• 売れるLPを作るためのデザインの極意

    初めまして、株式会社日本デザインのセールスライター兼プロモーターの西原小晴 @writer_college です。

    わたしたち日本デザインは創業8年目。「日本人の生き方・働き方をより幸せに変え、より良い日本をデザインする」ことを理念として、活動しています。

    弊社はWEB制作だけでなく、教育事業に力を入れて取り組んでいます。
    その理由は、大人が楽しく働く社会になれば、子どもたちも楽しく伸び伸び育つから。

    1日の大半を占める「働く」ということ。
    その「働く」がしんどくて辛くて・・・休みの日だけが楽しみだったら?

    家に帰って子どもがぎゃーわー騒いでいて、仕事が毎日充実していたら「元気いいな〜」となるけど、毎日辛かったら「うるさい!!」って怒ってしまうかもしれない。

    社会を変えるには(とてつもなく壮大な話ですが)働くことを変えることから。

    働き方を変えるには、働き方を選べるようにならないといけない、そのためにはスキルを身につけなくてはならない、じゃあ多くの人にとって活きるスキルを提供しよう!

    ・・・というわけで、デザインスクール、ライタースクール、動画アカデミー、プログラミングスクール・・・などなどやっております。

    その中でもデザインスクールは設立3年、卒業生は1000名以上。
    弊社代表である大坪は「売れるデザイン」「勝てる広告」「心を掴む心理学」を武器にフリーランスとして起業し、活動してきました。

    このnoteではライティングしかできない西原が、大坪に「売れるLPは存在するのか?」といったデザインの疑問をぶつけたものをまとめています。

    そもそもLPはどう発注したら良いのか?

    LPってどうやって依頼したらいいのでしょう?相手(発注先)はプロなんだから「お任せです」としたいというのが依頼者側の本音。

    プロに頼めば売れるLPが作れるだろうって思う人たちに関してどう思いますか?

    【大坪Answer】
    お金払ってるサービスを発注するって言うのは正当な権利だから、売れるLPを作れる人にちゃんとそれを言ってればOK。
    売れるLP作れない人に言ったらそもそも発注者の見る目がなかったことになるから。
    赤ちゃんに料理作れって言わないよね。

    できる人、ちゃんとしたLP作れる人に発注することがちゃんとできていればその発言が許されると思うよ。

    発注者側にとっては、デザイン会社の制作を見極める目を鍛えないといけないですね。
    何事も当事者意識を持って取り組むことが大切です。

    売れるLPは存在するのか?

    リリースしてみて「売れたLP」は存在しても、作っている段階から「売れるLP」というのは存在するのか、という素朴な疑問。
    (制作会社は「売上300%アップ!」とか実績を謳っているけど、それはあくまで「リリース後に分かった」であって、「リリース前から売れるなんて言って大丈夫?」という要らんお世話。)

    私の場合はライターなので、LPも含めて販売したい商品やサービスの資料一式見せてもらいます。そこから「どんな人に届けたいのか」「何故あなたがその商品やサービスを届けられるのか」を聞いていき、ストーリーを書いて「その商品が購入したくなる」導線を作っていきます。

    でもデザイナーに発注する時は「イメージカラーはピンクです」「30代女性向けです」「じゃあよろしく!」という感じに。
    こんな感じで売れるLPは作れるのでしょうか?

    【大坪Answer】
    商品がいいのが大前提だよね。
    それ以外なら、作れるけど作っちゃいけない気がするよね。
    売ってはいけない商品やサービスって俺は事実あると思っているから。

    売れるLPがあると売れちゃいけない商品でも売れてしまう、だってライティングとデザインでなんでも表現できてしまうから。

    当たり前ですが、この人の商品を売りたい!という「人」に時代がシフトしていますよね。

    依頼者の無茶振りを全部聞くべき?

    一つの商品でターゲットが複数の場合、

    例えば物販を教えたい!というサービスの人で
    ・女性で副業したい人向け
    ・男性で独立したい人向け

    これだとポイントが違ってくるので、できることなら2枚作成した方が良いですよ、と提案したくなります。ただ、最初に経費を抑えたいっていうのが本音としてあるじゃないですか。

    その中でに2枚に分けた方がいいですよって言っても「いや、うちとしてそこまでのお金かけられないから両方をカバーするもの作ってくれ」ってなってた時に、作るのでしょうか?作らないのでしょうか?

    どうしても薄っぺらいものになってしまうけども、デザイン会社としては発注側の言うことを聞くべき?それとも聞かないべきでしょうか?

    【大坪Answer】
    それはもう迷わず従うべき。

    ただ事前にしっかり伝えて話し合うことが大事で、その上で向こうの選択であれば、その条件の中で頑張りますねっていうのが制作代行、代行業者のルールだよね。

    従うけど、ちゃんと伝えることが大事です。
    口頭だと言った言わない問題になるので、ちゃんと議事録を残すとか、録音するとかは必須です。

    広告のABテストは意味があるの?

    よく聞くABテスト、意味があるのか疑問に思っています。
    ABテストと言っても、広告文が複数だったりするし、広告のクリエイティブも複数だったり、LPも複数だったりします。

    その場合、例えば発注側から「とりあえずABテストしたいから2種類作ってくれない?広告も任せたいんだよね」ってなった場合、気をつけるべきことってありますか?

    【大坪Answer】
    クライアントの条件は基本前提だからね。
    クライアントの条件に合わせて、こっちの経験からしたらこうした方がいいですよっていう話はするけど。
    条件を決めるのは向こうだから。

    やっぱり、ちゃんとコミュニケーションを取ることが大切ですね。
    「言われたからやりましたー」は通用しません。

    ちゃんとデータを取って、広告文とクリエイティブ、LPの関係性を見なきゃいけないですね。

    個人的には、よっぽどターゲットが異なるLP2種類じゃない限り、まず、広告文とクリエイティブでテスト。
    クリエイティブの反応はいいけどLPでコンバージョンしないってなったらLPを改善していく・・・としたいものです。

    リサーチってどうしてるの?

    私の場合ライターなので、例えば、何か自己啓発の商材を売りたいってなった場合、YoutubeもTVもニンテンドースイッチもTikTokもライバルになります。今や可処分時間の奪い合いですからね。

    でも、デザインってどうやってリサーチしていくのかサッパリ分かりません。

    【大坪Answer】
    はじめはキーワードを入れて検索して出てきたやつを参考にしてベースを作るでいいんじゃないかな。
    本気の案件とかになってくると本屋にも行くしショップとかサロンとかにも行くことあるよね。

    やはりリサーチ。
    ライターも基本リサーチしまくりですが、デザイナーもたくさんリサーチして、たくさんのデザインを見て学ぶことが大切ですね。

    クライアントをあっと言わせる提案の仕方

    大坪さんは顕在ニーズ(気付いているニーズ)だけじゃなく、潜在ニーズ(気付いていないニーズ)にもアプローチできるような提案をしてると思うのですが、依頼先だって気付いていないことに気付けるのはどうしてですか?

    大坪さんがそれを深堀できる理由と、そういう目をどうやって養っていったらいいですか?

    【大坪Answer】
    人間観察しているかに尽きると思うよ。
    その人、四六時中そのことで悩んでるって言う事が少ないから、世の中的にはね。

    人間観察は色んな人に色んな話聞きまくることだね。

    よく勘違いされるけどセミナー講師だったら俺が一方的に喋るけど、普段お酒飲み過ぎた時とかでない限りはほぼ聞いてる側だからね。
    0.5対9.5ぐらいの割合でずっと聞いてる。びっくりするぐらい聞いてると思う。

    確かに。
    (大坪さん、酔うと本当によく話す)

    ちなみにデザイナーとしてマーケターとしてライターとして、後天的に身につけたものだそうです。
    学生の頃、喋りすぎと怒られた記憶があって、そこから「聞く」を意識しだしたのだとか。
    (やはり人は原体験を持っているものですね)

    LPは綺麗な方がいい?機能的な方がいい?

    LPってキレイだと嬉しいけど、キレイなだけじゃ意味がないですよね。
    実際、楽天で売れてるところは、多分、デザイン的にはそんなにキレイではなくとも、機能的であると思うんです。

    【大坪Answer】
    それは売る場所が違うから。
    日本で売れてる商品をアメリカに持っていっても売れないし、アメリカで売れてるパッケージを日本に持ってきても売れない。

    こないだ買った海外の製品なんかもう製品パッケージにガムテープぐるぐる巻きにして送られてきた。
    日本だったら100%クレームだよね。

    でも使わない箱をきれいにする必要あるって俺もないと思うし、外人の大半はそうなんだよね。
    日本人ぐらいだよね箱をきれいに取っておくの。

    ある意味すこし病的だからね、箱が潰れてるぞとクレーム来るとかさ、意味が分からないとか思っちゃうけど、日本はそういうものだから、日本ではどういうものが売れるって決まってて、そこを冷静に判断しないと商売にならないよね。

    だから楽天でガチャガチャしたLPが売れるのは、楽天はドンキホーテのようなものだから。
    だから商品はそれぞれ目立ってないと勝てないわけ。

    例えば、黄色黒みたいなロゴを貼ってる商品があるとしたら、ガチャガチャしているし、キレイか汚いかと言ったら、どちらかで言うと汚いに入ると思うんだけど、パッケージが売れるのなら正しいよね。
    汚いから悪いわけじゃなくて、商業上は売れれば正しいってなっちゃうから。
    逆に百貨店にドンキの商品をおいても誰も見向きもしないし、逆にクレームが来るよね。

    市場によって違うから、キレイなLPは百貨店では必要、求めるものを求める場所でやるって言う問題。
    キレイか汚いかが問題ではないよね。

    よく言うけどほんとに汚いLPで売れるんだったら汚いLP作るから。

    求められている場所によってベストの答えは違うので、ちゃんと提案しないとですね。

    でもクライアントによっては「もっとキレイなのがいい」と要望する人もいそう。その場合は「売れるのに苦労するけど大丈夫ですか?」って聞くのだとか。
    それでもいいって言われたら作るそうです。

    LPは作って終わりじゃない。改善の判断はどうするの?

    LPは作って終わり、ではなくて改善(LPO)を押していくことが大切かなと思うんですけど、実際、改善のタイミングはどうやって判断するんですか?

    【大坪Answer】
    正直タイミングはまちまち。
    でもLPに手をかけないっていうのは正直あまり良くなくて、やっぱりLPはweb上の営業マンだからね。

    発想としては営業マンを雇ったかったんだから成績が悪かった場合は育てるか配置交換するかどっちか必要でしょ。
    LP売れなかったからLP辞めますという発想はないんだろうね。

    だから改善する発想がない人もいる。

    でもそれは、ダメな営業マン入れて、こいつは駄目だったから営業雇うのはもうやめたって言ってると同じだからね。

    営業マンなら成績が悪かったらレベルアップを!と思うのに、なぜかLPは作って終わりと思っちゃいますね・・・。

    指名されるデザイナーになるには?

    弊社のデザインスクール卒業生、独立初月に60万円だの100万円だの稼いだとチラホラ聞こえてくるんですが、指名されるデザイナーを生み出すコツってあるんですか?

    【大坪Answer】
    うちのデザインスクールは、添削会や交流会にてコミュニケーション能力を養う場所でもあるんだよね。
    言葉は悪いけど、独学やりたいなんて言う奴らにまともな奴いないから。

    コミュニケーションしたくないって言ってデザイナーなるって言ってるようなもの、そんな奴が稼げるわけない。

    なぜかというと、単価があげられないから。
    コミュニケーションできるデザイナーが単価を上げるデザイナーだし、長続きする関係性になるよね。

    コミュニケーションがあれば結果でなくてすいませんって言っても「今回はうちの商品が悪かったかもしれないから大丈夫」って言ってもらえて、次もう1回お願いするよってなるかもしれない。

    やっぱり、人、ですね。

    「アートは問題提起、デザインは問題解決」の真意は?

    大坪さんはよく「アートは問題提起、デザインは問題解決」って言ってますが、それはどういう意味ですか?

    【大坪Answer】
    アートはお金が絡まないで済むから、見る側はね。
    アートを買うというのは一部の富裕層だけの嗜好品であってて、でもその金持ちたちは嗜好品として買ったものを貧乏な人たちにも見せてあげるって言うこと楽しみとするから。

    バンクシーとかもそうだよね、最近なんか展示会やってるけど。あのアートによって今の世界を風刺することで、確かにそれって考えなきゃね、大事だねって思わさせるところに行きつくよね。

    みんなが気づいてない問題を提起するってのがアートのお仕事で、アーティストは基本そうで、アンチテーゼでだいたい始めるよね。

    美しいもの描写したいみたいな昔の画家みたいな人ってほぼいなくて、今のアーティストは社会の問題投げかけることばかりだから。
    俺はそれもどうかと思うんだけど。

    逆にデザインはクライアントさんからお金もらうから。
    パトロンから金もらうわけじゃないから、クライアントは解決したことに対してちゃんと対価を払うんだよね。

    問題提起に対価払う奴なんていないから。
    だって誰だって問題出して欲しくないし、見たくないから。

    だから、お金払わなくていいっていうモデルの中で成立するのがアートとデザインの違いかな。

    売れるLPを作れるデザイナーってどんな人?

    売れるLPを作れるデザイナーってどんな人ですか?

    【大坪Answer】
    再現性がどこまで高いかっていう話にもなると思うんだけど、どこまで冷静かってことかな。
    それは作ったものをどこまで客観視できるか。
    客観視できる目の養い方は真面目にやること。

    そういう意味では、作るときのエネルギーは大事だから、やっぱ情熱は必要だよね。
    俺もLP作る時、真剣に作ってるから。

    淡々とやってるように見えるけど、作るときはこれで世の中を変えようっていうぐらいの気分で作るからね。

    それでいいものが作れて、そのあと結果をドライに判断して、結果出てないんだったら、全然世界変えれてないんだからやり直しよね。

     

    情熱と冷静、主観的であり客観的。
    作ってる時は主観的、見るときは客観的。

    結果が出るまで行動し続けるかどうかだけだと思うよ。
    作って満足って人は結果が出てないから、そこをドライにちゃんと見ないとね。

    選ばれるデザインスクールの秘訣は?

    デザインスクール生って、講師になったり、地域の交流会を立ち上げたり、離れないですよね。

    【大坪Answer】
    楽しいからだよね。
    楽しませることと成長することを両立してるから、うちのコミュニティ人が離れないだよ。
    普通は楽しませることと成長することは違うからね。

    楽しい授業ってみんなイメージつかないでしょ、楽しい授業が存在しなかったんだよね。

    これからどんな人を増やしていきたいですか?

    これから「こんな人を増やしていきたい!」ってありますか?

    【Answer】
    まあ明日のために働ける人間かね。

    うちは起業家のスクールもやってて、よく起業家スクールの冒頭でもメンバーに言ってんだけど、起業家は減らしたいんだよね。
    起業家を減らすために起業家を増やす講座をやってるって言うと矛盾に聞こえるかもだけど。

    みんなそんなにバラバラで起業する必要ってどこにあるっていつも思うから。
    みんな自分のことばっか考えてんだよね基本的にね。
    自分のアイデアの方が最高だって思ったりするわけだから。

    みんなで協力してやればいいじゃんといつも思うけど。
    だから人のために働く人を増やしていきたいよね。

    座右の銘は?

    座右の銘を教えてください!

    【大坪Answer】
    人は人隣に人と成る(ひとはひとのとなりにひととなる)はよく言うかな。
    人は一人では人間じゃない、誰かとコミュニケーションをとることが大事。人といるから人になれる。

    コンセプトは「和を以て貴しとなす」とすごい近いんだけどね。

    なるほど、ありがとうございました。

    まとめ

    最後までご覧いただきありがとうござました。
    ちょっと不思議な弊社代表に、デザインのことを全く知らないライターとして色々質問をぶつけてみました。

    何か気づきがあれば幸いです。