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副業は何から始める?実体験から始め方とおすすめの仕事を解説

副業は何から始める?実体験から始め方とおすすめの仕事を解説

「このままだと将来が不安。収入を増やす方法を考えないと・・・」
「副業しようかな。でも何から始めればいいんだろう・・・」

最近あちこちで目にする「副業」の2文字。先行きが見えない時代ですので、少しでも収入を増やそうと副業を検討をする人は少なくありません。

副業ブームと言われつつも、実際に副業をしている会社員はまだまだ少数派。
興味はあるものの何から手を付けていいかわからず、一歩を踏み出せずにいる人が多いようです。

そこで今回は、副業を始めるための具体的なステップと、タイプ別におすすめの副業25選を紹介します。副業は未来を前向きに変える大きな足掛かりです。
チャレンジしない手はありません。

初めての副業でも、事前に注意点やコツを知っておけば安心。現在副業ライターとして活動する私の実体験を交えながら解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

まず何から始めるべき?【私が実践した“失敗しない”副業の始め方 】

いざ副業を始めようと思っても、「いったいどんな副業が自分に向いているのか」「どうやって始めたらいいのか」見当もつかないという人が多いのではないでしょうか。

ここでは、現在副業歴4年目の私が最初に実践した5つのステップを紹介します。

  1. 副業の目的を定める
  2. 副業に使える時間の目安を立てる
  3. 副業の職種を選ぶ
  4. 必要なスキルを習得する
  5. 実務経験を積みながらスキルアップする

ステップ1. 副業の目的を定める

まず最初に、副業の目的をハッキリさせておきましょう。

収入アップ、スキルアップ、やりがい、趣味を活かす、など副業に求めることは人それぞれ。

例えば収入アップひとつとっても、月1〜2万円のお小遣いを稼ぎたい人もいれば、月10万の副収入を望んでいる人もいます。

目的によって副業の種類や働き方が異なってきますので、実現したいことがなるべく具体的であるほうが望ましいです。

私が副業を始めたのは、コロナ禍で本業が立ち行かなくなったからです。
働いていた教室が一時的とはいえ緊急事態宣言でクローズになったことで副業を始めることを決意しました。

当初私が抱いていた副業の目的
  • 収入を得る
  • 収入の柱を増やす
  • 新しいスキルを習得する
  • 副業経験を本業に活かす
  • せっかくの機会なので、やりたかったことに挑戦する

副収入の目標として、本業の傍ら月5万円をコンスタントに稼げるようになることをイメージしていました。

目標達成の指標になるので、目標額は具体的に設定しておくといいです!

ステップ2. 副業に使える時間の目安を立てる

副業にどれだけの時間を割けるか把握しておくことが重要です。

副業を始めれば、「仕事のあとに仕事をする(本業のあとに副業をする)」「休みの日にも仕事をする(本業が休みでも副業がある)」といった生活スタイルになることを覚悟しておかなければなりません。

副業を始めるタイミングで「副業時間」の目安を立てました。

副業をする時間
  • 往復2時間の通勤時間
  • 帰宅後1〜2時間
  • 休日5〜6時間

稼働時間が見えやすくなり、受注可能な仕事量を把握するうえでも役立っています。

生活の中心となる本業を柱に、「いつどれくらい副業をするか」を明確にしておきましょう!

ステップ3. 副業の職種を選ぶ

ステップ1の「副業の目的」に沿って職種を選びましょう。

副業には多くの選択肢があります。
収入、やりがい、将来性、キャリアチェンジ、趣味の延長など、あなたが副業に求めることを実現できるかどうかが最も重要です。

副業は、決して楽なものではありません。
だからこそ、副業には「好きなこと」「やりたかったこと」を選ぶというのも成功の秘訣です。

私は元々書くことが好きで、「いつか書くことを仕事にできたらいいな」と思っていたのでWEBライターを選びました。

結果、汎用性のあるWEBライティングのスキルは本業でも役立ち、本業・副業の双方でスキルアップできました。

未経験の分野で稼げるようになるには少し時間がかかりますが、長い目で見たとき自分にとってプラスになるスキルならチャレンジすべきです。

副業経験は必ず自分をアップグレードしてくれますので、「なりたい自分」をイメージして副業を選べば間違いありません。

ステップ4. 必要なスキルを習得する

副業にしたい職種を選んだら、必要なスキルを習得しましょう。

経験やスキルの提供によって対価を得やすいのが副業です。
スキルが不要な副業もありますが、労力がかかるわりにあまり稼げないことがほとんど。

趣味の延長で副業をするにしてもプロレベルにスキルをアップデートする必要があります。副業を機に新たなスキルを習得するのもおすすめです。

書籍、学習サイト、スクールなどを活用して、基礎をしっかりと身に付けましょう。

ステップ5. 実務経験を積みながらスキルアップする

基礎レベルのスキルを習得したら、すぐに副業をスタートさせましょう。

副業を軌道に乗せるポイント
  1. 事前のスキル習得に時間をかけすぎない
  2. スキル習得後は間を開けずに副業をスタートする
  3. 実務経験を積みながらスキルアップする
  4. より高い報酬の案件にチャレンジする

3と4を繰り返すことで順調に稼げるようになります。

経験しながら学べるのが理想ですので、毎回「ちょっと背伸びをする」のがスキルアップのコツです。

副業経験者が提案する【タイプ別 おすすめ副業25選】

ここでは、副業の目的を7つのタイプに分類して、それぞれおすすめの副業を紹介していきます。

WEB系の仕事4選

「本業の他に収入の柱を築いておきたい」、「着実に副収入を稼いでいきたい」という人には、WEB系の職種がおすすめです。

WEB系の仕事は仕事を見つけるのに苦労することはありません。在宅ワークとも相性が良いので副業に向いています。

おすすめWEB系職種4選
  • WEBライター
  • WEBデザイナー
  • 動画編集
  • プログラマー

WEBライター

まずおすすめしたいのが筆者の副業でもあるWEBライター。主にインターネット上の記事を作成します。

日本国内において、企業のホームページ開設率は90%以上といわれています。自社メディアを運営していくうえで、情報発信は欠かせません。

掲載記事を執筆できるWEBライターの需要は高く、初心者でもチャレンジできる案件は豊富にあります。ライティングは未経験でも始めやすく、身に付けたスキルはライター業以外の場でも役立つこと間違いありません。

向いている人書くことが好き/得意な人
収入の目安・初心者:文字単価1円前後
*月に5万円を稼ぐとなれば、5,000文字の記事を10記事執筆する計算になります。
収入アップの見込み経験やスキルによって文字単価を上げることが可能
*単価が上がれば、少ない記事数でもある程度稼ぐことができるようになります。
副業にした場合のメリット初心者でもスキルを習得しやすい
案件が豊富にある
汎用性のあるライティングスキルが身に付く
副業にした場合のデメリット初心者のうちは単価が安い
慣れるまでリサーチや執筆に時間がかかる
納期に追われることがある
必要スキルWEBライティングの基礎
SEOの知識
*知識の深い分野があると稼ぎやすい

WEBライターを始めたら、予期せぬオマケが付いてきた

WEBライティングの経験値が上がると同時に、本業でも文章力を褒められる機会が増えました。

合理性が求められるビジネスの場において、WEBライティングが役に立ったのです。

まず「メールやレポートなどの提出書類がわかりやすい」とよく言われるようになりました。論理的な話し方もできるようになり、提案が通るようになりました。

ライティング案件をこなすうちにいつの間にかビジネススキルもアップ。
社内での評価が上がり、WEBライティングのスキルを習得してから1年も経たないうちに、私は本業で社員に登用されました(それまではフリーランスとして業務委託で仕事を請け負っていました)

収入の柱を増やそうとWEBライターを始めたら、予期せぬオマケが付いてきたといった感覚です。

フリーランスと会社員、「どちらの働き方がいいか」については単純に比較はできませんが、副業経験がスキルアップに繋がり、選択肢が広がったのは間違いありません。

WEBデザイナー

次におすすめしたいのがWEBデザイナーです。

WEBライターと近い関係にあるので、お世話になることが多いのですが、在宅ワークや副業として活躍されている方も多い印象。

WEBデザイナーというと、「WEBサイトのデザイン」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実際の制作物はもっと幅広く、インターネット上で見かけるあらゆるデザインを手掛けています。

バナー広告やYouTubeのサムネイル、SNS画像などの小さなデザインは副業向き。
デザインが好きで、クリエイティブな仕事に興味がある人にぴったりです。

向いている人・デザインに興味がある人
・クリエイティブな仕事がしたい人
収入の目安<副業初心者向きの案件と単価の相場>
・YouTubeのサムネイル:1,500円~5千円
・バナー制作:3千円~2万円
・WEBサイト下層ページ:3万~5万円
収入アップの見込み経験やスキルによって案件のレベルを上げることが可能
・WEBサイトップページ:10万~20万円
・WEBサイト一式:40万~150万円
・ランディングページ:5万~60万円
副業にした場合のメリット・クリエイティブな仕事に携われる
・未経験でもスキルさえあれば仕事は獲得できる
・初心者向けの案件からステップアップできる
副業にした場合のデメリット・実績がないとなかなか稼げない
・スキルを習得する必要がある
・納期に追われることがある
必要スキル・デザイン理論
・デザインツールの操作
・コーディングの基礎理解

動画編集

5Gの登場が追い風となり、動画コンテンツの需要は右肩上がり。
動画編集のスキルがあると間違いなく重宝されます。

副業として動画編集をするなら、YouTube動画やWEB広告など、短い動画の編集がおすすめです。

スキルアップしていけば企業のプロモーション、セミナーやイベント、商品紹介といった単価の高い案件へのチャレンジも可能になっていきます。

向いている人・日頃からよく動画を見ている人
・地道な作業が好きな人
収入の目安<副業初心者向きの案件と単価の相場>
・YouTube動画の編集:5千円~3万円
・イベントで流すムービー:1万円程度
収入アップの見込み経験やスキルによって案件のレベルを上げることが可能
・WEB広告:20万~50万円
・商品紹介:30万~50万円
・企業や店舗のプロモーション:20万~200万円
副業にした場合のメリット・伸びている市場なので需要がある
・将来的に高単価の案件を目指せる
・動画クリエイターなどにキャリアアップできる
副業にした場合のデメリット・スキルを習得する必要がある
・動画編集ができるパソコンやソフトが必要
・編集は時間のかかる地道な作業
必要スキル・動画編集の技術
(カット、テロップ挿入、SEなど)・デザインの基礎・企画、構成力

プログラマー

プログラミングに興味がある人におすすめの副業。
エンジニア方面にキャリアを伸ばしたい人が転職の足掛かりにするのもいいでしょう。

プログラミングの副業で代表的なものは次のとおり。

  • WEBサイト制作
  • WEBサービスの開発
  • スマホアプリの開発
  • 業務効率化サービスの開発

プログラミング初心者であれば、WEBサイトのコーディングで副業をスタートするのがおすすめです

コーディングとは

WEBデザインをインターネット上で見られるようにする作業。
HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使って、コンピュータへの指示書(ソースコード)を記述します。

向いている人・プログラミングに興味がある人
・将来エンジニアに転職したい人
収入の目安<初心者向きコーディングの単価相場>
・下層ページ:5千~2万円
・トップページ:1万〜5万円
収入アップの見込み経験やスキルによって案件のレベルを上げることが可能
・WEBサイト制作:15万~150万円
・WEBサービスの開発:30万~100万円
・スマホアプリの開発:10万~100万円
・業務効率化サービスの開発:3万~30万円
副業にした場合のメリット・プログラミングに必要な論理的思考が身に付く
・本業の業務効率化にプログラミングを活かせる
・高単価の案件を目指せる
副業にした場合のデメリット・用途に応じて複数の言語を学ぶ必要がある
・未経験の場合、独学は時間がかかるうえに難しい
・経験値が少ないと獲得できる案件が限られる
必要スキル・プログラミング言語の習得
・論理的思考力
・問題解決力

在宅事務系の仕事4選

「在宅でできる事務の仕事で副収入をコツコツ稼ぎたい」という人には次の職種がおすすめです。

おすすめ在宅事務4選
  • データ入力/文字起こし
  • オンライン秘書/バックオフィス業務
  • 翻訳
  • カスタマーサポート

データ入力/文字起こし

データ入力は、紙やPDFに記載された情報をWordやExcelに入力していくのが主な仕事内容です。

文字起こしは、セミナーや講習などの音声データを聞いて内容を分かりやすくまとめます。

タイピングのスピードと正確性が求められますが、在宅で簡単に始められる副業として人気です。

向いている人・タイピングが得意な人
・正確性が求められる作業が得意な人
・地道な作業が好きな人
収入の目安・データ入力の単価の相場:1文字0.1~1円
・文字起こしの相場:1時間の音声データ10,000円~20,000円
収入アップの見込み単純な転記作業からリサーチを伴う入力作業にステップアップする
副業にした場合のメリット・誰でも気軽に始められる
・在宅ワークに向いている
・タイピングスピードが上がる
副業にした場合のデメリット・単価が低くあまり稼げない
・単純作業なので経験がスキルにならない
必要スキル・タイピングスキル

オンライン秘書/バックオフィス業務

秘書業務やバックオフィス業務をオンラインでおこないます。

依頼主は個人事業主や従業員の少ない会社経営者など。
オフィスを持たない経営者も増えており、事務作業をアウトソーシングするケースは珍しくありません。

向いている人・サポート業務が好きな人
・本業のスキルを活かしたい人
・正確にコミュニケーションが取れる人
収入の目安時給:1,000円~月あたり3万~5万円
収入アップの見込み実績やスキルアップで単価を上げられる
副業にした場合のメリット・本業のスキルが活かせる
・オンライン事務の需要が高まっている
・継続案件になりやすい
副業にした場合のデメリット・情報漏洩の不安がある
・本業と同じような業務で気分転換にならない
必要スキル・秘書業務やバックオフィス業務の経験
・オフィス系ソフトやITツールを扱うスキル
・ビジネスマナー

翻訳

語学力を活かして、文書やウェブコンテンツの翻訳を行います。

需要が高いのは実務翻訳(産業翻訳)。
ビジネス書類、マニュアルや契約書、企業サイトなどの翻訳依頼が多く、在宅でできるので副業に向いています。

向いている人・語学力を活かしたい人
・実践的に語学力を上げたい人
収入の目安*翻訳は文字単価で報酬が算出されるのが一般的
・1文字あたり10円が相場1件で2,000文字翻訳したとすると20,000円になります。
収入アップの見込み・得意な分野を持つ
(医療、IT、法律、製造 など)
・翻訳スピードを上げる
副業にした場合のメリット・在宅でできる
・語学力がアップする
副業にした場合のデメリット・未経験だと単価が安い
・初心者だと翻訳に時間がかかる
必要スキル・特定言語の高いスキル
・高い日本語力
・専門分野の知識

カスタマーサポート

企業のカスタマーサポートを在宅で請け負います。

お客様からの問い合わせやクレームに対応するのが主な仕事。
電話・メール・チャットを活用するので、コミュニケーション能力が求められます。

向いている人・コミュニケーション力が高い人
・お客様の目線に立てる人
・気持ちの切り替えが上手い人
収入の目安時給1,000円前後(深夜帯は25%増)
収入アップの見込み経験を積んで報酬アップを目指す
副業にした場合のメリット・誰でも気軽に始められる
・顧客対応のスキルが磨かれる
副業にした場合のデメリット・クレームが続くとストレスがたまる
・お客様応対や商品知識などの予習が必要
必要スキル・コミュニケーションスキル
・取り扱う商品やサービスの知識

不労所得系の仕事2選

マイペースに作業を進めて不労所得を期待できるとなれば、副業にしない手はありません。

副業向き不労所得の方法を2つ紹介します。

  • ブロガー/アフィリエイター
  • 情報コンテンツの販売

ブロガー/アフィリエイター

自分のブログやWEBサイトを運営し、広告収入を得る仕事です。
コンテンツ作成とマーケティングのスキルが必要ですが、投稿した記事が長期に渡って収益を生み続ける可能性は多いにあります。

向いている人・情報を発信したい人
・書くことが好きな人
・コツコツと続けられる人
収入の目安ブロガーのひと月あたりの平均収入は5~6万円
*稼いでいる人とそうでない人の差がかなりあるので、平均はあまり当てになりません。1円も稼げないブロガーが3割以上いる中、1割弱のブロガーは100万円以上を稼いでいます。
収入アップの見込み・地道に続ける
・コンテンツを増やす
・SEOライティングのスキルを上げる
副業にした場合のメリット・誰でも気軽に始められる
・執筆したものが資産になる
・マイペースに続けられる
副業にした場合のデメリット・収益化に時間がかかる
・根気が必要
必要スキル・ライティングスキル
・SEOの知識

情報コンテンツの販売

自分の成功体験ノウハウを情報コンテンツとしてまとめ、オンライン上で販売します。
形式はテキストや動画など。
初期投資が少なく継続的な収入を期待できるため、副業として人気です。

向いている人・特定の分野での成功体験や実績がある人
・再現性の高いノウハウを持っている人
収入の目安・E-BOOK 販売価格の目安:1,980〜3,980円
・オンライン動画講座(2〜3時間程度):19,800〜49,800円
収入アップの見込み・ニーズのある分野のノウハウを提供する
・SNSで地道に発信し続ける
副業にした場合のメリット・自分の経験を形にして残せる
・初期費用がほとんどかからない
副業にした場合のデメリット・コンテンツ制作に時間がかかる
・収益化に時間がかかる
・全く売れないこともある
必要スキル・情報収集力
・コンテンツ制作スキル
・文章力

人をサポートする系の仕事4選

経験や資格を活かして人をサポートしたいという人には、次の4つの仕事がおすすめです。

  • コンサルタント
  • カウンセラー
  • 講師
  • 通訳

コンサルタント

専門知識や経験を活かして、個人の問題解決や企業の業績改善に必要なアドバイスを提供しますオンラインでの対応も可能。

ビジネス、マーケティング、ITなど、さまざまな分野で活躍できます。

向いている人・専門分野での実績が豊富
・人の相談に乗るのが好き
収入の目安・1案件の単価:10万〜30万円程度
・1時間あたりの報酬の相場:1万~3万円程度
収入アップの見込み・成果を出して単価を上げる
・コンサルタントとしての実績を重ねる
・資格を取得する
副業にした場合のメリット・専門知識が活かせる
・成果がわかりやすい
・やりがいを感じられる
副業にした場合のデメリット・思ったように成果が出ないこともある
・実績がないと信頼を得にくい
必要スキル・専門分野の知識と実績
・コミュニケーション能力

カウンセラー

心理カウンセリングをおこない、相談者の悩みを解決に導きます。

副業にするならオンラインカウンセリングがおすすめ。
直接対面するよりも気軽なので需要が高まっています。

悩みに寄り添うだけでなく、より専門的な手助けをしたいのであれば、資格の取得も検討しましょう。

報酬額も高くなるうえに、キャリアアップにも有利です。

向いている人・人の悩みに寄り添える人
・人の話を聞くのが好きな人
・気分転換が上手な人
収入の目安・時給相場は1,300~3,000円
*資格の保有や専門性の高さによって大きく異なる
収入アップの見込み・経験を積んで単価を上げる
・資格を取得する
副業にした場合のメリット・人助けになる
・カウンセリングの経験が積める
副業にした場合のデメリット・精神的に疲弊することがある
・実績や資格がないと相談者の信頼を得ることが難しい
必要スキル・コミュニケーション能力
・心理カウンセラー関連の資格

講師

自分の得意分野を教える講師業。対面授業はもちろん、オンラインレッスンでも活動できます。

レッスンのジャンルはさまざま。ビジネススキルや語学、WEBスキルの人気が高いですが、楽器や料理など趣味の分野も人気です。

副業をするにあたって、自分の特技や専門性の高いスキルを洗い出してみましょう。

向いている人・特技や専門的な知識のある人
・教えることが好きな人
収入の目安・1レッスン 1,000円~6,000円
*専門性の高さや講師の実績によって大きく異なる
収入アップの見込み・経験を積んで人気を得る
・資格を取得する
副業にした場合のメリット・自分の特技を活かせる
・やりがいを感じられる
副業にした場合のデメリット・集客の工夫が必要
・勉強や準備に時間がかかる
・ネガティブな評価を受けることもある
必要スキル・専門分野の知識、スキル
・コミュニケーション能力

通訳

語学力を活かして、ビジネスミーティングやイベントでの通訳をおこないます。
最近はオンライン通訳の需要も高まっていますので副業にもぴったり。

「日本語と英語」に次いで「日本語と中国語」のニーズが高いので、英語や中国語ができれば重宝されます。

向いている人・語学が堪能な人
・実践的に語学力を上げたい人
収入の目安英語通訳の場合
1時間 7,500円〜25,000円程度が相場
*通訳方法や通訳分野、通訳者の経験やスキルによって大きく異なる
収入アップの見込み・得意な分野を持つ
(医療、IT、法律、製造 など)
副業にした場合のメリット・生の言語に触れることができる
・語学力が格段にアップする
副業にした場合のデメリット・「時間」は相手の都合に合わせなければならない
・拘束時間が比較的長い
必要スキル・特定言語の高いスキル
・高い日本語力
・コミュニケーション能力

肉体労働系の仕事3選

デスクワークの場合、一日中パソコンの前から動かないということも珍しくありませんよね。
運動不足を解消するためにジムに通ったり、ランニングをしたりしている人も多いでしょう。

それなら運動と副業を兼ねてしまえば一石二鳥。
体を動かしたい人におすすめの副業は次の3つです。

  • フードデリバリー
  • トレーナー/インストラクター
  • 家事代行

フードデリバリー

飲食店の料理を指定の場所に届ける仕事で、配達件数や走行距離が報酬に反映されます。

自転車やバイクを使うため、効率よく稼働できればかなりの運動量。
お金を稼ぎながら運動不足を解消できるので、本業がデスクワークの人におすすめの副業です。

向いている人・体力に自信がある人
・本業がデスクワークで運動不足の人
収入の目安報酬単価:500円~800円
収入アップの見込み・需要の高いエリアで稼働効率を上げる
・稼働エリアの地理や情報を熟知する
副業にした場合のメリット・お金を稼ぎながら運動できる
・働く時間や仕事量を自分で決められる
・効率よく稼働できれば割のいい仕事
副業にした場合のデメリット・天候に左右される
・体力的にたくさん稼げないこともある
・依頼が少ないと思うように稼働できない
必要スキル・体力
・読図力
・接客力

トレーナー/インストラクター

フィットネス施設やスポーツジムのトレーナーやインストラクターの仕事です。

オンラインレッスンの需要が高いヨガのインストラクターも副業に向いています。
子ども好きなら、水泳やサッカーのコーチもおすすめです。

向いている人・スポーツが得意な人
・特定のスポーツの経験者
・人に教えることが好き
収入の目安1レッスン2,000~3,000円の報酬が目安
収入アップの見込み・専門性を高める
・スポーツ関係の資格を保有する
・対人関係のスキルを磨いて人気を得る
副業にした場合のメリット・好きなスポーツで副収入が得られる
・自分自身の運動不足解消にもなる
・夜間や土日のニーズが高く、副業とマッチする
副業にした場合のデメリット・人気スポーツのインストラクターは競争率が高い
・経験と実力が求められる
・人相手の仕事に疲れることがある
必要スキル・高い運動能力
・特定のスポーツの経験と実力
・コミュニケーション能力

家事代行

依頼主の自宅を訪れて、決められた時間内に掃除・洗濯・買い物・料理などを済ませます。

「手際よく家事ができる」「体育会系ではないけれど、体を動かす副業がしたい」という人におすすめです。

向いている人・家事が好き/得意な人
・仕事が丁寧な人
・手際よく仕事を片付けられる人
収入の目安・1~2時間の時間制が一般的
・時給1,500~2,500円が目安
収入アップの見込み・依頼主のニーズを汲む
・栄養士や保育士、ペット関連の資格など
副業にした場合のメリット・短時間の仕事が多くて副業にちょうど良い
・比較的時給が高い
・需要が高い
副業にした場合のデメリット・依頼主の希望に沿うことが難しい場合がある
・物の破損などでトラブルになることがある
・時間内に仕事を片付けなければならない
必要スキル・家事のスキル
・コミュニケーション能力

モノづくり・物販系の3選

趣味でお金が稼げたら理想ですね。
「趣味を本業にすることには抵抗がある」という人も、副業ならそんなに気負わず楽しめるかもしれません。

  • ハンドメイド
  • 写真/イラスト
  • フリマサイト

ハンドメイド

モノづくりを仕事にできる魅力的な副業で、アクセサリーなどの手作り雑貨を販売することで収益を得ます

販売場所として、ネットショップやフリマアプリを利用するのが一般的です。

趣味とはいえ、商売を始めるとなると、コストや出店・出品にかかる手間も考慮しなければなりません。それを含めて楽しめる人におすすめです。

向いている人・手先が器用でモノづくりが好きな人
・趣味で作った作品をよく人に褒められる
・作ってほしいと人から頼まれることがある
収入の目安*人によって幅がありますが、月に2〜3万円の収益を得ている人が多いようです。
収入アップの見込み・作品のクオリティを上げて、少しずつ単価を上げる
・商品の見映えなどを工夫する
・SNSで集客する
副業にした場合のメリット・趣味で作ったもので収益が得られる
・自分が作ったものを誰かに提供できる
・副業でも「ハンドメイド作家」を名乗れる
副業にした場合のデメリット・全く売れないこともある
・ネットショップなどのサービス利用料がかかる
・梱包や発送に手間がかかる
必要スキル・制作スキル
・マーケティングスキル

写真/イラスト

自分が制作したイラストや撮影した写真を販売します。

結婚式のウェルカムボード、WEBサイトの挿絵、SNSのアイコン、年賀状の写真素材など、ニーズのあるものを制作できるかがポイント。

ネットショップ、クラウドソーシングサイト、素材サイトなどで販売できます。

向いている人・イラストが得意/写真撮影が得意な人
・ポートフォリオがある(自分の作品をまとめたもの)
・イラストや写真をよく褒められる
収入の目安・素材のダウンロードサイトで販売した場合は、「ダウンロードされるごとに数円」という低価格です。
・ネットショップでの販売や、依頼を受けて制作するのであれば、自分で値段が付けられます。
収入アップの見込み・クオリティを上げて、単価を少しずつ上げる
・ニーズをリサーチして、求められるものを作る
・SNSで宣伝活動をする
副業にした場合のメリット・作品を多くの人に見てもらえる
・作品で収益を上げられる
・「クリエイター」を名乗れる
副業にした場合のデメリット・作品が売れないこともある
・単価が安くなってしまうこともある
・制作、編集に時間がかかる
必要スキル・制作スキル
・著作権、肖像権の知識
・マーケティングスキル

フリマサイト

日頃フリーマーケットでショッピングを楽しんでいる人は、出品する側になってみるのもいいでしょう。

販売するものは「家で眠っている物」や「使わなくなった物」でOK。
手軽に物販ビジネスを経験できるのでおすすめです。

国内外のECショップなどで安く仕入れた商品を販売して利益を得る方法もあります。

向いている人・断捨離をしようと思っている人
・片付けたいのに捨てられない人
・フリマアプリをよく使う人
収入の目安月に数千円~数万円
*扱う商品によって大きく異なります
収入アップの見込み・ニーズの高い商品をセレクトする
・最初は価格を高めに設定する
・なるべく安い発送方法を選ぶ
副業にした場合のメリット・片付けがお金になる
・家で眠っていたものが再利用される
・手軽に物販ビジネスを経験できる
副業にした場合のデメリット・発送に手間がかかる
・梱包材などにお金がかかる
・売れないこともある
必要スキル・物販の知識

お小遣い稼ぎ系の3選

「副業とまでいかなくても、ちょっとお小遣い稼ぎをしたい」という人には、スキマ時間を有効活用できる次の3つがおすすめです。

  • ポイントサイト(ポイ活)
  • アンケート/商品モニター
  • ミステリーショッパー(覆面調査)

ポイントサイト(ポイ活)

ポイントサイトを経由して買い物をするとポイントが貯まるシステム
スキマ時間に動画を見たり、広告をクリックしたりしてもポイントがもらえます。

たまったポイントを使って買い物ができ、商品やギフト券に交換することも可能です。
手数料はかかりますが、現金に換えることもできます。

向いている人・ネットショッピングを日頃からする人
・ポイントを貯めるのが好きな人
・節約に関心が高い人
収入の目安月に数百円~1万円程度
収入アップの見込み・高額案件を狙う(1件 数千円~1万円) クレジットカード、保険、投資の申し込み
・友達紹介制度などでボーナスポイントをもらう
副業にした場合のメリット・いつもの買い物でポイントが貯まる
・お得に商品を購入できる
・労力や時間をかけずにできる
副業にした場合のデメリット・必要のない物まで買ってしまう
・ポイントが貯まるまで根気が必要
必要スキルスキル不要。すぐに始められる

アンケート/商品モニター

アンケートに回答したり、商品を試してフィードバックすることで報酬を得ます。

企業のマーケティングリサーチの一環で、協力方法は、WEBアンケート・商品モニター・会場調査・グループインタビュー(座談会モニター)・訪問インタビューなど。

短時間でできる手軽さは魅力ですが、単価の相場が低いため、月に数万円稼ぐことは難しいでしょう。

向いている人・スキマ時間で稼ぎたい人
・新しいものを試してみたい人
・まめな性格の人
収入の目安・WEBアンケート:数円~数十円
・商品モニター:500円~5千円
収入アップの見込み*会場に出向くタイプのモニターやインタビューの方が単価が高い。
・会場調査:3千円~5千円
・個別インタビュー:5千円~8千円
・グループインタビュー:7千円~1万円
副業にした場合のメリット・スキマ時間を活用できる
・スキルや準備は不要。すぐに始められる
・新商品を試すことができる
副業にした場合のデメリット・稼ぐためには根気が必要
・好条件の案件は争奪戦
・商品を買わなければならないケースもある
必要スキルスキル不要で協力可

ミステリーショッパー(覆面調査)

お店のサービスや雰囲気を正体を明かさず抜き打ちで調査し、依頼主に結果を報告します

調査対象は、レストラン・ホテル・美容室・エステ・ショッピングモール・スーパー・ガソリンスタンドなどさまざまです。

チェック項目は、入店時の対応・店の雰囲気・接客態度・清潔さ・サービス提供までの時間・サービスの充実など。

報告はチェック回答か記述式の2種類で、記述式の場合は時間がかかることがあります。

向いている人・よく飲食店を利用する人
・お店のサービスなど、細かい点に気が付ける人
収入の目安1件あたり1,000円~1万円程度
収入アップの見込み・抽選に通るように工夫する
 期日が迫った案件などが狙い目
・応募理由を丁寧に書く
・求められている以上の調査報告をする
副業にした場合のメリット・楽しくお小遣い稼ぎができる
・お金をかけずにお店で飲食できる
・スキルがなくてもお金が稼げる
副業にした場合のデメリット・好条件の案件は争奪戦
・一日に複数の案件を掛け持ちするのは難しい
・報告レポートの作成に時間がかかる
必要スキルスキル不要で協力可

資産運用系の仕事2選

資産運用は厳密にいえば副業にはあたりませんが、副収入を得る手段の1つとして最後に紹介しておきたいと思います。

「投資」にはある程度の資金が必要なうえに、元本割れなどのリスクも伴いますので、余裕を持った運用が必要です。

副業代わりの資産運用2選
  • 不動産投資
  • 投資信託/株式投資

不動産投資

購入した物件を貸し出して家賃収入を得たり、売却して利益を得たりします

労働時間が発生しないため、他の副業と比べると体力面で本業に支障をきたす心配がいりません。

ただ、初期投資にまとまった資金が必要になるうえに維持費がかかる難点もあります。

向いている人・不動産に詳しい人
・資産運用に興味がある人
収入の目安月5万円の不労所得を得るための投資金額の目安:約800万円~約2,000万円
収入アップの見込み・立地条件の良い物件を選ぶ
・リフォームして家賃を上げる
副業にした場合のメリット・労働時間が発生しない
・生命保険としての役割りを担う
・相続税の節税になる
・所得税、住民税を節税できる
副業にした場合のデメリット・空室や家賃滞納のリスクがある
・修繕費や維持費がかかる
・固定資産税がかかる
必要スキル・不動産の目利き
・税務、ファイナンススキル
・賃貸管理スキル

株式投資/投資信託

株式投資は、会社の株式を売買して利益を得る投資方法です。
株式を保有していると配当金が入ってくるので不労所得になります。
株主には自社サービスの割引やギフト券などの優待があるのも魅力。

投資信託は、投資のプロに資産を預けて運用を任せます
投資の知識やノウハウがなくても始められるので初心者向きです。

向いている人・副業が禁止されているが副収入が欲しい人
・投資に使える余剰資金が豊富な人
収入の目安月5万円の不労所得を得るための投資金額の目安:
・株式投資:約2,500万円~約3,500万円
・投資信託:約500万円~約2,000万円
収入アップの見込み・長期運用を前提に運用する
・ハイリターンの商品を避ける
・定期的にリバランスする
副業にした場合のメリット・大きく稼げる可能性がある
・時間をかけずに資産運用ができる
副業にした場合のデメリット・元本割れのリスクがある
・短期間では稼げない
必要スキル・投資に関する知識
・投資先に関する情報収集

私が実感している副業のメリット・デメリット

ここからは副業のメリット・デメリットにも注目していきましょう。

私が実際に感じている、7つのメリット」と「5つデメリットについて詳しく解説していきます。

副業によって得られる7つのメリット

副業によるメリットを感じているのは次の7つです。

  • 収入アップ
  • スキルアップ
  • やりがいを得られる
  • 副業が気分転換になる
  • リスクゼロで異業種を経験できる
  • 副業経験を本業に還元できる
  • 本業に何かあったときのリスクヘッジ

ひとつずつ見ていきましょう。

収入アップ

いちばん副業のメリットを感じやすいところです。
月に数万円の副収入が入ってくるだけで、経済的なゆとりが生まれます。

例えば本業の給料を5万円上げようと思ってもなかなか難しいものですが、副業なら月5万円の副収入は初心者でも十分実現可能

私も月5万円の副収入をコンスタントに副業で稼いでいます。
副収入は自己投資に使おうと決めているので、今はスキルアップや勉強のために使うことを楽しんでいたりします。

スキルアップ

WEBライターを副業に選んだおかげで、手に職をつけるということを実感しています。

もちろんまだまだですし、常にアップデート・アップグレードが必要なことは自覚していますが、本業だけでは得られなかったスキルを習得できたのは大きかったです。

新しいスキルが本業にも良い影響をもたらしてくれました
副業と本業が全く違う分野だったとしても、上手く活かす道を考えれば強みになると感じています。

やりがいを得られる

副業を始めるときにやってみたかったこと」「できるようになりたいことを選んだので、やればやるほど“やりがい”を感じられます

WEBライターの場合、執筆したものが形になって残りますし、SEOで成果を出すこともやりがいです。読者の声が届いて励みになることもあります。

ありがたいことに私は本業も「やりたいこと」を仕事にできていますが、世の中そうではない人のほうが多いかもしれませんね。

そんな状況で働いている人にこそ、やりがいを感じられる副業をおすすめしたいです。

副業が気分転換になる

兼業をしていることで強制的に気持ちを切り替える必要があり、それが返っていい気分転換になっています

2つの仕事を平行しておこなっていると、ひとつの仕事に根を詰めすぎたり、飽きてしまったりということがありません。

また、一方で落ち込むことがあっても、もう一方で励まされるということもありました。

本業と副業が異なる業種だからこそ、双方が気分転換になりストレス解消にもなっています。

リスクゼロで異業種を経験できる

副業で異業種を経験できるのは大きなメリット。
本業の安定した収入があるので、副業では少し冒険ができます

未経験でも、収入面でのリスクがゼロであればチャレンジしやすいものです。
私もWEBライティングは未経験からのスタートでした。

副業でなければ、WEBライターをやってみようとすら思わなかったかもしれません。
転職ほどのプレッシャーがなく、気軽に異業種に足を踏み入れることができました

副業経験を本業に還元できる

副業で得た知識やスキルは本業に活かせます。

前にもお伝えしたように、私はWEBライティングができるようになったおかげで、本業で“書く機会”があるたびに評価を上げていくことができました

ライティングに限らず、副業で培ったビジネスマナーやコミュニケーションスキルなども本業に還元できていると感じています。

経験値が増えて自分自身がアップグレードされていくので、本業にプラスにならないわけがありません

本業に何かあったときのリスクヘッジになる

本業が不安定な時期でも、副業の収入があることで安心感が得られます。
金銭面でのリスク分散という点で、副業はおすすめです。

実際に、私が副業を始めたのはコロナで本業の収入が途絶えたことがきっかけです。
収入源を本業1本に絞らず、複数に分散することを真剣に考えた時期でした。

本業ほど稼げなくても、他に収入源を持っているということが大事です。
副業フリーランスなら、仕事量の加減も自分で調整できますので、いざというときは必要に応じて副業の仕事量を増やすことも可能です。

副業をすることで生じる5つデメリット

副業を始めるなら、デメリットの面とも向き合っていかなければなりません。

私が感じている副業のデメリットは次の5つです。

  • 体力的にキツイ場合がある
  • 時間管理/タスク管理が難しい
  • 労力のわりに稼げないこともある
  • トラブルが起きるリスクがある
  • 詐欺に遭うリスクがある

体力的にキツイ場合がある

本業と副業の両立は体力勝負。
仕事を掛け持ちすることになるので、多かれ少なかれ体への負担は避けられません

在宅でできる副業なら体力面での負担をそんなに感じないかもしれませんが、副業に費やす時間は本来であればのんびり過ごせる休日や本業が終業した後の休息時間。
気付かないうちに疲労が蓄積している可能性があります。

私は本業の繁忙期は副業の仕事量を減らすなどの調整をしています。

無理のないペースで両立できるよう、全体のバランスを見て月々の業務量をコントロールするようにしましょう

時間管理/タスク管理が難しい

複数の仕事をこなすため、時間管理やタスク管理が難しくなることがあります。

特に成果報酬型の副業の場合、納期に間に合うよう上手くスケジュールを管理しなければなりません。

期日から逆算してタスクを洗い出し、所要時間を見積もりましょう。
日々の作業量と作業時間の目安を立てておくと、「間に合わない・・・」という事態を避けられます。

私もまず作業に入る前に、納期までに副業に充てられる時間と必要な作業量を割り出すようにしています。

労力のわりに稼げないこともある

副業によっては、労力に見合った報酬が得られないことがあります。

考えられる要因は2つ。

  • 単価の低い単純作業をしている
  • 初心者のため作業に時間がかかる

誰でもできるような単純作業は単価が低く、ある程度稼ぐには相当な数をこなさなければなりません。時間ばかりかかるので、割に合わないと感じるはずです。

副業を始めたばかりで要領を得ず、作業に時間がかかってしまうということもあるでしょう。これは誰もが通る道なので、効率アップのコツを掴めるまでひと踏ん張りする必要があります。

労力に見合った収入を得るには、スキルアップすれば単価が上がる仕事を選ぶというのがポイントです。

例えば、私の仕事量は副業を始めた当初とそんなに変わりませんが、経験とスキルアップを重ねて単価が上がったことで、作業量はそのままで収入は倍になりました

そんなことが起こるのがスキルを要する職種の魅力です。

トラブルを抱えるリスクがある

副業先との行き違いや、仕事のミスがトラブルに発展することがあります。

特に業務委託で仕事を受ける場合は注意が必要です。

よくあるトラブルの原因を見てみましょう。

  • 業務内容についての認識の相違
  • 報酬についての認識の相違
  • 納期の遅延
  • 情報漏洩
  • 著作権侵害

曖昧な口約束で仕事を受けてはいけません。
依頼主との間に認識の相違がないか、業務内容の詳細明確な報酬額の確認を忘れないようにしましょう。

昨今、メールやチャットで手軽に案件を受注できてしまうのですが、受ける前に契約書を交わしたり、請求書を発行するというのもリスクを回避する方法です。

契約書を交わさない場合、私は業務依頼の内容が記載されたチャットやメールを保存するようにしています報酬額については、確定申告を理由に内訳を確認するようにしています。

また納期が遅れた場合、先方に生じた損害に対して賠償責任を問われる可能性があることも覚えておきましょう

修正依頼を見越して、余裕をもって納品することをおすすめします!

パソコンの紛失やウィルスの感染による情報漏洩を防ぐための対策や、制作物に利用したイラストや写真が著作権の侵害にあたらないかについても十分注意が必要です。

外出先で仕事をするときは要注意。パソコンを置いたまま席を立たないようにしています。

クリエイティブな副業をする予定の人は、納品した制作物の二次使用について取り決めをしておくなど、自分の著作権を守ることも忘れないようにしましょう。

▼案件受注の際によくあるトラブルや回避方法については、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ一読してみてください。

詐欺に遭うリスクがある

副業を始める人を狙った詐欺に気を付けましょう。

「副業」「在宅ワーク」「フリーランス」など個人で仕事を請け負うことへの関心が高まる中、詐欺に遭う人が増えています。

まず、うまい話には裏があると考えて間違いありません。

「クリックするだけで〇万円」
「一日5分の作業で月収が〇百万円になる」

など、調子のいい謳い文句にはのらないようにしましょう。

詐欺を見分けるポイント
  • 条件が良すぎる
  • 事前に金銭を要求してくる
  • 運営元が不明
  • 業務内容や報酬額が不明瞭

SNSでこういった広告をよく見かけます。
問い合わせたり連絡先を教えたりしないようにしましょう。

楽に稼げる仕事なんてありませんので、まず「信じない」「クリックしない」のがいちばん!とにかく関わらないことです。

▼横行する副業詐欺の手口などをこちらの記事で解説しています。被害に遭わないためにも、まず「知る」ということから始めましょう。

経験者が語る【安全に副業を始めるための注意事項】

安心して副業を始められるように、事前に注意すべきことを確認しておきましょう。

  • 本業の就業規則を確認する
  • 健康管理を怠らない
  • 確定申告を忘れない
  • 怪しい案件には手を出さない

本業の就業規則を確認する

副業を始める前に、本業の就業規則で副業が許可されているか確認しましょう

「働き方改革」の一環として推奨されている会社員の副業ですが、未だ副業を禁止している企業は多いのが現状です。

もし副業をしていることが判明した場合、社内での評価が下がるばかりか懲戒処分を受ける可能性があります

また、副業を許可している企業でも、働き方や業種に制限を設けているケースや、「許可制」にしているケースがありますので、不明な点は事前に会社に確認するようにしましょう。

私が所属している会社の場合、副業は許可制です。
指定の申請書に副業の職種、副業に費やす時間、理由などを記載して提出することになっています。

申請後、上司との面談で「副業にかける時間」や「体力」についてずいぶん念入りに確認されました。

「副業経験を本業に還元したい」という点をアピールするのが会社から理解を得るポイントです

健康管理を怠らない

疲労などで本業に支障をきたさないために、健康管理には十分注意しましょう。

副業をするとどうしても自由時間が減りますので、適度な休息バランスの取れた生活を心がける必要があります。

特に睡眠不足運動不足には要注意。
副業に充てるつもりでいた休日に予定が入ったりすると、その分を取り戻そうとつい無理してしまうものです。

睡眠時間を確保したうえで、タスク管理や時間管理をするようにしましょう

運動不足に関しては、在宅で副業をしようという人は特に注意が必要です。

ずっと同じ姿勢でパソコン画面を見ているのは健康上よくありません。
適宜席を立ったりストレッチをしたり、外の空気を吸いに外出することを心掛けましょう。

私は運動不足を補うために、あえてカフェや図書館などに出向いて執筆作業をすることがあります。その際、エレベーターではなく階段を使うようにして、“運動したつもり”になっています。

確定申告を忘れない

副業で得た年間の所得が20万円を超えたら、確定申告をする必要があります

所得=収入-経費

会社員が副業で得た所得は、通常雑所得として申告するのが一般的です。

申告を怠ると、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課せられるので、忘れずに期限内に申告しましょう。

最近はスマホでも確定申告ができます。

指示に従って入力していくだけで簡単に申告ができるので、私もここ数年はスマホでおこなっています。

簡単とはいえ、初めての確定申告の場合は戸惑うことも多いと思いますので、事前に確定申告の流れを確認し、申告書の作成に必要な物を揃えておくことをおすすめします。

怪しい案件には手を出さない

「副業をすることで生じるデメリット」でもお伝えしましたが、高額な報酬を謳う怪しい誘いには乗らないようにしましょう

詐欺や悪徳商法にひっかからないように、会社名を検索して口コミやレビューを参考にしたり、運営元をたどって調べたりしておくと安心です。

企業サイトがない、所在地が確認できない、など不安要素があるようならやめておきましょう。

「問い合わせ」や「資料請求」のボタンを安易にクリックするのも危険です。
連絡先やクレジットカード情報など、個人情報を狙った詐欺も横行しています。

万が一、お金を払ってしまったり、トラブルに発展した場合は、まず消費者庁の電話窓口「消費者ホットライン」(電話番号188)を頼りましょう。

最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口、国民生活センターなどを案内してもらえます。

実体験からお答えします!【副業に関するよくあるご質問】

いざ副業を始めるとなると、いろいろと疑問が湧いてきますよね。

ここでは皆さまからよくいただくご質問に、私の実体験をもとにお答えしていきたいと思います。

副業でどれくらい稼げますか?

副業の種類や労働時間によりますが、月に数万円から数十万円稼ぐことは可能です

転職サイトdodaが2023年に正社員15,000人を対象に実施した「副業の実態調査」を見てみましょう。

参考:doda 副業をしている会社員の割合は? 副業の実態調査【最新版】

副業の月収が「1万円未満〜1万円台」と回答した人が半数を超えています。
5万円以上稼いでいる人の割合が23.8%と、一定数いることも分かります。

副業による収入は個々それぞれ。月収1万円未満の人もいれば、100万円以上を稼いでいる人もいるのです。

目標額の目安が欲しいという人は、ひとまず月5万円を目標に設定しましょう少し頑張れば届く現実的な額です。

私はゆっくりペースですが、2年目で月5万円を達成しています。

ポイ活や商品モニターではそこまでは稼げませんので、スキルが必要とされる分野で月5万円を目指しましょう。

副業を始めてからコンスタントに稼げるようになるまで、一定の期間が必要だということも心得ておく必要があります。

未経験の仕事を副業にできますか?

「副業のメリット」でもお伝えしたように、副業だからこそリスクを負うことなく未経験の分野にチャレンジできます

必要なスキルを習得してから少しずつ経験を積んでいきましょう。

私も本業という柱があるので、副業では「失敗」を恐れず思い切って新しいことにチャレンジできました。

新しく身に付けるスキルとして人気なのは、副業と親和性の高いWEB系スキルです。
パソコン1つで場所を選ばず仕事ができ、未経験でも応募可能な案件が多いので、副業として人気の高い分野でもあります。

副業経験は今後のキャリアへの足掛かりになりますので、将来的に異業種へ転職したいと考えているなら、まず副業で実績を作りましょう

未経験からのスタートとなると軌道に乗るまで少し時間はかかりますが、小さく始めて大きく稼ぐことをイメージして、スキルを磨き続けることが大事です。

どうやってスキルを習得したらいいですか?

副業を成功させるためにも、スキルの習得は必須といえます。
書籍、動画、学習サイトをまずは覗いてみましょう。
本格的に学ぼうと思えたら、スクールの講座を受講するのがおすすめです

独学することは不可能ではありませんが、「副業」という目的がハッキリ定まっているなら、わざわざ遠回りする必要はありません。

スキル習得に時間をかけすぎないのが、社会人の学びの重要ポイント。
スクールのカリキュラムに沿って効率的に必要スキルを習得しましょう。

基本スキルが身に付いたら、どんどん初心者向け案件にチャレンジし、経験を積みながらスキルをアップグレードしていくのが最も効率的なスキル習得方法です。

副業の仕事はどこで見つけたらいいですか?

クラウドソーシングサイトや求人サイト、SNSを活用して副業を探しましょう。

業務委託の案件ならクラウドソーシングサイトがおすすめです。

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人と受注したい人をマッチングするプラットフォーム。フリーランスや副業初心者の最もメジャーな仕事獲得ルートです。

「未経験可」という案件も多く見つかりますので、気後れせずにチャレンジしましょう。
注目すべきは「未経験可」は「スキルがない」ということではないという点。

たとえ未経験でも、プロとして通用するスキルがあれば採用されやすくなります
スキルとビジネスマナーをしっかりと備えておきましょう。

副業初心者がよく利用するクラウドソーシングサイト

会社にバレない方法はありますか?

副業が会社にバレてしまう原因は次の3つ。

  • 住民税の額が増える
  • 副業のことを人に話してしまった
  • SNSの投稿内容からバレる

住民税の額が増えることで、会社に副業がバレる可能性があります。
確定申告時に住民税の徴収方法を「特別徴収(給与から天引き)」から普通徴収(自分で納付)」に切り替えておけば、会社に知られることはありません。

住民税からバレる心配がなくなっても、人づてに会社に伝わることがあります。
バレたくないなら、副業をしていることを誰にも話さないことです
相手に悪意がなくても、副業の事実が社内に広まってしまう可能性があります。

SNSの投稿にも注意が必要です。
たとえ匿名のアカウントだったとしても、見る人が見れば身元を特定できてしまいます。
副業をうかがわせる投稿は避けたほうがいいでしょう

会社への「副業許可申請」は副業が少し軌道に乗ったタイミングでしたいと思っていました。許可が降りるまでの期間、副業のことは同僚の誰にも言わずひたすら黙っていました。

しっかり備えてから始めれば、副業の価値は何倍にもなる!

ここまで、「副業の始め方」についてお伝えしてきました。
副業を始める際は、まず目的を明確にすることが大切です。

冒頭に紹介した「5つのステップ」をおさらいしておきます。

  1. 副業の目的を定める
  2. 副業に使える時間の目安を立てる
  3. 副業の職種を選ぶ
  4. 必要なスキルを習得する
  5. 実務経験を積みながらスキルアップする

本業があるからこそ副業では冒険をしてみるのもひとつ。
異業種へのチャレンジもおすすめです。

副業を機に新たなスキルを習得すれば、キャリアアップやキャリアチェンジの足掛かりにもなります。

しっかり備えて、副業を何倍も価値ある経験に高めていきましょう。

働きながらも家族と少しでも長くいたい
バタバタと準備をして職場に行く毎日から抜け出したい

このような想いから、在宅で働きたいと思っている人は多いと思います。なかでもパソコン1つでしっかり稼げ、これから需要が伸び続けるWEBデザイナーに興味がある方は多く、もしかしたらあなたもそうかもしれません。

ただ、WEBデザイナーに興味があるとしても、全くの未経験の自分でもできるのかな、どうやって仕事を取っていけばいいのかなという不安がありますよね。

そんな方のために、今回は全くの未経験からWEBデザインを始め、その後WEBデザイナーとして活躍されている方の事例をまとめた電子Bookをご用意いたしました。

読んでいただくことで、在宅WEBデザイナーのなり方や仕事の取り方を知っていただけます。

無料ですので、お気軽に手にとっていただければと思います。

働きながらも家族と少しでも長くいたい
バタバタと準備をして職場に行く毎日から抜け出したい

このような想いから、在宅で働きたいと思っている人は多いと思います。なかでもパソコン1つでしっかり稼げ、これから需要が伸び続けるWEBデザイナーに興味がある方は多く、もしかしたらあなたもそうかもしれません。

ただ、もしWEBデザイナーに興味があったとしても、全くの未経験の自分でもできるのかな、どうやって仕事を取っていけばいいのかなという不安がありますよね。

そんな方のために、今回は全くの未経験からWEBデザインを始め、その後WEBデザイナーとして活躍されている方の事例をまとめた電子Bookをご用意いたしました。

読んでいただくことで、在宅WEBデザイナーのなり方や仕事の取り方を知っていただけます。無料ですので、お気軽に手にとっていただければと思います。

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