「会社員のWEBライターってどんな1日を過ごしてるの?」
「フリーランスじゃなくて会社員として働くメリットはあるの?」
この記事はそんな疑問を持っているあなたのためのものです。
現在、世の中ではフリーランスWEBライターという働き方がとても注目されています。
その結果、インターネットやSNS上に溢れる情報も「フリーランスWEBライター」のものばかり。
会社員のWEBライターの1日や、その魅力を知る機会はあまりありません。
しかし、実は会社員WEBライターもフリーランスWEBライターと同じか、それ以上に魅力的な働き方です。
そこで、今回は現役の会社員WEBライターである僕の経験をもとに
- 会社員WEBライターの1日
- 会社員WEBライターの業務内容
- 会社員WEBライターの業務量
- 会社員WEBライターになるメリット
- 会社員WEBライターになるデメリット
をお伝えしていきます。
この記事を読めば、会社員WEBライターの実態や魅力を感じてもらえます。
ぜひ、「会社で働いていきたい」「独立するためにまずは会社員から」と思っている方は参考にしてくださいね。
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会社員WEBライターの1日
では、まず会社員として働くWEBライターの1日を紹介していきますね。
今回お伝えするのはこの記事を書いている僕の1日です。
全てのWEBライターがこのスケジュールで動いているわけではないと思いますが、1つの参考にしてもらえればと思います。
▼プロフィール
2022年、新卒で株式会社日本デザインに入社した、社会人2年目。大学4年生のときに同社がやっているライティングスクール(ライカレ)を受講し、未経験からWEBライターに。現在はWEBライターとして日本デザインブログの記事を執筆しており、SEO1位も多数獲得。 |
8:00〜 出社
出社のところからお伝えしていきますね。僕の勤める株式会社日本デザインは基本的に9時から業務が始まります。
そのため、だいたい8時ごろには出社して、メールチェックや仕事の準備をします。
また、当メディアは1日に1本記事をあげているので、その記事がちゃんと公開されているかのチェックもしますね。
9:00〜 執筆開始
9時になったら業務開始です。業務内容は主に記事の執筆。
会社員WEBライターには執筆以外にも仕事があるのですが、生産性の高い午前中はできる限り執筆に回すようにしています。
また、会社全体で「午前中はできる限り私語を慎む」というルールを決めています。
カフェで流れているような少しゆったりめの音楽がオフィスに流れており、その音だけを聞きながら作業ができるので、とても執筆が進みます。
12:00〜 昼休憩&昼ご飯
日本デザインは昼休憩の時間が決まっていません。
1時間の休憩を好きなときにとって良いといった感じです。
僕の場合はだいたい12時から休憩を取りますね。
休憩時間はその日によって違い、仕事を進めておきたいときはサクッとご飯を終わらせて業務を開始しますし、同僚や先輩とご飯を食べにいったり、少し疲れていたりするときは1時間フルで休みます。(オフィスにベットがあるので、昼寝することもたまにあります。)
13:00〜 執筆開始
昼休憩が終わったらまた業務に戻ります。
だいたいは午前中と同じで執筆をしていますが、週に1.2回は外注ライターさんの添削をしています。
昼食を食べて眠くなるので、コーヒーを飲んだり、会社にあるバーカウンターで立ちながら作業をしたりしていますね。
16:00〜 推敲&投稿
だいたい16:00くらいになってくると、脳が疲れてきて執筆が進まなくなるので、数日前に書き終えた記事の推敲と投稿をします。
記事のクオリティを決める作業なので、スピードよりも正確さを重視して作業を進めていきます。
18:00〜 構成作成
終業時間は18時。「定時がきたらサクッと帰宅します!」と言いたいところですが…実際のところは毎日1時間くらい残業をするのが新卒2年目のリアルです。
残業時間には残っている細かい業務をするか、何もなければ明日以降に書く記事の構成を作ります。
19:00〜 帰宅
だいたい19時になったら帰宅をします。帰宅後は本を読んだり、noteを書いたりして過ごしていますね。
かなり趣味に近い感じでやっているのですが、WEBライターとしてのスキルアップにもつながっています。
文章を読んだり、書いたりするのが好きな人にとって、WEBライターは最高な職業だと感じますね。
会社員WEBライターの業務内容
1日の流れでも少しお伝えしましたが、会社員として働くWEBライターの業務内容は記事の執筆だけではありません。
ここでは、会社員WEBライターがどんな業務をこなしているのか、より具体的に紹介していきますね。
新規記事の執筆
WEBライターとしてメインの仕事になるのは新規記事の執筆です。
編集長から渡されたキーワードで検索順位1位を取るために
- リサーチ&構成作成
- 記事の執筆
- 記事の推敲
- 記事の投稿
といった流れで読者の悩みが解決できるような記事を作成していきます。
フリーランスWEBライターとの違いは、情報の集めやすさですね。
会社員だと専門的な知識を持った社員に直接インタビューができたり、自社で運営している他のコンテンツ(YouTubeやTwitter)から情報をとってきたりできます。
そのため、フリーランスと比べると記事を作りやすいですし、完成するまでの時間が短い傾向がありますね。
記事のリライト
会社員のWEBライターは、新規記事の作成以外に既存記事のリライトをすることも多いです。
リライトとは、過去に投稿した記事の検索順位を上げるために
- 本当に読者の悩みを解決できているか
- 読者のために追加できる情報はないか
- 記事の情報が古いものになっていないか
を確認して、加筆・修正していく作業です。
リライトした記事が1位になったときには、新規記事が1位になったときとはまた別の喜びがありますね。
また、リライトは「何が検索順位に影響を与えているか」を検証する目的もあります。
そのため、ただ新規記事を作成しているだけではわからない「検索順位の上げ方」がわかってくるのも楽しいですよ。
外注ライターさんの記事添削
会社員WEBライターは外注ライターさんの記事添削をすることもあります。
- 理解しやすい構成になっているか
- 文章は読みやすくなっているか
- 足りていない情報はないか
を確認して、加筆・修正を依頼していきます。
スキルレベルがバラバラなライターさんに対して、レベルに合わせたフィードバックをするのが難しさでもあり、楽しさでもありますね。
自分が担当している方のスキルが上がっていったり、添削した記事が検索順位で上位になったりするととても嬉しいですよ。
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会社員WEBライターはどれくらい記事を作る?
会社員としてWEBライターを目指す方のなかには「会社員のWEBライターってどれくらい文章書くのかな?自分でもいけるかな?」という不安を持っている方もいるはず。
そこで、ここでは会社員WEBライターの業務量をお伝えしますね。
1日に書く文字数は5000文字〜6000文字
執筆スピードにもよりますが、会社員WEBライターが1日に書く文字数はだいたい5000文字〜6000文字くらいです。
5000文字程度の記事なら1日、1万文字の記事なら2日かかります。
執筆するだけなら5000文字に1日もかからないのですが、構成、推敲、投稿も合わせるとだいたいそれくらいになってしまいますね。
会社によって誤差はありますが、1日に5000文字くらい書ける方なら十分WEBライターとして働けますよ。
ノルマはあるが進め方は自由
他の職業と同じようにWEBライターにもノルマはあります。
WEBライターのノルマは、記事の執筆本数。
会社によって違いはあると思いますが、当社の場合は「週に◯文字の記事を△本書く」というノルマの立て方をします。
ただ、このノルマは「達成できないと怒られる」「やらないと帰れない」といった感じではなく、「この本数を目指そう」という目標に近いものなので、プレッシャーを強く感じることはないですね。
また、週のノルマをクリアできるなら、その進め方は自由です。
毎日コンスタントに記事を執筆する人もいれば、週の前半に執筆を詰め込んで後半は推敲にあてるという人もいます。
会社員でWEBライターをやるメリット
会社員WEBライターにはフリーランスWEBライターにないメリットがいくつもあります。
そこで、ここからは会社員WEBライターのメリットを、お伝えしていきますね。
外注の方から聞いたお話を参考に、フリーランスWEBライターと比較してお話しするのでぜひ参考にしてくださいね。
収入が安定している
言わずもがなですが、安定した収入が毎月入ってくるというのは大きなメリットですね。
僕自身、外注ライターさんの報酬計算をしているので、フリーランスWEBライターの収入が不安定なのはよく知っています。
そういった様子を見ていると、やはり最低限収入が確保されているのはありがたいなと感じますね。
また、会社員WEBライターのなかには、同時に副業WEBライターとして稼いでいる方もいるそうです。
入社する会社次第では、安定した収入を得ながらも副収入を得られますよ。
WEBライターとしてのスキルが伸びやすい
個人差はありますが、フリーランスWEBライターに比べて、会社員WEBライターはスキルが伸びやすい傾向があります。
その理由は次の2つです。
- 執筆する回数が多い
- 学べる環境にある
単純に執筆の機会が多くあります。
フリーランスWEBライターは案件を取るところから仕事が始まりますが、会社員はその必要がありません。
キーワードをすぐにもらえ、すぐに記事作成に入るので執筆スキルがどんどん伸びていきます。
また、学びの機会も多いです。
執筆をしたらすぐにフィードバックをもらえますし、先輩のライターさんから無料で指導してもらえます。(当社の場合は文字単価10円で仕事を取っていたような人がいて、その人から直接指導をしてもらえます。)
フリーランスがお金を払って学ぶことを、お金をもらいながら学べるというのは本当にありがたいですね。
孤独感を感じることが少ない
フリーランスWEBライターの方からよく聞くのが、孤独感が強いという悩みです。
ずっとパソコンに向かっていて、誰とも話さず1日が終わったなんて話もよく聞きます。
一方、会社員WEBライターなら、その悩みも生まれにくいです。
仕事自体はパソコンに向き合って作業することが多いですが、合間合間で同僚や先輩とたわいもない会話をしています。
また、全ての会社がそうとは限りませんが、一緒にご飯を食べたり、合宿に行ったりと社員と仲を深める機会もあります。
そのため、会社員ならWEBライターをしていても、孤独感を感じることはほとんどありません。
会社員でWEBライターをやるデメリット
会社員としてWEBライターをやるメリットばかりお伝えしてきましたが、もちろんその反面デメリットもあります。
何も知らずに会社員になって、後悔することがないようここから会社員としてWEBライターをやるデメリットをお伝えしますね。
ものすごく稼げるわけではない
会社員は収入が安定していますが、その反面、会社員WEBライターは収入が上がりにくいです。
WEBライターは文字単価制(1文字◯円という考え方)なので、働けば働くほど収入が上がります。
単純に2倍働けば収入は2倍になりますし、執筆スピードが2倍速くなっても収入は2倍になります。
一方、会社員は2倍働いても、執筆スピードが2倍になっても、毎月の収入が2倍になることはありません。
そのため、同じだけ働いてもフリーランスWEBライターのほうが収入が高いのです。
もちろん副業ができる会社なら、給与以上に稼ぐことは可能です。ただ、同じスキルを持っているなら独立したほうが稼げます。
実際、独立したことで収入が会社員時代の倍になったというWEBライターも少なくありません。
時間に縛られる
フリーランスWEBライターになるメリットとして「自由な時間に仕事ができる」ということがありますよね。
一方、会社員WEBライターの働く時間はかなり制限されています。
基本は定時で出社しなければいけませんし、朝も決まった時間に起きなければいけません。
生活リズムが整うというメリットはあるものの、少し体調が悪かったり、夜更かししてしまったりすると、朝はかなり辛いです。
WEBライターの「好きな時間に仕事ができる」といった特徴を活かせないのは、会社員になる大きなデメリットですね。
周りがうるさいことがある
会社員WEBライターはフリーランスWEBライターに比べて、執筆環境が悪いことが多いです。
特にクリエイティブ系の職種と他の職種が1つの部屋に集まっている会社では、執筆している隣でミーティングやセミナーが始まります。
慣れてくれば、BGMくらいに聞き流せるようになるのですが、最初の頃は全ての音が入ってくるのでかなり大変です。
僕自身、最初の頃はものすごく苦労しました。
もちろん、クリエイティブ系の職種と他の職種で働く場所を分けている会社も多くあるので、絶対に執筆環境が悪いわけではありませんが、そのリスクがあるのは覚えておきましょう。
まとめ
今回は会社員として働くWEBライターの実態を紹介してきました。
会社員WEBライターである僕の1日の流れをまとめると次のようになります。
8:00〜 出社
9:00〜 執筆開始
12:00〜 昼休憩&昼ご飯
13:00〜 執筆開始
16:00〜 推敲&投稿
18:00〜 構成作成
19:00〜 帰宅
会社員WEBライターの1日として、1つの参考にしてもらえればと思います。
また、今回は会社員WEBライターになるメリット・デメリットもお伝えしました。
収入が安定しているのはもちろん、WEBライターとして成長できるのは会社員として働く大きなメリットですよ。
まずは安定した状況で、着実にWEBライターとして成長したいという方に会社員WEBライターはとてもおすすめですよ!
質問や感想があればご記入ください