株式会社日本デザイン(本社:東京都池袋、代表:大坪拓摩(おおつぼ・たくま))では、5月23日の「ラブレターの日」に伴い、新入社員が社長に手紙を書きました。毎月社長から手紙が届く日本デザインでの、記念すべき最初の1通に返信する形となった今回の第1回返信制度のラブレターは、これまでの感謝とこれからの熱意が綴られました。
開催背景
「5(こい).23(ぶみ)」の語呂合わせから、5月23日は「恋文の日/ラブレターの日」とされています。日本デザインでは、毎月給料日に社長から社員へ手紙を書く、という取り組みを創業以来続けており、先月5月17日は新入社員が初めての給料日を迎えるとともに、社長からの最初の1通目を受け取る日でもありました。
昨今、社内の連絡や質問など、先輩や上司とのコミュニケーションの場はどんどんと効率化が進み、今やチャットツールが社内連絡の一般的な手段になっています。日本デザインも例外ではなく、業務連絡の短い文面や、仕事に対しての質問などはチャットを使うことが多くなっており、面と向かって想いや感謝を伝える機会があまりありません。そこで、初めての給料を受け取るにあたり、社員からも感謝とこれからの意気込みを伝えたいという想いから「社長に返信を書こう」と新入社員自らが企画し、感謝と熱意のラブレターを執筆しました。
第1回開催後の変化
ラブレターの日開催後、新入社員には大きく2つの変化が見られました。
①モチベーションの向上
手紙に社長への感謝だけでなく、これからの決意表明を綴った社員は、実際の業務に対するモチベーションが向上し、仕事に対して前向きになれたと話しました。入社後1ヶ月が経過し、日頃の仕事により一層の難しさも感じるようになっていた社員も多い中で、入社時の気持ちや決意を思いだしたことは仕事への熱意に良い影響をもたらしました。
②周囲とのコミュニケーションの活発化
手紙を書いたことにより、普段自分が周囲に全く感謝を伝えていないことに気付いた、という声もありました。手紙の内容を執筆するにあたり、これまでの社内の自分を省みて、伝え切れていない感謝や言いたかったことなどを改めて認識するとともに、もっと活発にコミュニケーションを取ろうという意欲が高まり、社内での連携が取りやすい空気が生まれました。
ラブレターを執筆した感想
実際にラブレターを執筆した新入社員からは、以下のような感想がありました。
・日頃の感謝を改めて丁寧に伝えられた
・社長からの手紙に嬉しい言葉があったので、その返事ができてよかった
・社長に決意表明ができ、仕事のモチベーションが上がった
・いつもしてもらっているばかりだけど、小さなことでもお返しができた気がした
・手紙を書く楽しさとともに、大変さも知った。社長が手紙を書いてくれることへのありがたみを痛感した
受け取った社長の感想
手紙を受け取った社長からは、以下のような感想がありました。
「手紙はコミュニケーションだ、と改めて思いましたね。仕事の中でよく感謝の声はいただきますが、当然もらえないこともあります。それが普通だとどこかで思っていましたが、手紙に返事を書いたり、してもらったことにお礼を言ったり、そういった当たり前のことが薄れていっている社会だと改めて思いました。日本の生き方、働き方を幸せに、を掲げている企業として、コミュニケーションや感謝を伝える心は大切にしていきたいです。新入社員の素直さや善意が垣間見えたと同時に、多くの社会人が失っているものの大きさにも気付かされる貴重な機会でした」
今後の展望
株式会社日本デザインでは、実際に働く社員が楽しく幸せに働ける環境を作り続けることで、「幸せな生き方・働き方ができる日本人」を増やすための活動を行って参ります。