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初案件を最短で取った人たちのリアル成功ストーリー3選

「案件を取れるか不安…」「実績がないから応募しても無理かも」——そんな風に感じたことはありませんか?

多くの初心者がつまずくのが最初の一歩です。でも実は、未経験からスタートして、わずか数日〜数週間で初案件を獲得した人もたくさんいます。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、今できることを行動に移すこと。この特典では、最短で初案件を受注した3人のリアルな成功ストーリーをご紹介します。

彼女らの行動、考え方、ちょっとした工夫には、これから案件獲得を目指すあなたにとって大きなヒントが詰まっています。自分にもできそう!と思えるはずです。

【累計70万】2才児ママが未経験からWEBデザイナー転身!スキル習得1ヶ月で月収20万を達成しためぐさんのストーリー

ー今日は入門編87期のめぐさんに来ていただきました。よろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。

ー87期の卒業生インタビュー多くて、87期濃いなって思ってるんですけど、またしても87期の方で。とても楽しみにしてました。今って完全フリーランスでやってるんですか?

副業で看護師をしながら、フリーランスでデザイナーをしています。

ーなるほど。逆転したんですね?

はい。11年ほど看護師をずっと長いことしておりました。

ーそこからデザインを学ばれて、今は看護師を副業にしてデザインを本業にしてるんだ。面白いですね。でもいいですね。看護師のお仕事ってお給料もいいから、それを生かしつつデザインの仕事で稼いでいくって。どっちかにするって方もいると思うけど、すごくいいなと思います。卒業してからどのぐらいですか?

3月に卒業したので、1ヶ月経っています。

ーどのぐらいの収入になってるんですかね?

月は20万前後です。

ーすごい!結構本業と胸を張って言えるほどの金額になってきましたね。

そうですね。仕事してる割合が、看護師は週に1回行っていて、そのほかの時間でデザインをしているっていう感じです。

子どもとの時間を大切にしたいと想ってデザイナーへの挑戦を決意

ー看護師という仕事って結構安定していて、お給料も高いですよね。そこから11年間というと結構なキャリアになってきていると思うんですけど。今も続けていらっしゃいますけど、WEBデザインに転身したいと思ったキッカケは?

元々看護師をしていて、看護師の仕事も大好きなんです。患者さんが良くなっていったりとか、励まされたりとか。すごく楽しかったんですけど、今2才の子供が一人いまして、やっぱり子供との時間を大切にしたいと思ったのがきっかけで、在宅でできる仕事はないかなって探しているときにデザインという仕事があるのを知りました。元々本を読むのが苦手で。文字は苦手なんですけど、絵だと視覚的に訴求されて、すごく素敵だな、と思ったのがきっかけでデザイナーになりたいなと思いました。

ー前の看護師さんのお仕事の時はお子さんとの時間はなかったんですか?

そうですね。やっぱり残業が多かったですし、すごくハードワークでした。やりがいを感じつつも、先輩ママさん達を見ると、子供との時間が取れない、自分の心に余裕が持てないだろうなと思って、働き方を見直したいなって思いました。

ーお子さんが生まれた時は、ちょっとお休みされてたとかですか?

そうですね。子どもが生まれて1年ほどはゆっくりしていて、その期間にデザインの学習をしていたという感じです。

スクールに通うも一校目はデザインが学べず、、、

ーうちのスクールに来る前も学ばれてたんですか?どこかで?

そうですね。デザスクに入る半年ほど前に、1つママ向けのデザインスクールに通いました。1ヶ月だけ学んだんですけど、デザインではなくてコーディングメインで、バナー1つ作るにも作り方もよくわからないし、「パソコンとは何ぞや」っていう感じから入ったので、学びにはなったんですけど、デザインってところではあまり学べなくて、どうしようかなって思っていた時にデザスクを見つけたって感じです。

ー某ママ向けのところの卒業生、結構いっぱいいらっしゃるんですけど、デザインのレッスンが少ないんだよねたしか。

そうですね。1、2回ぐらいです。

ーそこからデザスクを受けてくれたきっかけは何だったんですか?

久保さんのYouTubeを見て、無料で動画でこんなに教えてくださるのであれば、有料でスクールに通ったらもっと学びが大きくなるんじゃないかなと思って、YouTubeが決め手で入らせてもらいました。

ー結構すぐ入学されたって感じですか?

いえ、すぐではなかったです。最初説明会を聞いてから2ヶ月ぐらい悩んでいて。

ーやっぱり2校目だしね。

はい、失敗したくないなと思って。年末にやられている体験入学を受けさせてもらって、バナーを作らせてもらって、そこで教え方とかがすごくいいなと思って、それが決め手になりました。

ーそこから3月に始まって、45日でスキルを身につけられてたと思うんですけど、楽しかったですか?

受講中は「デザイン楽しい」というよりは、ちょっと大変だったという思いが強かったですね。でもやっぱり自分のデザインを誰かに評価してもらったり、自分が作ったデザインでお客さんが喜んでくれて、その先のお客さんが目的としていることが達成できた時にすごく喜びを感じるので、スクール中は子育てしながら、子どもが寝た時間に夜中にずっとやるという感じだったので、大変だったという思いが結構強いですけど、トータルで見るとやっぱり楽しかったという感じです。

ーお子さん、まだ小さいですよね。2歳とかで手がかかる時期ですからね。活動し始めたのが4月ぐらいからですか?

そうですね。卒業してすぐ、4月からです。

ースタートしたといに目標とかってありましたか?

スタートした時の目標は大雑把にしかまだなかったんですけど、3ヶ月以内に5万円の収入、半年以内に10万円、今年いっぱいで10万円という目標を最初に掲げていました。

ー全然クリアしてるじゃないですか

卒業後すぐに知人に連絡を取って紹介で案件を獲得!

ー実際にどんな行動を最初してたんですか?卒業してから。

ベストオブの発表が終わった瞬間から、「デザインできるようになったよ」って、身近な方に伝えました。受講前から言ってたのもあるんですけど、そういう方にまたご連絡をして、そこからいろいろご紹介とかつながっていった、という感じです。

ー周りにそういう起業家さんとかがいたんですか?

いえ、全くいないんですけど、1人の友達が美容サロンを経営してるので、その方に言ったら、やっぱり経営者って経営者同士のつながりがあるので、そこから誰か1人紹介していただいたら、もう蜘蛛の巣のようにご紹介いただいて、今でもずっと続いています。

ーすごいですね。でもそれ、紹介したいと思うぐらいのクオリティだったってことですよね。ポートフォリオとかも送った?

そうですね。送らせてもらいました。

ー嬉しいですね、そうやって紹介してもらって。

本当に嬉しいです。

ーその紹介って誰もがもらえるわけじゃないと思うんですけど、工夫したこととかがあったんですか?

たくさんあります。

ー教えてください。

まずは紹介していただいた方へのお礼を忘れないということ。感謝するということ。皆さんがおっしゃっているように、レスポンスは光の速さぐらいで返す。

ー光の速さ

私は今滋賀の田舎に住んでいるので、なかなか直接会うのは難しく、ほとんどZoomなんですけど、時間をいただいているということなので、無駄にしないように自分の自己紹介のスライドを作って、簡潔にまとめてお話したり、その後はしっかりお礼メールを忘れないようにしています。

1つ1つの丁寧なところがすごく大事だと思っています。あとは戦略的にやっていくのが大事だなと思っています。卒業した時は「本格的に学び始めてから45日でここまでできました」っていうことを最初の売りにしていたんですけど、やっぱり卒業して何ヶ月か経ってくると、そういうわけにはいかないので、「自分はもうプロのデザイナーとして自信を持って活動しています」という風に切り替えて、人とお会いするようにしていました。

ーでも最初は「45日」を売りにしてたって、なんか面白いですね。戦略家さんなんですね。

そうですね。いろいろ考えていて、事前準備は必ず大事だと思っています。打ち合わせでも何かのぞむ時は、下準備をして、お客様が求めているであろう一歩先のことまで考えて準備するのが大事かなと思って、いつも取り組んでいます。

ーそれ、どこでそんなこと学んだんですか?

どこですかね。わからないですけど。

ー紹介で最初の月ってどのぐらいの収入だったんですか?

4月はもう0で、5月は1万円いかないぐらいです。

ーフルで活動しててそれだと、結構心折れちゃう人もいるじゃないですか。大丈夫だった?

はい。私の中で計画があって、今年度いっぱいは稼がないっていう目標にしてたんです。その代わりに、人脈とか、お仕事をもらえるような関係性を築いていくっていうことが目標にして、安い金額で受けたとしても、自分の実績になるなって思うようにしていました。

ー重視してないのにうまくいくって最高ですね。でも、それがあるからかもしれません。稼ごう稼ごうとして肩に力が入りすぎると、警戒されてしまうところがあるから。逆に、報酬がなくてもご縁を大事にしていこうっていう気持ちだったからこそ、蓋を開けてみれば結構な収入になっていたということなのかもしれません。

そうなんです。

ー稼ごうとしてなくて月20万いけるって、結構すごいですよ。

働いてる量とか営業してる量っていうのはかなり多い方かなと思うんですけど。

今年の4月から子どもを保育園に預けているので、日中の稼働時間は増えたんですけど、夜の活動時間は以前からそのままなので、日中プラス、夜も子どもが寝たあとから夜中の2時とか3時とか。案件によってはもう寝ずにやることもあって、活動時間を増やしてなんとかやっています。

ー面白いですか?楽しいですか?

そうですね。お客様が喜んでいただいて、初めて楽しいって思います。

ー確かに。最初はちょっとしんどい時もありますよね。お仕事を取っていく流れを、また聞きたいんですけど、初めの1万円ぐらいの案件って、具体的にはどんな案件だったんですか?

1個1万円ではなくて、1個900円とか1000円ぐらいのバナーです。めちゃめちゃ安いです。

ー広告バナーとかですか?

楽天とかに載せるような商品の画像ですね。1つの商品に対して画像を6枚から10枚とか作るので、それで1万円ぐらい。

ーでも、初収入になった時はかなり嬉しかったんじゃないですか?

めちゃめちゃ嬉しかったですね。お金っていうよりも、自分の作品が世に出るというのが嬉しくて。その画像を見て、その商品を買いたいと思ってくれる人が増えるかなとか、そこの結果のことがすごく気になって、「増えたらいいな」という思いでやっていました。

交流会をきっかけにクライアントと繋がる方法

ーそこはもう、お友達の紹介で繋がった方とお仕事したってことですか?

いえ、友達の3〜4つ先ぐらいの紹介先です。

ーすごいですね。全然知らない人ですよね。よくそこまで繋がっていきましたね。

はい。今はその10個、20個先ぐらいまで繋がっています。

ー紹介してって言ってるんですか?

はい。「デザインを探している方や、私の性格や趣味が合う方がいたらご紹介いただきたいです」と伝えています。一方的に紹介されるだけでは相手にメリットがないので、もしご縁があったら紹介し合う、という形です。

ーこっちも紹介するんだ。

そうですね。人脈がまだまだなかった時は紹介できる方がいなかったんですけど、最近はようやくちょっとずつ紹介返しができるようになってきました。ZOOMとかで1回お話してご縁が繋がって。

ーご紹介をこちらからできるというのは結構強みですね。やっぱり相手も、そういう感じだと理解してやってくれている?

そうですね。お互いに、相手も人脈が欲しい。フリーランスの初期ってそんな感じですよね。紹介し合って、助け合ってやっていく。そうやってどんどん繋がっていきましたね。

ー1ヶ月の中で新しい方とZOOMしたりする時間って結構多いですか?

そうですね。今はもう1件あるかないかぐらいのペースなんですけど、本当に最初の5月、6月は1日3件とかやってました。

ーZOOMとかで?

はい。基本ZOOMでやっていました。

ー緊張しませんか?

最初は緊張しましたね。

ー気合いですか?

そうですね。元々ポジティブで人見知りしないタイプなので、緊張はするんですけど、慣れれば問題ないという感じです。

ー最初に人脈を作っていく工程があったと思うんですけど、1ヶ月目とかってどういう活動をされてたんですか?

最初はフリーランスとしてエンドクライアントさんを獲得するのは、自分の実績もないしクオリティも心配だったので、まずはディレクションしていただける制作会社さんをターゲットに探していました。制作会社さんと繋がりたいですという風にお伝えして、何件か繋いでいただいたという感じです。そこで4社の方と契約して、業務委託でいろいろお仕事をいただけることになって、そこで案件をこなしていました。

ーそれは交流会とかに定期的に行ってたんですか?

いえ、それはすべて繋いでいただいてです。交流会も月に1〜2回は大阪まで行くようにしています。

ー秘密の交流会とかを探し当てて行ってると聞いたんですけど?

交流会ってインターネットに出ているもの以外に、ネットに出ていない交流会の方が多いなと思っています。ネットに出ていない分は集客しなくてもいいから、質が良くていい方が集まると思っていて。そこに行き着くまでには、やはり最初にいくつも交流会に行って、仲の良い方と繋がっていく感じです。

交流会に来られている方は、いろんな交流会に行かれてる方が多いので、もしくは自分で交流会を主催されてる方も多いので、そこから直接「こういう交流会があるんで来ませんか?」とお誘いをいただくことが多くて、最近はネットで検索した交流会ではなくて、お誘いいただいた交流会に行かせていただいています。

ーなるほど。そこに行き着くまでに、最初は検索して努力して、いろいろな交流会に顔を出してたんですね。

そうですね。自分の住んでいる滋賀から大阪までは片道2時間くらいかかるんですけど、交流会のためだけに行くという感じです。

ーすごい。だってお子さんも預けなきゃいけないもんね。

そうです。保育園に預けている間に行くという感じで、交通費も結構高いので、行ったら交流会を2件ぐらいはしごしています。最近は交流会に行ったついでにクライアントさんのご挨拶巡りに行ったりとかして、1日を無駄にしないようにしています。

ー人脈作り巡りみたいな?

それもありますね。

ーすごい。めっちゃ行動されていますね。

行ってちょっと残念だったなという交流会も結構多いんですけど、やっぱり行ってると直接案件に繋がる方もいらっしゃるので、何件も行ってみるのがいいかなと思います。

交流会では営業するより、雑談すると人脈が広がる

ーここからお仕事に繋がっていくというイメージができない方もいると思うんですけど、どんな感じで仕事まで行くんですか?

まずは、私は人間関係が大事だなと思っています。一緒に仕事をする仲間なので、お客さんとしてヒアリングをする時もたくさんお話をして、仲良くなって、雑談もできるぐらいじゃないと、お客さんのご依頼の中身やその良さが全然伝わらないなと思っています。なので、人間関係を構築する段階から始めます。

ーあんまりアピールはしないんですか?

全くしないですね。

ー全くしない。気持ちいいですね。

全くしないですね。聞かれたら「デザイナーしてます」と言います。

ーそれがいいよね。

そうですね。興味がある方は深掘って聞いてくださいますし。ただ、「自分がデザイナーです」と言わない場面と、言う場面を使い分けています。

交流会は1回きりの場面なので、ちょっと話したついでに「実はデザインやってます」と最後に言うんですけど、この先何回か同じコミュニティで会うだろうなという方には、最初には言わず、2回目、3回目にお会いして仲良くなった時に言うようにしています。

そうすると、自分に興味を持ってくださっている段階で「デザイナー」という言葉が入ると、人間性を評価していただいて、任せていただけるということが多いので、あえて言わないんです。

ーあえて仲良くなってから打ち明けるというか。

そういうようにしています。

ー確かに。「え、そうだったの?」ってなりますよね。

私も普通に人として喋ってるみたいな感じで、久保さんとして仕事の話とかしていて、やっぱりヒアリングも大事なんですけど、雑談とか飲みに行ったりとかすると、その事業をどういう思いでされているのかとか、すごく聞けるので、いいデザインができると思います。

ー確かに。性格もわかると安心できますもんね。

自分が実績がすごくて、デザインだけという武器だけでいけるならいいんですけど、世の中にはもっとすごい人がいっぱいいるので、戦えないんですよね。であれば、自分を“商品”として気に入ってもらえた方が次に繋がりやすいので、そういう売り方をしています。

ー賢い。なんか合コンの戦略を聞いてるような気分になってきました。「あとから言う」みたいな。やっぱり素敵だな、と思います。人として。どうしても、売ろう、売ろう、になっちゃって、ご縁とかっていうのをそっちのけにして自分を販売したいみたいになっちゃうけど、そうやればやるほど売上が遠のいていくし、別に出さなければ「え、何やってんの?」って気になるというか。今、どのぐらいの人脈ができてるんですか?

エンドクライアントさんは、結構…10人〜20人いかないぐらいはいるかなっていう感じです。

ーその種まきをしていく中で繋がった人たちの数は、だいたいどれくらい?

100人いかないけど、50人は行くんで…100未満ぐらいですかね。

人脈が広がるにつれ、毎月の収入も右肩上がりで月20万を突破!

ーすごい。たくさん人脈ができてきた感じですね。

そうです。一度きりの方もいらっしゃれば、何回もデザインを依頼していただける方もいたりして、まちまちですけど。

ーそこからどんな感じで収入が上がっていったんですか?

5万、8万、12万、そしてポンっと20万円前後に。

ー楽しいですね。でも毎月こう上がっていくと。

そうですね。だんだん上がってきています。

ーもう上がる未来しかないと思ってます?

はい。もう「上がる未来しかないな」と思ってます。

ー同じ人からのリピート発注が増えてきてるという感じなんですか?

そうですね。リピートもありますし、そのリピーターさんからの紹介が結構増えているので、今後の目標としては、紹介だけで自分が営業に行かなくても仕事が回るというのが一番だなと思っているので、まだまだ種まきをしつつ、紹介を大切にしながら活動しています。

ー案件的にはどういうものが多いんですか?その20万円の内訳というか。

様々なんですけど、ホームページ、チラシ、ロゴ、バナー、Tシャツのデザインなど、本当に色々なご依頼があって、クライアントごとに欲しいものが違うので定まってはいません。

ーすごい。単価とかはどういうふうに決めてやってるんですか?

単価はもう本当に安くして、市場価格の半額ぐらいでやっています。今年いっぱいはその価格でやって、年明けぐらいから自分が欲しい金額でやりたいなと思っています。

ーそれで20万円いくのって、結構すごいですね。

めちゃめちゃ数はやってます。

ー母数が多いというか、お客さんの数が多いので、そこから入ってくるって感じですね。

すぐに結果を求めない戦略が時間差で効果を発揮

ー金額を安くしてるのは、まずはお試しの意味もある?

はい。料金を低くしてハードルを下げて、「まずは試してもらう」という形です。

ーちゃんと戦略的に活動されてるのがすごく伝わってきます。

案件を取ったりするのは、私の中では花を育てるのと一緒だなって思っています。交流会に行くのもお金も時間もかかりますけど、それは「花の種を買う」のと一緒で、種を買わないと芽が出ないし、育てるのも、いい水を使ったり、栄養剤を与えないとしっかり咲かないのと同じ。案件を獲得した後も、一定のクオリティや、やり取りの丁寧さ、レスポンスの速さなどを大切にすると、実がなって、またそこから種が飛んでいく。自然と広がっていくんです。だから1つ1つが大事だなと思ってます。

ー「土を耕したり」っていうのも確かに大事ですね。結構みんな、すぐ結果を求めがちで、準備なしで花を咲かせたいみたいな感じありますよね。

そうなんです。だから、皆さん結構、交流会に行って「自分はデザイナーです。案件ください」と言うんですよね。でも私は、相手の方のやっているセミナーとかに参加して、お金を払って色々顔を出している、という感じです。

ー素晴らしい。お客さんの案件をやる時に、特に気をつけていることとかありますか?

それこそ、ヒアリングがめちゃめちゃ大事だなと思っています。十分なヒアリングができるように事前準備をしっかりして、関係性作りも大事にしています。

ー提案書を作っているという話を聞きましたが?

そうですね。自分の丁寧さというところで言うと、ポンとできた作品だけを送るんじゃなくて、マーケティングも少し学んでいるので、お客様の目的に沿って、どういう導線がいいかとか、「これはこういう思いでデザインをしました」というふうに、デザインに価値を付けるために、簡単な提案書を作って、それと一緒に納品して確認していただくということを忘れずにやっています。

作品の横に説明文とか、そのデザインに至ったまでの分析を。皆さんデザインする前に分析されると思うんですけど、それを相手に伝えないと、なぜこのデザインになったのかがわからないと思うので、分析した内容をまとめて添付して送っています。

ー素晴らしいですね。

綺麗なデザインというよりかは結果が出るデザインが作りたいと思っているので、ターゲットや目的をしっかり聞いて、自分なりに「ターゲットのニーズは何か」を深掘りして考えて、その分析をクライアントさんに提案するようにしています。

ー稼げるようになってきて、この先も増えていくと思うんですけど、稼げるようになる人と、まだまだ難しいなという方がいると思います。成功した秘訣、できた理由って何だと思いますか?

やっぱり皆さんがおっしゃるように、行動量の違いかなとは思っています。あとは自分が何が得意なのか、自己分析をしっかりしたうえで営業方法を考えていくというのが大事かなと思います。

ーどうやって分析したんですか?めぐさんの場合は。

私はやっぱり人と話すのが全然苦じゃなくて、人見知りもなくて、対面で会うと好印象なことが多いので、作品で勝負するよりも自分の魅力で勝負した方がいいなって思ったんです。それから、分析が結構好きなので、そういうところを案件を通してお伝えしていく。そういうふうに営業していくと、次に繋がっていくかなと思っています。

ークラウドソーシングサービスとか、ネットからのお仕事の取り方は全然してなかったんですか?

全く、1度もしていないです。

ーそれはもう割り切って?

はい。市場にはライバルが多すぎるので、そこでは人間性はほとんど評価されず、作品だけの評価になる。そうなると、卒業したばかりの自分では選ばれないということがわかっていたので、手をつけませんでした。

フリーランスとして成功するコツや会社員との違いは?

ーなるほど。こういう人はフリーランスで稼ぐのはちょっと難しいな、というのはありますか?

そうですね。やっぱり行動しない方は種をまいていないので、何も芽が出ないかなと思っています。ただ、生き方はフリーランスだけじゃないし、別にデザイナーじゃなくてもいいなって私は思っていて。私も看護師も好きだし、デザイナーも好きだし、一番の目的は「お客さんや患者さんが喜ぶ姿」が見られること。そこに向けて努力できるというところが、自分のやりがいを感じているポイントなので。

正直、私は今後、自分の会社を持ちたいという目標があるんですけど、それがデザインかと言われたら、デザインじゃないかもしれない。ただ、自分の大切な人や社会に貢献できる仕事がいいなと思っているので、デザイナーじゃなくてもいいなと思っています。ただ、何にしても行動しないと芽は出ないので、そういう方は難しいなと思っています。

ー今、フリーランスとして働いていて、会社員の時と生活を比べて一番違うと感じるのは何ですか?

朝のバタバタがなくなったことや、子どもを優先して子どものペースで自分の働く時間を変えられること。そういうところが変わったなと思います。

ー「自由だな」と思う瞬間はありますか?

平日に打ち合わせを兼ねて外出すること。基本は家で作業してるんですけど、以前は病院の中にずっといたので、自分が行きたかったお店に自由に行けたりとか。

ー外で作業とかもあるんですか?

外で作業は基本していないです。家の方が2画面使って効率的に作業できるので、基本的に外ではしてないんですけど、でもやっぱりフリーランスの方が自分には合ってるかなと思います。

ーでも11年からだいぶライフスタイル変わりましたよね?

そうですね。

ー旦那さんはなんて言ってますか?

応援してくれていて、「頑張れ」と言ってくれるんですけど、最近の悩みでもあるんですけど、子どもの時間を大切にしようと思って始めたフリーランスなのに、結構案件に追われて、夜とか土日とかに子どもを旦那に預けて作業しているので、「もうちょっと自分の活動の幅を制限してほしい」と言われていて、悩んでいます。

ー案件って急に来ちゃうからね。嬉しくもあり、ちょっと大変でもある。でも家にいられるから、そこは大きいですね。

そうなんです。最近は、お誘いいただいて1つのプロジェクトにデザイナーとして入らせてもらったり、チームで1つ事業を立ち上げていたりしています。

ー面白いですね。

楽しいですね。それもこれも、皆さんが自分を選んでくださった基準が、デザイナーとしての実績というよりは、人柄とか仕事に対する取り組み方、姿勢の部分で評価していただいて、数あるデザイナーさんの中からお声がけいただいて、「一緒に事業をやろう」と言っていただけているので、このご縁はこのままずっと大切にしたいなと思っています。

ー会社を作るんですか?すごいですね。

それは何年後かの目標ではあるんですけど、自分がオンラインをやっていない理由の1つとしては、「デザインの仕事をしたい」というのではなく、「お客様の力になりたい」というのが一番なので、「この人素敵だな」「この人の事業をもっと成長できるようにお力添えしたいな」と思える方と、今後もっと仕事をしていきたいと思っています。なので、やっぱり直接会った方とか、深い関係の方からお仕事をいただきたいという思いもあって、今はオンラインには手をつけていないという感じです。

デザスクは他と違ってデザインを基礎から学べるスクール

ーなるほど。いろんなスクールさんがある中で、うちを選んでくれたと思うんですけど、デザスクを受けてよかったなと思うところがあったら教えてください。

やっぱり、デザインのやり方を学べたというのが一番大きかったです。他のスクールでは、「はい、バナーを作ってください」といった形で、全然基礎がないまま始まる感じだったんですけど、デザスクはツールの使い方はもちろん、「どういうふうにバナーを作っていくのか」を丁寧に順序を追って教えてくださったので、そこがすごく学びになったなと思います。

2つの仕事を掛け持ちしているママのリアルな生活スケジュール

ーもっともっと稼ぎそうな感じもあるし、ご縁が強いですからね。生活リズムってどんな感じなんですか?どんな生活をされているのか、気になる方もいると思うんですけど。

平日は、朝子どもと一緒に7時半ぐらいにゆっくり起きて、8時半ぐらいに子どもを保育園に送ります。大体打ち合わせは10時以降にしているので、9時に帰ってきたら家の片付けや洗濯、家事をして、ちょっと落ち着いたら9時半ぐらいから17時までは仕事の時間になります。

自分の休憩時間というか、30分ぐらいご飯を食べたり夜ご飯の仕込みをしたりというのもできるので、17時になったら子どもを迎えに行って、そこから子どものご飯やお風呂、寝かしつけをして、子どもが遅くても22時には寝るので、そこからまた打ち合わせをするか、デザインの作業をするか、日によってバラバラですが、大体24時ぐらいまでは作業しています。案件によっては、朝方まで、6時ぐらいまでやって、1時間だけ寝て次の日を迎えるという感じです。毎日平均すると睡眠時間は4時間ぐらいなので、本当は寝たいんですけど、

ー最初はしょうがないかもね。

最初の2年は仕方ないかなと思っています。

ー土日はどうしてるんですか?

土日は基本的に子どもと一緒に公園に遊びに行って、昼寝の1時間ぐらいでメールを返信したり、連絡業務を優先しています。子どもが夜寝たら22時から2時とかまで作業することもありますし、たまに子どもを旦那に預けてカフェで作業することもあります。

ーでも楽しいからやれるんだろうね。

そうですね。

ー旦那さんは働きに出てらっしゃるんですよね?

そうです。旦那は朝7時から夜9時ぐらいまで家にいないので、基本私1人で子育てしているっていう感じです。

ー看護師の仕事は週1回?

はい、週1回。どこかの平日にやっています。

ーでも楽しそうですね、いろんなことがあって毎日毎日。

本当は看護師の仕事をやめても全然いいんですけど、やっぱり楽しいので続けています。

ーいろいろたくさんお話を聞いていただいて、かなり参考になったんじゃないかなと思います。特に、対面でお仕事を獲得していきたいという人にとっては、「何ヶ月でこんな感じになる」というのが見えなくて、モチベーションが下がっちゃう方もいると思うんですけど、めぐさんの「徐々に上がっていく」「最初は全然売らずに」というのが、すごくいいロールモデルになるんじゃないかなと思いました。

デザイナーを目指される方へのメッセージ

ーでは最後に、めぐさんからこれから受講される方だったり、今頑張ろうと思っている方々に、先輩からメッセージをいただけたら嬉しいです。

はい。デザスクは、デザインだけではなくて、今後の自分の生き方や選択肢の幅が広がるスクールだと思っています。デザインに興味がある方はもちろん、「このままどうしたらいいのかな」と悩んでいる方にとっても、自分の人生が左右されるようなスクールだと思っているので、ぜひ皆さん受講していただくのがいいなと思います。

たくさんつまずいたり悩んだりすることがあると思うんですけど、すべてが自分の経験になるので、失敗を失敗と思わずに、何でも挑戦していく気持ちで活動していってもらえたらいいなと思います。以上です。

ーめっちゃ考えてきてくれたのが可愛すぎて、もう萌え萌えしてました。スクール愛を感じました。素敵。本当に、稼いでる人ってみんな人柄がいい。ほんとにいい人ばっかり。

ーさらに活躍されると思うので、ぜひ楽しんで、旦那さんとも仲良くうまいことやっていただけたらいいかなと思います。というわけで、今日は87期のめぐさんにいろいろお話を伺いました。ありがとうございました。

ありがとうございました。

【副業10万円】主婦が仕事と両立しながらWEBデザイン副業で毎月5万円稼いだみっちゃんのストーリー

ー簡単に自己紹介お願いしてもいいですか? 

初級編63期、中級編26期卒業のみっちゃんです。よろしくお願いします。

ーみっちゃんの時って人数そんなにいなかったので、みっちゃんのこと、めちゃめちゃよく覚えてるんですよ。

そうですか、嬉しいです。ありがとうございます。

ーもちろんです。去年の交流会にも来ていただいて、「お久しぶり、今どんな感じ?」と聞いたら、しっかりお仕事されているとのことで、そこから講師をオファーしたり、今回のインタビューに繋がりました。

ーみっちゃんは事務職をされていて、今は副業でお仕事をされていて、事情があり今日は白くまさんとなっております。今、副業で月5万から10万円ぐらい稼がれているということですが、そこまでの過程、最初に苦労したこと、どうやってお仕事を取ったかなど、お伺いしていきたいと思います。初めに、WEBデザインを始めようと思ったきっかけとうちのスクールを見つけたきっかけを教えてもらえますか? 

私は結婚していて、主人の勤務形態の変化が激しかったり、家庭の事情や子供がいるので、いろんなことに対応できるように、手に職をつけたいとぼんやりと思っていました。そんな中で、WEBデザインの仕事を見つけました。

最初のきっかけは、以前メルマガを何かのきっかけで登録して、久保さんの配信を拝見し、その後YouTubeで実際に動いている久保さんを拝見して、「この方だ」と思いました。動いている久保さんがとてもキラキラされていて、素敵だなと思って、こういった働き方があるということを知り、「いつかやってみたいな」と思って見ていました。

デザスク受講で久しぶりに自分の時間を取り戻す

ー受講期間中、事務職からいきなりクリエイティブな勉強が始まったと思いますが、どんなことが楽しかったですか? 

私はすべてが楽しかったです。この受講に合わせてMacを買い、Zoomもほとんどやったことがなかったのですが、パソコンに強い同期の方がいたので、聞きまくって、デザイン以外のところでも周りの人に助けてもらいながら、いろいろ教えてもらったことが思い出に残っています。

ーみっちゃんの時のクラスってみんな仲良かったですよね。

仲いいです。今でもLINEでつながっています。

ー勉強するのは久しぶりだったと思いますが、大人になってから学ぶってどうでしたか? 

大人になってから学ぶってこんなに楽しいんだって、かなり感動を覚えました。子供が小さくて自分の時間が取れない時期があったので、自分の時間を持てたことの喜びと、何かを学ぶってすごく楽しいことだと改めて思いました。

ーそれが2022年2月で、その後中級編も受講されたんですよね。 

中級も楽しすぎて、そのまま勢いで受講しました。

全くの未経験でもInstagramがきっかけで受注に成功!

ー今まで事務職をやっていたところから全然違う世界で、それは楽しいですよね。そこから卒業されて、卒業が2022年7月ごろだったと思いますが、その後、今では月5万から10万円ぐらいの副収入を得られるようになったということですが、どのような活動をされて、いつごろから収入が入り始めたんですか? 

最初はコンペに応募していました。久保さんが「失うものは何もないからとにかく応募してみなさい」とよくおっしゃっていたので、今みたいなコンペチャレンジ企画はなかったのですが、同期の人たちと「こういうのを何件応募したよ」と報告し合いながらモチベーションを保って活動していました。あとは、私は心配性な性格なので、無料案件を結構やっていました。

ーどういう人から無料案件を受けていたんですか?

Instagramでつながった方や知り合いの方です。ロゴを作ったり、名刺を作ったりしていました。

ー副業でやられていたと思うんですけど、どのぐらいの時間をデザインのお仕事に充てていましたか?

結構パソコンに向かってる時間は長い方だとは思います。

ー1日2時間ぐらいですか?

もっとですね。

ーがっつりやってるじゃないですか。

夢中になると寝れなくなっちゃうというか。

ー今は本業があるからプラスアルファでやってるって余裕もあったと思うので、仕事と趣味が合わさった感じになったのかもしれないですね。

そうですね。

ーデザイン楽しいですか?

楽しいです。正解がないのがすごく楽しいなと思いました。自分がこれは結構いいんじゃないかと思って提案すると、求めてるものが違ったりすることもあります。普段の仕事は資料作成して出したら「よくできてるね」という形で返ってくるのですが、「全然求めてるものが違うんだ」と思って、そういう発見がありました。

ーそこで楽しめるってすごいですね。へこんじゃう人も多いので。「違う」となると。

ちゃんとへこんだ時期もあります。

ーどういうことでへこんだんですか?

例えばコンペを出して、最初の頃はよくできたと思って出しても、全然違うものが採用されたりするので、かなり一喜一憂はしていました。でも研究もしてたのかもしれないですね。「この作品が選ばれたのはなぜか」とか、そういう目線で見れていたのかもしれません。

コンペ採用をきっかけにお仕事がどんどん舞い込むように

ー楽しんでますね、本当にWEBデザインの仕事を。無料で案件を受けていた時期があると思うのですが、いつぐらいから有料でやり始めたんですか?

コンペで初めて採用していただいたのが2022年8月です。中級の時に無料でいろいろ受けながら中級編をやっていて、応募で初めてマネタイズできたのがコンペで、8月に5500円のバナーを採用していただきました。

ーコンペの中では高い方ですよね。

はい、高いです。

ー何件目ぐらいでその採用だったんですか?

4件目か5件目ぐらいだったと思います。

ー早いですね。初めてお金をもらった時ってどうでしたか?

単純にすごく嬉しかったです。嬉しかったのと同時に、「素晴らしいバナーをありがとうございました」と一言いただいて、とても嬉しかったです。

ーそれは嬉しいですね。

はい。「これもできますか?」「これもできますか?」と聞かれるようになるという話をよく聞いていましたが、まさにそんな感じで、「こういうのもできますか?」ということで最初の方に継続で別案件をポンポンと連続でいただきました。

ー順調ですね。その後はどういう感じで収入が上がっていったんですか?

採用されたのはバナーなどが多かったので、中級も卒業していたのでLP制作にももっと力を入れたいと思い、LPのコンペにも応募していましたが、なかなか採用されませんでした。その時はへこみましたが、LPのコンペに応募してダメだった案件の方から「広告周りをやってみませんか」とお声がけをいただきました。

その時は開発した商品の背景や思いを伝えて、一緒にやっていきたいデザイナーを探しているという形で、LPの応募の時に実際に面談をした経緯がありました。その時、「LPではなくてもバナーなどの画像制作も何でもいいのでやらせてください」とアピールしたのが良かったのかもしれません。1ヶ月後ぐらいに、LPが完成した頃に「バナーやってみませんか」ということで直接メッセージがきて、そこからやらせていただくことになりました。

ーそこから収入が増えていったんですか?

はい。増えてきました。その方は男性だったのですが、女性向けの商品だったので「どういうコピーが刺さると思いますか?」と意見を求めてくださる方で、こちらからも「こういったのはどうですか?」「色味はこういうのはどうですか?」と自分の提案を初めてしてデザインをしていました。実際に「このバナーでこれぐらい効果がありました」と教えてくださるような方だったので、すごくやりがいのある案件でした。

ー素敵ですね。多分みっちゃんの人柄もあると思います。その方からはどのくらいの金額の発注があったんですか?

バナーや画像関係で9万円です。

ー結構大きいですね。

はい。結構色んなものを制作をさせていただいたので。

ー継続もされましたか?

はい。その後も別の事業や紹介で「こういったのもできますか」とお声がけいただいて、今でもやらせてもらっています。

ー繋がりができて良かったですね。2022年は月10万円ぐらい稼がれて、2023年はどうでしたか?

2023年は家庭の事情でデザイン活動ができない時期が2〜3ヶ月ありました。クライアント様にも迷惑がかかると思い、少しお休みをしていて、春頃から再度クラウドワークスで活動再開しました。

ー副業だったら、そういう時に休憩というのもいいと思います。

そうですね。

SNSで一緒に働きたい人へDM & コメント営業!

ーじゃあ4月にまた活動を再開されて、その後収入的にはどうなっていたんですか?

12月末に声をかけてくださった方が、「今活動されていますか?」みたいな感じで、また声をかけてくださいました。ちょこちょこ画像周りを作っていたり。あとはオンラインでの活動にはなりますが、いろんなインスタなどでも活動していました。ママさんのコミュニティなどには少し顔を出すようにしていて、そこからスライドの資料作成や画像周りをご依頼いただいて、クラウドワークスというよりは、だんだん自分と直接つながって案件をもらえるようになってきたというような形になります。

ーなるほど。良い流れですね。クラウドソーシングサービスを使って修行したりとか、初めの一歩を踏み出して、そこから徐々に直接のオフラインだったりネット上だけど、クラウドソーシングサービスじゃなくて、インスタでのつながりとか。理想的な流れですね。

そうですね。コンペとかでも定期的に応募はしていましたが、選ばれないということが分かってきて、やはり直接つながりを持てる方がいいなと感じるようになりました。

ーわかる、わかる。

直接自分を目がけてつながってくれるような方のデザイン制作をしたいなと思うようになり、自分からDMをしたり、久保さんがおっしゃっていたことをそのままやっていたんですけど、コメントして少し仲良くなって、「私こういうのができるようになったんですけれども、何か画像やランディングページの制作のご予定はございませんか?」というような形でお伺いして、そのつながりでどんどん増えていった感じになります。あとは自分が目がいく発信者の方は輝いていて、力になりたいと思える方にメッセージを送るので、メッセージが返ってきた時の喜びはひとしおですよね。

ー返信が来るんですね。

返ってきますね。皆さん、交流を大切にされているんだなということも感じました。大物だから、フォロワーが多いから、そういうことはされてないんじゃないかと思っていたんですが、そういう方ほど早く返信をくださったりするので、すごいなと思っていつも刺激をいただいています。

ー何人くらいのフォロワーの方なんですか?

1万人以上のフォロワーの方でも、私のメッセージを拾ってもらえたんです。嬉しかったです。あ、でも画像は添付しました。「こういうの作れます」という形で。

ーデザインという武器があるからこそ繋がれて、最初は無料でもやり取りができて、それが有料になっていくんですね。

無料もやりました。そこから紹介もしてくださったりするので、ありがたいです。皆さん仲良くしてくださるので。

ーめちゃめちゃ理想ですね。自分が一緒に仕事したい方、憧れの方に連絡して仕事ができる。お金以上の価値がありますね。副業でやっていたというのも、すごいことだと思います。本業にプラスアルファで稼げたというのもポイントです。

そうですね。ありがたいことに。

LPを受注出来ると月10万円を超える収入に

ー2年目で月どのくらいまでいきましたか?最高どれくらいで、平均はどれくらいですか?

平均にすると浮き沈みが大きいので、5万円いかないくらいかなという感じです。LPが入ると10万円を超えたりすることもあります。ただ、波はあります。

ー使える時間も限られていますもんね。まだ完全にフリーランスではないですからね。でもLPも受注できるようになったんですね。

はい、「LPもやらせてください」という形で、最初は無料で制作しました。それが良かったのかなと思います。

ー10万円超えるとテンション上がりますね。

デザインで収入を得られるのは、本当に嬉しいです。

ー3万円から10万円がちゃんと入ってくるって、プラスアルファとしては大きいですよね。

そうですね。なにか作れるようになりたいなあ、くらいの気持ちで始めたので、商用のバナーやランディングページが受注できて納品できるというのは、ある意味デザイナーとして認めてもらってお仕事をいただいていると感じて、とても嬉しいです。

デザインスキルが身についたら世界が変わりました

ー自分の力で仕事を取れるようになって、納品もできて、自分の仕事だと思えるものを手に入れたわけじゃないですか。気持ちの変化や自信など、何か変わりましたか?

デザスクでそれまでなかった「自分と向き合う時間」を持てたこと。そこにデザインスキルが加わって、自分に少しずつですが自信が持てるようになってきたと思います。

生活の中でも、言い方が極端かもしれませんが、デザインを学んだ後は見える世界が変わった、視点が変わったと感じています。スーパーに行ってパッケージを見るだけでも、電車に乗って広告を見るだけでも、今まではただ見ていただけでしたが、今は「ここはこの文字を強調してる」とか「配色はこうなってる」など、毎日デザインのことを考えながら過ごしていると思います。

ーもうデザイン大好きですね、みっちゃん。じゃあもう、もっとデザインやりたいってなっちゃうんじゃないですか。

デザインの引き出しを増やすって久保さんがおっしゃっていたと思うんですけれども、自分には想像のつかないデザインを見たときには、自分の中でストックしておいて、隙間時間にちょっと作ってみて引き出しを作っておくという感じです。やったことがない案件、ビジネス系とか美容系とかいろいろあると思うんですけれども、その時に活躍できるように、何かしら毎日制作をしています。

ーすごい。やっぱり、そういう人は選ばれますよね。デザインが好きで、研究もしていて、勉強もしていて、何より楽しんで作ってくれるっていうのが、発注者からしてもとてもプラスだと思います。楽しんでいないと、それって作品に出ますから。

そうですね。作品に心とか、そういうのが出るって言われますね。

お客様に満足してもらう為に気をつけていること

ーお客様とお仕事をしている時に注意していることや、気をつけていることはありますか?

クオリティはしっかりしたものを必ず納品しようと思っているので、煮詰まって制作してしまうと、見えなくなってくることもあったりします。実際に1回作って、1日寝かせて、違う視点でもう一度見て、ちゃんとクオリティができているかを確認したり、パソコンで作ったものをスマホからも確認して、見え方をチェックしています。クオリティにはすごく気を使っています。

ーいいですね。コミュニケーションという意味では、気をつけていることはありますか?

丁寧に対応するというのは、それしか自分の良さというのはないかなとは思っているので、とにかく丁寧に対応しています。返信も、時間的に難しいこともありますが、できる限りなるべく早く返信するようにしています。

ーちゃんとお仕事をされている感じがすごく伝わってきます。じゃあ、みっちゃんのポートフォリオを紹介したいと思います。クラウドワークスのページがあるので、そちらを見ていきます。素敵ですね。総合評価4.8。めちゃめちゃ高いじゃないですか。「素晴らしいデザインを作成していただきました。対応がとても早く、大変助かりました。」

ーLP、すごい。1枚もLPを受注しているじゃないですか。ちゃんとしている。スタイリッシュなやつだったんですね。いいですね。他にも実績を見せていただけますか?

クラウドワークスはそんなに多くはないんですけれども。

ーでも、結構あるじゃないですか。いろいろやられていますね。電子書籍の表紙とか。

はい。手当たり次第やっていた時期がありました。

ー素敵ですね。カタログ。これ結構大変だったんじゃないですか?

これ、選ばれなかったやつです。

ー選ばれなかったんですか。でも素敵。いいですね。いろいろチャレンジすることで経験値が上がりますよね。

そうですね。

ーこちらがクラウドソーシング時代のポートフォリオですね。懐かしのポートフォリオ。これ、デザスク時代のものになりますね。

懐かしいですね。

ー上手。ホームページも上手でしたね。かわいい。この時からちゃんと楽しんで制作されてますね。

最初に作った方がこのピンクのやつです。

ーそうなんですね。

久保さんに添削していただいて、こっちに変えたんですよ。

ー2個も作ってたんですね。

はい。本当に受講中の、あと何日っていう時にテイストをガラッと変えて、こっちにしました。

ー制作スピード、その時から上がっていたんですね。いいですね。懐かしの。そしてこれは、デザスクの課題ですね。懐かしいですね。スキルありますね、。もう完全にプロって感じがしますね。

本当ですか?嬉しいです。

ーというわけで、いろいろ紹介してきましたけれども、受注しているお仕事の内容は、サムネイルやバナーが多いですか?

そうですね。広告バナーとランディングページですね。

デザスクで習ったことをそのまま現場で実践すれば仕事は出来る

ー今まで2年間ぐらいお仕事をされていると思いますが、実際現場に出てみて、デザスクで学んだことはどう活かされていますか?

もう本当に全て生かされていると思います。まず、デザインを楽しむという基本があると思うのですが、それをベースに教えていただいたノウハウを一つ一つそのまま忠実にやっていくと、しっかりとしたデザインができるようになるのではないかと思います。基本は全て詰まっているという感じがします。

ーなるほど。じゃあ現場でも、デザスクで習ったことをそのままやっているような感じですか?

はい。本当にそのままやっています。言われた通りにやっています。

ー実践してちゃんとお仕事を取れているって、私としても本当に嬉しいです。

やっぱり「知っていること」と「やっていること」は違うんですよね。「こういうふうに言ってた」とノートにメモするというのは、皆さんやっていると思うのですが、それを本当に一回でもいいからやってみると、また違う道が開けてくるんだなと思います。

仕事で落ち込んだ時はデザスクのYouTubeやインスタが癒し

ーお仕事が取れなかった時など、落ち込むこともあると思いますが、どうやって立ち直っていましたか?

久保さんのYouTubeやインスタライブを見ていました。

ーそうなんですね。嬉しいです。デザインを始めたいと思った時の気持ちに戻るのって、大事ですよね。

本当にそう思います。

ー受講する前って、みんなYouTubeめっちゃ見ますよね。受講後は見なくなる方もいるかもしれませんが、受講後こそ見てほしいなと思っています。

見ています。

ーありがとう。めっちゃ嬉しいです。デザスクも進化していますよね。どこが驚きましたか?

コンペチャレンジが本当にいいなと思いました。

ーそうなんです。多分、当時自分たちでやっていたことが、今はスクールのサポート付きでできるようになっていて、皆さんすごく頑張っているんです。初めの一歩ってなかなか踏み出せない人も多いですが、みんなでやると怖くないんですよね。

すごくそれはわかります。一件応募して、採用されたらどうしようとか。五件も応募して全部採用されちゃったらどうしようとか、いらぬ心配をしてしまう時期もありました。

副業デザイナーから夢の専業デザイナーへ

ー今日のお話を聞いていて、月5万円ぐらいを目指す方って多いと思うんです。何10万、100万っていう目標も夢があっていいのですが、それがちょっと大きすぎると感じる方も多いと思います。今日もお話を聞いてみたいな感じだったらチャレンジできそうだな、という方も沢山いると思うんです。そういう方にはの話がすごく響くと思います。

そうですね。子育てしながら、デザインも楽しんで、いろんな方から「ありがとう」と言われて、とても充実すると思います。

ー伝わってきます。のこれからの展望というか今後どういうふうにお仕事していきたいと思っていますか?

今まではコロナがきっかけで始めたので、ほとんどオンラインでやってきましたが、今後はオフラインの活動にも興味があって、交流会などにも参加して活動していきたいと思っています。

ーいいですね。聞くところによると、お仕事を辞められるとか。

そうですね。

ー本格的にデザインの道に進まれるということですか?

はい、デザインで頑張ってみたいなと思います。

ーなかなか勇気がいる決断だったと思いますが、積み上げてきたものがあるから「行けそう」と思ったということですね。

家庭の事情などもいろいろありますが、ちょうど区切りがよかったので。環境が変わっても、スキルを手に入れたので、なんとかなるかなと思っています。

ー「手に職がついた」と思うと、気分違いますか?

そうですね。環境が突然変わることは元々想定されていたのですが、その時にどんなふうにでもやっていけるスキルを手に入れたことで、自分でも「どん」と構えていられるようになったと思います。

これからデザインを学び始める方へのメッセージ

ーありがとうございます。根ほり葉ほり話が聞けて、お腹いっぱいです。最後に、これからデザインを始められる方や、デザスク卒業生で第一歩を踏み出そうとしている方に、メッセージをいただけたら嬉しいです。

受講を迷っている方は、迷ったらやってみた方がいいと思います。デザスクを受講することで、デザインスキルはもちろんですが、なかなか持てない自分と向き合う時間を持てたことが、私にとってはすごくプラスでした。一度立ち止まって、自分と向き合う時間もデザインスキルと共に得られるというのが、とても魅力的だと思います。ぜひ挑戦してほしいです。

ー卒業生で、これから一歩踏み出す方にも、メッセージをお願いします。

スクールを離れると、急に海に一人で出たような気分になります。私もそうでした。Twitterなどいろんな場所を見ると、「デザインがすごい人が世の中にたくさんいるな」と感じますが、一つ一つスキルを毎日磨いて、クラウドソーシングサービスなど、どこでも良いのですが、諦めずに挑戦していくことが大切だと思います。

ー最初は不安でも、みたいに楽しんでいる姿を見れば、頑張ればそういう未来も作ることは可能ですよね。

はい、そう思います。

ーありがとうございます。のケースはすごく理想のルートなのではと思いますし、自信がないという方もの後を辿っていけば夢を実現できるという可能性を感じていただけたと思うので、勇気づけられると思います。今日は長時間、本当にありがとうございました。

ありがとうございました。

スクール受講時に初案件を獲得し副業で月30万達成したかすみんさんのストーリー

ー今日インタビューするのは、入門編74期生で中級編31期生のかすみんさんです。かすみんさんは去年の1月からデザスクを受講されて、その後中級編もストレートで受講されたということで、最初は転職したいという気持ちで始めたんですか?

そうなんです。子供が小学生に上がって、習い事だったりとか子供の時間を作りたいと思って、家でできる仕事がないかなと思って受講したのがきっかけです。

ーなるほど。収入も上がってきたと噂で聞いておりまして、そのあたり、どのように活動されて今どんなライフスタイルを過ごされているのかをお伺いできればと思います。最初に、簡単に自己紹介をお願いしてもいいですか?

かすみんと言います。去年の1月からデザスクを受講して、そのまま中級に進み、現在は中級を卒業し仕事をしています。普段は事務職のような仕事をしていて、デザインの仕事は副業としてやっている感じです。

デザインを始めた時はお小遣いが増えたら良いな、という気持ちだった

ーありがとうございます。WEBデザインを始めようと思ったきっかけについて、先ほど少しお話しいただきましたが、もう少し詳しく伺いたいです。事務職をされていて、ある程度収入はあったんですか?

正社員でフルタイムで働いているので、特に問題なくありました。ただ、副業でお小遣いが増えたらいいなという気持ちはありました。

ーお子さんやご家族のために使いたい、という気持ちも?

はい。子供に習い事をさせるにもお金がかかりますし、少し余裕があれば生活もより良くなるかなと思っていました。

ー正社員としてのお仕事は、それ自体が嫌だったわけではない?

そうですね。受講を決めた時は在宅勤務などは全くできない職場だったので、とにかく家で働きたいという気持ちが一番大きかったです。ただ、卒業する頃にちょうど良いご縁があって、在宅勤務できる部署に移動させていただくことになったので、仕事を辞めずにそのまま続けようと思い、今は副業でWEBデザインをやっています。

ーなるほど。副業としてできる仕事は色々あると思うんですが、WEBデザインに興味を持ったのはなぜですか?

本業で資料を作成することがあって、そこにちょっとしたデザインを入れたりする業務もありました。それをやっていくうちに、「これ楽しいな」と感じるようになったのが大きかったです。

ー資料作りがきっかけでデザインに興味を持ち始めたという方、多いですよね。うちのスクールはどうやって見つけたんですか?

色々見てはいたんですけど、デザスクは友達からの紹介でした。

ー友達も受講生だったんですね。なんて紹介されたんですか?

「私もそういう仕事がしたいと思って色々見てるんだけど、ここいいよ」って言われて。

ー軽い感じですね。ありがたいですね。ありがとうございますって伝えておいてください。そこから学び始めて、1月から3月で、6月に卒業されたんですね。そんなに昔ではないですよね。半年前ぐらい?

そうですね。本当にまだそれしか経っていないんだと、自分でも驚いています。

ーそっか、じゃあ本当に1年前はまだ勉強していたんですね。デザスクやってる途中ですよね。

そうですね。

ーすごい、激動の1年ですね。

もう何があるかわかんないですよ。

ー本当ですね。

Xの投稿がきっかけで初案件受注

ー6月に卒業されて、本格的に活動を始めたのが7月から?

はい。

ー入門編を受講していた時に、SNSでヘッダーを1500円で受注していたという話を聞きました。

そうです。「Xでヘッダー制作やります」と投稿したら、1人来てくれました。元々は無料で作らせてくださいという募集だったんですけど、納品したら「お金払います」と言ってくださって。

ー嬉しいですね。

嬉しかったです。お金になった、と思いました。

ー第一歩ですね。では、Xで受注してからはどういうふうに活動されていたんですか?

クラウドソーシングからの受注で初月から月10万突破

入門の時はXで募集してバナーのような画像を作って、それで終わりました。その後すぐ中級に入ったので、中級の勉強に集中しようと思って、それだけをやりました。6月に卒業して、少し期間が空いたんですけど、その期間にポートフォリオを整えようと思って、課題のLPをもう1本作ったり、入門のバナーも1つか2つ作ったと思います。そういう準備期間を経てから、クラウドソーシングに応募していきました。

ーちゃんと準備されてたんですね。そこからどのくらいの収入になっていったんですか?

最初に受けた仕事は、バナーだったり6枚でいくらという感じのものでしたが、こまごましたものをたくさんやって、最初の月から10万円はいきました。

ーすごい。

自分でもそんなにいけると思ってなかったです。

ー具体的に内訳を聞いてもいいですか?10万円の内訳はどんな感じでしたか?

LPのような商品ページが2万円で、同じ方から3本受注しました。あとは全部バナーで、6枚セットで1万円という感じです。結構単価いいと思います。

ーLPっぽい感じの商品ページだったんですか?そんなに長くなかった?

全然長くなかったです。でも最初だったので、結構大変だったのもありました。ただ、1万ピクセルいかないくらいの長さでした。

ーお客さんを獲得できたのって、クラウドワークスとランサーズどちらもですか?

よく分からなかったので、とりあえずランサーズの方で自分の商品を出品して、LPはそこから入ってきてくれたんです。

ーそれって案件があって応募する形ですか?

LPの方は1本いくらです、というお店を出す感じです。そこから「お願いします」と言ってくださった方がいて、3本依頼してくださいました。

ーすごい。出品型ですね。ポートフォリオをちゃんと作って出品して、それを見てお客さんが来てくれるパターンですね。

そうです。あとはバナーなどは全部応募型で、クラウドワークスとランサーズの「こういうの作ってくれる人いますか?」という案件に手を挙げて、そこから選んでもらった感じです。

ーなるほど。じゃあコンペとはちょっと違いますね。コンペではなくて、手を挙げて選んでもらって作るという。

そうです。コンペは作品を作って、その中から選んでもらう方式ですが、応募型は応募文とポートフォリオだけで判断されます。

ー結構最初の方は緊張しませんでしたか?

緊張しました。本当にこれでいいのかなと思ったり、何を聞けばいいんだろうと迷ったりしました。

ーそのクラウドソーシングサービスで初めて納品した時って、お客さんの反応はどうでしたか?

修正なしで一発OKだったんです。それがすごく嬉しくて、初めて納品して「もう完璧です、これでお願いします」と言っていただけました。

ーすごいスキルですね。デザスクの卒業生って本当にスキル高いんですよね。

私は全然、デザスクの中では表彰されたりしたわけでもないし、全然できない方だと思ってました。

ーそうなんですか?でも、それで一発OKで「完璧です」とまで言われるなんて、なかなか言われないですよ。めちゃめちゃいいスタートを切ってますね。その時どうでした?10万円ぐらいでしっかり納品できて、お客さんにも「完璧です」と言われて。

本当に嬉しかったです。勉強して5ヶ月ぐらい、トータルでもそのくらいの期間でお金が稼げるなんて、すごいと思いました。

ーこんなに順調でいいのかって、逆に不安になりそうですね。

不安になりました。「大丈夫かな?この先続くのかな?今だけたまたまなんじゃないかな」って。

ーその後どうだったんですか?

その後も応募型の案件にどんどん応募して、コンスタントにお仕事をいただけて、毎月最低でも10万円は超えています。

ーすごい、めっちゃ継続されてるじゃないですか。ラッキーじゃなかったということですね。

ラッキーじゃなかったです。

ー10万円って大きくないですか?

大きいです。

ーご家族にはなんて言ってるんですか?

言ってないんです。

ー言ってないんですか?どうして?

最近、「なんか羽振りいいな」と思われてるかもしれないですけど。

ー面白い。何に使ってるんですか?

外食に行く時に「今日はちょっといいところ行こうよ」みたいな感じで、少し出したりしています。

ーかっこいいですね。このまま言わずにいくんですか?

そうなんですね。

オンラインソーシングで1日20件の仕事に応募

ー応募型でどんどん応募してるって、さっき言ってましたけど、どういう風に選んで、どのくらい応募してたんですか?

応募自体はかなりやっていました。自分で最低金額を決めて、その金額より上だったらひたすら応募してました。

ー最低金額はどのくらいで考えてたんですか?

バナーで2000円、LPで応募する場合は5万円です。

ーそれをポチポチしてたんですか?

はい、毎日チェックして、できそうなものは全部応募していました。

ー1日で言うとどのくらい応募してました?

20件くらい応募する日もありました。毎日見てると「昨日もこれあったな」と思うことも多くなってきます。

クラウドソーシングで選ばれるデザイナーがやっていること

ー受かる秘訣みたいなものってありますか?

文章だと思います。文章とポートフォリオしか判断材料がないので。

ーたしかに。かすみさんがどういう自己紹介を書いてるのか見てみたいですね。

応募文ですか?企業秘密です(笑)

ーじゃあ、ヒントだけでもください。どういうことを書かれているんですか?

まず最初に、募集されている案件に対して「自分はこういうことが得意なので、絶対に満足させます」という内容を書きます。

ーかっこいいですね。

その後に、自分の得意分野や稼働時間、使用する素材について書いています。有料素材も無償提供しますよ、というように、相手から聞かれなくてもすべて先に伝えるイメージです。

ー最初はそういうことも入れずにやってた時もあったんですか?

そうです。何を書けばいいかわからなかったので、ダラダラと文章を書いたりしていましたが、少しずつアレンジしていきました。

ーじゃあ、それがある程度できたら、ほとんどはコピーペーストで対応してた感じですか?

はい、そうです。

ーそれってポートフォリオの数って最初は少なかったと思うんですが、それでもデザスクの課題である程度いけましたか?

いけました。実案件で載せていたのは最初の頃は2つくらいだったので、ほぼデザスクの課題を載せていました。

ー嬉しいですね、それでもいけたって。じゃあ、その後だんだん数が増えてくると、採用される確率も上がるもんなんですか?

そうですね。ちゃんと数を揃えると、単価の高い案件に採用されることが多くなりました。

ーなるほど。安い案件だったらあまり気にされないけど、ある程度の価格帯になるとポートフォリオをしっかり見たいと思いますもんね。

そうです。

クラウドソーシングは激戦区!選ばれなくても気にしない

ー何件応募して、どれくらいの確率で合格してたんですか?

私がやっていたときは、7件中1件とか、10件中1件くらいでした。

ーいいですね。1日ポチポチやってた時間ってどのくらいでしたか?案件を調べたりして。

隙間時間で、会社に行く間の電車の中とかでやっていたので、トータルでも1時間もかかってないと思います。

ー結構、最初に5件くらいやって受からないと諦めちゃう人もいると思うんですけど、そういうタイプではないんですね。

はい。取れないのが当たり前だと思ってました。応募も多くて、1件に50~60件は当たり前なので、その中で少しでも引っかかればいいなと思ってやっていました。

ーそのマインドセットって、どうして持てたんですか?

基本的にネガティブで、応募しても選ばれないのが当たり前というスタンスなので、とりあえずやってみるという感じです。

めげずに応募を続けると着実に採用数が増え、月30万円を突破

ーそのくらいで思ってた方が意外とポンポン結果が出たりしますよね。そんな感じで7月から月10万円ずつくらいコンスタントに稼いでいたと思うんですけど、その後は?

毎月7月、8月、9月、10月と10万円ずつくらいで、1月には30万円いったこともあります。

ーすごい。30万円の内訳はどんな感じだったんですか?

そのときは全部LPでした。

ー単価はどのくらいでしたか?

8万円から10万円でした。

ー単価、上がってますね。あげたんですね。あげようと思ったのはなぜですか?

自分で商品を出品するときは少し低めで出してたんですけど、クラウドソーシングの中で依頼主が予算を提示してる場合があって、例えばバナーだったら3000円~5000円、LPだったら5万円~10万円とか。そういった単価の高い案件に対して、気をつけて文章を考えて応募しました。

ーなるほど、そうしたら当たったんですね。

はい、当たりました。

ーでもLPって単価が高くなると、納品する時に緊張しませんか?

緊張はしますが、やっていることはデザスクと同じです。

ー同じですか?

はい。「どういうのを作りたいですか?」と聞いて、「こんな感じにしたい」と言われたら参考をもらって、それをモデリングして作っています。

ーデザスクより簡単かもしれないですね。

そうかもしれません。デザスクは厳しいので。言われたことをそのままやっていればOKが出ちゃう感じです。

ーOKが出ちゃうんですね。デザスクでは、もっとインパクトを出せるよね、とか指摘が入りますもんね。もっと楽でした?

商材にもよると思います。美容系だったら装飾が多いですが、私はセミナーなどのシンプル目なものをやることが多いので、商材によってどのくらいこだわるかが変わってくるんですね。

ー1個のLP、例えば10万円くらいの制作にかかる時間はどれくらいですか?

本業の隙間でやっているので、平日は2時間、休日は5時間くらい。だいたい2週間ちょっとで納品しています。

ーなるほど。2週間で10万円、しかも隙間時間で稼げるならかなり良いですね。納期に間に合わせなきゃという不安は最初ありませんでしたか?

最初は不安でしたが、どうにかなりました。大丈夫でした。

ーちゃんとスキルがついてる証拠ですね。

こういうのも全部デザスクでやってたまんまの内容ですよね。締切りがあって。

ー内容もほとんど一緒でしたもんね。むしろデザスクの方が厳しいかもしれませんね。

ライフスタイルも、デザスク受講中と変わっていないので、同じようにやっていただけです。

ー無理なくていいですね。課題で無料でやっていたことが、お金をもらえるようになったというくらいの違いですね。

そうですね。

ーじゃあ、累計で今どのくらい稼げているんですか?

卒業して今月までで、100万円いかないくらいです。

ーすごいですね。半年で100万円って、しかも副業で。素晴らしいです。

ありがとうございます。

デザイナーを継続するコツは無理をしないこと

ーかすみさんの場合、無理してる感じがなくていいですね。自分の時間を犠牲にすることもなく、できる範囲で、ポチポチしながら単価も上げて、マイペースに賢くコツコツ順調に。まさに理想の副業スタイルです。

辛いと続かないので、無理はしないようにしています。

ー仕事していて楽しいですか?デザインは。

楽しいです。もともと熱中するものがなくて、休みの日も何をしようかと悩むタイプだったので、できることがあるのが嬉しいです。趣味みたいなものです。

ーすごく稼げる趣味ですね。心の状態とか、充実度も変わりましたか?

暇な時間がなくなったのも嬉しいですし、WEBデザインを始める前は毎月給料日に「あと3万円あったらな」と思っていたんですが、今はそういうことを思わなくなりました。余裕が全然違います。

ーお金がなくはなかったと思いますが、余裕がないというは少し苦しいですからね。

そうなんです。

月10万円稼ぐのにかかるリアルな制作時間

ー副業に使っている時間について教えてください。10万円バージョンと30万円バージョンでそれぞれお願いします。

10万円バージョンは平日2時間、休日5時間。30万円バージョンは平日3時間半、休日7時間です。

ーやっぱり少し増えてますね。

はい、ちょっと増えました。

ーでも、それもスピードアップしてると思いますよ。

そうですね。3倍の時間かけてるわけじゃないですし。10万円の時と30万円の時で。

ー慣れはありますよね。仕事の内容的には、LPとバナー以外に作ったものってありますか?

三つ折りのパンフレットや普通のA4サイズのチラシは作りましたが、それ以外はLPや商品ページばかりです。

ーコーディングとは無縁な感じですね。

コーディングはできないので外注しています。いつも同じ方にお願いしています。

ーちなみに、その方にお願いする際、例えば10万円のLPだったら、どのくらいの金額をお渡ししてるんですか?

画像コーディングと文字コーディングの2種類があって、文字コーディングだと1万円、画像コーディングだと5000円です。

ーそのくらいですよね。やりたくなかったら外注できるのも気楽ですね。

はい、できなくても大丈夫です。

お客様に満足してもらう為に気をつけていること

ーお客さんに喜んでもらえるように、気をつけてることってありますか?

連絡はなるべく早く返すようにしています。それからヒアリングですね。LPのターゲットだったり、細かい点をしっかり聞いて、「こういうのがいいと思いますよ」って何種類か参考を送って、すり合わせをしっかりやります。

ーいいですね。マーケティング視点を持った「売上につながるWebデザイン制作」って書いてますね。かっこいい。マーケティングは学ばれたんですか?

はい、卒業してから勉強しました。購買意欲に直結する〇〇とか。

ーなるほど。もう色々伺ってきて、とても良い情報がたくさん聞けていますが、デザスクで勉強できてよかったなって思うこと、またはデザスクを選んでよかったなと思ったことは何ですか?

シンプルに、課題が実務そのままというところが一番大きいです。

ー現場に行かないと、本当にそれが実務と同じかどうかって分からないもんね。

そうなんです。「こうやって教わったけど本当に?」という不安もあったんですけど、実際にお仕事をしてみて、その通りにやって何も困ったことがなかったです。「あ、これでよかったんだ」と思いました。

ーでも1年で激変ですよね。本当に。1年前に今の自分を想像してましたか?

していませんでした。

副業成功のおかげでマイホーム購入!次の目標は月40万円

ーライフスタイル的にはどう変わりましたか?

以前は普通に出勤していて、家に帰るのが夜7時とかだったんですけど、今は在宅勤務ができていて、17時半には仕事が終わります。その後は子どものことをやったり、時間にかなり融通がきくようになりました。

ー楽ですか?

全然違います。出勤していた頃は、子どものことで15分すら惜しいという生活だったんですけど、今はだいぶ余裕ができて、穏やかになったと思います。

ー今後はもっと単価を上げて、慣れてきたらもっと優雅な生活になりそうじゃないですか?

楽しみです。

ーどのくらいの収入まで上げたいとかありますか?

今はアンダーが10万円なので、それを20万円にして、一番高かった月が30万円なので、40万円くらいまでいけたらいいなと思っています。

ーいいですね。何に使うんですか?したいこととかありますか?

この前、家を買いました。

ーすごい!家を買ったんですか?

はい、生活に潤いが出てきて、それも安定してきているので、いけるなと思って。

ー引っ越したんですか?

まだで、これから3月15日に引っ越し予定です。

ー楽しみですね。家にいる時間長いですからね。

はい。なので、ちゃんと仕事をする部屋とかも欲しいなと思ってます。

ーかすみんさん、どこに住んでるんでしたっけ?

埼玉です。

ー夢がありますね。家で仕事ができるスペースを確保して、子どもも喜んでるんじゃないですか?

すごく喜んでいます。以前は子どもがいつも学童に行っていたんですけど、今はそのまま帰って来られる日もあったりして。

これからデザインを学び始める方へのメッセージ

ーでは最後に、これからWEBデザインを学ばれる方、もしくは今学んでいる途中の後輩たちに、何かメッセージをいただけたら嬉しいです。

今学んでいる方は特に、「自分にできるかな」「仕事取れるかな」と不安があると思いますが、先輩たちがやっていることを真似して、同じように行動していけば、仕事は絶対に取れると思うので、頑張ってください。

ーありがとうございます。では本日は、入門編74期生・中級編31期生のかすみんに来ていただきました。色々と勇気の出るお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。これからもぜひよろしくお願いします。

ありがとうございました。