株式会社日本デザイン(本社:東京都池袋、代表:大坪拓摩(おおつぼ・たくま))は、2021年8月31日(火)14:00〜18:00に、今年初となる社内ビジネスマナー研修を実施いたしました。
今回の研修は、入社1年目の新入社員と内定者が研修の企画から実行までを担当。参加者の96%が「大変満足」「満足」と回答しました。
実施背景
ベンチャー・中小企業の人材育成において、企業の成長度合いにあった社員教育の体制が整っていないという課題が多く見られます。
昨年度に会社初となる新卒採用を行い、今年度15名の新卒社員が入社した弊社においても、直近の業務に追われ、社会人の基本となるビジネスマナーを学ぶ時間を社内で作ることができていませんでした。
そこで、まだ会社の中心業務を担っていない内定者と新卒が研修の企画〜実行までを担当し、内定者や既存社員を含む社員26名に向けて、ビジネスマナー研修を実施いたしました。
研修を受けた社員26名に対し、「ビジネスマナー研修の満足度」「今回の研修は実務で役に立つと思うかどうか」についてのアンケートを実施したところ、上記の結果となりました。
また、内定者や新入社員が講師を勤めたことによって、研修を受講した新入社員や既存社員にどんな影響があったのか調査したところ、下記の回答が得られました。
①内定者や新入社員の声
・親近感があるため、距離を感じることがない。発言がしやすい
・自分たちの同期や後輩がやっているという視点は、外部講師がやる研修よりも前のめりに聞く姿勢になると感じた
・同期や後輩ができていて、自分ができていないのは恥ずかしいと思える
②既存社員の声
・既存社員が気を引き締め直す良い機会になる
・活気があり、良い雰囲気で行えた
・先輩として、わからないと恥ずかしいという自覚が持てた
・フラットな空気感で「みんなで学んでいこう」という雰囲気になる
・中途社員が内定者や新入社員を知れる機会になる
・まだ社会に出たて、出ていない子達の視点で研修を作ってもらえると、「最初の方はちゃんとそうしてた」「後輩にもちゃんと伝えなきゃ」と気づけたことがあった
マナー研修を運営した社員の感想
・新入社員 高橋尚希
入社1年目で社内向けの研修を任される機会はほとんどないと思うので、このような機会をいただき、自分たちが調べてきたことや学んできたことを全体に教えるのはとても楽しかったです。準備はなかなか大変でしたが、いただいたアンケートを見てみると「学びになりました」という声が多く、やりがいを感じることができました。自分が講師側に立つことで、名刺交換や席次の知識、扉の開け方、階段の登り降りに関するビジネスマナーを吸収することができ、また、アウトプットすることでより定着したと思います。
・内定者 福江美冴
本来ならば社員の方々が業務を行っている時間を研修に充てていただいたので、仕事を中断してでも「受けてよかった」と思っていただけるような研修を目指して、準備に取り組んでまいりました。マナー研修を実施した翌日、学んだことをさっそく実践している社員の方々が多く、とても嬉しかったです。その一方で、研修の運営面ではまだまだ自分の実力不足を痛感したので、これから改善していきたいと思いました。自分自身も含め、会社全体でビジネスマナーのスキルを磨いていきたいと思います。