こんにちは久保なつ美です。
今回はゼロイチWEBデザインスクール(通称:デザスク)を卒業し、WEBデザイナーとして活躍しているせーやさんへのインタビューをお届けします。
今回は転職成功事例のお話しです。せーやさんは元々工場で働かれていて、コロナ禍をきっかけに転職を決められて、なんと4社採用されて、そのうちの1社で今も勤務されているとのことなんです。
本当にWEBデザイナーになる前の人生と全然違う生活になっていたのがすごく印象的でした。WEBデザイナーになりたくて転職を考えられてる方にとても勇気が出るインタビューになっているかなと思いますので、是非最後までご覧ください!
- コロナを機に転職を決意。少ないポートフォリオでも出来の良さで見事採用!
- 母を支えるために、高卒ですぐ就職。長く辛かった工場勤務。
- 在宅勤務に憧れてWEBデザイナーのスクールに入るも何か違う1校目…。
- デザスクに入って手に入れた、第2の青春と手に職。行動すればチャンスがやってくる!
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WEBデザイナーの転職活動の期間
入門編を受講したのが2月末で終了して、そこから1ヶ月空いて残りの課題をやったりとか、色々過ごしてて4月から転職活動を始めようって時に、
タイミング悪くコロナにかかっちゃって、2週間ぐらい体調崩してて、そこから復帰して早く仕事見つけなきゃと思って、
求人サイトで普通に仕事を探してたらWEBデザイナーの募集を見つけて、何社か応募して最終的には他にももっと受けたんですけど、その中で4社採用をいただきまして。その中の1社で働いています。
―すごいおめでとうございます。じゃもう本当に入門編の作品を持って行ってそれで決まったって感じですか。
そうです。それでポートフォリオだけ見せて…本当数枚で。8社ぐらい受けました。
―半分決まったってすごいね。どういうところを基準に選んだんですか。
メインはデザインができる会社で「未経験でも大丈夫」というところで絞って増田。またま見つかったところで。
―書類選考もあるよね。面接まで行ったのが何社だったんですか。
書類でダメだったのは1社だけでしたね。
―そうなんだ、すごいね。7社は通ったんですね。すごいじゃんなかなか通らないよ。直接行って面接だったんですか。
何社かはそのZOOMでネット上で面接あったんですけど。半分ぐらいは向こうに行って。
転職活動の具体的な様子について
ポートフォリオを見せる時はみんな驚きはしますね。本当にスクールで作った作品なの!?みたいな。
-採用となった会社の方の特に嬉しかった言葉とか、何かありましたか。
今、働いている会社で受かった後に聞いたことがあって「よく採用しましたね」って聞いたら、ポートフォリオを見てうちの仕事できそうだなと思ったって言われて、なんか嬉しかったです。
―嬉しいね。4社も受かったっていうことで、どんな会社に受かったんですか。
デザインメインというよりは結構マーケティングだったりとか、広くやってるような会社がほとんどで、今入ってるところも一応メインはコンサル会社で、その中でもそのクライアントさんのお願いされたデザインをするみたいな。
―コンサル会社だったら結構やりやすいですよね。
そうですね。割と納期も結構長めなものがほとんどなので、ゆっくりはできます。
―へえ~いいですね。4社の中で今の会社に選んだ理由は何かあるんですか。
他の会社は正社員とか中にはアルバイトとかだったんですけど。今入った会社はフリーランスの話もした時にうちは業務委託でもできるよって言われて。
やってることはそんな差はないけど、どっちがいい?って聞かれて業務委託も可能だったらそっちでやってみたいってことで。
前職について
ー前職は工場勤務だったということで、高卒で就職されたんですか。
そうですね。18歳で就職してずっと工場でした。行ってた高校が工業高校だったんですね。
その就職先が機械系が多くて、色々あって昔から早く働こうと決めていて、とりあえず通えるところで工場に。
―色々あった話、ちょっとだけ聞いてもいいですか。
今じゃもうネタになってるんですけど。自分が14歳の時に両親が離婚しちゃって、母子家庭でずっと育ててもらって、その時にもう高校卒業したら就職して自分もサポートしようって決めて。
-そこで工場勤務を4年されて、工場勤務はどうでしたか?どういう仕事をしていたんですか。
いや~工場勤務はマジで辛かったです。最初に就職したところは、文房具の会社でその中でシャープペンの組み立てる機械があってそのオペレーターをやっていました。
―お給料はある程度良かったんですか。
高卒ってのもあって、めちゃめちゃ低いですね。スタートは15万とかですね。
―そこで4年って結構ですね。なかなか苦しくないですか。同世代の人が大学行ってとか、サークル活動とかやってる中で友達付き合いとか、あったんですか。
一応その高校卒業しても連絡とか取り合ったんですけど、やっぱり大学行った人とかは遊んでたりとか、やっぱり工業高校ってのもあってほとんどが就職だったので、集まるなら土日とか…。
WEBデザイナーになろうと思ったきっかけ
ーそこで4年間働いて、どういう転機があってWEBデザイナーになりたいと思ったんですか。
途中で担当が変わったんですね。その変わったところが出張が多くて結構遠いところなんですけど。車で6時間ぐらい行くとこなんですけど、場所がめちゃめちゃ田舎で…
もう周りに何もなくて会社の人も常に一緒だから遊びにも行けず。それはちょっとやだなってなって、家族との時間も過ごしたいしと思って、それで転職を決めて。2社目の時にちょうどコロナが始まって、工場だからもちろん在宅とかないんですけど。
-あ、工場勤務が2回…。なるほど!その後に印刷工場5年っていう。
そうです。その2社目がそこです。アニメのグッズとかの製造販売をする会社で、その中で担当がジグソーパズルの絵柄の紙の印刷をしていました。
-じゃ合計で9年間、工場勤務されてたんですか。長いね。そこでWEBデザイナーに転身したいと…何があったんですか?
コロナが始まって他の部署だったり、周りの友達とかで在宅が流行り始めたというか、家で仕事をするっていうのが羨ましいと思って、一応会社の人にも相談したんですよ。うちって在宅ないんですかって。だめだよって言われて…。
でもやっぱり家だったり好きなところで働いたりしたいってのが結構強かったので、色々調べて、そこでWEBデザイナーの存在を知ってそこから動き始めました。
以前通っていたスクールとデザスクの違い
ー1校目は日本デザインスクールではないところだったんですね。
最初まだデザスクの存在を知らなくて、調べてて無料セミナーみたいなのがあって、就職しか知らなかったから「フリーランス」っていうのもあるんだと思って、そこがフリーランスメインのスクールだったので、なってみたい!って思って受けたんですね。
-レッスンはどんな感じだったんですか。
今思えばですけど、講師の方がマンツーマンでやるので、講師の人によるのかなって思いました。最初はバナーから始まってPhotoshopの触り方とか、バナーのトレースとか添削してもらうんですけど。
少しは教えてくれるんですけど、作った作品の隣に先生が作ってくれた作品があって、それをなんかただ写すみたいな。そんな細かくは教えてくれなくて。ひたすらもう言われるがまま修正して…。
そんな時に、色々YouTubeとか見たりしていて、そこで初めてデザスクに出会って。添削動画とか、いろんなのを見て楽しそうじゃんって思って。で、無料セミナーを受けて、セミナー後の面談で1校目のスクールの卒業生も来てるよ。みたいな作品も見せてもらって、あ、これこれこれ!これ今作ってますみたいな(笑)
-なるほど。同じような作品になっちゃうんだもんね。
で、なんか結構共感して。すごいためらったんですけど、覚悟を決めて入りました!
グループでっていうのが最初はちょっと抵抗あったんです。他の人に見られちゃうっていう恥ずかしさとかがあって…。
実際やってみると、相談し合えたりとか、逆に他の人のを見れるからこそ、「こうするんだ」みたいな結構気づくとこもあって、なかなか良かったです。マジでチームメンバーに支えられましたね。
ZOOMとかでも、昼前から集まってもう夜まで夕方とか、ほぼ毎日平日はみんなでやってました(笑)
-みんな暇なんですかっ(笑)
やっぱちょっとの子供のお迎えとか、そういう人たちもいて、そういう人は途中抜けてみんなで行ってらっしゃいみたいな。第2の家族みたいな(笑)
-めっちゃ仲良しじゃないですか。高校が工業高校だったら大学生活とかっていうのもないわけで、ある意味ちょっと青春を取り戻すみたいな感じだったのかもね。
今更、味わえました(笑)
-ちょっとじゃあポートフォリオを頂いてるので、ちょっと思い出と共に振り返ってみたいと思うんですけど。
ーあ、この辺りが前のスクールさんの時のやつなのかな。パッと見できてる感じに見えますけどね。
本当にパッと見です。もう中見られちゃうと全然なんで…。
-ここからがデザスクで作った作品だね。可愛いじゃないですか。あ、これもかっこいいじゃないですか。お~うまいじゃないですか。綺麗、綺麗。

ええ~なんかめっちゃ嬉しい。
-見てる人からすると、違いが分かる人と分からない人いると思うんだけど、やっぱり自分で作れるようになった感が大きかったんですかね。
あーそうですね。そこは本当に大きいです。
-ゼロからね。自分で作って方向性考えてみたいなね。可愛いじゃないですか。ラテアートも上手ですよ。
めっちゃ安心しますね。
-そして最終課題のこのカフェのサイト、可愛いじゃないですか。ただ、投票があまり入らなかったということで落ち込まれたと聞いたんですが。
いや、もうなんか予想はしてました…。なんかやっぱ期間が短いから、とりあえずで出しました・・・。
-入らなかったけれども、でも私から見たら全然綺麗なんで。デザスク生、レベル高いからね。それで今の作品を持って、転職活動に行って見事4社受かったと。
WEBデザイナーに転身しての変わったこと
ーなんかある意味もう高校生の時にお母さんのために頑張って働くっていうことを選ばれたわけで。1回はその自分の好きなことじゃないことに振り切ったわけですが…今、転身されて。自分が選んだ好きなことで働きたい人と働いている。気持ち的に何が一番大きく違いますか。
やっぱり今まではやりたい仕事というよりは、とりあえずできる仕事みたいな感じで、あんまり意欲がなくて。手に職がつくと少しは自分に自信もつくし、やりたかった仕事ができてるわけだから色々いいことばっかですね。
-お給料も上がったんですか。
少し上がりました。
-おおすごい!未経験なのに。どのぐらいの給料になるんですか。
20から25万弱とか。でもそこから税金引かれたりしちゃですけど。多かった時はプラス4万とか…感動しました。
-感動だね。今その工場勤務に戻れって言われたらどうですか。
絶望ですよね。また工場かーって。
-でもそのぐらい違うってことですもんね。今が幸せだね。だって若いもんね。もっとグッと伸びそうな感じもするから将来がすごい楽しみになりましたね。
夢は広がりますね。
-私もなんか若い時ってなんか将来のこのキャリアが見えてないっていうことがやっぱりすごい絶望感がすごくて、どうしようみたいな。何になるみたいな。積み上がりもしないじゃないですか。上がらないとこのままもう終わりかみたいな。それが一番絶望感があるよね。
今だったらね。今の会社にずっといるかもしれないし、また別のところに転身するって道もあったり、いろんな道が広がってることってなんかすごく自由な感じで希望が持ててやる気も上がるよね。仕事に対してのモチベーションどんぐらい上がりました?
天地です。天地(笑)
-やればやるほど経験値が溜まっていくし、ポートフォリオも増えてくもんね。
そうですね。今後も別のクライアントさんとかと会話する時にZOOMとかだったら見せてもいいよって言ってくれていて。
-いいね。私もすごく嬉しいです。デザスク生でちゃんと卒業された方がそのスキルで4社も合格するってやっぱすごく嬉しいし誇り高いことですし、デザスクで学んだことは実務でも生かされてますか。
活かされているところも多いなってやっぱり思いますね。
WEBデザイナーとしての展望
今、働いてる会社に早く慣れたいので、LPとかも仕事であるので棄権しないように作れるようになりたいです。仕事に将来慣れてきたら、それプラスアルファで副業したりとか、もう少し収入増やしたいなとは思います。
-いいですね。夢が膨らみますね。ありがとうございます。転職をしたいっていう方もデデザスク生の中にもいらっしゃるので。
フリーランスも人気だけど、せーやさんの活躍を見て行けるんだ!って勇気もらった方もいると思うし、ベストオブで票が入らなかったって行けるんだ!と思ったと思うので、勇気の出るインタビューをありがとうございます。
WEBデザイナーに興味がある方へのメッセージ
受講中は結構不安なことがほとんどだと思うし、自分もやっぱり自信なかったです。でもやっぱりやるしかないので。卒業してからも行動しないと何も始まらないとは思うので、行動したらその分だけ何かしらチャンスが出てくると思います。不安だからって動かないとそこで止まっちゃうかなって思います。頑張ってください。
-はい、ありがとうございます。今後も応援していますので頑張ってください!社長さんにもぜひよろしくお伝えください。というわけで、87期のせーやさんにインタビューをさせていただきました。ありがとうございました。