5名まで使用可能です。
つまり、5人で使えば、1人¥300/月で使用することもできちゃいます。
有料プランのCanvaをお得に使う方法とは?

Canvaの有料プランは、30日間無料トライアルを試すことが出来ます。
まずは30日試してみて、有料プランのCanvaを使うかどうか検討するのが良いのではじゃないでしょうか?
有料プランのCanvaを契約する場合は、1年以上使う予定の場合は年間プランがおすすめ。
また、チームで使う方や複数人でのシェアが可能な方は、Canva for Teamsがおすすめです。(5人で使えば、1人¥300/月で使用できます!)
まとめ
繰り返しお伝えしてきましたが、Canvaは無料プランでOKだと思います。
ですが、今回お伝えしたCanvaの無料プランでできないこと
- 有料テンプレートや有料素材の使用
- 背景の切り取り
- デザインサイズの変更
- SNSの予約投稿
を頻繁に使う方は有料プランの使用も検討してみてください。