初心者WEBデザイナーの1つの目標として設定される月5万。
どれくらい働けば月5万達成できるのか。
未経験から目指すにはどうすればいいのか。
このような疑問を持っている方もいると思います。
そこで、今回はWEBデザイン未経験者が副業で月5万を目指す方法をロードマップ形式でご紹介していきます。
ぜひこの方法を参考にして、まずは月5万円稼ぐWEBデザイナーを目指してくださいね。
WEBデザインで月5万稼ぐ場合の案件シミュレーション
まずはWEBデザインで月5万稼ぐ場合、どのような案件をどれくらい取れば良いのかをお伝えしていきます。コーディングなどをせず、デザインメインで月5万稼ぐ場合の案件数は以下のようなものになります。
案件の種類 | 単価 | 月の制作個数 | 月の労働時間 |
---|---|---|---|
バナー | 5,000円 | 10個 | 10〜30時間 |
ヘッドバナー | 25,000円 | 2個 | 10〜30時間 |
案件の種類 | 単価 | 月の制作個数 | 月の労働時間 |
---|---|---|---|
バナー | 5,000円 | 10個 | 10〜30時間 |
ヘッドバナー | 25,000円 | 2個 | 10〜30時間 |
未経験の方はWEBデザインで月5万を目指す場合、最も取り組みやすいのがバナー系の制作物です。
よく広告などで見かける小さいサイズのバナーであれば、1件およそ5,000円で取引されます。1つ1〜3時間で作れるので、月の労働時間は10〜30時間といったところです。
バナーと作り方は一緒でも、ホームページやランディングページのヘッドバナーになってくると1つ25,000くらいで取引されるようになるので、月に2つ作るだけで5万円の収入を達成できます。こちらも月10〜30時間、制作時間があれば大丈夫です。
WEBデザインで月5万稼ぐためのロードマップ
WEBデザインで副業を始めるときのロードマップは以下の通りです。
- パソコンとツール(Photoshop)を用意する
- スキルを身につけバナー系の作品を作る
- 作品を載せたポートフォリオを作成する
- 低単価(無料)で案件を取り制作実績を作る
- 単価を上げて月5万円を目指す
上記を流れで進めれば、未経験からでもWEBデザインで月5万稼げます。
ステップ1:パソコンとPhotoshopを用意する
WEBデザインで副業をする場合、以下のスペックを持つパソコンとPhotoshopを用意しましょう。
- メモリ:16GB以上
- SSD:512GB以上
- CPU:WindowsはIntel Core i5かRyzen7以上、MacはM1チップ以上
- GPU:1.5GB以上
- 色域規格:sRGB
- 画面サイズ:ノートは15インチ、デスクトップは21インチ以上
上記のスペックを持つパソコンであれば、基本どのようなメーカーでも問題ありません。あとは好みの問題になってくるからです。
パソコンに特別こだわりがなければ、家電量販店に行き、上記のスペックを持つパソコンをいくつか紹介してもらいましょう。
デザインツールにはさまざまな種類がありますが、Adobe社のPhotoshopを用意してください。Photoshopがあれば大抵のデザインをすることは可能です。
ステップ2:スキルを身につけてバナー系の作品を作る
パソコンとPhotoshopを用意したら、スキルを身につけて作品を作りましょう。
WEBデザイナーとして案件を獲得するにはクオリティの高い作品が作れることを証明する必要があるからです。以下のようなレベルのデザインを作れるようになれば、未経験からでも仕事が取れます。
スキルの身につけ方としては独学とスクールがあります。基本的にはスクールに通うのがおすすめです。
独学でやる場合は「いつまで仕事を取れるようになるか」期限を決めるようにしましょう。独学の場合の勉強の進め方は以下の通りです。
- デザインの基礎知識を身につける
- トレースでPhotoshopの使い方と制作方法を学ぶ
- 学んだことをもとオリジナルの作品を作る
- プロからデザインの添削を受ける
ステップ3:作品を載せたポートフォリオを作成する
スキルを身につけて作品を作れたら、ポートフォリオ(作品集)を作成しましょう。
ポートフォリオに自身のプロフィールや制作実績を載せておくことで、案件を獲得できる可能性が大きく高まります。
作り方は簡単です。次の流れに沿って進めてください。
- ポートフォリオサイト(folio)に登録する
- 自身のプロフィールを記入する
- 作った作品を3個以上載せる
- 作った作品の解説を入れる
ポートフォリオサイトにはさまざまなものがあるので、何を使うかは自由です。私たちは簡単に作れてオシャレなfolioをおすすめしています。
最も重要なのは掲載する作品のクオリティですが、プロフィールや作品の解説も丁寧に書いておくと、採用担当者に好印象を持ってもらえます。
ステップ4:低単価(無料)で案件を取り制作実績を作る
ポートフォリオができたら、案件を獲得しにいきます。
しかし、いきなり高額の案件を狙いにいくのはおすすめしません。実績がない人に高単価案件を依頼してくれるクライアントはほとんどいないからです。
そのため、まずは無料もしくは低単価(500~1000円)で案件を受注していきましょう。おすすめの受注方法は以下の3つです。
- クラウドソーシングサイトを使って案件を受注する
- 知人や友人にから案件を受注する
- 交流会に参加して案件を受注する
どの方法が良いかは人それぞれです。自分にあった方法を選んで行動してみてください。
最初のうちはとにかく数を打つことが大事です。応募しても受からないということが続くかもしれませんが、珍しいことではないので諦めず続けましょう。
ステップ5:単価を上げて月5万円を目指す
低単価案件で5~10件ほど実績が積めてきたら、徐々に単価を上げていきましょう。単価の設定は自由です。自分の好きなように単価を上げて構いません。
単価設定で迷う場合は、ココナラ(クラウドソーシングの一種)で出品している人を参考にするのがおすすめです。
他のデザイナーがどれくらいの作品クオリティで、どれくらいの報酬をもらっているかを見て、自身の単価を調整していきましょう。
大事なのは自身の単価を定めることです。クライアントによって単価を変動させると、収入が不安定になりますし、精神的にもよくありません。
単価を設定して「これ単価で仕事を依頼してくれないクライアントには作らない」くらいの気持ちを持っておくことが重要です。
まとめ
今回はWEBデザイナーとして月5万稼ぐためのロードマップをお伝えしてきました。
お伝えしたロードマップをまとめると次の5ステップになります。
- パソコンとツール(Photoshop)を用意する
- スキルを身につけバナー系の作品を作る
- 作品を載せたポートフォリオを作成する
- 低単価(無料)で案件を取り制作実績を作る
- 単価を上げて月5万円を目指す
未経験からWEBデザイナーで月5万稼ぐ場合、特に重要なのはステップ2の「スキルを身につけバナー系の作品を作る」ということです。
ここで高いレベルの作品を作れるようになれば、WEBデザイナーとして月5万は着実に狙えます。オリジナル作品を作ってプロに見せるというサイクルを回して、スキルアップをしてくださいね。